07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

辻邦生への旅② 多磨霊園 

辻邦生さんが亡くなったのは、平成11年(1999)7月29日。73歳でした。
あれからもう18年になるのですね。
当時、ワタクシは家族で鳥取の海へ出かけていて、帰宅した日の新聞で訃報に触れたのでした。その時の衝撃を、ついこの前のことのようにまざまざと思い出します。

学習院大学史料館でこの時期に催される辻邦生に関する展覧会も、命日にあわせてなんですね。辻さんはことのほか夏が大好きだったという意味でも、この時期がふさわしく感じられます。
辻さんの命日は「園生忌」と呼ばれます。初期、というよりも高校(旧制松本高校)時代に書いた短編「遠い園生」に由来するものでしょう。

遠い園生


8月4日、学習院大学をあとに、辻さんの眠る多磨霊園へ向かいました。

170804多摩霊園


広~い霊園に人影なく

170804多摩霊園2


百日紅の花のみが鮮やかな彩りを見せていました。

170804百日紅


170804辻家の墓


奥様の佐保子さんは平成23年(2011)逝去。
墓誌には並んでその名前が刻まれていました。あちらで、また仲良くおしゃべりされていることでしょう。

2015年に亡くなられた女性の名前もありましたが、辻邦生の妹さんのようです。
ご冥福をお祈りします。


多磨霊園には、多くの文学者が眠っていらっしゃいます。
駅前の地図から(クリックで拡大します)

170804地図

Posted on 2017/08/08 Tue. 12:31 [edit]

category: 辻邦生

TB: 0    CM: 5

08

辻邦生への旅① 「夏の砦」展 

「永遠の光アルカディアー辻邦生『夏の砦』を書いた頃」というミニ展覧会が学習院大学史料館で開かれています。2017.7.18~8.11

辻邦生チラシ_ページ_1


行ってきました(8月4日)!


学習院大学の正門

170804学習院大学

辻邦生は35年間にわたって学習院大学で教鞭をとりました(フランス文学科)。自筆原稿、創作ノートなど多くの資料は学習院大学に寄贈されているのです。


170804辻邦生展


史料館はとても素敵な建物でした。

170804資料館2


和と洋が調和していて、辻邦生展にぴったりではありませんか!

170804資料館

明治42年(1909)、図書館として竣工したのだそう。
国登録有形文化財の指定を受けています。


10時15分前に着いてしまったのですが、わぁすでに開館!

170804開館中2


受付

170804受付


ワタクシ、この日の一番乗りでした。
胸を高鳴らせてゆっくり拝見。

170804夏の砦展



自筆の原稿や、ノート類なども展示

170804ノート


ワタクシひとりじめ状態で、『夏の砦』ワールドに浸ったひとときでした。

『夏の砦』は昭和41年(1966)、書き下ろし長編小説叢書として刊行。
初めての書き下ろし長編ということや、主題と素材の複雑さなどから、完成までにかなりの年月をかけています。
展覧会ではそのあたりの苦悩や努力を知ることもできました。

↓図録から抜粋
1958年(昭和33): 佐保子(奥様)から幼少期の思い出を聞く(このとき書き留めたエピソードが「夏の砦」の素材となった)
1963年(昭和38): 8月、北八ヶ岳稲子にて「夏の砦」の作品化を思い立ち、執筆にとりかかる。
1964年(昭和39): 「夏の砦」第一稿を執筆
1965年(昭和40): 「夏の砦」第二稿を執筆
1966年(昭和41): 4~6月、担当編集者坂本一亀や福永武彦のアドヴァイスを受けて「夏の砦」第三稿を執筆、これを決定稿とする。
1971年(昭和46): 新鋭作家叢書『辻邦生集』(河出書房新社)に「夏の砦」収録



ワタクシが辻邦生を知ったのは、もう少し後のことで、新鋭作家叢書『辻邦生集』を持っていないのが残念。
学生時代の終わり頃、『夏の砦』の前に出た長編『廻廊にて』とあわせて、耽読したものです。
もう一度、卒論を書くことがあるとしたら、今度は辻邦生にしようと思いながら、中世に編まれた日記や歌集にかかりきりになっていたことを思い出します(笑)


河出書房新社の坂本一亀編集長(坂本龍一氏のお父様)に「激励され、威嚇され、叱咤されて」長編小説にとりかかったとか。
↓クリックで大きくなります。

170804編集者


タイトルも、最初は「迷宮の記憶」!

170804迷宮の記憶

おそるおそる「写真はだめでしょうね」とお聞きしてみたら、大丈夫ですよ、どうぞ、どうぞ、とおっしゃっていただき、うれしい限り。
笑顔の素敵な学芸員のTさんからいろいろお話をうかがうことができ、ワタクシも厚かましく親近感いっぱいにしゃべり^^;、過去の図録までたくさんいただいてしまったのでした。
うれしい~っ。ありがとうございました。

170804図録

ここまで書いてきて、辻邦生って誰? 「夏の砦」ってどんな内容? と思われる方も多いのではと気づきました。
「夏の砦」に寄せるワタクシの思いもあわせて、いつかご紹介できればと思います。
長なるで~(笑)
今回は、このへんで。
「辻邦生への旅」は続きます。


※永遠の光アルカディアー辻邦生『夏の砦』を書いた頃
8月11日(金・祝)まで
学習院大学史料館
東京都豊島区目白1-5-1
TEL 03-5992-1173

Posted on 2017/08/07 Mon. 10:36 [edit]

category: 辻邦生

TB: 0    CM: 0

07

ひとりたび 

2~3日、ちょっと奈良をはなれます。

170802旅

辻邦生への旅、行ってきまーす。

Posted on 2017/08/02 Wed. 13:29 [edit]

category: 辻邦生

TB: 0    CM: 0

02

神戸で 

所用あり、神戸へ。

170731神戸


奈良から三ノ宮まで、一直線で1時間30分弱。
海と山、高層ビル…。奈良とはまるで違う風情に一瞬、テンションが上がるのですが、
神戸に住んだ数年間、進む道を求めてあがいていた日々、そうしてあの震災。などなどが思い出されてしんみり。

友人と食事して、日が暮れるまでおしゃべり。
写真は2枚だけでした^^;

170731神戸2

↑toiletから

Posted on 2017/08/01 Tue. 21:39 [edit]

category: 県外

TB: 0    CM: 0

01

夏の金剛山 

6月(→)に続いて、またまた金剛山へ。

7月27日
コース:JR和歌山線北宇智駅~御霊神社~(天ヶ滝新道)~中の平~伏見峠~ちはや園地~葛木神社~転法輪寺~国見城跡(時計広場)
下山は(郵便道で)~高天彦神社~かもきみの湯~(バス)~御所駅

メンバー:3人(PANDORAさん、elsurさん、かぎろひ)

この日の天気予報は午後から60%の降水確率。
晴天を信じて疑いもしていなかったので、びっくり。うそー。わ、ワタクシのせい? やはり、アメオンナ…^^;
相談の結果、午前中は降らなさそうだから、決行しましょうということに。万が一、山頂で雨に見舞われたらロープウェイという選択肢も入れ、臨機応変でねとゴー!


JR北宇智駅、朝7時59分着

170727北宇智駅


駅舎のツバメの巣は空っぽ。すっかり巣立ちを果たしたよう。オメデトウ~!→


北宇智駅から登山口までは約3.3km。
御霊神社に立ち寄ったり

170727御霊神社


あれから(→)ずいぶん大きくなった稲穂にカンドーを覚えながら

170727稲穂


いざ、お山へ

170727スタート道標


こんな暑い時期に、金剛山に登るなんて、大丈夫やろか。。迷惑かけないやろか。。
かなり不安をもってこの日を迎えたのでしたが


時折、樹間から見える向こうのお山に歓声を上げたり

170727音羽三山

↑右手は音羽三山、左に見えるのは額井岳?


あれはどのあたりかなあと目を凝らしたり

170727下界

植物に詳しいPANDORAさんに名前を教えてもらったりしながら、なかなか快適な山歩きとなったのでした。

170727山道



山上の不動明王さんにご挨拶。

「うむ、よう来た!」
170727不動明王



下山は郵便道で。

170727下山

↑ながーい階段が曲者でね。登りでこの道を通ったときは、かなりしんどかったので(→)、今回は下りで。


170727下山2


山歩きの終盤で、突然の豪雨に遭いましたが、しばらく小屋に避難。

雨上がり、道を下りながら、お山を振り仰ぐと、おお!

170727下山後

何度も何度も振り返りつつ、その幻想的な風景にうっとり。

170727下山後3

↑高天彦神社のご神体、白雲岳がいよいよ美しく神秘的


東の山々も

170727下山東3

こんな風景に出あえるのなら、雨も大歓迎やね、と思えるのでした。

170727下山後5


意表をついて出現した蓮田にもテンション上がりました!

170727蓮




かもきみの湯でゆっくり汗を流して、バスで御所駅まで。

170727かもきみの湯

山歩きは初めてご一緒したメンバーでしたが、頂上めざして歩いた後はもう同志のような信頼感と親近感。
とても楽しい1日となりました。
夏の低山歩きも捨てがたいね。調子にのるヤツ(笑)

PANDORAさん、elsurさん、ありがとうございました。

PANDORAさんがすでにブログアップされています→
elsurさんブログ→

Posted on 2017/07/29 Sat. 13:38 [edit]

category:

TB: 0    CM: 2

29