かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
唐招提寺金堂

写真は、8月23日、萩の花がほころび始めていた唐招提寺金堂前。
金堂の落慶法要は、11月1日~3日。
この間のスケジュールは教えていただいたのだが、どうやら一般拝観はかなりきびしい状況になりそうなので、ここでの詳しいご紹介は控えたい。
なにしろ、招待客だけで1000~1300人。
たとえ、かけつけたとしても、近くからの金堂拝観は難しいと思われる。
4日以降のご参拝をおすすめしたい。
とはいえ、10年の大修理を終えた落慶法要に立ち合いたい気持ちは誰しもありますよね。
慶讃法要、舞楽奉納、壬生狂言、能、中国僧による奉納や楽曲奉納など3日間びっしりとスケジュールが組まれているのだ。
でも冷静になって、やっぱり4日以降にしましょう。
法要の様子はテレビでどうぞ。
11月3日7時55分~10時54分、TBS「唐招提寺1200年の謎」という番組で、ライブをまじえ放映される予定。
金堂の屋根瓦は、約80%が新しく焼かれたもの。
流用された20%の古瓦は東の屋根に集められている。

屋根瓦の色が違うのがわかりますか。
もう少し近づいてみると。

ねっ、中央が濃い色で、両側は微妙なグラデーションを描いているでしょっ。
一番多いのが明治のものらしい(このあたりきちんとした取材を経ていませんので念のため)。
金堂の背面(北側)へ回ると。

右から数えて4本目の柱(中央の扉の右)だけが新しくなった。
色がやや明るいのがみてとれる。

金堂の北側にある講堂(国宝)。
平城宮の東朝集殿を移築したものとして知られる。

ここに、現在、金堂仏が数体(6体だったかな)安置されている。
梵天、帝釈天、四天王立像。
もちろん全てが国宝。
金堂へ戻されてしまうと、ちょっと見にくくなる(失礼、拝しにくくなる)と思われるので、ある意味、今がチャンス。
ここでは、間近で、ゆっくりのんびりと、心ゆくまで拝すことができる。
今日はここまで。
しばらく、唐招提寺の話題でいきま~す。
- 関連記事
25
« 唐招提寺金堂の鴟尾 | 唐招提寺地蔵堂特別開扉 »
コメント
椿さん
はじめまして。
コメントうれしく読ませていただきました。
励みになります。
椿さんのブログ拝見しました。
椿姫ちゃん、とってもかわいい。
ほのぼのとした日記で癒やされました。
それと、あのケーキ。
思わずニコリ。食べた~い。
最後になりましたが、この前の地震は相当きつかったことと思います。
どうぞご用心ください。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2009/08/25 19:57 | edit
こんにちは。
静岡県西部在住の椿と申します。
奈良が好きで ブログの検索をしていたら ナラ咲くを見つけ そこからおじゃましました^^
唐招提寺の大修理は いろいろ検索をしていましたが 詳しい情報は少なく かぎろひさんのブログを読ませて頂いて とっても嬉しく思い 思わずコメントしてしまいました。
2年半前に 奈良へ伺った時には まだ金堂は工事中のテントで覆われて見えない状態でした。
TBSの修理・解体番組も 途中までは見ましたが 4年ぐらいはみる機会を逃していました。
なので これから ブログ楽しみに読ませていただきますね(^O^)
Comment
list
コメントの投稿
Comment
form
| h o m e |