かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
マルコ山から束明神古墳へ

飛鳥駅前の総合案内所「飛鳥びとの館」へ納品に行く。
その後、いつものように、どこへ行こうか思案した結果、先日から、かぎろひ掲示板で話題になっていた束明神古墳のほうへ行くことに決定。
今日歩いたのは、
飛鳥駅→岩屋山古墳→マルコ山古墳→束明神古墳→岡宮天皇陵→壷阪山駅
真弓の丘から佐田の丘へというコース。
近鉄吉野線から西側の地域って、実はちょっと好き。
観光コースからはずれるのだろう、驚くほど人が少ない。
しかし、点在する古墳群は超一級。
あっけらかんとした石舞台古墳などと違い、どこか湿り気を帯びたこれらの古墳群の中を行くのは、実のところ、少し不気味でこわくもあるのだが、不思議な魅力があるのも事実。
今日もまた土地の人以外誰にも会わなかったなあ。
暑かった~。

近鉄飛鳥駅のすぐ西、岩屋山古墳。
7世紀の古墳とみられているが、高度な技術による精巧な石室がみごと。
巨大な花崗岩の切石が美しい。

マルコ山古墳。
二段築成の六角形墳と考えられている。
夏草におおわれた古墳の前には、花が飾られていた。

真弓の丘から佐田への山道。東へ開ける景色がいい。

被葬者は草壁皇子説が有力な束明神古墳と、春日神社(古墳は境内にある)。
発掘調査がされて新聞紙上をにぎわしたのは昭和59年。
奈良で住み始めた頃だったか。

宮内庁が定める岡宮天皇(草壁皇子)陵と、隣の素盞鳴命神社
屋根をたたいて降ってきた木の実と、周りの田園風景
真弓の丘を歩いてきたから、連勝を確信していたのに、負けたとは

ハッ、真弓の丘を越えたのがまずかった!?
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コメント
たきさん
コメントありがとうございます。
マルコ山古墳から束明神古墳までの道は、当てずっぽうで歩きました。
だいたいの方向がわかっているので、不安ながらも行ったのですが、畑と田んぼと山の道でした~。
きっとた同じ道だったでしょうね。
私のほうこそ、たきさんの文章がなければ行く気にならなかったと思います。
20年ほども前のことを思い出しました。
ありがとうございました。
URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2009/08/30 14:58 | edit
懐かしく拝見しました。
たぶん同じ様なコースを歩いたと思うのですが当時のメモ書き以外思い出しません。
初めて束明神古墳を見た時は「これが古墳か!」と驚いたのは覚えています。
素盋鳴命神社境内の右側の木々を見て「ここで出会ったのだ」と懐かしく見入っています。
もう見ることも無いだろうと思っていましただけに嬉しかったです。
URL | たき #79D/WHSg | 2009/08/30 11:15 | edit
メグさん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
私が歩いた道はちょっとわかりにくかったです^^;
何しろ道標はない、同じような景色、不安と怖さでドキドキしながら1人辿りました。暑かったし、だあれもいないし。
でもいい道でしたよ。
高取町から入ると、結構わかりやすいのですが、丘越えの風情は味わえないかも。
もう少し涼しくなってからどうぞ。
彼岸花も咲き始めるでしょう。
メグさんのブログを楽しみにしている人は多いと思います。
ゆっくりお待ちしていますね。
URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2009/08/30 08:13 | edit
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