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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

20年に1度のお地蔵さんまつり 

高野山麓の実家へ帰ることが頻繁になってから、“これは奈良で「生活と風習と」を取材している場合ではないゾ”と感じることが多い。

高野山麓の山間部にある小さな集落には昔から受け継がれている風習といったものが結構あるのだ。
10代で実家を離れ、年に1、2度ぐらいしか帰郷していなかったワタクシには、知らないこと、物珍しいことも数少なくない。

1月24日(日)に行われた集落あげてのイベントもそのひとつ。
20年に1度のお地蔵さんの上遷宮。

へえっ、神社の遷宮はよく聞くけど、地蔵堂にもそんなんあるんや~。


ワタクシは直接には関わらなかったけれど、ずいぶん前から本番に向けて準備がなされていた。
寄付を募る。
在住の人からだけではなくて、以前住んでいた人とか親戚とか。

本番3日ぐらい前からどっぷりと準備に入る。
掃除、買い出し、前日は1日がかり、総出で餅つき。
女性陣はそのためのまかないに大わらわ。おでんやおにぎりを作る。

まあ、その間に飲んだり食べたりしゃべったりの、懇親の意味も深いようだ。
農閑期の娯楽、などと言ったら怒られそうだが。

24日の当日。
地蔵堂はきれいに飾られ、お供えがいっぱい。

集落の真ん中にあるお地蔵さんには、ワタクシも幼少時から親しんできた。
学校帰り、ここで道草して遊ぶ。夏休みには、首にカードをぶらさげてラジオ体操。
遊ぶ約束はいつも「お地蔵さんの前で」だった。

この日、式典や読経、お祈りの後、餅まきがあった。
過疎化が進むこの集落に人が集まり、なかなかの賑わい。

よし、餅拾いするぞ~♪、と張り切ってのぞんだワタクシ。
が、結果は惨憺たるもの。頭や顔にあたるのに、なかなか拾えないのだ。
陣取った場所が悪かったのか、あまり飛んでこないし。

ヨタヨタとやってきて、いちばん前にすわりこんだ父よりも少ないのを見たときは、ちょっと落ち込んだ。
弟が「オヤジのそばの人はみんな遠慮するからなあ」と慰めてくれたのだが。
1度餅拾いの経験がある娘は「餅が自分のとこへ来るのを待っとったらアカンで。取りに行かな」

ふむふむ、なるほど、なるほど、そうか、そうか。
この経験を生かして、次の機会にはもう少し成果が上げられそうな気がしてきた(それっていつや~、20年先か~、何歳や~)。

でもラッキーなこともあったicon22
拾った数少ないお餅の中に色つきがあるなと思っていたら、これが何と景品の当たりクジ。

何が当たったかって、レアな地ビール1本!
今年これからなんかいいことありそうよね。

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Posted on 2010/01/25 Mon. 00:44 [edit]

category: 高野山麓から

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コメント

 

野の譜さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
旅行先で餅拾いされたなんて、思い出に残りますね。
トースターは、ちょっと笑い話のよう。
でも、餅拾いって、結構難しいものですね。
運動神経が必要かも。
あっと思ったら、すでに誰かの手に、ですもの。
次回は頑張ります。
五條で取材したときは、御霊神社で、餅をまかせていただいたことがあります。これも初経験で楽しかった~。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2010/01/25 20:53 | edit

 

こんにちは
珍しいお地蔵さんの上遷宮、楽しく読ませていただきました。
何をするにも下準備が大変。でもそれも楽しいのでしょうね。
かぎろいさんなら20年後+20年後も大丈夫でしょう。その頃には
お父様のようにお餅に取り囲まれたりして・・。
地ビールおめでとうございます。かぎろいさんで良かった。下戸には困ります。
実は私も餅拾い二度経験があります。旅行で四国の宇和島に行く途中の神社で偶然。黄色いお餅を拾ったらトースターが当たり、道中持って歩くのもと
思い辞退しました。
能登半島では結婚の花嫁菓子と赤いお餅を大屋根から紋付き袴姿の男性がまいているのに出会い、漁師のお母さんたちに混じり浜辺で砂に足を取られながら拾いました。旅行中の一食が助かった懐かしい思い出です。
これからも高野山麓の風習お知らせください。楽しみにしています。

URL | 野の譜 #79D/WHSg | 2010/01/25 11:49 | edit

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