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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

京都へ 


4月7日、学生時代の友だち2人(ぴいちゃん、Nさん)と京都で待ち合わせた。

いちばんの目的は京都市美術館で開会中の「日本南画院展」の鑑賞。
数年前、『かぎろひの大和路』の古くからの読者でもある野の譜さんから招待状をいただき鑑賞してからというもの、毎年心待ちにするようになった。

それは、ぴいちゃんと1年に1度必ず会える楽しみにもつながっているのだが、今年はNさんも加わって一気に学生時代へともどっていったのだった。

「授業サボって、このへん来たことあるよね」とぴいちゃん。

ええっ。覚えてないよ。マジメだったと思い込んでいるワタクシ、お連れが違うんじゃないの?
「私もいた?」と確認すると「いたわよ」^^;

楽しかった(はずの)ことをすっかり忘れているどころか、よぉく考えてみたら結構サボったのに真面目だったと自惚れているノーテンキなワタクシと、顔ぶれまで覚えているぴいちゃん。

この違い、ぴいちゃんとの差を、この後もまざまざと感じさせられることになる。

水墨画に対して、一筆でさらりと描くようなイメージを持っていたワタクシ、南画院展に接するようになって、単純な思いを恥じ、鑑賞の幅も広がったと思う。
南画院展に出品されているのは、それはもう細部まで丹念に描かれ、しかも100号、120号という大作ばかり。完成までいったいどれほどの日月を要したのだろうと、ため息をついてしまう。
モノクロの濃淡なのに、色彩も感じられる奥の深い世界。

今回の野の譜さんの作品は、谷汲山・横蔵寺の境内が描かれているということだけは前もってわかっていた。
ワタクシには未知の土地。
なのに、テーマになった土地について調べてみようとさえしなかった。
いっぽう、谷汲山・華厳寺へ何度も行っているぴいちゃんはその奥の橫蔵寺はまだだからと、鑑賞前に現地まで足を運んだというのである。

鑑賞時にはそんなことを語ることもなかったぴいちゃんが、その夜書き込んでくれた掲示板の内容を見て驚いた。野の譜さんが描かれていたのとまさに同じ構図の写真もあったのだ。

これには、野の譜さんも驚かれた様子。

そして、その後掲示板に書き込まれた、しげよしさんの感想もすばらしい。
詩人ならではの感性、視点から編み出された文章は、それ自体が文芸作品となっている。

掲示板参照。
http://8322.teacup.com/kagiroi/bbs

野の譜さんの作品タイトルは「冬青草」。
ものみな凍える冬のさなかにあって、緑の葉をしなやかに伸ばす草が描かれていた。

これまで観てきた野の譜さんのどの絵からも、草や樹木のエネルギー、生命力といったものを感じたように思う。

12室まである膨大な作品群に圧倒されながら鑑賞し、最後に3人とも自然に「冬青草」の前にもどり、その前で黙って数分を過ごしてから、会場を後にした。

……………………………………

第一目的を終えた後は、おきまりの食事とおしゃべり。
それから、平安神宮にも立ち寄り、紅しだれの華やかな世界を満喫、思い出に残る楽しい1日となったのだった。





野の譜さんのブログ「野の譜つれづれ」
http://blog.goo.ne.jp/nonohu_2009

ぴいちゃんのブログ「こころ模様」
http://red.ap.teacup.com/miyochan/

そうして、昨日お気に入りブログ「la・la・la」をお訪ねしたら、南画院展で観てきたばかりの絵のことが書かれていてまたびっくり。
「日本南画院展」今年は第50回記念だそうで、先生方の屏風絵の展示もあった。「la・la・la」は印象に残っていた桜の絵の作家、堀江春美先生とのご縁に触れられていた。完成前に見せていただいているのだという。
http://lalalasayu.jugem.jp/?eid=709


※日本南画院展
京都展は4月11日(日)まで。
大阪展は4月20日(火)~25日(日)
大阪市立美術館地下展覧会室





野の譜さんから頂戴したご招待はがきが手元に1枚あります。
ご希望の方にお送りいたしますので、右のオーナーへメッセージからお申し込みください。
2名様が鑑賞できます。

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Posted on 2010/04/09 Fri. 18:40 [edit]

category: 県外

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コメント

 

ミヤコさん
おはようございます。
こちらにまでコメントありがとうございます。
ミヤコさんのブログはいつもゴージャスで別世界を感じます。
ぴいちゃんと会うと必ずミヤコさんのおうわさ申し上げているんですよ。素敵ねえ、って。
ご連絡ありがとうございます。
本日、「冬青草」のポストカードをお送りさせていただきます。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2010/05/19 05:13 | edit

 

素晴らしいブログです♪
訪問させていただいた事は、あるのですがご挨拶申し上げなかった無礼をお許し下さい。
皆様の集いの輪が素敵すぎて♪
輝いていられるのが、まぶしくて遠方よりの拝見になっていました♪
桜の美しい日のご学友三人さまの感動と楽しい一日が鮮明に甦ってきました。
今回は「南画院展」の輪にお招きいただき喜びに満たされています。
野の譜さまの絵葉書の件は誠にありがたく光栄でございます♪

URL | ミヤコ #79D/WHSg | 2010/05/19 00:28 | edit

 

さゅ♪さん
こんばんは!
コメントありがとうございます。
「南画院展」を観て感動をもらってきた夜にさゅ♪さんのブログでしょ、ほんとにビックリしました。
それにしても、お描きになっているところをご覧になっているとは、貴重な経験ですね。
また、違う感慨があることでしょう。
楽しみはあとに…ですね。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2010/04/12 00:30 | edit

 

かぎろひさま、こんにちは!
ご縁とは異なもの…ですね。
結局、今日も急な会議が入って京都展に行けずじまい。
大阪まで追っかけて観に行きたいと思っています。
野の譜さんのおっしゃるとおり、堀江先生は、さくらの花のように
強くて優しくて可憐な方です。
満開前の寒い時期に見せていただき、許可を得てお写真の掲載
させていただきました。

URL | さゅ♪ #79D/WHSg | 2010/04/11 17:58 | edit

 

野の譜さん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
鑑賞の楽しみに加えて、旧友に会える喜び、幸せに思っています。
感謝申し上げます。
それにしても世間は狭いというか、奇遇なご縁が多いですね。
今日もそんな体験をしてまいりました。
生きる喜びですね。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2010/04/10 20:21 | edit

 

こんばんは
南画院展御鑑賞、ブログでのご紹介いつも本当に有難うございます。
丁寧なご鑑賞にさぞお疲れになられたことと存じます。
写真どれも素敵で昼食の美味しそうなこと。京都らしく、あそこのお店かな?
展覧会+楽しい集まり=私の喜びと感謝です。
堀江春美先生、作品の桜のように華やかで明るい素敵な先生です。
制作のご様子を伺えて嬉しかったです。
厚くお礼申しあげます。

URL | 野の譜 #79D/WHSg | 2010/04/10 19:42 | edit

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