かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
静岡から新茶のご縁

憧れの富士山の切手が3枚も貼ってある!
う~ん、どなたかしら?
開封してまた驚く。
新茶が!!
「希岩の恵みいらくぼ」八十八夜新茶、なるものが入っていたのである。

…奈良八重桜を愛でる会に参加でき、たいへん有意義な一日でした。
あなたに出会えたのもその1つです。
本日、新茶を少々お届けいたします。
お仕事の合間にいっぷく召し上がってください。
今年は富士山も雪がかなり残っていて、朝夕眺めております。
またお目にかかれる機会があれば…と願っています。
そうそう、そうだった~♪
過日のイベント「いにしえの奈良八重桜、再発見の集い」で、奇遇な出会いがあったのだ。
イベントの始まりは、森谷英俊興福寺執事長の講話を聴くというもので、集合は興福寺会館だった。
三重塔の奥にあるこの場所はわかりにくいので、ワタクシ三条通りに近い石段に立ち、誘導する役にあたっていた。

三重塔あたりの静かな風情をたっぷり味わうかのような感じで、しかも初めてではない様子が見てとれた。
写真を撮リ合っていらっしゃるので、「ご一緒のとこお撮りしましょか~」「すみませんね、お願いしようかしら」「どちらからですか」「静岡なんですよ」「遠くからありがとうございます」というような、たわいない会話をして、それきり忘れていた。
そうして、昼食会場の奈良ロイヤルホテルで。
1人だけスタッフ席からあぶれることになり、なぜかワタクシがお客様とご一緒のテーブルへ。
「失礼します」と席につくと、
「あっ」「確か朝の…」「奇遇ですね!」
それから、Tさんが法華寺に思い入れがあるということ、富士山がお家から見えるという話などをお聞きして盛り上がる。
今から考えると、奈良の話よりも、富士山の話ばかりしていたような気がする。
せっかく好きな奈良へいらっしゃったのに、申し訳なかったなあ。
数年前、仕事が一段落した早朝、突然思い立ってJR奈良駅始発の電車で富士山を見に行ったことがある(青春18きっぷで。無謀^^;)。
日帰り予定だったが、富士山が顔を出してくれないので1泊。
それから、昨年2月「忍野八海をめぐる旅」ですばらしい富士山を見ることができた。


それから、それから。
娘の下宿シェアの相手が静岡の方なんですよ~。
私の夢は、富士山を見ながらハイキングすることなんです。
などなど、お酒も入ってないのに、初対面の方にべらべらしゃべったワタクシ。
いやぁ、普段は寡黙なほうなんだけど、波長が合ったというか、不思議なご縁を感じていたのだった。
どうやら、それはワタクシだけではなかったようで、Tさんは「あなたとはご縁を感じますので、ここへ住所と名前を書いてくれませんか」
もちろん、ワタクシは名刺をお渡しして、その時初めて自己紹介をした。
というような経緯の、新茶だったのである。
こういう思いがけない出会いこそ、人生の醍醐味といったものではないか、と思わずにはいられない。

写真は、送っていただいた新茶。
山の吉原で“馬糞岩(まぐそいわ)”と呼ばれる土壌は、風雨にさらされるとボロボロと細かな粒子に変わり、水はけの良い茶樹の育ちやすい環境を作り上げます。
ゆっくり味わいたいと思います。
土谷さん、ありがとうございました。
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