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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

子守歌の効用 

ついぞ思い出すことなぞなかったのに、赤ん坊を抱っこして寝かしつけようとしたとき、子守歌が自然に口をついて出てきたのには驚いた。

そういえば、娘らが赤ちゃんのとき、子守歌をうたった。
上の娘はたしかに、ワタクシのうたう(下手くそな)子守歌でも眠りについた。
ところが、下の娘は、ワタクシが子守歌をうたうと、きまって笑い出す失礼なやつだったなあ。

20余年ぶりにうたってみると、ほほほ、孫には効力ありと実感。ええ子や。

ワタクシがおもに愛唱するのは、いうところの三大子守歌。
中学のときに習った。

♪ね~むれ~ ね~むれ~ ははのむねに 「シューベルトの子守歌」


♪ねむれよいこよ~ 「モーツァルトの子守歌」(って習ったけど、本当の作曲者はフリースというのが定説のよう)


♪ねむれ~よいこ~ ははのむねに 「ブラームスの子守歌」


なぜ、日本の子守歌をうたわないのか、って?
なんだか暗いもの。ほとんどが短調じゃないかなあ。哀愁を帯びて美しいメロディーなんだけれど、あま~いお乳のにおいのするやわらかな赤ん坊には似合わない気がしてしまうのだ。

メロディーだけではなくて、歌詞もかなりシュール(?)
有名な子守歌をちょっと検証をば。

五木の子守歌

ねんねした子の
かわいさむぞさ
起きて泣く子の面憎さ
起きて泣く子の面憎さ

ねんねいっぺんゆうて
眠らぬ奴は
頭たたいて尻ねずむ
頭たたいて尻ねずむ



江戸の子守歌

ねんねんころりよ おころりよ。
ぼうやはよい子だ ねんねしな。
ぼうやのお守りは どこへ行った。
あの山こえて 里へ行った。 



島原の子守歌

おどみゃ島原の おどみゃ島原の
ナシの木育ちよ
何のナシやら 何のナシやら
色気なしばよ しょうかいな
早よ寝ろ泣かんで オロロンバイ
鬼(おん)の池ン久助(きゅうすけ)どんの連れんこらるバイ



中国地方の子守歌

ねんねこ しゃっしゃりませ
寝た子の かわいさ
起きて 泣く子の
ねんころろ つらにくさ
ねんころろん ねんころろん



竹田の子守歌

守りもいやがる 盆から先にゃ
雪もちらつくし 子も泣くし
盆がきたとて なにうれしかろ
帷子(かたびら)はなし 帯はなし
この子よう泣く 守りをばいじる
守りも一日 やせるやら


ね、赤ん坊を抱っこして、ただただかわいいと思い、ゆらゆらさせながら眠りへ導こうというときに、歌う気になれないでしょ。
気持ちがどんどん暗くなっていきそうで…^^;

これはもう、日本の時代背景や風土をうつした民俗歌謡とでもいうもので、寝かしつけるための「子守歌」ではないのかも。

ま、そういうわけで、単純に、♪ね~むれ~ とやっている次第。

ところで、どの子守歌がいちばん効果があると思われます?
その子にもよるのだろうけど、うちの場合はシューベルトかな。




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Posted on 2013/08/28 Wed. 06:47 [edit]

category: 日記

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コメント

 

円亀山人さん
おはようございます!
昨日は炎天下、歩きすぎたせいか、バタンキューでした。
一夜明けて、筋肉痛はありませんが、足裏の痛みと日焼けによる(?)ヒリヒリ感が残っています。
天満敦子、たくさん聴いているわけではないのですが、音楽的な才能に加えて日本人の情念のようなものを感じます。音楽の中に、ぐぐっとのめり込んでしまいます。この方も、“ながら”では無理ですね。
自伝も出されているのですね。生い立ちとか背景とかは全く存じません。
円亀さん、ほんとに幅広く深い知識をお持ちで、いつも尊敬しております。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2013/08/30 07:10 | edit

 

さすが、かぎろひさん。よくご存じですね。
余計なこと書いて(恥)!
天満敦子は「望郷のバラード」(バラダ)やモンティの「チャルダッシュ」が
有名ですが、大胆にして繊細なヴァイオリンの腕前は凄いです。
他のクラシックの演奏をもっと聴きたい人です。
(若い頃、丸山真男や井上光晴にひいきにされたと自伝で述べているように、少し風変りな点もいい!)。
11月には当県でリサイタルがあるので楽しみにしています。
なお、「ねむの木の子守歌」というCDは、天満オタクの小林亜星の思い入
れから産まれたようなもので彼の曲が6曲も入っています。

URL | 円亀山人 #79D/WHSg | 2013/08/29 21:33 | edit

 

円亀山人さん
こんばんは!
「ねむの木の子守歌」は、そらで歌えるくらいに知っています。もしかしたら、高校時代の音楽部で歌ったのかもしれません。よく覚えていないのですが^^;
ただ、寝かしつけるにはちょっと、かな。
天満敦子さん、私も大ファンですよ。「ねむの木の子守歌」のヴァイオリンは知りませんが、「望郷のバラード」は時々聴いています。昨年だったか、西大寺の秋篠音楽堂に来られて、行きたかったのですが、日程が合わず残念でした。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2013/08/29 20:31 | edit

 

日本の子守唄は寝かせる子のためではなく、子守をする側を歌ったものが大半ですね。辛い子守奉公の少女像をつい思い浮かべます。
新しいけれど「ねむの木の子守歌」は少し趣が異なります。
美智子皇后さまが聖心女学院高校時代に作詞し、故山本直純夫人である、
山本正美さんが曲をつけたものです。1965年、秋篠宮ご誕生の際に献上したそうです。一度、お聴きになってください。
私は同じタイトルのヴァイオリン演奏のCDを愛聴しています。
演奏者はスケールの大きな天満敦子で、この人のファンです。

URL | 円亀山人 #79D/WHSg | 2013/08/29 12:10 | edit

 

mihoさん
こんばんは!
御地はもう寒いくらいでは?
「ゆりかごのうた」もいいですね。
ときたま、やってますよ。
平井康三郎の、♪ゆ~りか~ごにゆ~れぇて~ という曲も大好きです。
今度、お孫さんに会うときは、きっとものすごく成長していますよ~

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2013/08/28 19:27 | edit

 

ちょっと涼しくなりましたね。
三大子守歌、お盆休みに初めて帰ってきた孫に、一応試したんですけど、抑揚があって、歌う方が「体力」いるので、結局毎回「ゆりかごのうた」に。
ただでさえ短い歌、一番の歌詞を延々聴かされ、しかも『眠くなるぞ~。ほらもう眠たいぞ~。』と暗示を掛けられながら。
・・・・・仕方ないので寝てくれました。
孫はばあちゃんの実力に適応してくれますね。

URL | miho #79D/WHSg | 2013/08/28 11:50 | edit

 

emirinさん
こんにちは!
忘れていたはずのことが、どんどん思い出されるから不思議ですね~
子どもの小さい頃のアルバム見てみようとか。
私も歌詞を完璧に覚えているわけではないので、ルールルー、とかやってますよ。歌詞がないほうが眠りやすいみたい。
>そっと下に降ろすと・・・起きた!
あるある、しょっちゅうですね。最近はお昼の眠り時間が短く浅くなっているような気がします。携帯音で起こしてしまったり…^^;

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2013/08/28 11:24 | edit

 

白雪さん
こんにちは!
ずいぶん涼しくなりましたね。動きやすくなったのでは。
>下のお姉ちゃんは正常である
まあ、泣かれなかったので、まだマシですかね。
>ギター子守唄
知りませんでした。聴いてみます。
へへ、自作でもちょっとやってますよ^^;

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2013/08/28 11:17 | edit

 

お早うございます!
うちの娘も、歌い出すと目がランランになって失礼なやつ・・でした(笑)
それでおんぶをして、寝かしつけ・・・・
寝たかなぁ~なんて思って、そっと下に降ろすと・・・起きた!
私が、根負けしてヘタバリました(>_<)
よくあったなぁ~!
「こんにちは赤ちゃん」も、歌っていたような~?
なんか歌謡曲を歌ってましたよ(笑)
三大子守歌・・・・
歌詞を見ないでも歌えるのは「モーツアルトの子守歌」だけです
1番だけですが(>_<)
そう言えば、日本は子守唄で、短調な曲でなんだか寂しいですね、泣いている様子や、辛い毎日のような感じで
忙しい日々、日本の昔の象徴のような感じで民謡ですよね。
子供が子守りをする辛い感じ・・。
向うの歌は、子供に語りかけて寝かしつける歌みたいな感じで
愛情が、いっぱいありますよね!
孫の時は、何を歌っていたのか・・さっぱりです(>_<)
多分、私が忙しかったと思います。

URL | emirin #79D/WHSg | 2013/08/28 09:36 | edit

 

おはようございます。
記事を読み感じたことは、下のお姉ちゃんは正常であると言うことです。
子守唄ならこの歌「ギター子守唄」でしょう。そして子守人自作の歌だと思いますよ。
スヤスヤとプリンみたいですね。

URL | 白雪 #79D/WHSg | 2013/08/28 08:10 | edit

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