かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
称徳天皇陵が!
西大寺駅から北東へ歩くと、まず出合うのが、称徳〈孝謙〉天皇高野陵(たかののみささぎ)に治定されている前方後円墳。
なぜか、この古墳の、もくもくっとした感じの樹木にひかれるワタクシ。
ほんまは称徳天皇高野陵と違うやろ、と内心では思っているのですが、古墳の樹木がちょっと華やいで豪華なところが、何だか女帝にふさわしいような気がしたりして気に入っています。
ところが、この日、ほんとうに驚きました


近づいてみます。

伐採されたようです。
以前の風格ある趣がないっ!

松枯れとか、虫がついたとか?
ちょっとショック。
近くで作業されていた方に聞いてみました。
伐採されたのはこの4月頃。
「松枯れとかなかったと思うけどね。ちょっと散髪しはったのと違います?」というお茶目なトーク。
以前の写真を見てみましょう(2007年3月撮影)。

ね、こんなに魅力的だったのにぃ。
でも正面の部分がちょっと黄色くなっているような?

残念ですが、病気にかかったのかもしれませんね。
古墳の写真をいっぱい見せられても、この「称徳天皇高野陵」だけは言い当てることができると思うほど樹木が個性的で素敵だと思っていたので、残念な気持ちが後を引きました^^;
何かわからないかしらとネット検索。我ながらシツコイ…^^;
で、見つけたぞぉ。宮内庁から依頼を受けて伐採作業をされた奈良の庭師さんのブログ

「やっと終わった宮内庁の仕事!!」でその様子を書かれていたのです。
その中にこんなフレーズがありましたよ。
松の剪定、支障木の伐採、剪定と公共の仕事では過去最大の仕事量でした。
もう二度としたくない感じでした。
松の剪定はわかるのですが、伐採は必要だったのか?
と思います。
立ち入り禁止の所なので良い自然の森って感じでしたよ。
http://ameblo.jp/mnkbg114/archive-1-201104.html
済んだことなので仕方がないとはいえ、本職の庭師さんが「伐採は必要だったのか?」と感じているのを読むと、またぞろ残念な気持ちがわいてくるのでした。
※山水河原者ラムジさん、勝手に引用して失礼しました。
お疲れさまですm(_ _)m
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コメント
eimirinさん
おはようございます! ってまだ暗いのですが^^;
わ、伐採しているときをご存じなんですか。
私はこの前初めて知って、目を疑いました!
まるで、以前の雰囲気がなくなりましたよね。
いつか、元のように戻るのでしょうか、ね。
URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2011/05/27 04:16 | edit
今晩は!
時々、ここの前を車で押熊方面に行きます・・
今日も行ってきました。
時々ではなく、結構通過しています。
そうです・・・伐採をしている時に通りましたよ!
チェンソーなどで木を切ってました、初めは私も枝だけを
切られると思っていたら・・・
数日後、通ったら・・・また中途半端な伐採に驚きでした。
手前だけ、切ったような・・・木も途中まで・・って感じで・・・
今でも、通る度に、変な切り方だな~・・と思っていたのですが・・・
伐採した方のブログを読みましたが・・・
そうだったのですね驚きです・・・これから何度見る事か・・
その度に・・・はっきり言って・・変な切り方です
なんでこんなふうになるのでしょうか・・・残念ですね。
明日も通るかも・・・(-_-;)
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