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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

盾形銅鏡と蛇行剣 

1月29日、富雄丸山古墳の現地見学会に行ってまいりました。

230129富雄丸山古墳


なんといっても驚きは、盾形の銅鏡と、曲がりくねったなが~い剣ですよね。

実物は、保存処理のために見ることはできませんでしたが、同じ大きさの模型や、わかりやすい図などが掲示されていて、世紀の発見を感じることができました。

盾形銅鏡。「鼉龍(だりゅう)文盾形銅鏡」と名づけられました。
読めへんやん。書けへんやん。画数が多すぎて…どんな文字やねん。
こんなんです。

230129だ

鼉龍って何やねん。
東京国立博物館の「鼉龍鏡」(重文)の説明を読むと⇒
鼉龍とは想像上の動物で、ワニの一種ともいわれている。この鏡は主として中国の環状乳神獣鏡をまねて作られた仿製鏡で、乳をめぐる蟠龍の長くのびた胴の上に神像と口に棒状のものをくわえた小獣形をおく。神像と蟠龍が頭を共有しているのがこの種の鏡の特徴である。


のだそう。

コトバンクの説明がわかりやすい。
古墳時代の仿製(ぼうせい)鏡の一種。内区の主要図像として,4ヵ所の乳(にゆう)(突起)にからむように長大な体軀をもつ怪獣像が配され,この像が古代中国の,ワニに似るという空想上の動物〈鼉竜〉を連想させることからこの名がつけられた。
しかしこの怪獣像は,中国製の画文帯環状乳神獣鏡を手本とし,そこにある神仙を背にのせた竜虎のたぐいの像を見て,古墳時代の鏡工人がさらに想像をはせて独自の怪異な像に作りかえたものである。


中国の鏡を真似たものの、日本の鏡工人が独特のデザインに変えた んですね。

当日いただいた資料から

230129だ龍文盾形道鏡
↑長さ約64㎝、幅約31㎝。鼉龍文。背面中央に鈕(ちゅう)


それにしても、盾形の銅鏡はこれまでに出土例がないとのことで、すごい発見ですね。
国宝になりそう。


もうひとつの発見、蛇行剣。現地見学会配布資料の表紙から。

230129蛇行剣

長さ約267㎝

230129蛇行剣4


発掘現場

230129蛇行剣2

寒い日でしたが、熱気あふれる現場でしたー。

当日配布された資料

230129資料

230119資料2

ダウンロードできます。⇒

以前の、富雄丸山古墳の現地説明会⇒★
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Posted on 2023/01/30 Mon. 21:42 [edit]

category: 発掘情報・古墳

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コメント

被葬者 


柿本さん こんばんは。コメントありがとうございます。

同じ日に行かれていたんですね。私はお昼いちばんぐらいだったので、残念ながらすれ違いでしたか。

以前、一度現地説明会に行ったきりですが、いろいろ興味深いですよね。被葬者も気になりますが、ナガスネヒコぐらいしか思い浮かびません(笑)

URL | かぎろひ #QyAQ.u3g | 2023/01/31 20:36 | edit

 

私も29日10時少し前に現地に行っていました。この古墳は3回発掘体験に参加して、「円形土製品」なるものを発見しているので特別の思い入れがあります。
鏡、剣、木棺の副葬品などから被葬者が分かり、古歴史が膨らむとよいすね。

URL | 柿本 正人 #- | 2023/01/31 15:22 | edit

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