07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

奈良国立博物館「貞慶」展 

奈良のお寺復興に尽力した人を挙げなさいと言われたら、誰の名前を出しますか?

東大寺なら、重源さん、公慶さん。西大寺の叡尊さん、それから桂昌院さん、隆光さん。えーと、それから、それから…

ワタクシ、考えても貞慶さんの名前は出なかったと思います。この特別展を見るまでは。


奈良国立博物館で「解脱上人 貞慶 ー鎌倉仏教の本流ー」展が開催されています。









貞慶さんって誰だっけ、誰だっけ、と思いながら博物館に入ったのに、出るときは、これからは奈良仏教復興の先駆者として1番目にこの方の名前をあげようと、熱く思ったのでした。


それほど、インパクトのある展覧会でした。

まっしろな状態で(何も知らない^^;)見始めたのに、最後には、貞慶さんの人物像がくっきりイメージできて感動を覚えていました。同時に、平安末期から鎌倉時代にかけての社会不安や、仏教とはいえ退廃の様相を呈していたのだろうという想像もふくらみました。
あの頃って、お寺が武装集団と化して、本来の仏教から離れていたのではないでしょうか。

貞慶さんはそんな風潮に嫌気がさした?
11歳という幼い頃に出家受戒した興福寺を出て、39歳で笠置寺に蟄居。

しかし、ああ嫌だ嫌だ、と世をはかなむのではなく、実はここから仏教を立て直そうと精力的に奔走するところがスゴイ!

興福寺の北円堂再建や唐招提寺の礼堂を修理したのも貞慶さんなんですってね。


そうそう、唐招提寺の釈迦念仏会(10月21日~23日)を始めたのもこの方。

毎年釈迦念仏会に公開されるという国宝の金亀舎利塔の展示もありました。
←絵はがきから










貞慶さんは晩年、笠置寺から海住山寺へ。

←十一面観音さんがお出ましになっていました(奥の院のもの、絵はがきから)











「南山城古寺探訪」というチラシを見ていたら、頭部のアップがありました。




感動したので書きたいことはたくさんあるのですが、あまり勝手な思い込みを披露するのもどうかと思いますので、このへんで。
ぜひ、博物館へ貞慶さんに会いに行ってくださいね。
そしてもっと顕彰しましょう。


チラシには「ストイックでアクティブ」と書かれていますが、貞慶さんはこんなカタカナで表現されるような軽いイメージではありません。
が、あまり知られていない貞慶さんに興味をもっていただこうとするコピーライターさんか博物館の先生の、ご苦労のほどを感じたのでした。



※解脱上人 貞慶 ー鎌倉仏教の本流ー
5月27日(日)まで
奈良国立博物館
→詳しくはこちら

解脱上人 貞慶フォーラム」も開催されるようです。

※さすがに、海住山寺のサイトでは、詳しく貞慶さんについてとりあげています。→こちら

興福寺のサイトでも貞慶さんの紹介をしてほしいなあと思いました^^;→興福寺

関連記事
スポンサーサイト

Posted on 2012/04/24 Tue. 00:24 [edit]

category: 奈良国立博物館

TB: --    CM: 2

24

コメント

 

白雪さん
こんばんは!
朝から、取材かたがた歩き回っていて、すっかり遅くなり申しわけございません^^;
貞慶さん、奈良の人はもっと顕彰しなければいけませんね。
ふめいを恥じております。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2012/04/24 21:48 | edit

 

19日に行ってきました。
昨日ならナビで西山先生?がこの特別展の意義とか知られていない貞慶さんだから知ってもらいたいと解説をされていました。
私も初めて知りました。

URL | 白雪 #79D/WHSg | 2012/04/24 09:45 | edit

Comment
list

コメントの投稿

Secret

Comment
form