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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

壱岐島出土の弥勒如来坐像 

奈良国立博物館で開催中の特別展・特別陳列「奈良博三昧-至高の仏教美術コレクション-」(⇒)。
8月17日から展示替えとなり、ワタクシ的にいちばんのお目当ては、弥勒如来坐像(長崎県鉢形嶺経塚出土)。

これまでも奈良博の展示で何度か目にしているのだけれど、今回は撮影可! 撮りたい(笑)

前期にも来ているので、今回はまず、弥勒如来さまへ、まっしぐら。

210825弥勒如来


去年、一支国博物館(⇒)へ行ったときに初めてこの方の存在を知り、壱岐島の出土なのになぜか奈良博に本物があるというのが、申しわけないような。一支国博物館では、我が島のお宝、というような感じでレプリカが置かれていたのが印象に残った。


210825弥勒如来3


奈良博の収蔵品データベースから⇒

重要文化財

弥勒如来坐像(長崎県鉢形嶺経塚出土)
滑石製 坐像
像高54.3 台座高10.7 台座径40.4
考古
平安時代 11世紀
延久3 1071


玄界灘に浮ぶ壱岐島の鉢形嶺経塚から出土した、滑石製の丸彫如来形坐像で、像底に長方形の内刳を施して、経巻を納めるように工夫し、像自体を経容器とした類例のない遺品である。右肩から背面腰部にかけて、延久3年(1071)に始まる願文が刻まれ、弥勒如来の出世にそなえて法華経を仏像の胎内に奉籠した旨が記されている。石像は頭部に螺髪(らほつ)を刻出し、衣を通肩にまとい法界定印を結び、別製の滑石製の蓮台の上に右足を上に結跏趺坐する。石材の制約上、膝張や膝の出の少ない地方作品ではあるが、全体の肉付は、平安後期前半にふさわしい量感をそなえている。蓮台の蓮肉部上面には九品往生印(くぼんおうじょういん)が刻まれ、その中には結縁者の名前が記され、弥勒信仰の複合のさまがうかがわれ、注目される。
(井口喜晴)


背面
210825弥勒如来背面

銘文
弥勒如来背面文

一支国博物館の解説がわかりやすい。⇒

石造弥勒如来坐像〔複製〕【実物は国指定重要文化財】〔古代平安時代末期〕

石造弥勒如来坐像 この石仏は、弥勒如来(みろくにょらい)という仏さまです。1071〔延久3〕年につくられたもので、当時、壱岐を治めていた佐伯良孝(さえきよしたか)が、肥後国〔現在の熊本県〕の慶因(けいいん)という仏師に作らせたものです。石仏の体内は空洞にして「法華経」の経典を納め、56億7千万年後に現れると信じられていた弥勒如来という仏さまに救ってもらうために土の中に埋めたものです。現存する日本最古の「作った人の名が刻まれた石仏」としても有名です。



望郷の念にかられていないだろうか…

210825魅力如来2


210826パソコン画面
↑パソコンのデスクトップ背景は壱岐の海
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Posted on 2021/08/26 Thu. 21:18 [edit]

category: 奈良国立博物館

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