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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

大出雲展 

8月24日、クラブツーリズムの専用電車「かぎろひ」試乗会で奈良ー京都を往復するという幸運に恵まれました。→こちら

行きは朝9時33分奈良発、帰りは京都発が4時43分。
試乗会に参加されたほとんどの方が往路だけだったのですが、ワタクシは、帰りも乗りた~い。

↓帰路の「かぎろひ」内。
うわっ、独占状態!




思いがけなく、京都でたっぷりの時間ができたのでした。

まずは、(あきらめていた)京都国立博物館の「大出雲展」へ。



大和と出雲のつながりは深~い。というよりも、出雲は大和以前の、神々の集うところ。

展覧会は、文字資料、埴輪群、出雲大社関連、青銅器などの出土品、神仏・神宝…、さまざまな角度から神秘的な出雲にせまるものでした。


↓技術の高さを物語る埴輪群(絵はがきから)






↓出雲大社の舞楽図屏風(狩野安成筆)(絵はがきから)





出雲大社のスケールが伝わる展示室は、撮影OKでうれしい♪

↓古代出雲大社の復元模型(10分の1)




↓出雲大社境内遺跡で見つかった宇豆柱(うづばしら)もお目見えしていました。
お、おおきい!!(↓右はパンフレットから)



同じ展示室で上映されていたビデオも興味深いものでした。

毎月1日、地元で代々続けられている「潮汲み」と言う禊の風習。
出雲大社の「まこもの神事」では、敷いた“まこも(真菰)”の上を神官さんが踏んで行き、その後、人々は“まこも”を持ち帰ってお供えし、無病息災や五穀豊穣を祈る…。

これを見て、過日取材した、磯城郡川西町のノガミ神事「下永のキョウ」で、“こも(菰)”がお供えの主役になっていたのを思い出しました。
お祭りの後、人々はこの菰を玄関先に飾る風習がありました。→icon52

それから、糸井神社(川西町)秋祭りでの所作は、出雲大社のものに似ていると、宮司さんがおっしゃっていましたっけ。

出雲系の神様は、大和一の宮の大神神社をはじめ、あちこちにまつられていることを考えても、興味深いですね。
大和と出雲。


↓荒神谷遺跡からおびただしい銅剣(1983年)が、加茂岩倉遺跡から銅鐸が(1996年)見つかったときは、たいへんな騒ぎになりましたね(写真は絵はがきから)。
「大出雲展」には、荒神谷遺跡の銅剣42本、銅矛16本、銅鐸5個、加茂岩倉遺跡の銅鐸15個、計78点が出品されています。




京博「大出雲展」の“見どころ”のところには
 出雲の考古学最大の発見は、荒神谷遺跡と加茂岩倉遺跡から出土した大量の青銅器です。これにより、日本古代史における出雲の位置づけが大きく変わりました。島根県外の公開ではいまだかつてない数量の青銅器は圧巻です。

と、書かれているのですが、島根県外の公開ではいまだかつてない、というところに大いにひっかかりました。

すいません、細かいところをつつくつもりはないのですが、加茂岩倉遺跡で39個の銅鐸が見つかった翌年(1997)、東京、大阪で開かれた「古代出雲文化展」を興奮して見たことを思い出しています。

大阪会場は、大阪市立美術館で。39個の銅鐸だけではなく、荒神谷遺跡出土の銅剣358本も壁面にずらりと並べられて、それはもう大迫力。出雲への視線がますます熱くなったのでした。

このとき、図録も買ったのですが、すぐにH氏に貸し、いまだ戻らないのを、しつこく覚えているワタクシ(返して~。向こうは忘れているでしょうな)。

15年も前になるので、記憶にも自信がなく、ネット検索してみました。→こちら


※「大出雲展」は9月9日(日)まで
京都国立博物館

※下記のブログも参考になります。
ちょっと奈良まで行ってきます→こちら
奈良倶楽部通信 partⅡ→こちら



京都国立博物館の西の通りは、サルスベリロードでした。


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Posted on 2012/08/28 Tue. 07:08 [edit]

category: 展覧会

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コメント

 

なむさいじょうさん
おはようございます!
>銅剣358本が並べられた光景は、さぞかし大迫力だったでしょうね。
そうなんですよ、15年前に見た印象が強すぎて、あの部屋だけがもの足りない感じでした(笑)。で、ついよけいなところを突っ込んでしまいまして^^;
大出雲展はあきらめていたのですが、幸運がつながりました。
ラッキーついでに、これから18きっぷの1人旅に出かけてきます。
山陰まで行けませんので、もう少し近場で。
エヘヘ、また帰ったらご報告しまーす。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2012/08/29 04:51 | edit

 

こんばんは!
大出雲展。
ワタクシのえ~かげんな記事を紹介していただいて、誠に恐縮であります。
一方で、かぎろひさんの記事はちゃんとまとめられていて、さすがです。
で、「島根県外の公開ではいまだかつてない」に前々から大いに引っかかっていて、今回ちゃんとエビデンスを提示されるあたりも、プロならではですね。
こちらも胸のつかえがすっきりしました。
銅剣358本が並べられた光景は、さぞかし大迫力だったでしょうね。
糸井神社と出雲との関係も、調べるといろいろありそうですね。

URL | なむさいじょう #79D/WHSg | 2012/08/29 00:54 | edit

 

白雪さん
こんにちは!
>出雲地方探索に
行きたい! ゆっくりと日程をとって。 そのときは何かとお世話になると思いますが、よろしくお願いします。
出雲が善哉発祥の地でしたか!? 大阪の夫婦善哉は有名ですが、京都にもあるでしょうね。
かぎろひに号もまた乗りたいと思っています。 今日、クラブツーリズムの方からお電話を頂戴しましたので、とりあえず「かぎろひを見る会」ツァーをお願いしておきました。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2012/08/28 15:39 | edit

 

おはようございます。
出雲地方探索に出かけましょうか?私も一部分しか知りませんので帰りましたら友人に無理を言って案内してもらっています。宿は大丈夫です!!お風呂は近くの温泉になりますが。
そうそう京都では善哉はありませんでしたか?なんでも出雲が善哉発祥の地と地元では騒いでいますが。
かぎろい号乗らないといけませんね。なむさいじょう隊長さん地団駄を踏んでおられるのでは?

URL | 白雪 #79D/WHSg | 2012/08/28 10:17 | edit

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