かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
大宇陀で 気の向くままにハイキング
一応、所用なのですが、大好きな地なので、すぐにUターンする気はありません。どちらかというと、仕事をだしにして、大宇陀行きを楽しみにしているココロ(笑)。
ウロウロ歩き回るだけで楽しいのですが…
ずっと前から行きたくてたまらないのに、まだ叶わない山越え。そう、大宇陀から桜井(粟原)へ歩いてみたくて仕方がないのです。
声をかければ、のってくれそうな何人かの顔が浮かぶのですが、自分の所用ついでというのは申しわけないし、さりとて急を要する話でもないので、今のところ、自分の中で行ける機会をねらっている状況(笑)
この日もずーっと考えておりました。あの山を越えるのねー

が、所用先で
「コロナ騒ぎで、草刈りとか全部中止になっているから、草ぼうぼうやと思うで」
「熊は出ないと思うけど、イノシシに出合うかも」
などと、脅かされて、すっかり怖気づいてしまい、「やめときます」。
ひっそりした、重要伝統的建造物群保存地区をぶらぶらして

黒門(松山西口関門)まで来ました。
門の向こうに入道雲

と、観光案内板に「大宇陀ふれあいルート」の文字が

↑これやん、歩きたい道
↓緑の道がそれ

こんな軽々しく書いてあったら、余裕で行けそう、と思いません?
イノシシのことは忘れ、またまた行きたくなって、道を確認してから決めることに。
徳源寺と嬉河原への分岐のとこまで行ってみましょう。
看板の「大宇陀ふれあいルート」には
徳源寺の裏山から杉林の中の山道を北西に向かう。峠を越えて桜井市に入り
といとも簡単に一行で済ませていますが、2年前、徳源寺の裏山を1人で歩いたとき、ちょっと荒れた感じもありこわかったので^^;
この日は舗装道で向かうことに。以前歩いたことがあるので、土地勘バッチリ(笑)
ひたすらの上り道。こんな急勾配やったけとつぶやきながら

到着~

2年前は、ここから山道を下って徳源寺へ行ったのでした。⇒★
この日は、嬉河原への道を確認してみますね。
場合によったら、桜井まで行くかも、という思いで、小道に入りました。

↑これぐらいの道だったら行けそうかなと思ったのですが

↑次第にこんな感じになって
きっぱりあきらめましたとも! 蛇が潜んでいてもわからへん^^;
でも、こんな山並みがのぞめただけで、ここまで来た甲斐があったというもんです。

後ろ髪を引かれることもなく、それからこんな看板を見つけて

温泉ええなあ、と思うのですが、準備がなく断念、残念。
阿紀神社を経て

額井岳にテンションを上げ

「かぎろひの丘」に向かう手前で

このお店、以前から気になっていたのです。
ちょうどお昼なので入ってみることに。
古民家をリノベーションしたようですが、いい感じです。
ランチ

品数が多くて、おしゃれ。サラダはたっぷり。
あ、手前はメインのハンバーグ。ホイルに包まれて登場しました。

デザート

↑飲み物はコーヒー、紅茶などから選べるのですが、聞いたことがない名前のハーブジュースがあったのでそれを。初物に弱いタイプ(笑)
ゆっくりさせていただきました。
目の間に広がるロケーションがすばらしくて。
ああ、山越えしなくてよかったー。決行していたら、山中を必死に歩いているとこや、とホッ(笑)。
いつの間にか店内は満席。若い人ばかりで、おば(あ)さんは約1人^^;。
それも、たぶん、全員が車。ハイキング立ち寄りは約1人(笑)。
ヒルトコCafe⇒★
HPを見ると、六次産業に関わっている会社の経営のようですね。
ハーブや野菜たっぷりな感じがしたことにナットク。
「かぎろひの丘」では思いがけず激しい涼風の歓迎を受けて

あー、そのせいで落っこちてしまったの?

豊かな自然に敬意を表し

人麻呂さんに挨拶して

バス停のある道の駅に向かいました。
自転車をJR奈良駅に預けてあるので、バスで桜井へ出るつもり。
JRとバスだと、何だか大宇陀がとても近く感じられるのが不思議。たぶん時間も早い、運賃も安い、かな。
待ち時間があることを願っていたら予定どおり。
ランチにビールを付けようかと思ったのですが、そうや、道の駅近くに地ビールの店ができているはず! そこに寄ろうと思って、あえてランチビールは避けたのです。
2年前のクラフトビール祭りでゲットした情報が気になっていて⇒★
忘れっぽいのに、なぜかお酒の情報だけはしっかり覚えている不思議(笑)。奥大和ビールおいしかったので、現地でまた飲んでみたかったのです。
奥大和ビール⇒★
醸造所に併設されたタップルームは月・火が定休日で残念。
あきらめきれず、「道の駅」で販売していた奥大和ビールを、喫茶コーナーで飲むことに。
買ったビールの栓を開けてくれてコップも貸してくれることは、以前、室生の道の駅で学習済み(笑)

↑コップは、お水用のを使ってと言われまして…^^;
ビールを楽しみながら、センセから頼まれていた「ひとり同人誌」の校正もできて一挙両得(笑)
帰りのバスは、最初から最後まで1人、申しわけないような貸し切り状態で。

ひとり、楽しい一日を満喫。
何も決めずに、気ままに歩くってほんとうに楽しい。贅沢でシアワセなことやと感じた次第。
家にこもってボーっとしているのもわりと好きなんですが、陽を浴びて歩くって、心を元気にすると改めて思ったことでした。
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コメント
バス
大和の和尚さん
おはようございます。コメントありがとうございます。
山越えハイキング、やっぱり秋から冬ですよね。よろしくお願いします。
せめてバスで山越えと、大宇陀から桜井行きバスを楽しみました(笑)。榛原経由より乗り換えが少なく、のんびり。乗車時間も30分ぐらいです。
菟田野行きバス、私が奈良へ来た頃、ありました、ありました! 桜井行きバスとかもありましたよね。
バス旅
誘われたら行きそうな大和の和尚です。
毎日、暑いですね。
大宇陀に行かれたようで・・・。
この時期、山越えの道はよっぽど整備されたハイキング道でない限り、行かない方が良いと思います。
また、秋~冬にでも行きませんか?
さて、大宇陀から榛原に出ず、桜井に行くとは、某TV局の路線バス乗り継ぎの
旅のような・・・。
奈良交通の社史によると、昭和43年に国鉄奈良駅から菟田野町間のバスが運行開始され、85分で結んだと。
この路線、今では廃止されていますが、これに乗れば大宇陀から奈良駅まで乗り換え無しで行けるのですが・・・。
URL | 大和の和尚 #1B17l5wo | 2020/08/05 19:43 | edit
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