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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

藤原宮跡大極殿院跡で新発見! 

遅くなりましたが、10月6日に行われた藤原宮跡での発掘調査現地説明会の報告です。

これまでの、藤原宮跡大極殿院の説明を修正しなければならないほどの発見となりました。
まずは、大極殿院について、わかっていることをおさらいしてみますね。

大極殿院は東西120m、南北165mの空間で、回廊で囲まれていました。四方に門があります。
天皇が政治を執る中心施設が大極殿ですね。それ以外に施設はなく、敷地内は礫敷の広場だったと思われます。

が、今回、敷地内、大極殿の北側で回廊跡が見つかったことから、新たな可能性が浮上することになったのです。


調査地について。
大極殿の東北部の↓赤い所。(※以下、図は現説掲示資料から。クリックで大きくなります)

191006調査位置図


南のほうから見ると

191006南から全貌

↑正面に耳成山、その右のこんもりした所が大極殿跡、調査地はその右後方。
赤い列柱は、大極殿院閤門(こうもん)跡。大極殿院と朝堂院を区切る門を示しています。

もう少し近づいてみましょう。

191006南から位置2

↑左が大極殿跡、その右手が今回の発掘現場


現地説明会会場です。

191006現地説明会



遺構平面図

191006遺構平面図

↑赤い所が礎石跡。礎石は全て抜き取られていましたが、据付穴と根石が残っています。


現場を東から見たところ

191006東から

↑左の森が大極殿跡


北東から

191006北東から

今回、新たに見つかった回廊は「大極殿後方東回廊」と名づけられました。

191006大極殿後方東回廊2

191006大極殿後方東回廊

上の写真は北から見たところ。西からも。

191006大極殿後方東回廊西から



回廊は2つの通路がある「複廊」と見られています。

191006廻廊建物復元図

↑現説現場掲示資料から


大極殿院は左右対称なので、西側にも同じような回廊があったはず。

とういうことは、大極殿の後方に、回廊で囲まれた何か施設があった可能性が!


そこで登場するのが、前期難波宮。藤原宮はこれに倣ったと考えられてきたのです。

191006難波宮図

藤原宮大極殿にも「後殿」があったとする見方が強くなりました。
「後殿」の存在についてはこれまでも議論されてきたようですが、どうやらその可能性が濃厚になったと言えそうです。


現地説明会資料に載る上空からの写真。向こうは畝傍山。

191006表紙

191006資料から


報告を端折りましたので、当日の現説資料の説明文も上げておきますね。クリックしてどうぞ。

191006説明文




大極殿跡のあたりをウロウロしていて、あれれ。
昨年まであった説明板がなくなっている!

1810藤原宮跡

↑↓中央の屋根付き説明板。2018.10撮影

ダダっと広い藤原宮跡を撮るのに、欠かせないポイントだったんですけどね^^; そこ?(笑)

1810藤原宮跡2

説明板

1701藤原宮跡

↑2018年1月撮影。
いつ撤去されたのでしょうか。新しく書き換えられて登場するのでしょうか?


それとわかる土台だけが残されていました。↓左下

191006大極殿跡


話が逸れましたm(__)m
今回の発掘に関わる出土品です。

191006出土物




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Posted on 2019/10/15 Tue. 06:44 [edit]

category: 発掘情報・古墳

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