08 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 10

かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

糸井神社の秋祭り 宵宮 

糸井神社(磯城郡川西町結崎)の秋祭りは、10月27日(宵宮)、28日(本祭)、厳かに、華やかに終了。

1年間、さまざまなお務めを果たされてきた5人の当(頭)屋さんたちにとっては、その集大成とも言うべき晴れ舞台の日でもありました。

追っかけていたワタクシもちょっと気合いが入るというもの。
10月27日午後6時前、寺川沿いで。しばし、暮れなずむ二上山(右)と、東に月(満月の3日前)を眺めてから…




2週間前の遷座祭のときに、取材のお願いをしてあった1番当屋の石橋家(中村地区)をお訪ねしました。
↓当人(とうにん=当屋の主人)と、左の方はトモ(前年の当人)。



↑背後の大きな御幣は、左の白いのが宵宮、右は本祭用。
右側ちょこっと見えているのは、お渡りの必需品、丸葉柳まるばやなぎの枝。これに、稲束や竹馬などを吊します。竹馬には御神酒をぶら下げ、足にはカマス。右手前の藁づとの中。


↓出発の時間が近づいて、打ち合わせ中。
手前右は、神様がいらっしゃる屋形(御拝築)




19時25分、いざ、神社へ出発。

このとき、当人はカマスをひと噛みするのですが、これ以降、宵宮祭が終了して自宅に戻ってくるまで発声は厳禁になります。

←一行は“オタチ汁”を飲みます。
オタチ汁というのは、豆腐のお吸い物。

25日、お祭り準備中の神社へお邪魔したとき、当屋さんたちの間で「お立ち」か「お発ち」かという話が出ていたのを興味深くお聞きしました。



家々の軒先には御神燈の提灯が。

風情たっぷりなのですが、周りが暗すぎて、撮りにくい…(-_-;)






お渡り行列もこのとおり。雰囲気だけどうぞ~




神社に着くと、当人さんによる「奉幣の式」。
拝殿前に敷かれた菰こもに座り、片膝を立てて、大きな御幣を左右左とゆっさ、ふっさ。




御幣が宮司さんの手へ渡ると、次にやってきた当人さんが奉幣の式。こうして、次々と大きな御幣がふられるさまは迫力満点。




↓これは何をしていると思われますか?



実は、御幣にはお米が括り付けてあり、それをはずし(写真上)、御幣に撒いているところ(下)。


それから、宮司さんによる祝詞奏上




続いて、巫女さんの神楽舞




当屋さんたちを祓い清め




いよいよ当屋さんたちが本殿に向かい独特の所作でお祈り



一連の儀式は約1時間ほどで終了、当屋さんたちは帰って行かれました。

しかし、これで終わりではありません。

22時30分。



先ほどまでの夜店の賑わい、人の波がウソのようにひき、静まりかえった神社に、当屋とトモの皆さんが着替えてやって来られると、神饌のお供え神事が始まりました。



↑1の膳…柿・鮭・ご飯(“もっそ”と言うのだそう)・箸
 2の膳…茄子・ざくろ・めざし

正面からみると


茄子に鰹節を2片立てて、耳のようでしょう。
牛を表しているのだそうですよ。


本殿と境内社へ6組お供えされます。







献饌・撤饌・神事が続けて5回。5人の当屋さんの分なんですね。


深夜のしじまに、神と人との交流が感じられるひとときでした。

4人の当屋さん分のお供えが終わったあたりで23時30分頃。そろそろ帰らないと終電に乗り遅れたら大変。
と思っていると、トモの方が駅まで送りましょう、とおっしゃってくださり、ありがたく乗せていただきました。

おばさんでも、女性が深夜ウロウロしていると、気を遣わせるようですね。申しわけありません。
皆様、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。

帰宅したのは深夜1時頃でしたが、貴重な神事をかいま見て、しばらく高揚感に浸ったのでした。

※参考(当ブログ内)
注連縄とりかえ→こちら
御幣切り→こちら
遷座祭 子ども相撲→こちら


宵宮祭が終わってから神饌のお供えが始まる22時半までの約2時間、どこでどう過ごそうかとアレコレ悩んでいました。

そんなとき、25日にtetsudaさんにお会いして(→icon52)、「屋台ちかみちらーめん」がおいしいと教えていただきました。
そういえば面塚の近くに屋台のラーメン屋さんがあったわね、糸井神社にも近いし、と行ってみました。



結崎ネブカたっぷりのラーメンをいただいて、元気もりもり。もっちり太めの麺と意外にあっさり感が印象的。お若いご夫婦が努力を重ねて独自のらーめんを追求されているのだと思いました。
時間がくるまで、こちらでゆっくりさせていただき助かりました。ありがとうございました。

屋台ちかみちらーめんについてはtetsudaさんのブログでどうぞ。→こちら

関連記事
スポンサーサイト

Posted on 2012/11/03 Sat. 07:21 [edit]

category: 大和の寺社

TB: --    CM: 2

03

コメント

 

円亀山人さん
こんばんは!
取材はだいたい終わってきてはいるのですが、すいません、まだまだ、かも^^;
今日も結崎へ行っておりました。
宮司さんに確認したら、間違えていることがあって、帰ってあわてて修正しました。
翌日の本祭のことも、記録しておこうかなと思っています。
3時頃はまだ結崎でおりましたので、残念ながら、阿波踊りの番組は観ることができませんでした。
明日は久しぶりのハイキングです。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2012/11/03 19:27 | edit

 

やっと取材、ひと区切りですね。
いえいえ、まだまだですか?
あれこれ兼ね合いで、誰にも真似はできません。
(珍しい地方のお祭りの全コース、楽しかったです)。
今から(3日午後3時15分)NHK総合で徳島の姪の
娘が阿波踊りの番組に出演するので、炬燵に入りな
がら観る予定です。快晴せすが冷たい文化の日に。

URL | 円亀山人 #79D/WHSg | 2012/11/03 14:32 | edit

Comment
list

コメントの投稿

Secret

Comment
form