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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

初公開の東大寺大湯屋へ 

JR西日本の「ちょこっと関西歴史たび」の特別企画で東大寺の大湯屋が初公開されています(7月31日まで)。
年に2回、7月5日(俊乗忌)と12月16日(良弁忌)しか開扉されない俊乗堂も拝観できる、またとない機会。

1707特別公開


まずは、猫段を上って鐘楼の丘へ。

170713俊乗堂

↑俊乗堂で、共通チケットを求めます(600円)

お堂の中には重源さん(国宝)、愛染明王さん(重文)と、ついこの前、奈良博でお会いしたばかりの阿弥陀如来さん(重文)
やっぱりお堂の中が居心地よさそう。

午後のいちばん暑い時間帯におまいりしたせいか、ほとんど人影なくて、ゆっくりさせていただきました。


大湯屋へは階段を下って

170713大湯屋


正面が入母屋造、背面が切妻造。東西に長いのが特徴

170713大湯屋3

※五木寛之『百寺巡礼』より

 じつは、私が東大寺のなかでいちばん気に入っている建物は、国宝級の創建当時の建物ではない。鎌倉時代の再建の際に、重源によって建てられた「大湯屋」という建物である。「湯」という文字が示すように、これは“お風呂”だ。
 二月堂の裏参道を下っていくと、その建物に出会う。屋根には煙抜きの櫓がついていて、その下が湯わかし場になっている。飾り気がなく、実用的でありながら豪快な印象を受ける。前身は、奈良時代の温室院という建物だったらしい。しかも、これが私たちの知る“銭湯”になったという。銭湯の起源は寺院にあったのだ。
 大湯屋にはいまも、重源が納めた大型の鉄湯船が残っているそうだ。その湯船に湯をわかして、たくさんの人たちが身体を洗ったのだろう。まさに、東大寺を再建するために働く人たちが使ったお風呂であり、疲れを癒すための施設であった。
 国家仏教の牙城ともいえる東大寺。その伽藍のなかに、こういう大湯屋のような施設があった。私はそこに、なんともいえずこころ温まるものを感じるのだ。



五木さんとはいえ、大湯屋の内部見学はされていないのですね。

大湯屋の内部は東西に3つに区切られていて(写真可というのがうれしい)

170713鉄湯船


その中央に鉄湯船(重文)がどしりと据えられています。

170713鉄湯船3


鉄湯船について(クリックで大きくなります。以下の文字も)

170713鉄湯船説明2


鉄湯船に刻まれている文字

170713鉄湯船説明


肉眼ではほとんど見えなかったのですが、写真を確認してみたら、映っていて、おお!

170713銘


唐破風の造りにも目を奪われました。

170713鉄湯船2


いつも何気なく見ている大湯屋も、これからはまた違った思いがわきそうです。

170713大湯屋2

大湯屋について

170713大湯屋について

大湯屋前の銀杏のエネルギーにも圧倒されました。

170713銀杏

170713銀杏2


※世界遺産 東大寺 俊乗堂・大湯屋特別公開は7月30日まで。
詳しくは→

下記のブログもご参考に
ちょっと奈良まで行ってきます→ 
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Posted on 2017/07/16 Sun. 08:07 [edit]

category: 大和の寺社

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コメント

ぜひぜひ 


elsurさん

こんにちは! コメントありがとうございます。
31日まで公開されますので、ちょうどよかったですね。
この日、大勢つめかけているだろうと思っていたら、人がいなくてビックリでした。
おすすめです。

URL | かぎろひ #QyAQ.u3g | 2017/07/17 17:22 | edit

こんばんは! 

お知らせありがとうございます。
リンクを開いたら、重源上人のアップにビックリ!
思わずだらけた背中がしゃんとなりました(^^;)
上人を拝観すると、お小言を言われているようで、
どことなく後ろめたい気持ちがするんですよね。
26日の午後はフリーなので行ってみようかしら。
緑に萌える銀杏も見てみたいです。

URL | elsur #mQop/nM. | 2017/07/17 00:10 | edit

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