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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

帯解駅から山の辺の道・北コース 

「かぎろひ歴史探訪」第7期が終了しました。
12月1日、その最終回のご報告です。

161201北山の辺の道


コース
JR万葉まほろば線帯解駅ー帯解寺ー龍象寺ー帯解旧集落ー八坂(阪)神社(円満寺)ー柴屋新池ー円照寺ー八島陵ー嶋田神社ー白山比咩神社ー藤原観音堂→八阪神社→白毫寺(仮仮解散)→破石バス停(仮解散)→近鉄奈良駅


帯解駅から帯解(おびとけ)寺→龍象(りゅうぞう)寺へ

161201龍象寺

※龍象寺→

参加者のNさん、お名前が龍象。来てみたかったと感慨深げなのが印象的でした。


円照寺(山村御殿)へ。

161201山村へ


柴屋古池と柴屋新池の間の道を通り

161201池

↑右が昭和31年にできた新池。なんと、もとは帯解丸山古墳だったとか。県道(現在の国道169号線)の建設用土として古墳の封土を崩しとったらしい。5世紀後半の古墳だったことがわかっています。


両手を広げて深呼吸したくなる、のどかな道を行きます~。

161201歴史探訪


大和三門跡のひとつ、円照寺はいつも静かなたたずまい。
三島由紀夫『豊饒の海』に月修寺として登場。
・・・(月修寺の庭は)これと云って技巧のない、閑雅な、明るくひらいた御庭である。數珠を繰るような蝉の聲がここを領してゐる。そのほかには何一つ音とてなく、寂寞を極めてゐる。この庭には何もない。記憶もなければ何もないところへ、自分は來てしまったと本多は思った。庭は夏の日ざかりの日を浴びてしんとしてゐる。・・・

161201円照寺


ここから急な山道を上って、下って、祟道天皇八島陵へ。

161201八島陵へ

161201八島陵

祟道天皇とは、早良親王(桓武天皇の同母弟)のこと。長岡京造営にまつわる藤原種継暗殺事件の首謀者として逮捕され、乙訓寺に幽閉。淡路に移送される途中、絶食、そして亡くなります。淡路に埋葬。
その後、皇太子となった安殿(あて)親王(平城天皇)の発病、桓武天皇妃や生母の病死が続き、早良親王の祟りであるとされたのでした。鎮魂の儀式が執り行われ、「祟道天皇」の号をおくるのですが、なお疫病の流行、洪水など災厄が相次ぎ、怨霊によるものだと信じられました。そうして、ここ大和の地に改葬して、手厚く葬られたということです。
早良親王の御魂をしずめるために、各地に祟道天皇社が建てられています。

当日配布資料を参考にして以上を書いたところで、『続日本紀』にはどんなふうに? と気になりまして、興味津々で確認してみたところ、なんと、書かれていない!  記事自体も怨霊に関わると削除されたようなのです。
事件一連の経過は『日本紀略』によるものだとか。

長くなりそうなので、改めて、取りあげてみたいと思ってしまいました。オモシロイ! (などと言っていいのか^^; 祟られませんように)


八島陵前石室古墳も、早良親王がらみの言い伝えがあるようですね。

161201八島陵前古墳


山の辺の道はここから、少し東へ嶋田神社、白山比咩(しらやまひめ)神社へ。

嶋田神社、もとは、さっきの八島陵の上に鎮座していたとか。

161201嶋田神社

本殿は、春日大社の式年造替にともなって払い下げられた、いわゆる「春日移し」。宝永6年(1709年)春日大社本社本殿第三殿として建てられたものであることがわかっています。


白山比咩神社で講座など。

161201白山


さあ、一路、白毫寺めざして

161201北山の辺の道



白毫寺は鮮やかな紅葉に彩られていました。この時期に来たのは初めてかも。

161201白毫寺

161201白毫寺2


心配された雨にあうこともなく、暖かい日で何よりでした。
参加者は32人。ありがとうございました。

161201集合写真


この日、常連のSさんのお顔が見えたと思うと「足の調子が思わしくないから退会します」というお言葉。京都からそれを告げるためにだけ帯解駅まで来てくださったのでした。第1回から参加のSさんは、古くからの『かぎろひの大和路』の読者なので、ご縁は続きますが、お別れはちょっとつらいものがありました。

かと思うと、東京のWさんが久しぶりのご参加、うれしかったですね。
千葉からKさんの参加もあり、華やかな顔ぶれに。

第7期も無事終わり、感謝、感謝です。
第8期は来年3月にスタートします。コースは決まっていますので、追ってHPなどでもご案内していきます。

ホッ。
としている場合ではございません!
『かぎろひの大和路』を長らく放ったらかしにしておりました^^; 
来期が始まるまでにはなんとかかたちにしたいと思います。
気長にお待ちくださいますようお願い申し上げます。


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Posted on 2016/12/04 Sun. 17:15 [edit]

category: かぎろひ歴史探訪

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コメント

池 


マーキーさん

こんにちは! コメントありがとうございます。
やまとんの下見でいい道を見つけていたので、今回の私どもの下見はラクチンでしたよ。
帯解寺からは上つ道をちょっと下って寺社に立ち寄りましたが、池の所からはのどかなあの道を歩きました。
南側の池が古墳だったなんて驚きでした。下調べが軽くてすいません。

URL | かぎろひ #QyAQ.u3g | 2016/12/05 13:38 | edit

この間やまとんで行った(^^) 

おはようございます。
やまとんで歩いたところを更に掘り下げてのウォーク。
行ってたらもっとたくさんのワクワクがあったんでしょうね(^^)

URL | マーキー #9enIUaYc | 2016/12/05 07:38 | edit

ご自愛を 

miyajiさん

こんばんは! コメントありがとうございます。
miyajiさんのいない歴史探訪、さみしかったです。とくに、うちあげ(笑)
いろいろありがとうございました。

体調は戻られましたか。
またお会いする日を楽しみに、がんばりたいと思います。

あ、次回の案内などは2日にお送りしています。届くのは明日かな。

URL | かぎろひ #QyAQ.u3g | 2016/12/04 23:04 | edit

こんばんは 

かぎろひ 様

お天気でよかったですね。
ブログを読ませて頂きながら、参加したような気分になってます。
来期を楽しみにしています。
リンク張らせていただきました。

田中先生によろしくお伝えくださいませ。
良い休暇をお過ごしください。
 (かぎろひさんに休暇なんて無いか!)

URL | miyaji #- | 2016/12/04 19:01 | edit

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