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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

特別展 忍性ー救済に捧げた生涯ー 

7月31日のブログで忍性さんのことに触れ(→)、展覧会に行ったらご報告しますね、と言っておきながら、たいへん遅くなりました。

はい、8月25日、ようやく行ってまいりました。

160825奈良博

忍性展開幕すぐに駆け足とはいえちょっとのぞいていたものですから、後期に入るのを待っていたようなわけで。
朝、博物館へ行くと、まだ開いていないのでビックリ。開館は9時半だったんですね。9時と思いこんでいましたよ^^; 開くのを待って入館したのって初めてかも。5人目くらいでした。


展示替えがいくつかあって、「東征伝絵巻」は巻き替え。
でも前期を見逃した方もご安心ください。映像コーナーで全巻、解説付きで楽しめます。


↓こちらも、後期登場。西大寺の「忍性菩薩像」(絹本著色)[「奈良国立博物館だより」第98号より。以下の写真も]

140825西大寺忍性さん


神奈川・極楽寺の忍性菩薩坐像(木造)から受ける印象と全く同じで、驚くほど。

1608忍性菩薩坐像



きっと実像そのまんまなのでしょうね。
大きな赤い鼻、温もりの感じられるややタレ気味の目…、思わず話しかけたくなるくらい親しみがわいてきます。


今回の目玉はなんといっても、骨臓器3つが史上初めて一堂に揃ったことでしょうか。

160825骨臓器
↑生駒市・竹林寺(左)、神奈川県鎌倉市・極楽寺(中)、大和郡山市・額安寺


骨臓器のみならず、五輪塔に納められていた品々の展示もあります。
竹林寺の骨臓器がその中に入っていたという八角形の石櫃の、大きさと美しさ!

それらを何度も見て感動した後で突然、これでいいのかという疑問と申しわけない気持ちがわき起こったのは自分でも意外でした。とても楽しみにしていたものですから。

遺言どおり、遺骨は3つに分けて葬られた忍性さん。700年近くもの間、ご本人の望まれた地で眠っていたのに。
調査という名目で掘り出し、重要文化財として保存。

それって、現代人の勝手な暴挙では。

あまりにも忍性さんが身近に感じられるせいか、そんなことを思ってしまったのでした。
現代に生きる者は皆、同罪ですね。忍性さん、ごめんなさい。


涼しい館内でゆっくり過ごして、外へ出たら、とっくにお昼を過ぎていました。
あつー。でもでも、暑さを引き受けるような神妙な心地に。


夕食時、忍性さんの話題になって、もっと顕彰しなければ、奈良県だけでも小学校からもっと教えてほしいね、と。そういえば、博物館のアニメーションコーナーで、このDVDを小学校には無償提供します、と書かれていました。特別展を担当された博物館の先生方にもそんな思いがあるのかもしれません。

奈良の子どもたちが、みんな忍性さんのことを知っていて、親しみと尊敬の念をもつようになればいいなあ。
「忍性さんの日」というのをつくるのはどうでしょうか。


※忍性展は9月19日まで。
奈良国立博物館→




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Posted on 2016/08/26 Fri. 19:46 [edit]

category: 奈良国立博物館

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