かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
ナポリ料理を味わう
おいしいお料理と、お酒と、仲間と。
7月10日、Iさんのご自宅で開かれた、イタリア料理の会にお招きいただきました。
イタリア料理研究家のYさん(NATSUOさん)とIさんが心をこめて作ってくださる手料理を満喫!
以下、赤色の文字は、料理人NATSUOさんの解説をそのままコピーしたものです。

↑中央はfocaccia フォカッチャ
サーレグロッソをまぶした、シンプルなフォカッチャ。

どれもこれもおいしくて、おいしくて。

↑いちばん奥: alici marinate イワシのマリネ
新鮮ないわしを3枚に降ろし、オリーブオイル、レモン汁、イタリアンパセリで一晩マリネしたもの。(カンパーニャ)
左: caprese di burrata ブッラータのカプレーゼ
ブッラータは、モッツアレラのなかに生クリームを包んで口を縛ったフレッシュチーズでプーリア州の名産品。今回は東京のCHEESE STANDというお店のものを取り寄せた。フレッシュチーズは鮮度が大切。冷凍品のイタリアのものと比べて、ミルク感が段違いだった。(プーリア)
右: cipolline in agrodolce siciliana 小玉ねぎのアグロドルチェ
アグロドルチェとは酸っぱい甘いと言う意味で、言うなれば「甘酢漬け」のこと。
(シチリア)
手前: pizza parigina napoletana ピッツア パリジーナ
ピッツア生地に具を乗せ、パイ生地を被せ焼いたナポリの郷土料理。具はチーズとトマトが多いけど、今回はビエートラ(フダンソウ)というイタリア野菜のソテーを包んだ。
(カンパーニャ)
次々に出てくるお料理

↑
①melanzane alla parmigiana ナスのパルミジャーナ
薄切りにして揚げた茄子をパルミジャーノ、トマトソース、パン粉とともに重ね、オーブンで焼いた。
②insalata di polpo con fagioli 白インゲン豆とタコのサラダ
茹で蛸を白インゲン豆とセロリ、キュウリと合わせたサラダ。
③vongole macchiato ヴォンゴレマッキーアート
あさりのパスタで、少しのトマトを加えたのがマッキアート。パスタはグラニャーノ産リングイネ。
④polpette di melanzane napoletane ナスのポルペッタ
ポルペッタは肉団子のことだけど、これはナスを使ったポルペッタ。ナスとパン、パルミジャーノとペコリーノを混ぜ合わせ丸めパン粉をつけて揚げる。トマトソースを添えて。
⑤polpo bollito 茹で蛸
ずっと食べたかった料理。新鮮なタコを足先からちょんちょんと塩茹でして、ハサミでちょきちょき切って、レモン、オリーブオイル、イタリアンパセリを散らした。蛸は海道さんで買った渡りダコ。(カンパーニャ)
⑥fusilli al pesto di rucola ルッコラペーストのフジッリ
ジェノベーゼペーストのバジリコの代わりにルッコラを使ったペーストをフジッリに絡めた。
途中、1時間ほど散歩に出たのですが、すぐに第2部のはじまり~

イタリア南部、ナポリの家庭料理がテーマとのこと。
ヨーロッパではタコは食べられないと思いこんでいたのですが、南イタリアでは好まれるんですね。
和食と、どこか接点のようなものを感じました。もっとも、本場のナポリ料理を、我々の舌に合うように少しアレンジしてくださっていたのかも。大和肉鶏や大和ポークの生ハム、椎茸入りソーセージなども登場しましたよ。
⑦けむり工房の生ハム
奈良の白毫寺近くにあるけむり工房の生ハム。
豚ロース肉を一週間ソミュール液につけ込み、冷燻したもの。茹でていないので「生ハム」と称しているが、イタリアの生ハムとは違った。不思議な食感のハム。
⑧crostini di fagioli 白インゲン豆のクロスティーニ(トスカーナ)
⑨pollo alla potenza ポテンツァ風 鶏の煮込み
大和肉鶏の胸と骨つきのモモ肉をじっくり煮込んだ。鶏は大柳生の雅チックファームの大和肉鶏。添えたジャガイモのローストもチックファームの鶏糞で作ったもの。今回のメイン料理。
⑩peperoni verdi con pomodorini ししとうのトマト煮
素揚げしたししとうをプチトマトで煮込んだ。ししとうの香りが移った揚げ油を使うのがポイント。
今回は黒ししとう、万願寺、ひもとうがらし、甘長の4種を使った。
⑪ロワゾブリュのしいたけソーセージ。
イタリア式にボイルせず切ってソテーした。
⑫zucchini scapece e zucca scapece ズッキーニのスカペーチェとカボチャのスカペーチェ
スカペーチェはいわゆる「南蛮漬け」で、揚げたものを酢でマリネしたもの
お料理はお酒によってさらに引き立てられると、改めて実感。
さすが、Mさんのセレクト! きっと、きめ細やかに考えてくださったのだなあと感じることができました。
日本酒にもとても合いました。ワインおいし~。日本酒、うま~(笑)

↑お酒、もっと飲んでるはずですが、撮り忘れたみたい。
午後1時から、気がつけば夜の10時。
いつもながら、時間が経つのが早すぎ。明るい光が降り注いでいたはずなのに、いつのまにか夜のとばりが・・
時間って均等に流れていないのでは、といつも思ってしまいます。。。
ありがとうございました。
素敵な仲間に、もう一度、カンパイ!
7月10日、Iさんのご自宅で開かれた、イタリア料理の会にお招きいただきました。
イタリア料理研究家のYさん(NATSUOさん)とIさんが心をこめて作ってくださる手料理を満喫!
以下、赤色の文字は、料理人NATSUOさんの解説をそのままコピーしたものです。

↑中央はfocaccia フォカッチャ
サーレグロッソをまぶした、シンプルなフォカッチャ。

どれもこれもおいしくて、おいしくて。

↑いちばん奥: alici marinate イワシのマリネ
新鮮ないわしを3枚に降ろし、オリーブオイル、レモン汁、イタリアンパセリで一晩マリネしたもの。(カンパーニャ)
左: caprese di burrata ブッラータのカプレーゼ
ブッラータは、モッツアレラのなかに生クリームを包んで口を縛ったフレッシュチーズでプーリア州の名産品。今回は東京のCHEESE STANDというお店のものを取り寄せた。フレッシュチーズは鮮度が大切。冷凍品のイタリアのものと比べて、ミルク感が段違いだった。(プーリア)
右: cipolline in agrodolce siciliana 小玉ねぎのアグロドルチェ
アグロドルチェとは酸っぱい甘いと言う意味で、言うなれば「甘酢漬け」のこと。
(シチリア)
手前: pizza parigina napoletana ピッツア パリジーナ
ピッツア生地に具を乗せ、パイ生地を被せ焼いたナポリの郷土料理。具はチーズとトマトが多いけど、今回はビエートラ(フダンソウ)というイタリア野菜のソテーを包んだ。
(カンパーニャ)
次々に出てくるお料理

↑
①melanzane alla parmigiana ナスのパルミジャーナ
薄切りにして揚げた茄子をパルミジャーノ、トマトソース、パン粉とともに重ね、オーブンで焼いた。
②insalata di polpo con fagioli 白インゲン豆とタコのサラダ
茹で蛸を白インゲン豆とセロリ、キュウリと合わせたサラダ。
③vongole macchiato ヴォンゴレマッキーアート
あさりのパスタで、少しのトマトを加えたのがマッキアート。パスタはグラニャーノ産リングイネ。
④polpette di melanzane napoletane ナスのポルペッタ
ポルペッタは肉団子のことだけど、これはナスを使ったポルペッタ。ナスとパン、パルミジャーノとペコリーノを混ぜ合わせ丸めパン粉をつけて揚げる。トマトソースを添えて。
⑤polpo bollito 茹で蛸
ずっと食べたかった料理。新鮮なタコを足先からちょんちょんと塩茹でして、ハサミでちょきちょき切って、レモン、オリーブオイル、イタリアンパセリを散らした。蛸は海道さんで買った渡りダコ。(カンパーニャ)
⑥fusilli al pesto di rucola ルッコラペーストのフジッリ
ジェノベーゼペーストのバジリコの代わりにルッコラを使ったペーストをフジッリに絡めた。
途中、1時間ほど散歩に出たのですが、すぐに第2部のはじまり~

イタリア南部、ナポリの家庭料理がテーマとのこと。
ヨーロッパではタコは食べられないと思いこんでいたのですが、南イタリアでは好まれるんですね。
和食と、どこか接点のようなものを感じました。もっとも、本場のナポリ料理を、我々の舌に合うように少しアレンジしてくださっていたのかも。大和肉鶏や大和ポークの生ハム、椎茸入りソーセージなども登場しましたよ。
⑦けむり工房の生ハム
奈良の白毫寺近くにあるけむり工房の生ハム。
豚ロース肉を一週間ソミュール液につけ込み、冷燻したもの。茹でていないので「生ハム」と称しているが、イタリアの生ハムとは違った。不思議な食感のハム。
⑧crostini di fagioli 白インゲン豆のクロスティーニ(トスカーナ)
⑨pollo alla potenza ポテンツァ風 鶏の煮込み
大和肉鶏の胸と骨つきのモモ肉をじっくり煮込んだ。鶏は大柳生の雅チックファームの大和肉鶏。添えたジャガイモのローストもチックファームの鶏糞で作ったもの。今回のメイン料理。
⑩peperoni verdi con pomodorini ししとうのトマト煮
素揚げしたししとうをプチトマトで煮込んだ。ししとうの香りが移った揚げ油を使うのがポイント。
今回は黒ししとう、万願寺、ひもとうがらし、甘長の4種を使った。
⑪ロワゾブリュのしいたけソーセージ。
イタリア式にボイルせず切ってソテーした。
⑫zucchini scapece e zucca scapece ズッキーニのスカペーチェとカボチャのスカペーチェ
スカペーチェはいわゆる「南蛮漬け」で、揚げたものを酢でマリネしたもの
お料理はお酒によってさらに引き立てられると、改めて実感。
さすが、Mさんのセレクト! きっと、きめ細やかに考えてくださったのだなあと感じることができました。
日本酒にもとても合いました。ワインおいし~。日本酒、うま~(笑)

↑お酒、もっと飲んでるはずですが、撮り忘れたみたい。
午後1時から、気がつけば夜の10時。
いつもながら、時間が経つのが早すぎ。明るい光が降り注いでいたはずなのに、いつのまにか夜のとばりが・・
時間って均等に流れていないのでは、といつも思ってしまいます。。。
ありがとうございました。
素敵な仲間に、もう一度、カンパイ!
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