かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
奈良八重桜を愛でる会 盛況裡に終了

最初の頃は、ナラノヤエザクラがほころびかけた晩春、仲間うちで愛でる会を開き、のんびりゆるゆると過ごしていたのですが、昨年から新たな活動を展開しています。
はい、自分たちだけが楽しむ段階から、一般の方にも参加していただけるイベントにステップアップ!?
昨年は、興福寺を会場に、多川貫首さんの講演、境内のナラノヤエザクラを愛でるイベントを実施、たくさんの方にご参加いただきました。→★
今年は4月26日(日)、奈良国立博物館で、湯山館長の講演、やすきひろこさんの語り芝居「奈良の八重桜物語」、庭園の献上桜(ナラノヤエザクラ)観賞、点心・お抹茶も楽しんでいただきましょう、という企画。博物館のご厚意で、特別展・名品展の無料鑑賞付き。
なんて素敵なイベントなんでしょう! と自画自賛、胸を張る内容ではありましたが、当初は不安いっぱい。
集客とお天気がいちばんの心配でした。

ワタクシは今年も受付窓口を担当していたのですが、そんな不安はたちまち解消、毎日のように申し込みがあり手応えを感じておりました。
遠慮がちに謳っていた定員150人はすぐに突破、4月12日には満席となり、募集打ち切りという、うれしい悲鳴。
ワタクシの友人もたくさん参加してくれました。
気がついてみれば、人生の途上で出会い、ご縁が続いている友人たち。
幼稚園~小学校~中学校が一緒だったKちゃん。
中学校で出会った丹生姫さん。
大学時代のNさんが金沢から、Fさんが神戸から、Kさんは和歌山県田辺市から。
初めて編集のアルバイトをした会社で出会ったUさん。
「かぎろひ歴史探訪」に参加してくださっているkikkoさん、Nさん。
今や「やまとんくらぶ」(→★)の常連さんでもある、ブログご縁のTさん。
積極的に動員をかけたわけではなかったのですが、ブログを見たり、「かぎろひの大和路」の記事を見て参加してくれたのでした。
ありがたいなあと感謝感激。何だか、これまでの人生を振り返らずにはいられませんでした。
高校時代の友人がいないのは、あの頃、ワタクシは灰色だったからだ、きっと(笑)
久しぶりに友人に会えたのに、こちらがスタッフというのはちょっと残念でしたが。
あまり、ゆっくりおしゃべりできなかったのですもの。でも、終了まで待っていてくれた学生時代の3人とは、居酒屋(じゅん平→★)で旧交を温めましたよ。写真なしやわ。
あっ、本題からそれましたが、この日のイベントの様子を、ちょっとご紹介しましょう。
博物館講堂で、湯山館長の講演。

続いて、やすきひろこ語り芝居「奈良の八重桜~聖武天皇様の心に染まる弥栄の山桜~」

庭園へ移動して、ナラノヤエザクラ観賞

思い思いの場所で点心を


お抹茶も

お茶室八窓庵の本席では、石州流のお点前。窓からちょっと失礼して

特別展・名品展鑑賞後、自由解散となりました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
スタッフの皆様、たいへんお疲れさまでした。

保山耕一さんが撮られた動画の素敵さにくぎづけ。
後日届いたメール
Uさん
奈良八重桜が県花・市花だとは知りませんでした。
今日初めて見ましたが清楚で可愛らしく品のある桜ですね。
おおぶりのぼたん桜を見慣れてるせいか一層魅力的でした。
誇らしい奈良の花ですね。
「語り芝居」ですが演奏が心地良くて、特に竹パーカッションが絶妙な響きで体に沁み入りました。
やすきひろこさんの朗々とした語り口と声のすばらしさ等感動しました。
実は先日偶然にも「大伴家持」の家系図や時代背景や歌について勉強したところでした。
なので今日は一層深みをもって聞く ことができました。
ほんとうに良かった。
点心・呈茶 美味しかったです。
特にお茶、おいしかった。
今日は本当に有難うございました。
お世話係お疲れ様でした。
お疲れ出ませんようにお体大切になさって下さい。
またお会いできますことを楽しみにしております。
Tさん
「奈良八重桜を愛でる会」で楽しい時間を過ごさせていただき、誠に有り難うございました。
限られた時間の中に、講演、めずらしい語り芝居、八重桜と庭園観賞、さらに特別展拝観と充実したプログラムで大変満喫いたしました。
二回目の参加でしたが、これからは毎年「奈良の八重桜」にお目にかかることを楽しみにしたいと思います。
会長様、かぎろひ様はじめスタッフの皆様には大変お世話になり有り難うございました、感謝申し上げます。
アンケートをお渡しするのを忘れましたので、メールにて一言お礼申し上げます。
準備に時間をとられ(本業にやや支障が出るほど^^;)、休みもとれず、家事はいよいよ手抜き、約束をドタキャンしたりなどなど、めまぐるしい日々ではありましたが、盛況裡に終わり、反響などもあると、単純にもタイヘンだったことは忘れてしまうから不思議。もしかしたら、充実の日々だったのかも、と思えてくるのでした。
- 関連記事
29
« 船宿寺から歩く巨勢の道 | 第3回 奈良で酒めぐり、ご報告~ »
コメント
こちらこそありがとうございました
miyajiさん
こんばんは!
先日はお疲れさまでした。
あのときのご報告がまだなのですが、先に次の歴史探訪のご案内になりそうです。
昨日、下見に行ってきましたが、次回もすこぶるいい所です。
ご期待ください!
ありがとうございました
Comment
list
コメントの投稿
Comment
form
トラックバック
トラックバックURL
→http://kagiroi3.blog.fc2.com/tb.php/1272-2d75fbf3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
Trackback
list
| h o m e |