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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

白毫寺・志貴親王御忌 

高円山(たかまどやま)の麓にある白毫寺(びゃくごうじ)は、志貴親王(皇子)の山荘跡とも伝えられています。

万葉集に6首、ファンも多いのではないでしょうか。
ワタクシも大好き。とくに

石ばしる垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも(巻8-1418)
采女の袖ふきかへす明日香風都を遠みいたづらに吹く(巻1-51)
葦辺ゆく鴨の羽交に霜降りて寒き夕へは大和し思ほゆ(巻1-64)


時代を超えて、胸がキュッ。

志貴皇子ファンと言いながら、御忌が行われる9月15日に白毫寺をお訪ねするのは初めてのことでした。

14.9.15志貴親王御忌

参道の萩はほころび始めたばかり。

14.9.15萩


あと1週間もすれば見頃を迎えるそうですが、志貴皇子をしのぶ法要はいかにもこの時期がふさわしいように思われました。

静かにたたずむ山門の上には初秋の空が広がり

14.9.15空


悲喜こもごもあるはずの人々の暮らしも、ここから見るとただただおだやかそうな奈良の街・・

14.9.15白毫寺から

志貴皇子が生きた頃はどんな風情だったのでしょうね。

さわやかな風に身をまかせながらもの思いにふけっていると、あっ、儀式が始まりました!
法要の列は、境内の奥、故宮崎快堯師が命名されたという「霞庵」を出発、
お花を捧げて境内を練り歩きます。

14.9.15お練り


一巡して、本堂へ。

14.9.15本堂へ


万葉花寧豊会(万葉の花研究会・片岡寧豊さん主宰)の皆さんによる献華と、岩島佳子さんが「白毫寺の歌」を献曲されました。

14.9.15献曲


法要が始まりました。
本堂へ上がって写真をとってもいいと言っていただき、「それでは」と厚かましく

14.9.15法要


献香

14.9.15献香


私のほうへも「どうぞ」と手招きされて、おそれながらさせていただきました。

法要の後は、片岡寧豊さんによって「万葉の花」にちなむお話がやさしく語られ

14.9.15片岡寧豊さん


最後に、ご住職からお言葉がありました。

14.9.15白毫寺住職

お父様の宮崎快堯師が遷化されてまだ3か月ですが、立派につとめられていました。お父様、目を細めて見守っていらっしゃることでしょう。


このあと、田原の里にある志貴親王御陵(春日宮陵)にお参りされるとのことでした。

予想外にお参りの人が少なく、静かな、温もりの感じられる法要だったと思います。志貴皇子さまにちょっと近づけたような、そんな気がしたひとときでした。

来年は、志貴親王が亡くなられて1300年とか・・・
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Posted on 2014/09/18 Thu. 18:57 [edit]

category: 大和の寺社

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