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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

特別展 當麻寺 

4月28日、奈良国立博物館で開催中の特別展「當麻寺ー極楽浄土へのあこがれー」へ、やっと行ってまいりました。

當麻曼荼羅完成1250年記念ということで、奈良博もお寺もたいそう力が入る“史上初”の當麻寺展。満を持しての展覧会です。



綴織當麻曼荼羅はもとより、仏像群も、絵図も充実の展覧会でした。
博物館の各種ポスターやチラシを見るにつけ、「當麻曼荼羅」だけじゃないぞ、ほかの寺宝や資料も見てほしい、という思いが感じられますね。

展覧会の内容を1つ1つ書き始めたらきりがありませんから^^;、すでに鑑賞されたオトモダチのサイトをご覧ください。
メグさん→こちら
なむさいじょうさん→こちら
奈良倶楽部さん→こちら


ワタクシ個人的にも、當麻曼荼羅完成1250年を意識したわけではないのに、昨年から不思議にご縁続きです。

昨年6月、13年ぶりに二上山へ登り、下山後、當麻寺を訪ねました。→icon52

二上山に守られるような當麻寺。
ここに立つと、西方極楽浄土へのあこがれがまざまざと感じられます。




そうして昨年末には、葛城市歴史博物館で開催された特別陳列「當麻寺菩薩面と古代の匠のプロフィール」へも行く機会にめぐまれました。→icon52

なんと「アウルリコーダーアンサンブル」(→icon52)を聴きに行ったのがご縁でした。→icon52

演奏メンバーの中に、葛城市歴史博物館学芸員のYさんがいらっしゃって、演奏会のことを書いたブログ記事を見つけてくださったのですから、一見無関係なようでも、どこかでつながっているのだと不思議でたまりません。

そういうわけで、當麻寺展への序奏はワタクシの中で静かに鳴り響いていたのです。

願わくば、「うましうるわし奈良」キャンペーンが「當麻寺」だったら(笑。興福寺さんゴメンナサイ^^;)


←葛城市歴史博物館でお会いした菩薩面も出ていましたよ。












←肌の温もりが伝わるような中将姫坐像

いろいろな絵や像を見かけますが、いちばん清楚で真摯な雰囲気が出ているような。どきり、心が動かされます。

今回の調査で、顔の内側に「源三郎」「南都宿院」「永禄元年」の墨書が見つかったということが、過日の新聞に出ていましたね。


そうそう、五木寛之氏が『風の王国』の中で、この像について書いているくだりをご紹介しましょう。

目立たない場所に置かれてあるその中将姫の坐像は、たしかに一種ふしぎな気配を漂わせていた。かすかに開いた唇といい、ほのかに赤らんだ目もとといい、まったく生きているかのような、なまなましさがある。瞳がいくぶん中央に寄り気味になっているのが、妙に謎めいた感じをあたえるのかもしれない。《大和のモナ・リザ》とでも呼びたいような雰囲気が漂う、すばらしい像だった。しかもどこかに一種ミステリアスな気配があった。


※當麻曼荼羅完成1250年 特別展「當麻寺ー極楽浄土へのあこがれ」は、6月2日(日)まで

ただし
・綴織當麻曼荼羅(国宝) 5月6日まで
・當麻曼荼羅[文亀本](重文)5月21日~6月2日
・当麻曼荼羅[京都・禅林寺](重文)5月8日~5月19日
・當麻寺縁起 下巻(重文) 5月6日までと5月14日~6月2日
・一遍聖絵(国宝) 巻8 5月12日まで
・倶利迦羅龍蒔絵経箱(国宝) 5月6日まで

(※5月14日には、當麻寺で練供養会式が行われます。)


←當麻曼荼羅を納める厨子扉(国宝)(向かって左の内側部分)も圧巻。
黒漆塗り、蓮池文の蒔絵。下方に連ねられた名前の中に、将軍源頼朝が。









※↑掲載写真のうちの下3枚は、チラシやポスター、「奈良国立博物館だより」から拝借しました。




この日、奈良博へ着いたのが14時ちょっと前。

庭園散策ツァーがもうすぐ始まるというので参加することに。
お庭の奈良八重桜も今年は見そびれていましたのでラッキー♪





と喜んだのですが、たちまち定員(先着20名?)がいっぱいになったようで、最後にかけつけられた方が断られているのを目にしまして。

遠方から楽しみに来られていたのだったら、とてもお気の毒なので、お譲りした次第。
お喜びいただけて、よかった~

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Posted on 2013/05/01 Wed. 15:18 [edit]

category: 奈良国立博物館

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コメント

 

*ならら*さん
こんばんは!
ご無沙汰しておりまーす。
はい、明日もいいお天気になりそうです^^
楽しみです~。またぜひともご一緒しましょうね。
當麻寺展、会期が長いですから、ごゆるりと、どうぞ。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2013/05/03 18:48 | edit

 

こんにちは
今日はお天気に恵まれてますね。
明日もニコニコマークですように!!
当麻寺展もまた行けてません・・・(残)
わたくしも音声ガイドかります~~~!!

URL | *ならら* #79D/WHSg | 2013/05/03 14:14 | edit

 

emirinさん
こんばんは!
おお、庭園散策に参加されましたか。
さすがに、奈良八重桜は終わっていたかもしれませんね。
それにしても、今頃この寒さ! どうなっているのでしょう。
見どころいっぱいですよね。
そうそう、絵巻物、おもしろい!
私も、いつも音声ガイドを借ります。
わかったような気になって、すぐ忘れたりしますが(笑)

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2013/05/02 22:15 | edit

 

今晩は!
今日の午前中・・・主人と一緒に見てきました!
ただ単に見ても、解らない処が多いので音声ガイドを借りました。
曼荼羅もいろいろあって、どこかで見た事があるのですが・・
綴織當麻曼荼羅・あの大きさにはビックリでした。
当麻曼荼羅縁起絵巻など、横佩大臣の姫君が書かれていたり・・
中将姫伝説もいろいろあるのだと・・・
面白かったです。
西方極楽浄土への信仰も広がったのですね。
役行者の前鬼、後鬼にも少し興味がありました。
DAIGOのロックポーズ・・有りましたね!
どうも有難うございました。
午後からは、庭園散策に参加しました。

URL | emirin #79D/WHSg | 2013/05/02 21:59 | edit

 

なむ隊長ゞ
こんばんは!
今回もリンク先があって助かりました(笑)。ありがとうございます。
会期が長いので、多くの人に観ていただきたいものですね(でも、この日は連休の中日だったのに、平日に行ったボストン美術館展よりも人が少なかった)。
お寺での仏像拝観はありがたく思いますが、博物館ではいろいろな角度から間近で凝視できるのがありがたい^^; できたら、もう一度。
特別展が終わってから、お寺へお参りしたらまた違う発見がありそうです。

URL | かぎろひ #79D/WHSg | 2013/05/02 21:38 | edit

 

こんばんは!
リンクありがとうございます。
国宝の綴織當麻曼荼羅は、保護のためか照明が暗くてよく分かりませんでしたが、近くでビデオやレプリカ絵などで丁寧に解説してあって、密教の両界曼荼羅とは別のものと理解できました。
勉強になりました。
極楽浄土など日本人の精神風土に影響していますから、多くの人にこの展覧会を見ていただいて、そして実際に當麻寺へ足を向けていただけたらいいですね。

URL | なむさいじょう #79D/WHSg | 2013/05/02 19:47 | edit

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