かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
石上大塚古墳とウワナリ塚古墳
だいたいの場所↓
(クリックで拡大。地図は天理市発行の観光ガイドから拝借、黄色の矢印はかぎろひが付けました)

いわゆる「北・山の辺の道」はこの古墳の間を縫うように通っています。
というか、石上大塚古墳の周濠外堤がハイキング道。
何気なく歩いているとわからないのですが、どちらも大規模な前方後円墳。

(「天理市埋蔵文化財調査概報 平成6・7年度」より)
●石上大塚(いそのかみおおつか)古墳

竹やぶになっています。

後円部には、破壊されているものの、石室が。

おお、かなりの規模だったようですね。大きな石が残っています。
でもこの写真ではなかなか大きさがわからないでしょう。
「リンネさん、入ってみて!」。リーダーをあごで使うのは誰や! ワタクシ_(._.)_
長いものがいるかもしれない石室へ下りていただきました。

続いて、ウワナリ塚古墳へ。

●ウワナリ塚古墳
石上大塚古墳から少し北へ行き、ブドウ畑を右へ折れます。
掲示されているウワナリ塚古墳についての説明(クリックで拡大)

前方部はブドウ畑に、後円部は雑木林となっています。

蜂蜜採取用の巣箱があったり、スズメバチ注意の看板が出ていたり・・・
スズメバチは黒色に対して攻撃すると言われますよね。おっと、何という準備の甘さよ。黒い帽子はワタクシだけ(-_-;)
近々、絶対に白い帽子をゲットしようと思うのでした。
石室はわずかに開いていて、金網がしてありました。簡単に開けられます。

まず初めに、リーダーがのぞきます。

うわぁ、狭っ、真っ暗、中で蛇がとぐろを巻いていたら・・・ 緊張が走ります。

ここまできたら、1人だけビビっているわけにはいきません。
えいやっ、身体を滑らせるようにして、石室に入ると・・・、中は広くて立ち上がってもラクラクの高さ。3.6mとさっきの説明版にありましたね。
でも暗すぎて、目を開けているのかつむっているのか、わからないほど。
もちろん、各自ライトは用意していたのですよ。
ん? な、なぜかカメラが作動せず。
暗すぎるせい? うっ、ナニかのたたりか・・・(>_<)
何とか撮れた一部分の写真でご想像ください。


室内はひやりとした涼しさ。20度ぐらい?
ようやくウワナリ塚古墳の石室に入ることができて感激しましたが、うまく撮れなかったのがちょっと残念。機会があればもう一度、行きたいものです。
あっ、「かぎろひ歴史探訪」第3期の2「泣きそぼち行く影媛の道」(10月2日・木)でこのあたりを歩きますから、立ち寄る公算大。大勢と一緒ならコワくないですもんね。
北側から見上げたウワナリ塚古墳

※天理市のホームページをご参考に
石上大塚古墳→こちら
ウワナリ塚古墳→こちら
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20
コメント
おかげさまで
カチャーチャンさん
こんばんは!
いろいろ教えてくださりありがとうございます。
おかげさまで、念願の古墳を見学することができました。
ウワナリ塚古墳は想像以上にすばらしかったです。こわかったけれど^^;
峰塚古墳もぜひとも訪ねてみたいと思います。古墳探検隊を結成しなければなりませんね(笑)
塚穴山古墳は西山古墳と同時に行きましたが、大きさにビックリでした。
No title
天理市でも北部の古墳群は結構沢山あるので見て回ったりするのも大変です、夏場は特ぬ草で覆われたりして訪れるのもなかなか難しいところもありますね、石室の美しさでは峰塚古墳、大きさでは塚穴山古墳、ウワナリ塚古墳の石室はかなり大きい膿で見瀬丸山古墳に次ぐ大きさだそうです。
峰塚古墳は場所が判りにくいですが石室の見事さは一級品です、機会があれば是非・・・天理高校の野球部グランドの東側から入っていきます。
URL | カチャーチャン #- | 2014/07/21 07:18 | edit
ぜひお試しを
マングースさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
石室内はウソッと思うくらい暗くて広くて、ひんやりしていました。内と外では世界がまるきり違います。
こわいけれど、魅力的~
機会がありましたら、ぜひどうぞ。
1人はやめたほうがいいと思います。戻れなくなるかも(^_-)
No title
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