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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

赤土山古墳 

「赤土山古墳(あかつちやまこふん、あかんどやまこふん)」(天理市櫟本町いちのもとちょう)はワタクシの中では重きをしめる存在なのですが、気になりながらなぜか現地説明会には行っていません。行けない何かよほど大きな理由があった? もしかしたら、子どもが小さくて身動きできない時期だったかな。

念のため、発掘調査関連のスクラップを確認してみると、おお!

14.7.2赤土山新聞

↑平成元年(1989)の「奈良新聞」(クリックで拡大)

25年前ってことは、長女が2歳、次女はおなかの中! ナットク、ナットク。それどころじゃなかったわい(笑)

そういうわけで、7月2日の天理~奈良ハイキング途中、「赤土山古墳」の文字を見たとたん、行かずにはいられなくなった次第。

14.7.2赤土山史跡


平成4年に国の史跡指定を受け、整備が進められ、平成22年4月から一般公開されたようです。

墳頂に上ることができます。

14.7.2赤土山墳頂

↑向こうの建物はシャープさん。


被葬者はワニ氏の長? さすがの一等地。南西方向。二上、葛城、金剛・・・、梅雨空につきこの日はいまいちでしたが。

14.7.2赤土山墳頂から


東南方向

14.7.2赤土山から東南

すぐ南を名阪国道が走っています。

家型埴輪、円筒埴輪、朝顔型埴輪・・・多種発掘されたものが復元されています。

14.7.2赤土山埴輪

ひと口に家型と言っても、切妻あり、入母屋あり、住居風、倉庫風、さまざまだったようです。
こんなのがザクザク見つかったときはゾクゾクしたでしょうね。

出土状況が写真で掲示されていました。

14.7.2円筒埴輪の出土状況

上の新聞にもありますが、最初は前方後方墳だと考えられていたようです。
どうやら地震の影響で墳形が崩れていたらしく、「くびれ部」を調査して「前方後円墳」ということがわかったそうですよ。

14.7.2赤土山くびれ部

盗掘は受けていたようですが、それでも出土品いっぱい(クリックで拡大)。

14.7.2赤土山出土遺物

整備現況図
14.7.2赤土山整備図


天理市のホームページで上空からの写真を見ることができます。→こちら

赤土山古墳の位置(クリックで拡大)
14.7.2赤土山地図

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Posted on 2014/07/08 Tue. 19:46 [edit]

category: 発掘情報・古墳

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