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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

佐保・水鳥の祈り 



ブログを始めた日、佐保川沿いを散歩中に、アヒルとカモに出合った。
それが上の写真。
ホームページの掲示板に投稿したら、思いがけず、素敵な詩をつけていただいた。
何気なく撮った写真が詩人の感性を動かしたと思うと、たいへんうれしい。
ここでも紹介させてください。


佐保・水鳥の祈り

            紀ノ国屋 千

いつもしあわせありがとう
流れが心地よく足をくすぐった
カモとアヒルはちょこりと頭を下げた
佐保川の風はほほえんで、くるりと一回り

ながれの源に深く静まる
春日の山の原始林
悠久の命を蓄え樹々をはぐくむ 
今日も・・・

水鳥たちは あの常緑の
一葉一葉から生まれたのではないか

ある日冬の予感の一陣の風が舞って
アカガシやイチイガシの葉は空たかく
北の大地シベリアの野へ

やがて
色あせた
葉っぱたちは凍えはじめた
ふるさとへ、ふるさとへ
思いは空へよじのぼる

雪雲と氷の精女たちは葉と葉を
愛らしい水鳥に変身させた
その羽根をふるわせ
春の光のふるさとへ
さあ・・お帰り・・と

この柔らかな佐保の流れに
おまえ ホシハジロは
遠い・遠い昔を
鼓動の中に聞いているのだね

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Posted on 2009/05/19 Tue. 23:59 [edit]

category: 佐保川

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