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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

薪御能2023 

「奈良八重桜の会」が復曲能プロジェクトをスタートさせてから、観能の機会が増えまして。だけではなく、思いがけないご縁がつながる不思議を実感しています。

昨年、居酒屋で偶然話をすることになった女性が、お能に深く関わっていらっしゃる方だったり、八尾へお能を観に行ったとき、ばったり会場でお会いした旧知のYさんが、謡をされていることを知ったり。時間がちょっとずれていたら会うこともなく、知ることもなかったのにと思うと、奇跡的ですよね。呼び寄せているかな?(笑)

そうして、今年の「薪御能」のチケットが舞い込むに及んで、ほんとうに驚くばかり。
詳しくは聞いてないのですが、どうも、『かぎろひの大和路』の東京の読者の方が関わっていらっしゃるとか?

ドキリ。かぎろひ誌発行のめどがまだたっておらず、お恥ずかしいやら申し訳ないやら。
どうもありがとうございます。

今年の「薪御能」は5月19日、20に行われました。
1日目は所用があったのでもともと2日目を予定していたのですが、19日が大雨だったせいもあるのでしょうか、20日の参加者がかなり多かったようです。

春日大社若宮拝舎での御社上(みやしろあが)りの儀は11時開始、10時開場

230520若宮社へ


早めにと10時前に行ったのに、すでに長蛇の列

230520行列


こんな感じで拝見しました。

230520若宮社

座敷だったので、長時間正座は無理やし、自分の脚ながらもてあましました(笑)。普段のだらしない暮らしを反省(;^_^A

230520パンフ


両日のプログラム

230520プログラム
↑クリックで拡大


演能は撮影禁止なので写真はないのですが、雰囲気だけでも。

興福寺般若の芝(南大門跡)では午後5時30分から始まりました。
途中の休憩に撮ったもの

230520薪能3

230520薪能4

東の席に座ったのですが、最初は西日がきつくてまぶしい、暑い! けれども、日が落ちると、急に寒くなり、薄手のカーディガンでは役に立たずガチガチ震えるほど。5月中旬の夜ってこんなに寒かったんですね。昼と夜の温度差をまざまざ。

それでも、とっぷり暗くなると、薪の炎があかあかと燃え、風が吹くと梢がざわめき、紙垂が揺れるなかで演じられるお能は迫力満点。笛の甲高い音が夜空に吸い込まれてゆき、大鼓や小鼓がますます抒情を盛り上げていきました。

自然のなかで演じられる能の魅力を改めて感じたことでした。

ありがとうございました。

※薪御能⇒
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Posted on 2023/05/21 Sun. 15:47 [edit]

category: 奈良市

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