かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
二人だけでバスにのったよ
3月30日、「かぎろひ歴史探訪」の復活第1回が終了しました。
今日はその報告をするつもりだったのですが…
なっちゃんとあーちゃんがお泊りで来ていて、アップできそうにもないので明日以降にさせていただきます。
今は、大騒ぎでお風呂に入った後、ドライヤーも着替えもすんで、なっちゃんがあーちゃんに読み聞かせしています。
そのスキにブログアップ!
実は今日、初めて2人だけでバスに乗ってやってきました。
ママが2人をバスに乗せて見送り、降りるバス停でばーさんが待ち受けるというもの。
行ってらっしゃーい。今、バスが発車したよと、ママからのライン

乗車時間は約10分。でもどきどきしますね(笑)
バスがきたー、乗っていたー。ホッ

今日はその報告をするつもりだったのですが…
なっちゃんとあーちゃんがお泊りで来ていて、アップできそうにもないので明日以降にさせていただきます。
今は、大騒ぎでお風呂に入った後、ドライヤーも着替えもすんで、なっちゃんがあーちゃんに読み聞かせしています。
そのスキにブログアップ!
実は今日、初めて2人だけでバスに乗ってやってきました。
ママが2人をバスに乗せて見送り、降りるバス停でばーさんが待ち受けるというもの。
行ってらっしゃーい。今、バスが発車したよと、ママからのライン

乗車時間は約10分。でもどきどきしますね(笑)
バスがきたー、乗っていたー。ホッ

31
3月30日、かぎろひ歴史探訪 再スタート!
おはようございます。
さあ、「かぎろひ歴史探訪」再出発の朝!

↑案内資料、前回の写真(1年半前?)、皆勤賞も遅くなりました
何人来てくださるでしょうか。皆様に案内が行き届いていないような気もしますが、申し訳ございませんm(__)m
ではでは、JR奈良駅でお待ちしております。
9時頃から待機します。
歩くコース⇒★
事前申し込みなしの飛び入り参加もOKです(1500円)
さあ、「かぎろひ歴史探訪」再出発の朝!

↑案内資料、前回の写真(1年半前?)、皆勤賞も遅くなりました
何人来てくださるでしょうか。皆様に案内が行き届いていないような気もしますが、申し訳ございませんm(__)m
ではでは、JR奈良駅でお待ちしております。
9時頃から待機します。
歩くコース⇒★
事前申し込みなしの飛び入り参加もOKです(1500円)
30
元石清水八幡宮
近々、男山の石清水八幡宮へお参りする予定です。
奇しくも、3月30日、「かぎろひ歴史探訪」でお参りする八幡神社は、元石清水八幡宮と伝えられる古社。


↑一の鳥居
参道


寺伝によると、大安寺の僧、行教が遣唐使としての帰途、大分県宇佐神宮の第一祭神、八幡大神(応神天皇)からのお告げで、宇佐八幡を勧請。その後、行教は夢の中で 京都の男山に八幡大神(応神天皇)を祀れというご神託を受け、859年(貞観元年)京都府八幡市に山城石清水八幡宮(男山八幡宮)が建立されます。
ふむふむ、それで納得していたら、男山のほうは逆を主張しているらしい。男山が先で、後に平城の地へ移したと。
『奈良県地名辞典』を確認してみると
『七大寺巡礼私記』(平安時代末期)に、斉衡2年(855)行教が宇佐の八幡神を勧請したと書かれているとあります。
また『建久御巡礼私記』(平安時代末期)『諸事建立次第』(室町時代)には、八幡大菩薩は大安寺石清水房に奉置、のち京都の男山に移したとされる、と書かれているとのこと。
大安寺伽藍絵図によると、石清水房は現社地と大安寺の間にありました。現在の御霊神社の境内になるようです。

説明板

両神社のホームページを見ると、やはり対立していますねー(笑)
八幡神社(元石清水八幡宮)の説明⇒★
男山石清水八幡宮の説明⇒★
『朝野群載ちょうやぐんさい』(平安時代の詩文や文書を分類編纂したもの。1116年成立。その後増補があり、最終的には1135~41の成立と推定されている)
これにも、どちらが先かの論争のことが見えるようです。
興福寺衆徒が、男山八幡は大安寺から遷座したもんやん、大安寺八幡が根本だわい、と主張したのに対して、男山のほうも負けずに、何言うてんねん、うちこそ先に決まっとるがな。なーんて言い合って、双方譲らなかったそうな(笑)
平安時代から続ているんですね。
大安寺の八幡神社に一票!(笑)
奇しくも、3月30日、「かぎろひ歴史探訪」でお参りする八幡神社は、元石清水八幡宮と伝えられる古社。


↑一の鳥居
参道


寺伝によると、大安寺の僧、行教が遣唐使としての帰途、大分県宇佐神宮の第一祭神、八幡大神(応神天皇)からのお告げで、宇佐八幡を勧請。その後、行教は夢の中で 京都の男山に八幡大神(応神天皇)を祀れというご神託を受け、859年(貞観元年)京都府八幡市に山城石清水八幡宮(男山八幡宮)が建立されます。
ふむふむ、それで納得していたら、男山のほうは逆を主張しているらしい。男山が先で、後に平城の地へ移したと。
『奈良県地名辞典』を確認してみると
『七大寺巡礼私記』(平安時代末期)に、斉衡2年(855)行教が宇佐の八幡神を勧請したと書かれているとあります。
また『建久御巡礼私記』(平安時代末期)『諸事建立次第』(室町時代)には、八幡大菩薩は大安寺石清水房に奉置、のち京都の男山に移したとされる、と書かれているとのこと。
大安寺伽藍絵図によると、石清水房は現社地と大安寺の間にありました。現在の御霊神社の境内になるようです。

説明板

両神社のホームページを見ると、やはり対立していますねー(笑)
八幡神社(元石清水八幡宮)の説明⇒★
男山石清水八幡宮の説明⇒★
『朝野群載ちょうやぐんさい』(平安時代の詩文や文書を分類編纂したもの。1116年成立。その後増補があり、最終的には1135~41の成立と推定されている)
これにも、どちらが先かの論争のことが見えるようです。
興福寺衆徒が、男山八幡は大安寺から遷座したもんやん、大安寺八幡が根本だわい、と主張したのに対して、男山のほうも負けずに、何言うてんねん、うちこそ先に決まっとるがな。なーんて言い合って、双方譲らなかったそうな(笑)
平安時代から続ているんですね。
大安寺の八幡神社に一票!(笑)
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佐保川の桜2023②満開
28
文集 水門 第2号
27
高安能
3月21日、大阪府八尾市までお能鑑賞に行ってきました。

八尾市東部の高安地域は、能楽ワキ方・太鼓方の「高安流」発祥の地だそうで、「やお発高安能未来継承プロジェクト」として、民官一体となって力を入れられています。
「高安」という名はとても親しく感じられますよね。高安って八尾市にあったのかと思ったくらい(笑)
たぶん、『伊勢物語』「筒井筒」の「高安の女」のせいかも(笑)
奈良(天理)から十三峠を経て行く業平道の先は、八尾だったんですね。
地図を確認してみましょう。八尾市は奈良県(平群町)と隣接しています。
八尾でランチをとったお店から見た風景

↑向こうは生駒山
この日は、創作能《八尾やつお》と《綱つな》が上演されました。
能はこれまで数えるほどしか見ていないのですが、予習していっても、何を言ってるのかわからず、つい居眠りなんてことも。が、今回のは動きがあってわかりやすくて、楽しめました。
復元創作能《綱》の作者は、西野春雄先生(法政大学名誉教授)。
実は、「奈良八重桜の会」主催のイベント「能と奈良」で講演してくださるのが西野先生です。ナラノヤエザクラを題材にした能《八重桜》を発掘してくださった先生でもあります。
「《八重桜》を探す!」というテーマでお話くださいます。もちろん、能と奈良についても。
《綱》もお話もわかりやすくて楽しかったので、期待がふくらみます。
まだお席に余裕がありますので、興味がありましたら。お申し込みはこのブログのメールフォームからも承ります。
4月22日(土)13:30開会(開場12:30) 興福寺会館
詳しくは⇒★

八尾市東部の高安地域は、能楽ワキ方・太鼓方の「高安流」発祥の地だそうで、「やお発高安能未来継承プロジェクト」として、民官一体となって力を入れられています。
「高安」という名はとても親しく感じられますよね。高安って八尾市にあったのかと思ったくらい(笑)
たぶん、『伊勢物語』「筒井筒」の「高安の女」のせいかも(笑)
奈良(天理)から十三峠を経て行く業平道の先は、八尾だったんですね。
地図を確認してみましょう。八尾市は奈良県(平群町)と隣接しています。
八尾でランチをとったお店から見た風景

↑向こうは生駒山
この日は、創作能《八尾やつお》と《綱つな》が上演されました。
能はこれまで数えるほどしか見ていないのですが、予習していっても、何を言ってるのかわからず、つい居眠りなんてことも。が、今回のは動きがあってわかりやすくて、楽しめました。
復元創作能《綱》の作者は、西野春雄先生(法政大学名誉教授)。
実は、「奈良八重桜の会」主催のイベント「能と奈良」で講演してくださるのが西野先生です。ナラノヤエザクラを題材にした能《八重桜》を発掘してくださった先生でもあります。
「《八重桜》を探す!」というテーマでお話くださいます。もちろん、能と奈良についても。
《綱》もお話もわかりやすくて楽しかったので、期待がふくらみます。
まだお席に余裕がありますので、興味がありましたら。お申し込みはこのブログのメールフォームからも承ります。
4月22日(土)13:30開会(開場12:30) 興福寺会館
詳しくは⇒★
26
大安寺から佐保川桜並木(3/30)あんない
いよいよ、「かぎろひ歴史探訪」再スタートの日が来週に迫ってきました。
今期3回は、センセの脚のこともあり、ワタクシどもの近場にさせていただきました。第一回は生活エリアでもあります(笑)
JR奈良駅を10時に出発して、最初のポイントは杉山古墳。

全長154m、古墳時代中期の前方後円墳

上ってみましょう

なかなかの見晴らしです。

大安寺の瓦を焼いたとみられる窯跡が復元されています。

杉山古墳と瓦窯跡については以前、ブログで紹介しましたのでよろしければ⇒★
杉山古墳は大安寺の旧境内。ここから、めざす大安寺まではすぐ。途中、僧房跡を通ります。


大安寺さん、拝観させていただきます。

本堂で法話を拝聴します。
そして、ラッキーにも特別拝観すべりこみ~

拝観料は500円。
奈良市のななまるカードをお持ちの方も特別拝観中につき適用外となりますので念のため。
かつて、七重塔が東西にそびえていたという大安寺。広い塔跡に立って往時をしのぶひととき

↑背後は八幡神社の杜
基壇が整備されています。

西塔跡には心礎がのこり、壮大さを今に伝えています。

八幡神社は大安寺の鎮守として建てられました。元石清水八幡宮とも。

男山の石清水八幡宮よりも前に勧請されたと伝わります。⇒★


↑安産祈願のハトがいっぱい~
さて、八幡神社から西へ、佐保川へと向かうのですが、いわゆる「歴史の道」は、歩道がないうえに車の通行量がとんでもなく多くて、ワタクシにとってはこれがいちばんの難題でした。

歩きにくいけれど、奈良市埋蔵文化財調査センターに立ち寄るにはここを行かねばならないし…
と悩んでいたところ、センセが一人で下見歩きをしてきて、いとも簡単に解決してきはりました(笑)
歩道のない車量の多い道を行くなどもってのほか。集落を抜けて、菩提川沿いに歩いて佐保川へ出るというもの。奈良市埋蔵文化財センターはあっさり切り捨て、とあいなった次第です。
歩きにくい道を通って埋蔵文化財調査センターへ行ったとしても、そこからの佐保川右岸もまたしばらく歩道のない道なんですよ。
いさぎよく奈良市埋蔵文化財調査センターをパスすることで、結構歩きやすくなりました。さすがセンセ(笑)
それでなくても、お昼の時間が遅くなりそうだったので、そういう意味でも正解だったかも。
お弁当を食べた後は、NHK奈良放送局をちょっとのぞかせていただいて


平城京左京三条二坊宮跡庭園へ


↑パンフレットから
奈良市文化財課から説明に駆けつけてくださることになっています。お楽しみに!
大宮通りを隔てたところは長屋王邸跡

新大宮駅へと向かいます。
歩くルート(水色の線)

約8kmのコースとなります。
※「かぎろひ歴史探訪」第18期①「大安寺から佐保川の桜並木」
2023年3月30日(木)10時 JR奈良駅を出発します。
改札口前のコンコースへお集まりください。
事前申し込みなしの飛び入り参加OK(1500円)
久しぶりにお会いできるのを楽しみにしております。
センセは完全復活までにはなっていませんので、一部ポイント移動になると思いますが、ご容赦ください。
口はもとのままですので、よくしゃべると思います。ご覚悟くださーい(笑)
今期3回は、センセの脚のこともあり、ワタクシどもの近場にさせていただきました。第一回は生活エリアでもあります(笑)
JR奈良駅を10時に出発して、最初のポイントは杉山古墳。

全長154m、古墳時代中期の前方後円墳

上ってみましょう

なかなかの見晴らしです。

大安寺の瓦を焼いたとみられる窯跡が復元されています。

杉山古墳と瓦窯跡については以前、ブログで紹介しましたのでよろしければ⇒★
杉山古墳は大安寺の旧境内。ここから、めざす大安寺まではすぐ。途中、僧房跡を通ります。


大安寺さん、拝観させていただきます。

本堂で法話を拝聴します。
そして、ラッキーにも特別拝観すべりこみ~

拝観料は500円。
奈良市のななまるカードをお持ちの方も特別拝観中につき適用外となりますので念のため。
かつて、七重塔が東西にそびえていたという大安寺。広い塔跡に立って往時をしのぶひととき

↑背後は八幡神社の杜
基壇が整備されています。

西塔跡には心礎がのこり、壮大さを今に伝えています。

八幡神社は大安寺の鎮守として建てられました。元石清水八幡宮とも。

男山の石清水八幡宮よりも前に勧請されたと伝わります。⇒★


↑安産祈願のハトがいっぱい~
さて、八幡神社から西へ、佐保川へと向かうのですが、いわゆる「歴史の道」は、歩道がないうえに車の通行量がとんでもなく多くて、ワタクシにとってはこれがいちばんの難題でした。

歩きにくいけれど、奈良市埋蔵文化財調査センターに立ち寄るにはここを行かねばならないし…
と悩んでいたところ、センセが一人で下見歩きをしてきて、いとも簡単に解決してきはりました(笑)
歩道のない車量の多い道を行くなどもってのほか。集落を抜けて、菩提川沿いに歩いて佐保川へ出るというもの。奈良市埋蔵文化財センターはあっさり切り捨て、とあいなった次第です。
歩きにくい道を通って埋蔵文化財調査センターへ行ったとしても、そこからの佐保川右岸もまたしばらく歩道のない道なんですよ。
いさぎよく奈良市埋蔵文化財調査センターをパスすることで、結構歩きやすくなりました。さすがセンセ(笑)
それでなくても、お昼の時間が遅くなりそうだったので、そういう意味でも正解だったかも。
お弁当を食べた後は、NHK奈良放送局をちょっとのぞかせていただいて


平城京左京三条二坊宮跡庭園へ


↑パンフレットから
奈良市文化財課から説明に駆けつけてくださることになっています。お楽しみに!
大宮通りを隔てたところは長屋王邸跡

新大宮駅へと向かいます。
歩くルート(水色の線)

約8kmのコースとなります。
※「かぎろひ歴史探訪」第18期①「大安寺から佐保川の桜並木」
2023年3月30日(木)10時 JR奈良駅を出発します。
改札口前のコンコースへお集まりください。
事前申し込みなしの飛び入り参加OK(1500円)
久しぶりにお会いできるのを楽しみにしております。
センセは完全復活までにはなっていませんので、一部ポイント移動になると思いますが、ご容赦ください。
口はもとのままですので、よくしゃべると思います。ご覚悟くださーい(笑)
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「秋篠寺の技芸天」芝木好子
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淡路島、岩屋の浜辺
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佐保川の桜2023
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