かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
今年4月に復曲能プレイベント
1月31日、「奈良八重桜の会」の総会がありました。
新会員がどんどん増えており、70人超えに。今日の総会も過半数をはるかに上回る出席者を得て熱く進行しました。

総会で承認を得られたので発表しまーす。
復曲能の上演は来年なのですが、今年はそれに向けたプレイベントを行います。
令和5年4月22日(土)午後1時30分~ 興福寺会館
能楽講演会「能楽と奈良」 講師=法政大学名誉教授 西野春雄氏
能「八重桜」復曲の現状 講師=金春流シテ方 金春穂高氏
参加費 2,000円(学生1,000円)
詳しい内容は追ってまたご案内しますが、会館収容人数が100人くらいなので、ぜひと思われる方は早めにお申し込みください。このブログのメールフォームから、先行受け付けさせていただきます。先着順になると思いますので。事務局担当につき、先走っております(笑)
詳しい情報は第二弾でご案内しますね。
あ、チラシも作らなくては。
新会員がどんどん増えており、70人超えに。今日の総会も過半数をはるかに上回る出席者を得て熱く進行しました。

総会で承認を得られたので発表しまーす。
復曲能の上演は来年なのですが、今年はそれに向けたプレイベントを行います。
令和5年4月22日(土)午後1時30分~ 興福寺会館
能楽講演会「能楽と奈良」 講師=法政大学名誉教授 西野春雄氏
能「八重桜」復曲の現状 講師=金春流シテ方 金春穂高氏
参加費 2,000円(学生1,000円)
詳しい内容は追ってまたご案内しますが、会館収容人数が100人くらいなので、ぜひと思われる方は早めにお申し込みください。このブログのメールフォームから、先行受け付けさせていただきます。先着順になると思いますので。事務局担当につき、先走っております(笑)
詳しい情報は第二弾でご案内しますね。
あ、チラシも作らなくては。
31
盾形銅鏡と蛇行剣
1月29日、富雄丸山古墳の現地見学会に行ってまいりました。

なんといっても驚きは、盾形の銅鏡と、曲がりくねったなが~い剣ですよね。
実物は、保存処理のために見ることはできませんでしたが、同じ大きさの模型や、わかりやすい図などが掲示されていて、世紀の発見を感じることができました。
盾形銅鏡。「鼉龍(だりゅう)文盾形銅鏡」と名づけられました。
読めへんやん。書けへんやん。画数が多すぎて…どんな文字やねん。
こんなんです。

鼉龍って何やねん。
東京国立博物館の「鼉龍鏡」(重文)の説明を読むと⇒★
鼉龍とは想像上の動物で、ワニの一種ともいわれている。この鏡は主として中国の環状乳神獣鏡をまねて作られた仿製鏡で、乳をめぐる蟠龍の長くのびた胴の上に神像と口に棒状のものをくわえた小獣形をおく。神像と蟠龍が頭を共有しているのがこの種の鏡の特徴である。
のだそう。
コトバンクの説明がわかりやすい。
古墳時代の仿製(ぼうせい)鏡の一種。内区の主要図像として,4ヵ所の乳(にゆう)(突起)にからむように長大な体軀をもつ怪獣像が配され,この像が古代中国の,ワニに似るという空想上の動物〈鼉竜〉を連想させることからこの名がつけられた。
しかしこの怪獣像は,中国製の画文帯環状乳神獣鏡を手本とし,そこにある神仙を背にのせた竜虎のたぐいの像を見て,古墳時代の鏡工人がさらに想像をはせて独自の怪異な像に作りかえたものである。
中国の鏡を真似たものの、日本の鏡工人が独特のデザインに変えた んですね。
当日いただいた資料から

↑長さ約64㎝、幅約31㎝。鼉龍文。背面中央に鈕(ちゅう)
それにしても、盾形の銅鏡はこれまでに出土例がないとのことで、すごい発見ですね。
国宝になりそう。
もうひとつの発見、蛇行剣。現地見学会配布資料の表紙から。

長さ約267㎝

発掘現場

寒い日でしたが、熱気あふれる現場でしたー。
当日配布された資料


ダウンロードできます。⇒★
以前の、富雄丸山古墳の現地説明会⇒★

なんといっても驚きは、盾形の銅鏡と、曲がりくねったなが~い剣ですよね。
実物は、保存処理のために見ることはできませんでしたが、同じ大きさの模型や、わかりやすい図などが掲示されていて、世紀の発見を感じることができました。
盾形銅鏡。「鼉龍(だりゅう)文盾形銅鏡」と名づけられました。
読めへんやん。書けへんやん。画数が多すぎて…どんな文字やねん。
こんなんです。

鼉龍って何やねん。
東京国立博物館の「鼉龍鏡」(重文)の説明を読むと⇒★
鼉龍とは想像上の動物で、ワニの一種ともいわれている。この鏡は主として中国の環状乳神獣鏡をまねて作られた仿製鏡で、乳をめぐる蟠龍の長くのびた胴の上に神像と口に棒状のものをくわえた小獣形をおく。神像と蟠龍が頭を共有しているのがこの種の鏡の特徴である。
のだそう。
コトバンクの説明がわかりやすい。
古墳時代の仿製(ぼうせい)鏡の一種。内区の主要図像として,4ヵ所の乳(にゆう)(突起)にからむように長大な体軀をもつ怪獣像が配され,この像が古代中国の,ワニに似るという空想上の動物〈鼉竜〉を連想させることからこの名がつけられた。
しかしこの怪獣像は,中国製の画文帯環状乳神獣鏡を手本とし,そこにある神仙を背にのせた竜虎のたぐいの像を見て,古墳時代の鏡工人がさらに想像をはせて独自の怪異な像に作りかえたものである。
中国の鏡を真似たものの、日本の鏡工人が独特のデザインに変えた んですね。
当日いただいた資料から

↑長さ約64㎝、幅約31㎝。鼉龍文。背面中央に鈕(ちゅう)
それにしても、盾形の銅鏡はこれまでに出土例がないとのことで、すごい発見ですね。
国宝になりそう。
もうひとつの発見、蛇行剣。現地見学会配布資料の表紙から。

長さ約267㎝

発掘現場

寒い日でしたが、熱気あふれる現場でしたー。
当日配布された資料


ダウンロードできます。⇒★
以前の、富雄丸山古墳の現地説明会⇒★
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燃えなかった若草山
29
ラミネート作業
28
泥雪だるま
1月27日、朝から雪が降り続くなか、年3回の歯科検診へ。
え、もしかしたら、ワタクシが雪女なのか(;^_^A いやいや、雪女のイメージではないので返上(笑)
でも、積もらないのよねぇ。残念。あ、豪雪地帯の方には申し訳ありませんm(__)m
先日、24日の番外編の日、反省会を終えて外へ出ると、雪が。あたりは白くなっていて…。
JRが運休するとんでもない日だったのだが、奈良へ帰りつくと通りには雪もなく、わずかに佐保川の土手に白いものが見られただけだった。
夜、雪が降ったので、積もるかと期待したら、あっけなく溶けてしまうありさま。
子どもたちも楽しみにしていたようだが、ちょっとがっかりしながらも

↑なけなしの雪で遊ぶあーちゃん
家に持って帰ったとか。

↑シュールな雪だるま
え、もしかしたら、ワタクシが雪女なのか(;^_^A いやいや、雪女のイメージではないので返上(笑)
でも、積もらないのよねぇ。残念。あ、豪雪地帯の方には申し訳ありませんm(__)m
先日、24日の番外編の日、反省会を終えて外へ出ると、雪が。あたりは白くなっていて…。
JRが運休するとんでもない日だったのだが、奈良へ帰りつくと通りには雪もなく、わずかに佐保川の土手に白いものが見られただけだった。
夜、雪が降ったので、積もるかと期待したら、あっけなく溶けてしまうありさま。
子どもたちも楽しみにしていたようだが、ちょっとがっかりしながらも

↑なけなしの雪で遊ぶあーちゃん
家に持って帰ったとか。

↑シュールな雪だるま
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地酒とワインの濱田屋
1月24日、灘の酒蔵を巡った後は、もちろん反省会へ突入~。
これも大きな楽しみのひとつ。
すべてはYさんにお任せ。
今回は、「地酒とワインの濱田屋」さん。

小売店のようだけれど、なんとお店の中に飲食できるお部屋があって、お酒を買ってそこで飲むことができるとは!
好きなお酒を選べて、貸し切り状態の部屋でワイワイ。
おでんやポテサラ、餃子などなど、アテもいろいろあって、これはええやん。
参加者11人で何本開けたのかな?
撮ってあったのは↓これだけ。もっとあったよね(笑)

気兼ねなく、ゆったりと飲めて、しかもお安かったー。
こんなお店が近くにあればいいなあ。今度はワインの飲み比べをしてみたい。
あ、でも、これだけの人数がいればこそ、だよね。

地酒とワインの濱田屋⇒★
これも大きな楽しみのひとつ。
すべてはYさんにお任せ。
今回は、「地酒とワインの濱田屋」さん。

小売店のようだけれど、なんとお店の中に飲食できるお部屋があって、お酒を買ってそこで飲むことができるとは!
好きなお酒を選べて、貸し切り状態の部屋でワイワイ。
おでんやポテサラ、餃子などなど、アテもいろいろあって、これはええやん。
参加者11人で何本開けたのかな?
撮ってあったのは↓これだけ。もっとあったよね(笑)

気兼ねなく、ゆったりと飲めて、しかもお安かったー。
こんなお店が近くにあればいいなあ。今度はワインの飲み比べをしてみたい。
あ、でも、これだけの人数がいればこそ、だよね。

地酒とワインの濱田屋⇒★
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灘の酒蔵めぐり
1月24日、Yさんが企画案内してくださる番外編ウォークに参加しました。
この冬いちばんの寒波襲来というタイミングには笑うしかありません。というのも、ほぼ同じメンバーでの、前回の平城宮跡ちょい歩きも珍しく雪が積もった寒い日だったものですから。⇒★
うーん、だれか、雪男いるんちゃうん?(笑)
この日の番外編は、灘五郷の、魚崎郷、御影郷を歩くというもの。
コース
阪神石屋川駅⇒御影公会堂⇒處女塚古墳⇒福寿・酒心館⇒大黒正宗⇒泉酒造⇒灘五郷酒所⇒菊正宗本社・加納治五郎生誕地の碑⇒白鶴酒造⇒菊正宗⇒桜正宗(定休日)⇒浜福鶴
参加者 13人
全国的にも有名な蔵、蔵。
奈良の酒蔵をイメージしている身には別世界。大きなタンクが林立。ビル街を歩いているみたい。



殺風景…
ところがどっこい、記念館や資料館などは、以前使われていた蔵を利用した風情ある建物、よくわかる資料展示、映像での紹介、試飲コーナーなど、さまざまな仕掛けがなされいてたっぷり楽しめました。
白鶴酒造資料館


菊正宗酒造記念館


最終ポイント、浜福鶴へ

こちらは実際の酒造りの様子をガラス越しに見ることができて臨場感、親近感がいっぱい。

ありがとうございました。
この冬いちばんの寒波襲来というタイミングには笑うしかありません。というのも、ほぼ同じメンバーでの、前回の平城宮跡ちょい歩きも珍しく雪が積もった寒い日だったものですから。⇒★
うーん、だれか、雪男いるんちゃうん?(笑)
この日の番外編は、灘五郷の、魚崎郷、御影郷を歩くというもの。
コース
阪神石屋川駅⇒御影公会堂⇒處女塚古墳⇒福寿・酒心館⇒大黒正宗⇒泉酒造⇒灘五郷酒所⇒菊正宗本社・加納治五郎生誕地の碑⇒白鶴酒造⇒菊正宗⇒桜正宗(定休日)⇒浜福鶴
参加者 13人
全国的にも有名な蔵、蔵。
奈良の酒蔵をイメージしている身には別世界。大きなタンクが林立。ビル街を歩いているみたい。



殺風景…
ところがどっこい、記念館や資料館などは、以前使われていた蔵を利用した風情ある建物、よくわかる資料展示、映像での紹介、試飲コーナーなど、さまざまな仕掛けがなされいてたっぷり楽しめました。
白鶴酒造資料館


菊正宗酒造記念館


最終ポイント、浜福鶴へ

こちらは実際の酒造りの様子をガラス越しに見ることができて臨場感、親近感がいっぱい。

ありがとうございました。
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30年前の防寒コート
おはようございます。
この冬いちばんの寒波襲来とか?
これから、Yさんの番外編に参加すべく神戸まで繰り出すのだが、メインが街歩きだとしても、寒そうで何を着ていこう?
ここ数年温かいと感じているのは、薄いダウンを内側に着て、上にウィンドブレーカーを羽織るというもの。気に入っているのだが、温かいのは上半身だけで、下半身がいささか寒いのよね。
もう少し長めのコートがあればいいんだけど。
で、思い出したのが、最近発見した30年前のコート。たしかモンベル大阪本社のショーウィンドウで衝動買いしたやつ。しばらく愛用していたのだが、重いのが難点で、ダウンの軽さを知るにつれていつのまにか着なくなったのだ。いさぎよく処分すればいいものを、思い入れがあって捨てられず今に至っている。
子どもが1~2歳の頃だったか。出先で眠ってしまうと、このコートにくるんでおいたものだ。中は毛布のように温かくて、幼子はすやすや、その親も妙に安心感があったなあ。
今日、久しぶりに着ていこうかな。と迷っているところ(笑)

この冬いちばんの寒波襲来とか?
これから、Yさんの番外編に参加すべく神戸まで繰り出すのだが、メインが街歩きだとしても、寒そうで何を着ていこう?
ここ数年温かいと感じているのは、薄いダウンを内側に着て、上にウィンドブレーカーを羽織るというもの。気に入っているのだが、温かいのは上半身だけで、下半身がいささか寒いのよね。
もう少し長めのコートがあればいいんだけど。
で、思い出したのが、最近発見した30年前のコート。たしかモンベル大阪本社のショーウィンドウで衝動買いしたやつ。しばらく愛用していたのだが、重いのが難点で、ダウンの軽さを知るにつれていつのまにか着なくなったのだ。いさぎよく処分すればいいものを、思い入れがあって捨てられず今に至っている。
子どもが1~2歳の頃だったか。出先で眠ってしまうと、このコートにくるんでおいたものだ。中は毛布のように温かくて、幼子はすやすや、その親も妙に安心感があったなあ。
今日、久しぶりに着ていこうかな。と迷っているところ(笑)

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されど われらが日々ー
昨日のこと、学生時代の友人たちで作るライングループに、Nさんが書き込んだ。

なんとも懐かしいものが胸を通り過ぎていった、一抹の痛みをともなって。
『されど われらが日々ー』(柴田翔)
20代の初めの頃だろうか、何度か思い入れ深く読んだ。そのあとも同じ作家が著した『贈る言葉』『立ち盡す明日』『犬は空を飛ぶか』などを読んだと思うのだが、内容は覚えていない。それなのに『されど われらが日々ー』だけは冒頭シーンもくっきり。古本屋さんで、真新しい「H全集」をみつけ買うところから物語は始まるのだった。
何度かの引っ越しをかいくぐって、文庫本が手元にある。

約40年経過?

久しぶりに読んでみたが、もはや若い頃に覚えた感動はなかった。トシをとったということやね。
夏目漱石の『こころ』を再読したときと似ているような気もした。
思い違いにも気づいた。
『されど われらが日々ー』は、「芥川賞」を受けたのがきっかけで読んだのだろうと思っていたのだが、調べてみると受賞したのは昭和39年(1964)で、読んだときよりもずいぶん前のことなのだ。
小説の内容も、実は1950年代の若者を描いているようでびっくり。
そんなに時代が隔たっているとは思わなかったし、著者も自分よりもちょっと上くらいの印象だったのだが…
友人が撮って送ってくれた新聞では

柴田さん、御年88歳なんですね。
そうそう、最近、30年ぶりに小説を出されたとか。
『地蔵千年、花百年』

読んでみたい。

なんとも懐かしいものが胸を通り過ぎていった、一抹の痛みをともなって。
『されど われらが日々ー』(柴田翔)
20代の初めの頃だろうか、何度か思い入れ深く読んだ。そのあとも同じ作家が著した『贈る言葉』『立ち盡す明日』『犬は空を飛ぶか』などを読んだと思うのだが、内容は覚えていない。それなのに『されど われらが日々ー』だけは冒頭シーンもくっきり。古本屋さんで、真新しい「H全集」をみつけ買うところから物語は始まるのだった。
何度かの引っ越しをかいくぐって、文庫本が手元にある。

約40年経過?

久しぶりに読んでみたが、もはや若い頃に覚えた感動はなかった。トシをとったということやね。
夏目漱石の『こころ』を再読したときと似ているような気もした。
思い違いにも気づいた。
『されど われらが日々ー』は、「芥川賞」を受けたのがきっかけで読んだのだろうと思っていたのだが、調べてみると受賞したのは昭和39年(1964)で、読んだときよりもずいぶん前のことなのだ。
小説の内容も、実は1950年代の若者を描いているようでびっくり。
そんなに時代が隔たっているとは思わなかったし、著者も自分よりもちょっと上くらいの印象だったのだが…
友人が撮って送ってくれた新聞では

柴田さん、御年88歳なんですね。
そうそう、最近、30年ぶりに小説を出されたとか。
『地蔵千年、花百年』

読んでみたい。
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