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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

ブルーチーズのポテトサラダ 

子どもの頃からジャガイモが大好きだ。

小学校低学年の時だったと思う。子供会の集まりか何かで「みんなの好きな食べ物は何?」というお題で、1人ずつ順番に答えていくという遊び? が行われたことがあった。ワタクシの番にきたので、堂々と「ジャガイモ」と言うと、会場がどっと笑いに包まれた。え? なんで? と心外な幼いワタクシ。子供心に少し傷ついたのだが、まあ、考えてみれば、みんな「カレーライス」とか「オムライス」とか料理名を答えているのに、やっぱり「ジャガイモ」はおかしいわね(笑)

居酒屋などでもメニューにポテサラがあれば必ずといっていいほど、オーダーする。というわけで、数え切れないほどのポテサラを食べてきたが、今まででいちばんおいしかったというか感動したのが、何年か前の持ち寄り飲み会で味わった、Natsuoさん手作りのブルーチーズ入りだった。

このブログでも書いているような気がするのだが、探し出せず残念。

前置きが長くなったが、先日、娘から贈られてきた蜂蜜酒、秩父ミード「ネクタル」のアテを考えているとき、突然、ブルーチーズのポテサラに挑戦しようという気になった。

一応、ネットの記事も参考にして。

220727プレート2
↑久しぶりに人参のグラッセなども作ってみたよ。


ポテサラは、ジャガイモ、ブルーチーズのほかには、生の玉ねぎ(水でさらしたもの)、パセリ、ベーコンを入れたが、うーん、まだまだ研究の余地あり^^;


ビールの後、蜂蜜酒をゆっくり、…すっかり飲み干し。375ml、アルコール度数10%。
独り暮らしになって、ようやく最近、1人飲みの楽しさを覚えた気がする(笑)

ごちそうさまでした。娘よ、ありがとう。
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Posted on 2022/07/31 Sun. 09:54 [edit]

category: 日記

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31

7月29日は園生忌 

7月29日は、作家、辻邦生の命日「園生そのう忌」だった。1日ずれてしまったが、インターネットが復旧したので、ファンとして何か書いておきたいと思う。

「文学忌」。有名なものとしては、梶井基次郎「檸檬忌」、太宰治「桜桃忌」、三島由紀夫「憂国忌」、芥川龍之介「河童忌」、司馬遼太郎「菜の花忌」などが挙げられる。ほかにどんなのがあるのだろうかと調べてみると、意外に作家の名前そのままが使われていることが多いのね。Wikipedia⇒

辻邦生の有名な作品といえば、『西行花伝』『背教者ユリアヌス』『夏の砦』『春の戴冠』などの長編小説になるだろうか。熱いファンでない限り「園生忌」の「園生」って、と思われるかもしれない?

文学忌の由来となった短編小説『遠い園生』は、旧制松本高校(理科乙類)に在学中の19歳の時に書かれたもの。翌年、寮の雑誌「思誠」に発表されている。青年が、幼児の頃へ視線を向けた作品。


『辻邦生作品全六巻』の1、「創作ノート」によると

220720全6巻1

高校在学中に発表された2、3の習作は、
いずれも作者の手もとから散逸していたが、この『遠い園生』だけがようやく旧友の好意で発見された。
とある。


本格的な作家としての出発まで、それから15年を要することになるのだが、辻邦生は後にこう書いている。

私たちの住んだ思誠寮で、終戦の直前、寮誌が一冊出ているが、それに私は『遠い園生』という短編を書いている。19歳の年の作品で、活字にした最初の短篇である。
私は、それを、後になって短篇集の中に収録したが、それは、内容からも文体からも、15年後に書かれた短篇と本質的には変わっていないと判断したからである。
(『時刻のなかの肖像』所収「自画像」の「自伝抄ー小説まで」より)

220730時刻のなかの肖像



「園生」は短編小説だけではなく、旧制高校時代の日記も「園生」と付けられていることを、没後20年に発行された『辻邦生 永遠のアルカディアへ』で知った。

220729永遠のアルカディアへ

220729園生


編者が学習院大学史料館ならではの未発表作品の公開などもあって楽しめる。日記「園生」に記された詩、短歌、俳句なども。

そうそう、辻邦生は高校時代、奈良へ来ていて、あの「日吉館」に泊まっていることは、以前、史料館を訪ねた時(⇒)、学芸員のTさんにお聞きした。「日吉館」はすでにないが、宿帳などの類はどこに保管されているのだろう。ご存じの方、教えてください。


それから先日ゲットした一冊。辻邦生つながりのKさんが、本を処分されるというので、持っているんだけど「それならくださーい」とお願いしてやってきた。昭和53年番町書房発行。2冊あると、書き込みもできるし贅沢な気分(笑)。

220720辻邦生2冊
↑左がいただいたもの。ワタクシのよりずいぶん保存状態がいい。こちらを保存版にしようっと。
それと今気づいたのだが、私のは三版なのに、Kさんのは初版!

ありがとうございました。

Posted on 2022/07/30 Sat. 07:21 [edit]

category: 辻邦生

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30

園生忌 

今日7月29日は、辻邦生さんの命日。亡くなられて23年になります。

例年どおり、関わることを書こうと思っていたのですが、こんな日になんてことでしょう。ネット不通とは。スマホからでは厳しいものがありますので、後日にしたいと思います。

ではでは。

Posted on 2022/07/29 Fri. 07:33 [edit]

category: 辻邦生

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29

インターネット不通 

昨日7月27日、奈良市内は猛烈な雷雨に見舞われました。

パソコンとエアコンの電源を切って通り過ぎるのを待っていたのですが、その後、インターネットが不通に。

昨年も同じことがあったので、またか(;_;)

マンションの共用部がやられたようです。
昨年は翌朝すぐに復旧したのですが、今回は各地に被害が多いらしくて、30日まで無理とのこと。

スマホから投稿しています。

娘らがブログで生存確認しているようなので、取り急ぎ。

ご心配なく!

Posted on 2022/07/28 Thu. 13:46 [edit]

category: 日記

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28

伝 和泉式部の墓 

先日(7月21日)、伊丹探訪の折りに、「伝和泉式部の墓」に立ち寄りました。

220721和泉式部墓標識


特異な形ですね~

220721伝和泉式部墓


と思ったら、五輪塔が欠けたもの、らしい。

220721伝和泉式部墓説明

滑らかな丸みがやさしい風情をたたえ、むしろこのほうが和泉式部にふさわしいように感じられたのでした。

和泉式部の歌と言われてすぐに思い出すのは、百人一首に採られた

あらざらむこの世のほかの思ひ出に今ひとたびの逢ふこともがな

と、

物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれ出づる魂かとぞみる(後拾遺和歌集)


ぐらいですが、いずれも、すっと覚えやすい歌が多いように思います。

↑説明板にも書かれていますが、和泉式部が詠んだ歌で伊丹に関係すると思われるのは1首だけとか。

津の国の こや(昆陽)とも人を いふべきに ひまこそなけれ 葦の八重葺き (後拾遺和歌集)

歌碑もありました。

220721和泉式部和歌



さて、和泉式部の墓(供養塔)は全国に十数か所? あるらしいのですが、グーグルマップの近畿圏で検索すると、下の3つが出てきました。


↑この日訪ねたのは左。右は木津川近くにある所ですね。


兵庫県には他にもあるようです。兵庫県立歴史博物館のサイトがおもしろい⇒

兵庫県立歴史博物館

Posted on 2022/07/27 Wed. 07:27 [edit]

category: 県外

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27

リハビリだより 続×5 

夫が、軽い(と医師はいうのだが)脳梗塞で入院治療を受け、現在のリハビリ病院へ移ったのは3月30日だった⇒

あの頃、「病院から猿沢池まで歩いている人がいる」と聞いても、車いすの夫を見てはたしてそんな所まで歩けるようになるのか、と遠い希望のような気がしたものだ。

しかーし、今のリハビリ技術のスゴサを思わないわけにはいかない。

リハビリ病院へ移って4か月。夫はついに、猿沢池コースを歩くまでになった。

220725ライン

220725ライン4

4時といっても、まだまだ暑いよね。熱中症が心配なくらいだけれど、病院は容赦しないみたいで、さすが。家族では無理やね。


それから

220725ライン3


普段は、部屋着というかトレーニングパンツみたいなのを履いているからね。そういう意味では、街なかを歩くというのも、日常へ戻るステップなのかも。


食事もまずいと言い続けていたのだが、

220725ライン2

↑桜島噴火のこと、夫のほうが情報キャッチが早かった(笑)


最近、ノンアルは毎回さしいれ。これも日常へ戻る練習みたいや(笑)

Posted on 2022/07/26 Tue. 07:10 [edit]

category: 日記

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26

蜂蜜酒 秩父ミード 「ネクタル」 

関東にいる娘から、蜂蜜酒なるものが贈られてきた。

220724秩父ミード4


ほお、蜂蜜酒なんて飲んだことがないぞ。

冷蔵庫に入れて、改めて楽しもうと思う。

夕食後…、何だか気になるよね(笑)。未知の味だもん。
よしちょっとだけ舐めてみるか。いや、開けたらすぐに飲み干したほうがいい種類やったら困るし。

一応、娘にお礼を兼ねて確認してみた。

220724ライン

<220724ライン2
220724ライン3


ますます気になる(笑)
では試飲をば~♪

220724ミード2


ジュースのような飲み物ではないかと思っていたが、違った。
ごくごくとはいけない。しっかり主張しているというか、クセがあるというか。

これはあだやおろそかに急いで飲むものではないゾ。高貴な香りのするお酒やわ。確かに甘いのだが、甘ったるくなく、ほろ苦さもさわやかさも感じる、初めての味わい。

漫画タッチで描くなら、花の中に吸い込まれていって蜜を吸っているような、というか。花の中で飲んでいるような。

もう少し詳しく知りたいよね。
稀少なお酒に素敵な箱とボトルとくれば、普通、説明しおりとか入ってね?

無愛想なまでに皆無なのでビックリ。もっとPRせえよ(笑)

瓶から得られる情報はこれだけ。

220724ミード3


ネットではヒット⇒

昨年、ご夫婦で奥秩父に醸造所を設立されたばかりのよう。


ネクタルというネーミングにもクラクラ。ギリシャの神々が愛飲されていた蜜酒!

これはきちんと向かい合って真摯に飲もうと思うのだ(笑)。
チーズ、仕入れてこようっと。

Posted on 2022/07/25 Mon. 09:04 [edit]

category:

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25

有岡城跡 

7月21日、Yさん企画の番外編歴史探訪で、まず「有岡城跡」を訪ねました。

JR伊丹駅のすぐそばにあります。



織田信長の重臣でありながら、反旗を翻したことで知られる、あの荒木村重のお城です。

220721有岡城跡2


220721有岡城跡3


現地の説明板

220721有岡城説明


220721有岡城跡5


荒木村重について現地の説明

220721荒木村重


これまで見聞きしたものの影響だと思うのですが、個人的には、荒木村重って温厚で人情味のあるイメージがあります。
大河ドラマ『麒麟がくる』でも、残虐な信長と対極にあるような描かれ方をしていましたよね。どこか明智光秀とも共通する?


しかーし、攻められて危うくなると、妻子や家臣を置き去りにしてひとり逃げ延びて、信長の死後、堺で茶人として生きた、という話を聞くと、何だかなあと思ってしまいます。
だって、城に取り残された妻子はもとより一族郎党、全員処刑されたのですから。


ともあれ、城跡は保存され、今は市民の憩いの場になっているようです。

220721有岡城跡4


Posted on 2022/07/24 Sun. 08:55 [edit]

category: 県外

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24

伊丹廃寺跡 

7月21日、Yさん企画の番外編で伊丹廃寺跡を訪れました。

220721伊丹廃寺跡


兵庫県伊丹市緑ヶ丘4丁目



寺院の存在は古くから知られていたようですが、昭和33年(1958年)、畑を耕しているときに、水煙と基壇の一部が発見されたことから、発掘調査が始まり、全容が明らかになったということです。

なんと、白鳳時代(8世紀初頭)の創建で、法隆寺と同じ伽藍配置と規模とのこと。

詳しくは、伊丹市のサイトで⇒


現地の説明文

220721伊丹廃寺跡説明


伽藍復元図

220721復元図



伽藍配置図(伊丹市のサイトから拝借)

220721伽藍配置図



昭和41年に国の史跡指定を受け、現在は史跡公園として整備されています。

220721伊丹廃寺跡2


復元された金堂跡基壇

220721金堂跡復元

220721伊丹廃寺跡3



塔の基壇は瓦のみ

220721塔跡
↑金堂跡から塔跡をのぞむ。その向こうの朱色は、復元された西門。北門も復元されています。


残念ながら、礎石はどこかへ転用されたとみられ、残っていません。礎石の跡を小石で示してありました。

220721礎石跡


臂岡天満宮境内のこれも礎石のようです。

220721礎石?


最初に見つかった水煙や出土品は市立伊丹ミュージアムで見ることができます。⇒

Posted on 2022/07/23 Sat. 11:08 [edit]

category: 県外

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番外編で伊丹の歴史探訪 

Yさんが企画、案内してくれる歴史探訪番外編は、奈良県外各地。未知の土地を歩き、魅力に触れられるので毎回楽しみにしています。7月21日は兵庫県伊丹市を歩きました。約8km。

この暑い時期にもの好きな、と思われた方(笑)

今回は緑道コースが多く、水辺のさわやかさと緑陰の清々しさを味わいながら、

220721緑道


伊丹廃寺跡や伝和泉式部墓、臂岡(ひじおか)天満宮、猪名野神社、有岡城跡などに立ち寄りました。

220721肘岡天満宮

たしかに、たっぷり汗をかきましたが、その後のビールのおいしさときたら!
そして、翌朝、身体がすっきり、体調のいいのを感じます。

この日の探訪ポイントについては、ゆっくり紹介していきたいと思います。

このブログをご覧になって、参加してみたいなあと思われましたら、メールフォームからご一報ください。日程が決まりましたらご案内します。
歩くのはだいたい10km程度です。奈良県外のコースとなります。

Posted on 2022/07/22 Fri. 08:38 [edit]

category: 県外

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