かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
宝山寺正面参道(旧参道)
6月8日、生駒山へ登り、暗峠から生駒駅へ向かって歩いていたとき、偶然、旧参道という石道標を見つけました。

どこへ出るのかわからなかったのですが、迷わず、こちらを選択。


隠れるようにある小道なのですが、石畳が続いていて

ワクワクしながら辿っていきました。




かつて、奈良や郡山から宝山寺へはこちらが正面参道だったのですね。
ケーブルができ、生駒駅から新参道ができてから、使われなくなったのでしょう。
石畳の道が残されていることにうれしくなりましたが、きっと保存に尽力された方がいらっしゃるのでしょう、と思っていたら、こんな立札が。

旧参道の風情が残っているのは三分の一とか。
丁石もいくつか残っていました。これは一丁石。

旧参道のことを書いてあるかもと手に取ったのは、(故)藤村さんからいただいた『生駒の古道』(平成26年3月、生駒民俗会発行)

…
生駒駅から大正五年に新参道、同七年にケーブルが通じるまでは大勢の参詣者で賑い、沿道には茶屋もありました。
参詣道は修行の場でもあり、むかしは「膝つき参り」といって、膝を地について血をにじませながら坂道の続く参道を一歩一歩上った人もあったと伝えられています。
菜畑傍示の辻から宝山寺までの道筋についても書かれているのですが、地図がないので、ちょっとわかりにくく、これは一度、歩いてみなければと思っています。
YAMAPの軌跡地図の、この部分だけトリミングしてみました。

↑クリックで大きくなります。
『生駒の古道』には、藤村さんからの年賀状がはさんであって、ちょっとしんみりしてしまいました。

「かぎろひ歴史探訪」で、本をいただいた回もよく覚えています。ありがとうございました。これからも利用させていただきます。

どこへ出るのかわからなかったのですが、迷わず、こちらを選択。


隠れるようにある小道なのですが、石畳が続いていて

ワクワクしながら辿っていきました。




かつて、奈良や郡山から宝山寺へはこちらが正面参道だったのですね。
ケーブルができ、生駒駅から新参道ができてから、使われなくなったのでしょう。
石畳の道が残されていることにうれしくなりましたが、きっと保存に尽力された方がいらっしゃるのでしょう、と思っていたら、こんな立札が。

旧参道の風情が残っているのは三分の一とか。
丁石もいくつか残っていました。これは一丁石。

旧参道のことを書いてあるかもと手に取ったのは、(故)藤村さんからいただいた『生駒の古道』(平成26年3月、生駒民俗会発行)

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生駒駅から大正五年に新参道、同七年にケーブルが通じるまでは大勢の参詣者で賑い、沿道には茶屋もありました。
参詣道は修行の場でもあり、むかしは「膝つき参り」といって、膝を地について血をにじませながら坂道の続く参道を一歩一歩上った人もあったと伝えられています。
菜畑傍示の辻から宝山寺までの道筋についても書かれているのですが、地図がないので、ちょっとわかりにくく、これは一度、歩いてみなければと思っています。
YAMAPの軌跡地図の、この部分だけトリミングしてみました。

↑クリックで大きくなります。
『生駒の古道』には、藤村さんからの年賀状がはさんであって、ちょっとしんみりしてしまいました。

「かぎろひ歴史探訪」で、本をいただいた回もよく覚えています。ありがとうございました。これからも利用させていただきます。
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