かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
なっちゃんのお迎え
小学校は今、家庭訪問(オンラインだって!)の期間中。
下校時間はいつもより早くなる。
パパもママも仕事だから、なっちゃんが1人になるという4月27日、ばーさんの出番となった。家の鍵はなっちゃんが持っているから、近くの信号あたりで待って、一緒に帰ってほしい、というのが保護者の要望(笑)。下校は1時20分ぐらいだという。
当日、約束の信号まで来たものの、時間が早すぎた。
ここで手持無沙汰に待っているくらいなら、学校まで行ってみよう。どんな道を通って、学校までどれくらいかかるのかも興味あり。
学校は、住まいからほぼ南方面にあるのだが、まっすぐ道がついているわけではないので、路地を曲がったり、道を折れたり。子どもの足では15分くらいかかるかな、という距離である。
校門前でなっちゃんに会うのを楽しみに待っていた。
まさか、ばーさんが学校まで来るとは思っていないから、なっちゃん、ビックリするかな。などと想像しながら…。
と、一斉に列をなして出てきた子どもたち!
黄色い帽子、紺の制服、マスク。背丈も一緒ぐらい。みんな同じに見えるやん^^;
想定外のことで焦りまくった(笑)
うわっ。これは大変。
↓イメージ画像。ネットから拝借。

やっぱり元の信号の所へ戻らなくては。通る道が違ったら、すれ違う可能性もあるやん。あわてて、走って戻った(笑)
信号の所で待っていると、あ、あれかな。
あんなにたくさんいた子どもたちなのに、同じ方向に帰るのは3人になったのね。

大きなお姉ちゃんと一緒のようでホッ。
でも、制服、マスク姿だとほんとうにわからない^^;
無事に合流
「ただいまっ」となっちゃん。
ばーさんは、なにくわぬ顔で「おかえり」(苦笑)

↑大きくなったね! なっちゃんは小学校2年生。
下校時間はいつもより早くなる。
パパもママも仕事だから、なっちゃんが1人になるという4月27日、ばーさんの出番となった。家の鍵はなっちゃんが持っているから、近くの信号あたりで待って、一緒に帰ってほしい、というのが保護者の要望(笑)。下校は1時20分ぐらいだという。
当日、約束の信号まで来たものの、時間が早すぎた。
ここで手持無沙汰に待っているくらいなら、学校まで行ってみよう。どんな道を通って、学校までどれくらいかかるのかも興味あり。
学校は、住まいからほぼ南方面にあるのだが、まっすぐ道がついているわけではないので、路地を曲がったり、道を折れたり。子どもの足では15分くらいかかるかな、という距離である。
校門前でなっちゃんに会うのを楽しみに待っていた。
まさか、ばーさんが学校まで来るとは思っていないから、なっちゃん、ビックリするかな。などと想像しながら…。
と、一斉に列をなして出てきた子どもたち!
黄色い帽子、紺の制服、マスク。背丈も一緒ぐらい。みんな同じに見えるやん^^;
想定外のことで焦りまくった(笑)
うわっ。これは大変。
↓イメージ画像。ネットから拝借。

やっぱり元の信号の所へ戻らなくては。通る道が違ったら、すれ違う可能性もあるやん。あわてて、走って戻った(笑)
信号の所で待っていると、あ、あれかな。
あんなにたくさんいた子どもたちなのに、同じ方向に帰るのは3人になったのね。

大きなお姉ちゃんと一緒のようでホッ。
でも、制服、マスク姿だとほんとうにわからない^^;
無事に合流
「ただいまっ」となっちゃん。
ばーさんは、なにくわぬ顔で「おかえり」(苦笑)

↑大きくなったね! なっちゃんは小学校2年生。
30
かぎろひ文章教室 第1回
4月28日(水)、「かぎろひ文章教室」の1回目。
龍センセは30年以上担当している講座なのだけれど、ワタクシが関わるのは初めて。
受付などの作業の後は、ワタクシも一生徒として、耳を傾けた。
普段、身近な存在ではあるセンセだが、公の場で2時間びっしり真面目な話を聞くのは初めてかも(笑)
1時間はメインテーマの随筆シリーズⅠ
井上靖『命なりけり』
書く人間として読もう、という話。
いや、ワタクシはなかなかそんな読み方はできていないなー、と思ったことであった。
あとの1時間は、『万葉集』シリーズ
庶民の歌がテーマのようだ。
そして「俳句を作ろう」
第1回とはいえ、主宰が変わっただけで、生徒さんたちは以前からのメンバーがほとんど。
そのなかで、初参加がSさんとKさん。
Sさんは歴史探訪でもおなじみなので驚かなかったが、なんと、以前、一緒にお酒づくり(菩提酛)を体験したKさんが現れたのにはビックリ。最近はご無沙汰しているものの、長らくの飲み友として親しい。このブログにも何度か登場しているはず(笑)。
帰り際、Kさん、「男は1人ですか!」
というわけで、男性、募集中(笑)
会員 16人
4月28日の参加者は11人

ちゃっかり、「奈良八重桜 短歌大賞」と「かぎろひ歴史探訪」のチラシもお渡ししました。

「かぎろひ文章教室」⇒★
次回は5月26日(水)10:00~12:00
奈良県文化会館第三会議室
テキスト(当日配布)
『心音』 津島 佑子
龍センセは30年以上担当している講座なのだけれど、ワタクシが関わるのは初めて。
受付などの作業の後は、ワタクシも一生徒として、耳を傾けた。
普段、身近な存在ではあるセンセだが、公の場で2時間びっしり真面目な話を聞くのは初めてかも(笑)
1時間はメインテーマの随筆シリーズⅠ
井上靖『命なりけり』
書く人間として読もう、という話。
いや、ワタクシはなかなかそんな読み方はできていないなー、と思ったことであった。
あとの1時間は、『万葉集』シリーズ
庶民の歌がテーマのようだ。
そして「俳句を作ろう」
第1回とはいえ、主宰が変わっただけで、生徒さんたちは以前からのメンバーがほとんど。
そのなかで、初参加がSさんとKさん。
Sさんは歴史探訪でもおなじみなので驚かなかったが、なんと、以前、一緒にお酒づくり(菩提酛)を体験したKさんが現れたのにはビックリ。最近はご無沙汰しているものの、長らくの飲み友として親しい。このブログにも何度か登場しているはず(笑)。
帰り際、Kさん、「男は1人ですか!」
というわけで、男性、募集中(笑)
会員 16人
4月28日の参加者は11人

ちゃっかり、「奈良八重桜 短歌大賞」と「かぎろひ歴史探訪」のチラシもお渡ししました。

「かぎろひ文章教室」⇒★
次回は5月26日(水)10:00~12:00
奈良県文化会館第三会議室
テキスト(当日配布)
『心音』 津島 佑子
29
雨に打たれる幸せ
書籍編集者の友人Eさんから、担当したのでと贈られてきた本を紹介しようと思いながら日を重ねてしまった。
Eさんとは学生時代の同じ専攻仲間。卒業後は音信不通だったのに、かれこれ十数年前だったかな、ネットで再会。どういういきさつだったかは忘れたが、初めての同窓会をやろうという話で盛り上がり(メールで)、2人で幹事を務め開催成功に導いた関係(笑)。卒業してン十年にもなる同級生の連絡先を探すのが実は大変だったのだけれど、現在、山友、飲み友として親しいFさんとも、これが1つのきっかけだったか、と思うにつけて、人生って何が起こるかわからないからオモシロイ。
Eさんが編集と校正に数か月をかけて発刊されたのは、後藤正治著『自選エッセイ集 拠(よ)るべなき時代に』(ブレーンセンター発行)
編集と校正って、ほんとうに裏方の仕事だと思うのだ。特に校正は100%の仕事が普通で、あとはマイナスしかない世界だから、割に合わないよね。同業者としては、この本に一生懸命向き合っただろうEさんらしい緻密さが感じられて、友人としても誇りに思う。著者の後藤氏が前書きで、編集者のEさんの名前を挙げてくださっているのも、何だかわがことのようにうれしい。

帯に、「ノンフィクションを書きはじめて40年、著者自らが選んだ近年の時評・人物論・作家論・書評・エッセイ等を収録」とある。
登場する人物は

司馬遼太郎、向田邦子、山崎正和、藤沢周平、ドナルド・キーンといった作家から、野村克也、平尾誠二というスポーツ選手、羽生善治、高倉健…と幅広い。
特にページを割いている藤沢周平と向田邦子の話には引き込まれた。
とても読みやすく、心に残ることも多かったので全般的に本の紹介をしようと思っていたのだが、気が変わった(笑)。
というのも、29日に予定していた「かぎろひ歴史探訪」が大雨予報のために、急遽、延期せざるを得なくなったせい。
ふと、この本の中にあった「雨に打たれる幸せ」という記事を思い出したのだ。
ウルグアイの大統領を務めたホセ・ムヒカの言葉である。
ムヒカは大統領でありながら、報酬の多くを寄付し、公邸に住まず、小さな農場で質素な暮らしを続けたという。富裕層への増税を実施し、40%だった貧困率を10%にまで減らしたことでも知られる。
若い頃、反政府ゲリラに参加して、10数年の獄中生活を送ったとか。
来日したとき、「幸せ感」を問われて答えた言葉。
ずっと長い間、収監されていたから、外で雨に打たれるということができなかった。初めて釈放されて、私は、雨の中を濡れながら歩いていた。やがて、その雨のしずくが顔に伝わって口をぬらした時、本当に、幸せだと思ったんだ。
Eさんとは学生時代の同じ専攻仲間。卒業後は音信不通だったのに、かれこれ十数年前だったかな、ネットで再会。どういういきさつだったかは忘れたが、初めての同窓会をやろうという話で盛り上がり(メールで)、2人で幹事を務め開催成功に導いた関係(笑)。卒業してン十年にもなる同級生の連絡先を探すのが実は大変だったのだけれど、現在、山友、飲み友として親しいFさんとも、これが1つのきっかけだったか、と思うにつけて、人生って何が起こるかわからないからオモシロイ。
Eさんが編集と校正に数か月をかけて発刊されたのは、後藤正治著『自選エッセイ集 拠(よ)るべなき時代に』(ブレーンセンター発行)
編集と校正って、ほんとうに裏方の仕事だと思うのだ。特に校正は100%の仕事が普通で、あとはマイナスしかない世界だから、割に合わないよね。同業者としては、この本に一生懸命向き合っただろうEさんらしい緻密さが感じられて、友人としても誇りに思う。著者の後藤氏が前書きで、編集者のEさんの名前を挙げてくださっているのも、何だかわがことのようにうれしい。

帯に、「ノンフィクションを書きはじめて40年、著者自らが選んだ近年の時評・人物論・作家論・書評・エッセイ等を収録」とある。
登場する人物は

司馬遼太郎、向田邦子、山崎正和、藤沢周平、ドナルド・キーンといった作家から、野村克也、平尾誠二というスポーツ選手、羽生善治、高倉健…と幅広い。
特にページを割いている藤沢周平と向田邦子の話には引き込まれた。
とても読みやすく、心に残ることも多かったので全般的に本の紹介をしようと思っていたのだが、気が変わった(笑)。
というのも、29日に予定していた「かぎろひ歴史探訪」が大雨予報のために、急遽、延期せざるを得なくなったせい。
ふと、この本の中にあった「雨に打たれる幸せ」という記事を思い出したのだ。
ウルグアイの大統領を務めたホセ・ムヒカの言葉である。
ムヒカは大統領でありながら、報酬の多くを寄付し、公邸に住まず、小さな農場で質素な暮らしを続けたという。富裕層への増税を実施し、40%だった貧困率を10%にまで減らしたことでも知られる。
若い頃、反政府ゲリラに参加して、10数年の獄中生活を送ったとか。
来日したとき、「幸せ感」を問われて答えた言葉。
ずっと長い間、収監されていたから、外で雨に打たれるということができなかった。初めて釈放されて、私は、雨の中を濡れながら歩いていた。やがて、その雨のしずくが顔に伝わって口をぬらした時、本当に、幸せだと思ったんだ。
28
4月29日の歴史探訪は5月4日に延期します
おはようございます。
なんてことでしょう、朝、ネットで気象情報を見たら、なんと、「かぎろひ歴史探訪」予定の29日が大雨予報ではありませんか(T_T)

平坦な道なら決行するところなのですが、今回は急坂につき、29日は中止することに決めました!
1週間延期して、連休中の5月4日(火・みどりの日)に実施したいと思います。
急な変更で申しわけありませんが、よろしくお願いいたします。
※かぎろひ歴史探訪「暗越え奈良街道」⇒★
5月4日(火・祝)10:00 近鉄生駒線南生駒駅出発
事前申し込みなしの飛び入り参加OK(1500円)
お弁当、敷物などをお持ちください。
なんてことでしょう、朝、ネットで気象情報を見たら、なんと、「かぎろひ歴史探訪」予定の29日が大雨予報ではありませんか(T_T)

平坦な道なら決行するところなのですが、今回は急坂につき、29日は中止することに決めました!
1週間延期して、連休中の5月4日(火・みどりの日)に実施したいと思います。
急な変更で申しわけありませんが、よろしくお願いいたします。
※かぎろひ歴史探訪「暗越え奈良街道」⇒★
5月4日(火・祝)10:00 近鉄生駒線南生駒駅出発
事前申し込みなしの飛び入り参加OK(1500円)
お弁当、敷物などをお持ちください。
27
なんじゃもんじゃも見頃です
不要不急の外出はするつもりはないけれど、なぜか毎日のように所用がある^^;
所用が終わると、すぐに帰る予定だが、自転車を置いた所までは歩くことになる。
4月26日、きたまちでの所用を終えて、南へと歩き、興福寺の境内を抜けて…
ほとばしる新緑に目を見張る。

菩提院大御堂からあふれんばかりの緑!
ふと、なんじゃもんじゃ(ひとつばたご)の花にはまだ早いかなと思いながら、立ち寄らずにはいられない。
わー

すでに満開やん。


作業中のおじさま「ええときに来はったな。例年より10日も早いんやで」
ほんとうに、何もかも早いのね。
以前の記事(7年前!)を見てみると、なるほど5月9日⇒★
新緑エネルギーをいっぱいいただいて、ただいまー。



所用が終わると、すぐに帰る予定だが、自転車を置いた所までは歩くことになる。
4月26日、きたまちでの所用を終えて、南へと歩き、興福寺の境内を抜けて…
ほとばしる新緑に目を見張る。

菩提院大御堂からあふれんばかりの緑!
ふと、なんじゃもんじゃ(ひとつばたご)の花にはまだ早いかなと思いながら、立ち寄らずにはいられない。
わー

すでに満開やん。


作業中のおじさま「ええときに来はったな。例年より10日も早いんやで」
ほんとうに、何もかも早いのね。
以前の記事(7年前!)を見てみると、なるほど5月9日⇒★
新緑エネルギーをいっぱいいただいて、ただいまー。



26
平城宮跡から見えた、大峰の山々
25
ナラノヤエザクラ、今年もありがとう
24
かぎろひ文章教室 スタートします
「かぎろひの大和路」の発行者で、「かぎろひ歴史探訪」を主宰している龍センセ(田中龍夫)は、別件、いわゆるカルチャー教室の雇われ講師として文章講座を約30年、担当してきました。
このほど、独立しまして。
というか、「かぎろひ歴史探訪」とならんで奈良出版館の事業として取り入れることになったのです。
えーっ、これまでワタクシはノータッチだったのですが…、仕事増えるやん^^;
ま、ワタクシは大したことをするわけではないのですが、事務的なことに関わらざるを得なくなった次第です。
第1回が来週水曜日(4月28日)に迫ってきましたので、アタフタ。
まずは、HPの更新⇒★

↑「かぎろひ歴史探訪」と「かぎろひ文章教室」を並べました。
もちろん「かぎろひ文章教室」のページを新たに作成⇒★

詳細はHPをご覧いただけばいいのですが、初回でもありますし、ブログでも案内してみますね。
●まず、日程ですが、毎月1回、最終水曜日、午前10時~12時となります。
今期は下記の6回
2021・4・28(水曜日)
2021・5・26(水曜日)
2021・6・30(水曜日)
2012・7・28(水曜日)
2021・8・25(水曜日)
2021・9・29(水曜日)
●第1期(4月~9月)のテーマは、「随筆の読み方、書き方」
テキストは
4月28日 『命なりけり』 井上 靖
5月26日 『心音』 津島 佑子
6月30日 『死別』 葦原可津夫
7月28日 『名前も知らない人たち』 岸田今日子
8月25日 『漢字とローマ字』 井上ひさし
9月29日 『楠さん』 与謝野晶子
●会場 奈良県文化会館第3会議室(近鉄奈良駅を東へ3分、左側)
●会費 6回分を、ひと縛り(1期)として、8400円
(当日飛び込みの場合1講座 1500円)
ただいま、以前からの生徒さん14人から申し込みをいただいております。
ワタクシはなにせ、初めてのことでドキドキ。
でも、「歴史探訪」のお仲間が4人(Iさん、Yさん、Nさん、Oさん)いらっしゃるので、心強い限りです。
カードは、「歴史探訪」「文章教室」どちらにもご利用いただけます。

事前申し込みなしの飛び入り参加OKです。
どうぞよろしくお願いいたします。
※「かぎろひ文章教室」第1期①
2021.4.28(水)10:00~12:00
奈良県文化会館第3会議室
飛び入り受講料1500円
1期のテーマ「随筆の読み方、書き方」
4月28日のテキスト(配布します)
『命なりけり』 井上靖
このほど、独立しまして。
というか、「かぎろひ歴史探訪」とならんで奈良出版館の事業として取り入れることになったのです。
えーっ、これまでワタクシはノータッチだったのですが…、仕事増えるやん^^;
ま、ワタクシは大したことをするわけではないのですが、事務的なことに関わらざるを得なくなった次第です。
第1回が来週水曜日(4月28日)に迫ってきましたので、アタフタ。
まずは、HPの更新⇒★

↑「かぎろひ歴史探訪」と「かぎろひ文章教室」を並べました。
もちろん「かぎろひ文章教室」のページを新たに作成⇒★

詳細はHPをご覧いただけばいいのですが、初回でもありますし、ブログでも案内してみますね。
●まず、日程ですが、毎月1回、最終水曜日、午前10時~12時となります。
今期は下記の6回
2021・4・28(水曜日)
2021・5・26(水曜日)
2021・6・30(水曜日)
2012・7・28(水曜日)
2021・8・25(水曜日)
2021・9・29(水曜日)
●第1期(4月~9月)のテーマは、「随筆の読み方、書き方」
テキストは
4月28日 『命なりけり』 井上 靖
5月26日 『心音』 津島 佑子
6月30日 『死別』 葦原可津夫
7月28日 『名前も知らない人たち』 岸田今日子
8月25日 『漢字とローマ字』 井上ひさし
9月29日 『楠さん』 与謝野晶子
●会場 奈良県文化会館第3会議室(近鉄奈良駅を東へ3分、左側)
●会費 6回分を、ひと縛り(1期)として、8400円
(当日飛び込みの場合1講座 1500円)
ただいま、以前からの生徒さん14人から申し込みをいただいております。
ワタクシはなにせ、初めてのことでドキドキ。
でも、「歴史探訪」のお仲間が4人(Iさん、Yさん、Nさん、Oさん)いらっしゃるので、心強い限りです。
カードは、「歴史探訪」「文章教室」どちらにもご利用いただけます。

事前申し込みなしの飛び入り参加OKです。
どうぞよろしくお願いいたします。
※「かぎろひ文章教室」第1期①
2021.4.28(水)10:00~12:00
奈良県文化会館第3会議室
飛び入り受講料1500円
1期のテーマ「随筆の読み方、書き方」
4月28日のテキスト(配布します)
『命なりけり』 井上靖
23
4月29日、暗峠を越えます
4月29日(木・祝)に実施予定の「かぎろひ歴史探訪」では、大阪と奈良を結ぶかつての幹線道路、暗峠越え奈良街道の、南生駒駅(奈良県生駒市)から枚岡駅(大阪府東大阪市)までを歩きます。
南生駒駅からはとにかく上り道、暗峠を越えるとひたすら下り道という、わかりやすいコースです。

↑クリックで拡大します。
暗峠が標高455m、歩いた距離は7.4km

上は下見時にONにしていたYAMAPの軌跡です。
南生駒駅からは初めはなだらか、やがて傾斜を増していきます。






シンドイばかりではありませんよぉ。高度を上げるにしたがって変化する風景。振り返るたびに、おおっ♪


↑↓存在感のある矢田丘陵

やがて、その向こうの山なみが現われて

棚田の美しさに息をのみながら

若草山が、東大寺がと興奮
暗峠

↑楽し気なツーリングの若い女性たち
下りも勾配は急ながら、上りよりはやっぱり楽、でしょうかね。




↑センセのためにストックをしのばせてきたのに、「そんなん要らん」と言われて(笑)
以前、何回もへっぴり腰で下るセンセの姿を見ているので心配したのですが、暗峠は大丈夫、ラクラクでしたよ。なんでやろ。舗装しているから? ワタクシは山道のほうが好きですけどね。
無事に枚岡神社に着。


歩くだけではなくて、途中、みどころは結構ありますよ。
鎌倉時代の地蔵石仏や十三重石塔がある応願寺

総高206.0cm 像高147.0cm
石工集団伊行末(いのゆきすえ)の一派に属する石工伊行氏(いのゆきうじ)の作とか。
永仁2年(1294)の銘。お鼻の後補がなんとも痛ましい限り。

石仏寺

長らく秘仏であったご本尊の阿弥陀如来さんを拝観させていただきます。

↑永仁2年って、応願寺のお地蔵さんを作ったのと同じ年やん。精力的に彫られたのね。
藤尾町の阿弥陀如来立像

説明板

万葉歌碑

難波門を榜ぎ出て見れば神かみさぶる生駒高嶺に雲そたなびく(万20-4380) 大田部三成
揮毫は犬養孝先生
この奥にも石仏が


暗峠の「上の山地蔵尊」

道標などないのですが、たしか以前、来たような?
ブログに書いてありました。⇒★
忘れかけていてお恥ずかしい限りです^^;
偶然出会った地元の方に教えてもらったこと。お地蔵様がやたら窮屈な感じだと思ったら、お堂を建ててから錫杖が見つかったこと。この細道は生駒山に続いていること。登山を提案して、なむさいじょうさんから仮予約をもらっているやん…。
8年経ちましたが、再計画立てようかな(笑)
下り道にも
弘法の水と笠塔婆

芭蕉の句碑なども。
そうそう、松尾芭蕉は元禄7年(1694)9月9日に奈良を発って、暗峠を越え大阪へ。
翌9月10日の夜から体調をくずし、10月12日に亡くなります。
おそらく奈良を発つ前から、病身だったようですから、あの急坂をどんな思いで歩いたのか想像を絶します。
菊の香や奈良には古き仏たち
菊の香や奈良は幾夜の男ぶり
菊の香にくらがり登る節句かな
菊に出て奈良と難波は宵月夜
あ、今回の龍センセ講座のテーマは「松尾芭蕉最後の旅」となるようです。
※「かぎろひ歴史探訪」16期⑤「暗峠越奈良街道」
2021.4.29(木・祝)10時、近鉄生駒線南生駒駅を出発します。
事前申し込みなしの飛び入り参加OK(1500円)。お弁当、敷物などをお持ちください。
南生駒駅からはとにかく上り道、暗峠を越えるとひたすら下り道という、わかりやすいコースです。

↑クリックで拡大します。
暗峠が標高455m、歩いた距離は7.4km

上は下見時にONにしていたYAMAPの軌跡です。
南生駒駅からは初めはなだらか、やがて傾斜を増していきます。






シンドイばかりではありませんよぉ。高度を上げるにしたがって変化する風景。振り返るたびに、おおっ♪


↑↓存在感のある矢田丘陵

やがて、その向こうの山なみが現われて

棚田の美しさに息をのみながら

若草山が、東大寺がと興奮
暗峠

↑楽し気なツーリングの若い女性たち
下りも勾配は急ながら、上りよりはやっぱり楽、でしょうかね。




↑センセのためにストックをしのばせてきたのに、「そんなん要らん」と言われて(笑)
以前、何回もへっぴり腰で下るセンセの姿を見ているので心配したのですが、暗峠は大丈夫、ラクラクでしたよ。なんでやろ。舗装しているから? ワタクシは山道のほうが好きですけどね。
無事に枚岡神社に着。


歩くだけではなくて、途中、みどころは結構ありますよ。
鎌倉時代の地蔵石仏や十三重石塔がある応願寺

総高206.0cm 像高147.0cm
石工集団伊行末(いのゆきすえ)の一派に属する石工伊行氏(いのゆきうじ)の作とか。
永仁2年(1294)の銘。お鼻の後補がなんとも痛ましい限り。

石仏寺

長らく秘仏であったご本尊の阿弥陀如来さんを拝観させていただきます。

↑永仁2年って、応願寺のお地蔵さんを作ったのと同じ年やん。精力的に彫られたのね。
藤尾町の阿弥陀如来立像

説明板

万葉歌碑

難波門を榜ぎ出て見れば神かみさぶる生駒高嶺に雲そたなびく(万20-4380) 大田部三成
揮毫は犬養孝先生
この奥にも石仏が


暗峠の「上の山地蔵尊」

道標などないのですが、たしか以前、来たような?
ブログに書いてありました。⇒★
忘れかけていてお恥ずかしい限りです^^;
偶然出会った地元の方に教えてもらったこと。お地蔵様がやたら窮屈な感じだと思ったら、お堂を建ててから錫杖が見つかったこと。この細道は生駒山に続いていること。登山を提案して、なむさいじょうさんから仮予約をもらっているやん…。
8年経ちましたが、再計画立てようかな(笑)
下り道にも
弘法の水と笠塔婆

芭蕉の句碑なども。
そうそう、松尾芭蕉は元禄7年(1694)9月9日に奈良を発って、暗峠を越え大阪へ。
翌9月10日の夜から体調をくずし、10月12日に亡くなります。
おそらく奈良を発つ前から、病身だったようですから、あの急坂をどんな思いで歩いたのか想像を絶します。
菊の香や奈良には古き仏たち
菊の香や奈良は幾夜の男ぶり
菊の香にくらがり登る節句かな
菊に出て奈良と難波は宵月夜
あ、今回の龍センセ講座のテーマは「松尾芭蕉最後の旅」となるようです。
※「かぎろひ歴史探訪」16期⑤「暗峠越奈良街道」
2021.4.29(木・祝)10時、近鉄生駒線南生駒駅を出発します。
事前申し込みなしの飛び入り参加OK(1500円)。お弁当、敷物などをお持ちください。
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暗峠越え街道の緑たち
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