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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

さよなら 105系 

9月26日の「かぎろひ歴史探訪」の解散はJR和歌山線玉手駅。

190926和歌山行き

↑奈良から和歌山へ走る105系


この時、9月30日に、JR万葉まほろば線と和歌山線の全てが、新型車両227系1000番台に置き換わるということを耳にした。
えーっ、ということは今日(9月30日)!? 長らく馴染んできた車輌が引退する?

さほど惜しいという気持ちは起きないが、取材につけ、郷里へ帰るにつけ、よく利用したので、それなりに感慨深い。
振り返ってみた。

「かぎろひ歴史探訪」でもお世話になったね。

柳本駅で(2016.5.16)

160516柳本駅


纏向遺跡で(2018.4.19)

180419纏向遺跡


三輪山の麓を行く(2018.4.2)

19042三輪山


と、思い出しながら、あれ、最近はこのブルーの車輌ばかりだった?
奈良の風景には、↓このほうが似合ったように思うのだけれど。

20110627箸墓
(↑箸墓と三輪山 2011.6.27撮影)


バロックおじさんからいただいた鉄道模型は赤いラインの入ったこの車輌。

12.9.10電車三輪山

いろいろ遊んだのも楽しかった。⇒


それから、10年ほど前になる? ラッピング車輌もよく走っていたよね。いつの間に消えたんやろ?

110109JR.jpg

郷里への行き帰り出合ったなあ。
旅万葉
万葉の四季


乗り込んでチョッとびっくりした、痛々しい車内(笑)⇒



ありがとう。長らくお疲れさまでした。

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Posted on 2019/09/30 Mon. 21:30 [edit]

category: 鉄道

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30

御所まち歩き 

「かぎろひ歴史探訪」第13期の2回目は9月26日(木)、御所まちを歩きました。

190926高札場

地元の「NPO法人 ごせまちネットワーク・創」の事務局を担う楠孝夫さんに頼み込んだところ、急すぎて?(すいませんm(__)m)、楠さんご本人によるガイドツァーが実現するというラッキーな展開になりました!


さすがは、ガイドのエキスパート! ユーモアを交えた丁寧な案内に、皆さん興味津々

190926楠さん2


190926楠さん4


190926御所まち


江戸時代の寛政4年(1792)に建てられたとみられる中井家住宅(国の登録有形文化財)をお訪ねできたのも楠さんのおかげ。
当主の中井陽一さんは文学博士。貴重な資料を拝見しお話を聞くことができたのでした。

190926中井家住宅


190926御所まち2


観音院さんを拝観できたのもおかげさまです。

190926観音院


午前中たっぷりご案内いただきました。
何度も行っている御所まちですが、これからはもっと視点が広がり楽しめそうです。


一緒に記念写真にも入っていただきまして

190926集合写真小

ほんとうにありがとうございました。
暑いなか、恐縮、感謝です。


さて、お昼は葛城公園で。
お弁当の後は龍センセの緑陰講座

190926講座


午後からは東御所へ。
「寺内町」として中心的な存在の円照寺

190926円照寺


吉祥草寺ではちょうど彼岸明けの法要が始まるところで、本堂から我々に手招きしてくださり、おまいりさせていただくことができたのもありがたいことでしたね。

190926吉祥草寺


JR玉手駅で仮解散。
ちょうど半数に分かれて、孝安天皇陵へ。

190926孝安天皇陵


陵からのぞむ稲穂の海。稲刈りも間もなくでしょうか。

190926孝安天皇陵から


初回の9月12日より暑かったですね。皆様お疲れさまでした。
楠さん、中井さん、ありがとうございました。


※参加者 29人、スタッフ3人


※次回は10月10日(木)、五條市の栄山寺などを訪ねます。
来週下見歩きをしてから、ご報告しますね。

Posted on 2019/09/29 Sun. 06:49 [edit]

category: かぎろひ歴史探訪

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29

彼岸花2019 

9月24日、西大寺方面へ所用あり。電車ならひと駅で楽に行けるんだけど、今日はサイクリング気分。ほんとはハイキングにしたいけど、そこまで時間がない。

行きは平城宮跡を突っ切って、帰りはちょっと北のコナベ・ウワナベコースで。
えへへ、ひとつは彼岸花ねらい。今年はまだ見ていないのでね。

最初に出合ったのは

190924宇奈多理坐高魂神社

↑向こうの杜は宇奈多理坐高御魂(うなたりにいますたかみむすび)神社

190924宇奈多理2


平城宮跡では発掘調査中のそばを通り

190924発掘調査

↑9月29日(日)に現地説明会のあるとこかな。⇒
場所はこちら⇒


190924若草山

↑若草山が見える


帰り道、コナベ古墳で

190924コナベ古墳


南を向くと、わー、稲穂と彼岸花の列が!
さすがに通り過ぎがたし。自転車をとめて。

190924彼岸花

190924彼岸花2


アゲハ蝶もやってきたよ

190924アゲハ


コナベ古墳をバックに

190924コナベ2


改めて、奈良に住んでいるシアワセを感じたのだった。

190924水上池

↑水上池

Posted on 2019/09/25 Wed. 11:48 [edit]

category: 奈良市

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25

雪の元 

真夏でも外出時はほとんど長袖だが、在宅時は無防備。
季節の変わり目のせいか、あっ掃除が行き届いてないってこともある? いつの間にか腕や足が虫に刺されている今日この頃。
何だか痒いなと思ってみると、赤く腫れていたりする。

あら、ワタクシもまんざらじゃないわね、虫さん、おいしかった?
と一瞬ニヤリとするところもあるのだが、いやぁ、痒いのはゴメンやわ。

で、ふと、以前いただいた「雪の元」のクリームのことを思い出して、塗ってみたら、なんとこれがよく効く!

190923雪の元

痒みもひくし、腫れも小さくなっているような。


今頃、この薬が登場するなんて、ほんとうに申しわけありませんm(__)m

いただいたのは、もう1年以上も前になる。
「かぎろひの大和路」34号(⇒)の取材で、畝傍山に登り、その後、西麓をうウロウロしていたときのこと。

1803畝傍山麓

↑御陵は懿徳天皇(左)と安寧天皇


畝火山口神社のベンチ

1803ベンチ


わぁ、「雪の元」って懐かしいわぁ!
子どもの頃、よくお世話になったのだ。しもやけがちのワタクシのために、母(奈良県出身)が準備したものか、置き薬(富山)の中に入っていたのかは知るよしもない。

でも、「雪の元」の名前を見たとたん、急速に子どもの頃の思い出が蘇ったのだった。

このあたりに会社があったのね。

1803雪の元


この後の行動は自分自身でも不思議としか言いようがない(笑)。

1803雪の元本店


突然、訪ねてみたい気持ちがむくむく。突撃取材ってやつやね。
取材をさせていただく場合は、連絡してアポをとるのが普通なんだけどね。
気が弱くて消極的な性格なのに、たまーに、どこかのスイッチが入ると、動いていることがある^^;

受付の女性に、「かぎろひの大和路」を見せて、このあたりを取材していることなどを話すと
「少々お待ちくださいませ」と立ち上がり、戻ってくると
「社長がお会いすると申しております。どうぞお上がりください」

うわ、自分が突然訪ねたくせに、どうしよう、大変、まさか社長さんが出てこられるとは思っていなかったし^^;
こんな老舗メーカーの社長さんって、どんな人やろ。おじいさんかな? と、ドキドキしながら応接室でいると、
現れた社長さんは、さわやかな青年!
思わず「お若いのでびっくりしました」などと言ってしまったよ(笑)
社長を引き継いだばかりとのことだった。娘と同じくらいの年齢か。

いろいろお話を聞くことができた。なかでも、いわゆる痔の薬、「痔には…ボ…ノール」のコマーシャルで有名だが、画期的な注入軟膏を最初に開発したのが「株式会社 雪の元本店」だという話が印象に残っている。奈良県には、有名ではないけれど、実力のある製薬会社が多いということにも感動したのだった。

その時いくつかいただいた薬の一つが今回の「雪の元」クリームである。

190923雪の元2


普段、ワタクシは飲むのも塗るのも、ほとんど薬とは無縁なので、そのままになっていたのだ。
↑左下の塗り薬も未開封だが、「かぎろひ歴史探訪」の救急セットの中に入れてある。このクリームも入れておこうっと。必要な方は声をかけてね。
さすがに痔の薬はどうしようもなく置いてある(欲しい方にはお送りします。使用期限はもちろんセーフ)。

そうそう、『かぎろひの大和路』34号(特集・大和三山をめぐる)には「雪の元」の小さな記事も書いたが、年若い社長さんに協賛広告までいただき、ほんとうにうれしかったのを思い出す。
遅くなりましたが、ありがとうございました。

株式会社 雪の元本店⇒
ネット販売もされている。
「雪の元」って、近隣の薬局ではあまり見かけないが、寒い地方では普通に置かれているらしい。寒冷地のほうで需要が大きいのだろう。とすると、ワタクシの幼少時のしもやけに効果を発揮した「雪の元」は、富山の置き薬に入っていたのかも。今回のこのクリームと同じものだったりして!

Posted on 2019/09/24 Tue. 06:50 [edit]

category: こんな品

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24

桜井市ウォーキングフェスティバル2019 

桜井市ウォーキングフェスティバルのご案内です。
ここ数年は毎回、参加しています。

桜井市ウォーキングフェスティバル2019チラシ_ページ_1

5kmから26kmまで5コース。
↓クリックしてご覧ください。


桜井市ウォーキングフェスティバル2019チラシ_ページ_2

あ、ちょっと見にくいですね。
桜井市体育協会のサイトでどうぞ⇒

ワタクシはいつも、距離ではなくて、行ったことがない所や、1人ではちょっと行きにくい所、山があればそんなコースを選んでいます。
昨年⇒


今年は、「龍鎮渓谷」を歩く26kmコースに魅力を感じたのですが…
というのも、今年5月の「かぎろひ歴史探訪」(⇒)でその道標を見かけて、歩いてみたいと思っていたのでした。

1905龍鎮渓谷

ところが! このコースの集合は室生口大野駅前に7時30分からの受付

ワタクシはまあ大丈夫とはいえ、神戸のさらに西のほうからやってくるFさんは時間的に間に合わないのです。


龍鎮渓谷はまたの機会ということにして、21kmコースというと、龍王山。
ワタクシもFさんも今年3月に2回も登っている!⇒ 

ということで、16kmコースに申し込むことにしました。
高取町役場⇒キトラ古墳⇒稲渕⇒八釣⇒山田寺跡⇒東池尻町⇒大福⇒芝運動公園

目に浮かぶコースですが、秋の風情をたっぷり楽しみたいと思います。

同じコースを歩きたいという方がいらっしゃいましたら、一緒に申し込みますので、ご一報くださいね。反省会あり(笑)

Posted on 2019/09/23 Mon. 06:42 [edit]

category: 桜井市

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23

東大寺深発見PARTⅡ 

昨年に続き今年も「東大寺深発見」が開かれます(奈良ゾンタクラブ⇒主催)。

東大寺深発見②ちらし-(4)

11月8日(金)
第一部:13:00~14:30 上司永照師講演
東大寺金鐘ホール
参加費 2500円
要申し込み / 定員300名

第二部:15:00~16:00 上司永照師同行「二月堂特別拝観」

参加費は一部二部含めて4000円
要申し込み / 先着100名
※二月堂拝観のみの参加はできません。
締切:10月20日

お申し込み、お問い合わせは
FAX:0742-23-7352
E-mail:i-onishi@fancy.ocn.ne.jp


ワタクシ、昨年の第一回には参加したんですよ。
写真も撮ったはずなのに、見当たらなくて…^^;
たしか、naraclubさんが丁寧に報告されていました。⇒


ワタクシは第二部にも参加しました。
永照師の案内で二月堂へ。礼堂へ入れていただき、お話を聴くことができて感動したことを思い出しました!


Posted on 2019/09/22 Sun. 08:07 [edit]

category: 催し物案内

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22

鴻ノ池で 

まちの写真屋さんって、どんどんなくなっていくよね。
以前利用していた写真屋さんは数か月前に閉店。別のお店に変えたのだけど、現像までの待ち時間が30分。

うーん、30分、どうしようか。と思いめぐらせて、北へサイクリング。久しぶりの鴻ノ池へ。

190920鴻池


ふと見たら緩やかな坂道があるので、こんな坂あったっけ、どこへつながっているのかな、と行ってみたら

190920五重塔

↑興福寺五重塔


左へ目を移していくと、若草山と大仏殿がかすかにのぞいている!

190920鴻ノ池大仏殿


もうすこし上から撮れないものか? 冒険散策。

190920道


190920大仏殿

↑足場がちょっとコワイとこで撮っている^^;
落ちたら、確実にケガするよね、とドキドキしながら…慎重に…

道は向こうへ(下方)通じていたのだが、自転車で下るには急勾配すぎて、こちらは自重したよ(笑)

Posted on 2019/09/21 Sat. 08:05 [edit]

category: 塔の見える風景

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21

御所まち下見歩き 

9月18日、かぎろひ歴史探訪第3期②「役行者の里」の下見歩き。本番は9月26日(木)

「かぎろひの大和路」の御所特集(⇒)のときには何度も通い、温かい人情にも触れたので、ワタクシにとっては懐かしいまち。

190918ごせまち


静かすぎてちょっとさみしいのですが、歴史を吸い込んだ重厚なまちなみを歩くのは楽しい。

190918古民家

190918油長酒造

↑人気の清酒「風の森」を醸す油長酒造


迷路のように行ったり来たりしながら、あ、これは地元のガイドさんに案内をお願いしたほうがいいよね、と気づきまして。
御所まちボランティアガイド⇒
10日前までにお願いしますとあるやん。あと1週間しかないから無理かな。

と思うものの、一縷の望みをもってツテを頼ることに。
一方的にツテとは言っても、10年ほど前に取材させていただいただけの、でも、ボランティアガイドを主宰する「NPO法人 ごせまちネットワーク・創」のKさん。たしか、事務局長だったかな。

ごせまちネットワーク・創⇒(弊ブログ内2010.10)

「かぎろひの大和路」御所特集号で取材させていただいたとき(2010.7)、またまたワタクシらしい失敗をしまして⇒

紛失した手帳を探していたら「忘れていませんか」と電話をくださったのがKさんだったのです。9年も前だから、Kさん、もう忘れているよね! 覚えていませんように(笑)

今はFBのお友達なので、9年もお会いしていないわりには、親近感あり。

ということで、ダメ元で、ごせまちネットワーク・創さんのある商工会館へお訪ねしたところ。
やっぱり、日が近いということで厳しい感じではあったのですが、「私がやりましょう」とKさんじきじきに案内いただけることになって、バンザーイ。強引に取りすがったんとちゃうで(笑)。
ありがとうございます。


9月26日当日は午前中、Kさんに西御所を案内していただきます。

薬草園にも立ち寄っていただくようお願いしました。

190918薬事研究センター




お昼は葛城公園で。

190918葛城公園


午後からは葛城川を渡って東御所「寺内町」へ

190918寺内町

いつもの龍センセの案内に戻りまして


寺内町の中心となる円照寺

190918円照寺


以前、霜月祭で、円照寺さんのお堂の中へ入らせていただいたことがありますので(年に1度の公開)、参考に⇒


境内には御所柿が!

190918御所柿


御所柿を初めて食したこと⇒


ここから吉祥草寺へはすぐ。

190918吉祥草寺


大きな役行者像の拝観もさせていただきます。

190918吉祥草寺2


解散はJR和歌山線玉手駅となるのですが、1時間に1本。

190918時刻表2

↑左は和歌山方面 右が王寺方面

仮解散としまして、急がれる人、疲れた人は14時台で。

余力のある人、反省会の参加者は15時58分に乗ることにして、孝安天皇陵におまいりしましょうか。

190918弘安天皇陵

190918孝安天皇陵2


陵からの風景

190918弘安天皇陵から


※「かぎろひ歴史探訪」ウォーク 第13期②「役行者の里」(御所まち、吉祥草寺)
9月26日(木)10時 近鉄御所駅出発

事前申し込みナシの飛入り参加OK(1500円)。
お弁当などをご用意ください。

Posted on 2019/09/19 Thu. 12:55 [edit]

category: かぎろひ歴史探訪

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19

9月17日産経新聞夕刊にさだまさしさん 

今朝、さだまさしさんと保山耕一さん、そして辻邦生についてブログを書いた。⇒

とはいえ、さだまさしさんのCDは5月にリリースされているし、保山さんが春日大社でさださんの奉納演奏を撮られたのは2月のこと。情報としては新しくないよね。

が、今日9月17日、産経新聞の夕刊に奉納演奏のことが載っていたのでビックリ。

190917夕刊さだまさし

↑クリックで拡大

保山さんのことが書かれていないので、やや物足りないが、「上」とあるので、「下」には載る? 明日の夕刊?


ワタクシにとってはあまりにもタイムリーだったのと、実は今日誕生日なので、ちょっとうれしくて、「かぎろひNOW」史上初の同日2回更新(笑)


Posted on 2019/09/17 Tue. 19:58 [edit]

category: 辻邦生

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17

さだまさしと保山耕一、そして辻邦生 

若い頃、奈良に憧れながら、住むことなど考えてもいなかった頃、さだまさしにハマっていた。
コンサートに出かけ、ソロアルバム(LPレコード)は、出るたびに購入。
もちろん、今も大事にしているよ。

40年前?レコード

「帰去来」「夢供養」「風見鶏」「私花集」「印象派」
リリース年は遠すぎてすぐには言えないけれど、順番は間違えていないと思う。あの頃の、模索していた日々と重なる。
今でも全部歌えるんじゃないかなあ。あっ、高音は無理(笑)。


軽井沢プリンスホテルで開かれたコンサートにも行ったのだった。

40年前?

↑↓マイアルバムから

1909回顧軽井沢2


これって何年ごろだったのかなあとネット検索してみると、素敵な裏話がひっかかったよ。⇒

あの長~い「親父の一番長い日」の初演だったことは記憶している。
オーケストラの指揮は山本直純さんだと思っていたら、岩城宏之さんだったので、ん? と思ったのだけれど、そういうことがあったのね。

さだまさしはオープニングの野外コンサートに出演。ホテルのお庭の芝生に座って、かぶりつきで聴いたように思う。そんなに人も多くなかったし、今では考えられないかも。
夜は夜とて室内での新日本フィルのコンサートを楽しんだ。軽井沢で数日を優雅に過ごしたのだけれど…

このとき、ワタクシはフリーター。というか、アルバイトもやめて全く仕事をしていなかった^^;
軽井沢の夢がさめると、経済事情が逼迫しているやん! 若いときって、独り身って、なんて呑気だったのだろう(笑)


この後、たまたま朝日新聞に小さく出ていた求人広告に呼ばれるように、思い切って奈良へ。
さださんの歌も、背中を押してくれたような気がする。

奈良へ来てからは、大好きな風景のなかを歩きながら、さださんのファンであることに変わりはなかったが、もうコンサートに行かなくてもなんだか満たされていたような…


今年5月、久しぶりにさださんのCDを買った。

1905新日本風土記Ⅱ


さだまさし 新自分風土記Ⅱ~まほろば篇~

1905新日本風土記Ⅱ裏

↑生産限定盤DVDが付いている!


そう、映像作家、保山耕一さんが撮られたDVDを観たいと思ったから。
深夜の春日大社での奉納演奏については、さださんが雑誌「図書」で書かれている。鹿鳴人さんのブログでどうぞ⇒


さだまさしさんの歌、保山耕一さんの映像、そして辻邦生さんの小説。
表現手法は違っているが、そこには同じものが流れていると思わずにはいられない。

以前にもこのブログで書いたけれど、聴くほどに、観るほどに、読むほどに、感じる。

保山耕一と辻邦生⇒(2017.6.21)
辻邦生とさだまさし⇒(2018.7.31)



この7月から「奈良公園バスターミナル」の2階レクチャーホールで始まった(毎月第1土曜日)保山さんの上映会。
9月7日にも行くことができた。
ホールに入ると、さださんの「セロ弾きのゴーシュ」が流れていて、ワタクシにとっては何だか不思議な感じ。

書家、桃蹊さんが春日大社に奉納する「映像詩、かすがの煌めき」、桃蹊さんの書と松本太郎さんの尺八とのパフォーマンスなど、今回も充実したひとときを味わうことができた。

190907舞台


保山さんの映像はもちろんだが、企画演出、いつも渾身の力を注ぎ、どうしたらお客さんが喜んでくれるだろうと一生懸命考えて実行されていることがひしひしと伝わってくる。そのたびに、ワタクシ自身がいつも全力姿勢ではないことを思い知らされ、そうしてがんばろうという元気がわいてくるのだ。


実は前回に引き続き、「かぎろひ歴史探訪」のチラシを会場で配布しますよと、おっしゃってくださって。配布するばかりではなく、まさかの舞台の上から、保山さんじきじきのPRも。

190907保山さん

こちらは、恐縮するばかり。ありがとうございました。
もちろん、「かぎろひ歴史探訪」だけではなく、配布チラシのすべてについて、説明されたのだった。

小さなことにも限りなくやさしい目を向ける保山さん。だから、1時間も延びてしまったりする。
申しわけなさを感じつつ、でも保山ファンは共有できる時間が長いことを喜んでいるはずだから、いいのかな。お疲れが出ませんように。


次回は10月5日

第4回 奈良、時の雫

すでに受付は終了。案内が遅くなってごめんなさい。

保山さんの映像が流れる、さだまさしコンサートへ行きたいなぁ。

Posted on 2019/09/17 Tue. 07:52 [edit]

category: 辻邦生

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