かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
「正倉院展」呈茶席 2017
今年も「正倉院展」の期間中、ピロティで呈茶席が設けられています(運営は、奈良国立博物館特別支援会員「結の会」)。
今日はお手伝いにいってまいりました。
大勢の人にお入りいただき、ありがとうございました。


呈茶席は10時~17時
料金は500円

本家菊屋の薯蕷(上用)饅頭「花喰鳥」と山添村産のお抹茶で500円という破格のお値段が実現できているのは、とりもなおさず、ボランティアスタッフの心意気と、お菓子屋さん、お抹茶農園さんのご協力があってこそ。
スタッフ一同、おもてなしの心でがんばっております。
どうぞご利用くださいませ。
お茶席の担当社中は毎日変わりますが、明日以降は下記のとおりとなっています。
10月31日(火) 石州流宗家石州会
11月 1日(水) 吉川学園
2日(木) 敬游(けいゆう)茶会
3日(金) グループ華大和(はなやまと)
4日(土) 一寧(いちねい)会
5日(日) 伽羅(きゃら)の会
6日(月) 奈良佐保短期大学あせび会
7日(火) 敬游茶会
8日(水) 悠喜(ゆうき)会
9日(木) 奈良八重桜の会
10日(金) 奈良万葉ゾンタクラブ
11日(土) 石州流宗家石州会
12日(日) 奈良女子大学茶道部
13日(月) 華の会
今日はお手伝いにいってまいりました。
大勢の人にお入りいただき、ありがとうございました。


呈茶席は10時~17時
料金は500円

本家菊屋の薯蕷(上用)饅頭「花喰鳥」と山添村産のお抹茶で500円という破格のお値段が実現できているのは、とりもなおさず、ボランティアスタッフの心意気と、お菓子屋さん、お抹茶農園さんのご協力があってこそ。
スタッフ一同、おもてなしの心でがんばっております。
どうぞご利用くださいませ。
お茶席の担当社中は毎日変わりますが、明日以降は下記のとおりとなっています。
10月31日(火) 石州流宗家石州会
11月 1日(水) 吉川学園
2日(木) 敬游(けいゆう)茶会
3日(金) グループ華大和(はなやまと)
4日(土) 一寧(いちねい)会
5日(日) 伽羅(きゃら)の会
6日(月) 奈良佐保短期大学あせび会
7日(火) 敬游茶会
8日(水) 悠喜(ゆうき)会
9日(木) 奈良八重桜の会
10日(金) 奈良万葉ゾンタクラブ
11日(土) 石州流宗家石州会
12日(日) 奈良女子大学茶道部
13日(月) 華の会
30
10月26日~28日
ブログが滞りそうなので、ざっと近況報告をしておきまーす。
10月26日、「かぎろひ歴史探訪」第9期④柳生へ

※改めてご報告します。
10月27日、奈良国立博物館へ。
「正倉院展」開幕を翌日に控え、準備など。
※正倉院展は10月28日(土)~11月13日(月)
鑑賞後は呈茶席へどうぞ。
この日は内覧会もパスして、三柱神社(橿原市膳夫町)の秋祭り宵宮へ
↓頭屋さんのお宅で神事の後

神社拝殿での神事

夜に巡行する、だんじりを追っかけていたら

夜8時過ぎて、さみし~い香久山駅でひとり。

翌、28日(本日)は朝5時に起きて、頭屋さんのお宅へ。
この日は「宮送り」。右座と左座の仮宮へ移られていた神様が神社へお戻りに。

両日、潜入させていただき、興味深いことがいっぱい!
頭屋さんはじめ、皆様にとてもお世話になりました。ありがとうございました。
改めてブログ報告するつもりです。そして、次号の「かぎろひの大和路」にも掲載予定。
不思議なことに、おまつりの間だけ、雨はやんだのです。
ワタクシは行きも帰りも雨だったのですが^^;
バタバタしているときに限って、別件、仕事が舞い込みまして。明日からはしばらく引きこもって(あ、30日は博物館や)デスクワークの予定です。
順調に進んだら、休憩中に、ブログアップしていきたいともくろんでおります。
10月26日、「かぎろひ歴史探訪」第9期④柳生へ

※改めてご報告します。
10月27日、奈良国立博物館へ。
「正倉院展」開幕を翌日に控え、準備など。

※正倉院展は10月28日(土)~11月13日(月)
鑑賞後は呈茶席へどうぞ。
この日は内覧会もパスして、三柱神社(橿原市膳夫町)の秋祭り宵宮へ
↓頭屋さんのお宅で神事の後

神社拝殿での神事

夜に巡行する、だんじりを追っかけていたら

夜8時過ぎて、さみし~い香久山駅でひとり。

翌、28日(本日)は朝5時に起きて、頭屋さんのお宅へ。
この日は「宮送り」。右座と左座の仮宮へ移られていた神様が神社へお戻りに。

両日、潜入させていただき、興味深いことがいっぱい!
頭屋さんはじめ、皆様にとてもお世話になりました。ありがとうございました。
改めてブログ報告するつもりです。そして、次号の「かぎろひの大和路」にも掲載予定。
不思議なことに、おまつりの間だけ、雨はやんだのです。
ワタクシは行きも帰りも雨だったのですが^^;
バタバタしているときに限って、別件、仕事が舞い込みまして。明日からはしばらく引きこもって(あ、30日は博物館や)デスクワークの予定です。
順調に進んだら、休憩中に、ブログアップしていきたいともくろんでおります。
28
「不染鉄」展は11月5日まで
行きたい、行こうと熱く思いながら、会期も残り少なくなって、ようやく10月24日、所用を済ませた後、奈良県立美術館へ。


不染鉄の名前は、30数年前、奈良へ来てすぐ知ることになった。
以前、このブログにも書いたことがあるのだが(⇒★)、乾勝二さんという日本画家とお知り合いになって耳にしたのだった。
乾さんは最初、不染鉄氏の指導を受け、後に京都専門学校(京都芸大)で上村松篁氏に師事した。
ワタクシが乾さんと出会った頃は、全長30mにも及ぶ襖絵「大和百景」を描かれていた。
あるとき、幸運にも、ようやく完成された1枚の襖絵を見せていただく機会を得た。

↑旧刊のかぎろい誌に載せたものを撮ったので、鮮明でないのが残念。
不染鉄展を観てから、乾さんの画を目にすると、やはり作風(俯瞰と細密)はとてもよく似ているなぁと再認識。
乾さんは芸大を卒業後、出征。ソロモン諸島やラバウルの激戦で死の境を彷徨したとき、大和の美しい風景が目に浮かんだという。
九死に一生を得て日本に帰ってからは「展覧会に入選して有名な絵描きに」という野心は消えていたとおっしゃっていた。
戦後は、展覧会を開くことも、出品することもせず、ひっそりと西の京で、記憶に残る大和を描き続けた。

不染鉄展にひきこまれるほどに、ワタクシには乾勝二が重なってしまう。
作風はもちろんだが、師の人間性や生き様にもかなり影響を受けたのではないか、と思えてしかたがないのだ。
そこで、お2人の年齢の差、出会いの時期は? と勝手に想像してみた。
ああ、乾さんから、もっといろいろ聞いておけばよかったと後悔するばかり。
以下、かぎろひ、はげしく妄想。
図録の年譜を参照すると、不染鉄と乾勝二は20歳の開きがある。
不染鉄が奈良、西の京で住んだのは36~37歳。そのとき、乾は16~17歳、生を受けた西の京で多感な青年に成長していた。
不染38歳、南都正強中学校(夜間)の図画教師。
39歳~53歳は神奈川、東京で住んでいる。
不染鉄が西の京に住んだときに、やはり西の京にいた乾勝二と最初の出会いがあったのではないか。
知り合ったというよりも、その頃、すでに不染鉄の名は知られていたはずだから、乾のほうが憧れに似た気持ちで師と仰いだかもしれない。また、不染のほうも、乾に稀有な才能を感じたか。
18歳で上京して不染鉄の指導を受けたということはご本人からお聞きしたことがあるので、あるいは尊敬する不染を頼って行ったのかも。
その後、乾は京都専門学校(京都芸大)で上村松篁氏に師事しているが、これも不染の勧めがあったのでは。
不染鉄と上村松篁とは共作もあり、親しくしていたことがわかるのだ。
↓扇形の紙に、不染が樹々を描き、上村が白鷺を描いた「寒林白鷺」(以下、不染鉄の作品は図録から)

不染鉄は昭和23年、55歳で再び奈良へ。正強中学校の二代目理事長になっている。
それから、奈良県美術展覧会の審査員、奈良市美術展覧会の委員、奈良県商工会議所主催第二回新観光土産品の審査会で「のれん」が優秀賞。
奈良商工工芸館ギャラリーで個展を開催。
奈良県美術展覧会に招待出品。
奈良県美術人協会に所属し、展覧会に出品。
などなど、積極的に奈良の美術人と関わっているように見える。
前半生の人となりとは別人のようでさえある。
このときも、おそらく、不染鉄と乾勝二は交流があったとみるほうが自然だ。
不染鉄にとって、奈良は風土の魅力とともに人情にもあついものを感じる地だったのではないだろうか。だからこそ、奈良が終の棲家となったのだろう。
「春近し 太田君のアトリエ之図」という作品(↓下の絵、上は奈良女子大学)

太田君というのは、彫刻家の太田昭夫氏だろう。

↑1984.3 かぎろいの大和路から
絵に添えられた文章を読むと、太田昭夫27歳、不染鉄76歳。
太田は彫刻とともに墨絵の制作にも励んでいたが、絵は不染鉄に学んでいたようだ。
図録の解説によれば、太田昭夫の弟、太田佳男と不染鉄は家族ぐるみのつきあいであったという。
太田佳男作、不染鉄坐像

赤膚焼の窯元、特に大塩正人とも親交があったようだ。
不染が絵付けし、大塩正人が焼成した作品がいくつも出されていた。

大塩正人氏(旧かぎろい誌より)

不染鉄の絵の魅力とともに、奈良の芸術家たちにも思いをはせた展覧会だった。
※没後40年 幻の画家 不染鉄は11月5日(日)まで⇒★


不染鉄の名前は、30数年前、奈良へ来てすぐ知ることになった。
以前、このブログにも書いたことがあるのだが(⇒★)、乾勝二さんという日本画家とお知り合いになって耳にしたのだった。
乾さんは最初、不染鉄氏の指導を受け、後に京都専門学校(京都芸大)で上村松篁氏に師事した。
ワタクシが乾さんと出会った頃は、全長30mにも及ぶ襖絵「大和百景」を描かれていた。
あるとき、幸運にも、ようやく完成された1枚の襖絵を見せていただく機会を得た。

↑旧刊のかぎろい誌に載せたものを撮ったので、鮮明でないのが残念。
不染鉄展を観てから、乾さんの画を目にすると、やはり作風(俯瞰と細密)はとてもよく似ているなぁと再認識。
乾さんは芸大を卒業後、出征。ソロモン諸島やラバウルの激戦で死の境を彷徨したとき、大和の美しい風景が目に浮かんだという。
九死に一生を得て日本に帰ってからは「展覧会に入選して有名な絵描きに」という野心は消えていたとおっしゃっていた。
戦後は、展覧会を開くことも、出品することもせず、ひっそりと西の京で、記憶に残る大和を描き続けた。

不染鉄展にひきこまれるほどに、ワタクシには乾勝二が重なってしまう。
作風はもちろんだが、師の人間性や生き様にもかなり影響を受けたのではないか、と思えてしかたがないのだ。
そこで、お2人の年齢の差、出会いの時期は? と勝手に想像してみた。
ああ、乾さんから、もっといろいろ聞いておけばよかったと後悔するばかり。
以下、かぎろひ、はげしく妄想。
図録の年譜を参照すると、不染鉄と乾勝二は20歳の開きがある。
不染鉄が奈良、西の京で住んだのは36~37歳。そのとき、乾は16~17歳、生を受けた西の京で多感な青年に成長していた。
不染38歳、南都正強中学校(夜間)の図画教師。
39歳~53歳は神奈川、東京で住んでいる。
不染鉄が西の京に住んだときに、やはり西の京にいた乾勝二と最初の出会いがあったのではないか。
知り合ったというよりも、その頃、すでに不染鉄の名は知られていたはずだから、乾のほうが憧れに似た気持ちで師と仰いだかもしれない。また、不染のほうも、乾に稀有な才能を感じたか。
18歳で上京して不染鉄の指導を受けたということはご本人からお聞きしたことがあるので、あるいは尊敬する不染を頼って行ったのかも。
その後、乾は京都専門学校(京都芸大)で上村松篁氏に師事しているが、これも不染の勧めがあったのでは。
不染鉄と上村松篁とは共作もあり、親しくしていたことがわかるのだ。
↓扇形の紙に、不染が樹々を描き、上村が白鷺を描いた「寒林白鷺」(以下、不染鉄の作品は図録から)

不染鉄は昭和23年、55歳で再び奈良へ。正強中学校の二代目理事長になっている。
それから、奈良県美術展覧会の審査員、奈良市美術展覧会の委員、奈良県商工会議所主催第二回新観光土産品の審査会で「のれん」が優秀賞。
奈良商工工芸館ギャラリーで個展を開催。
奈良県美術展覧会に招待出品。
奈良県美術人協会に所属し、展覧会に出品。
などなど、積極的に奈良の美術人と関わっているように見える。
前半生の人となりとは別人のようでさえある。
このときも、おそらく、不染鉄と乾勝二は交流があったとみるほうが自然だ。
不染鉄にとって、奈良は風土の魅力とともに人情にもあついものを感じる地だったのではないだろうか。だからこそ、奈良が終の棲家となったのだろう。
「春近し 太田君のアトリエ之図」という作品(↓下の絵、上は奈良女子大学)

太田君というのは、彫刻家の太田昭夫氏だろう。

↑1984.3 かぎろいの大和路から
絵に添えられた文章を読むと、太田昭夫27歳、不染鉄76歳。
太田は彫刻とともに墨絵の制作にも励んでいたが、絵は不染鉄に学んでいたようだ。
図録の解説によれば、太田昭夫の弟、太田佳男と不染鉄は家族ぐるみのつきあいであったという。
太田佳男作、不染鉄坐像

赤膚焼の窯元、特に大塩正人とも親交があったようだ。
不染が絵付けし、大塩正人が焼成した作品がいくつも出されていた。

大塩正人氏(旧かぎろい誌より)

不染鉄の絵の魅力とともに、奈良の芸術家たちにも思いをはせた展覧会だった。
※没後40年 幻の画家 不染鉄は11月5日(日)まで⇒★
25
10月26日、柳生の里探訪
台風21号接近中。影響は出ていませんでしょうか。
くれぐれもご用心くださいますように。
この世に生まれてン十年、かくも雨が続いたことは記憶にありません。
「かぎろひ歴史探訪」第9期の4回目が近づき、晴天を待っていたのですが、止みそうになく、10月20日、小雨のなか、下見歩きをしてまいりました。
かぎろひ歴史探訪は早くも後半、4回目は柳生の里へ。
集合、受付場所は近鉄奈良駅行基さん前。9時41分発の「邑地中村」行きバスに乗りますので、遅れないようにお願いします。
乗り遅れると午後までバス便がありませんので、ご注意くださーい。
※柳生着10:24 バス代¥950
まずは、天石立(あまのいわたて)神社、芳徳禅寺へ


ご神体は大きな岩。なんでも、手力男命が天岩戸を開いた時に、その扉石が飛来したと伝えられるそうな。

一刀石。柳生石州斎宗厳が修行中、天狗だと思って切ったと伝えられています。

境内にも岩がごろごろしていて、不思議な雰囲気が漂います。

柳生一族が眠る芳徳禅寺

※拝観料200円(団体割引30人以上、180円)
柳生藩の家老小山田主鈴の旧屋敷。 山岡荘八はここで小説「春の坂道」を書いたとされます。

※入館料 350円(団体割引20人以上 280円)
家老屋敷からの眺め

そこから、八坂神社を経て、旧柳生藩陣屋跡へ

疱瘡地蔵。

疱瘡よけのお地蔵様らしいのですが、その足元に刻まれる碑文が貴重。
室町時代、徳政一揆の折の農民の宣言文で、文字はかなり磨滅して読みにくくなっていますが、センセの熱い解説があるはず。
さあ、ここから、山歩き。
石畳、木立のなか、登ったり下ったり。

「かぎろひ歴史探訪」を始めた4年前は、できるだけアップダウンのない道を、とキツク言われていたのですが…、最近は、ん? 結構ハードやん、と思われるような道をとることもあって、あれれ、と思うのです。
ま、ワタクシはうれしいのですが(笑)。
センセの足の状態が非常に良くなったせいか、ご参加くださる年配の皆さんが健脚だということに気づいたせいか(笑)
とても素敵なコースなのですが、結構勾配のある坂道もあり、気をつけて歩きましょう。
山道は展望がききませんが、突然開けると、わー♪ 思わず声をあげてしまいました。

↑歩いてきた山道を振り返って

ご褒美のような風景に、しばし立ち止まって

↑おふじの井戸の近くで。南明寺もすぐ。
最初の予定では、円成寺まで歩くことになっていましたが、タイムオーバーぎみで、バス便も少ないこともあり、山歩きはここで終わり。阪原からバスに乗って近鉄奈良駅まで帰ることになりました。ご了承ください。
※阪原15:48 近鉄奈良駅16:37 バス代840円
柳生の里を満喫しますので、仕方がありませんね。
この日は一応、阿対(あたや)の石仏まで歩いてみたのですが、

柳生バス停から往復3km! 今回はパスしますが、いつか笠置ウォークとあわせて行けたらいいなと思っています。

※かぎろひ歴史探訪第9期④
10月26日(木)近鉄奈良駅行基菩薩前、集合
近鉄奈良9時41分発の邑地中村行きバスに乗ります。
事前申し込みなしでのご参加OKです。お弁当などをご用意くださいね。
奈良交通さんに増便のご配慮をいただいております。お気軽にご参加ください。
私どもスタッフは8時30分頃から待機してお待ち申し上げております。
※柳生街道⇒★
くれぐれもご用心くださいますように。
この世に生まれてン十年、かくも雨が続いたことは記憶にありません。
「かぎろひ歴史探訪」第9期の4回目が近づき、晴天を待っていたのですが、止みそうになく、10月20日、小雨のなか、下見歩きをしてまいりました。
かぎろひ歴史探訪は早くも後半、4回目は柳生の里へ。
集合、受付場所は近鉄奈良駅行基さん前。9時41分発の「邑地中村」行きバスに乗りますので、遅れないようにお願いします。
乗り遅れると午後までバス便がありませんので、ご注意くださーい。
※柳生着10:24 バス代¥950
まずは、天石立(あまのいわたて)神社、芳徳禅寺へ


ご神体は大きな岩。なんでも、手力男命が天岩戸を開いた時に、その扉石が飛来したと伝えられるそうな。

一刀石。柳生石州斎宗厳が修行中、天狗だと思って切ったと伝えられています。

境内にも岩がごろごろしていて、不思議な雰囲気が漂います。

柳生一族が眠る芳徳禅寺

※拝観料200円(団体割引30人以上、180円)
柳生藩の家老小山田主鈴の旧屋敷。 山岡荘八はここで小説「春の坂道」を書いたとされます。

※入館料 350円(団体割引20人以上 280円)
家老屋敷からの眺め

そこから、八坂神社を経て、旧柳生藩陣屋跡へ

疱瘡地蔵。

疱瘡よけのお地蔵様らしいのですが、その足元に刻まれる碑文が貴重。
室町時代、徳政一揆の折の農民の宣言文で、文字はかなり磨滅して読みにくくなっていますが、センセの熱い解説があるはず。
さあ、ここから、山歩き。
石畳、木立のなか、登ったり下ったり。

「かぎろひ歴史探訪」を始めた4年前は、できるだけアップダウンのない道を、とキツク言われていたのですが…、最近は、ん? 結構ハードやん、と思われるような道をとることもあって、あれれ、と思うのです。
ま、ワタクシはうれしいのですが(笑)。
センセの足の状態が非常に良くなったせいか、ご参加くださる年配の皆さんが健脚だということに気づいたせいか(笑)
とても素敵なコースなのですが、結構勾配のある坂道もあり、気をつけて歩きましょう。
山道は展望がききませんが、突然開けると、わー♪ 思わず声をあげてしまいました。

↑歩いてきた山道を振り返って

ご褒美のような風景に、しばし立ち止まって

↑おふじの井戸の近くで。南明寺もすぐ。
最初の予定では、円成寺まで歩くことになっていましたが、タイムオーバーぎみで、バス便も少ないこともあり、山歩きはここで終わり。阪原からバスに乗って近鉄奈良駅まで帰ることになりました。ご了承ください。
※阪原15:48 近鉄奈良駅16:37 バス代840円
柳生の里を満喫しますので、仕方がありませんね。
この日は一応、阿対(あたや)の石仏まで歩いてみたのですが、

柳生バス停から往復3km! 今回はパスしますが、いつか笠置ウォークとあわせて行けたらいいなと思っています。

※かぎろひ歴史探訪第9期④
10月26日(木)近鉄奈良駅行基菩薩前、集合
近鉄奈良9時41分発の邑地中村行きバスに乗ります。
事前申し込みなしでのご参加OKです。お弁当などをご用意くださいね。
奈良交通さんに増便のご配慮をいただいております。お気軽にご参加ください。
私どもスタッフは8時30分頃から待機してお待ち申し上げております。
※柳生街道⇒★
22
辻邦生が読んだプルースト
雨のなか、柳生街道を歩いてきました。
帰宅すると、学習院大学史料館からハガキが届いていて、疲れが吹っ飛んだのは言うまでもありません。

この夏、学習院大学史料館へ行ったご縁でハガキをお送りくださったのだと思います(⇒★)。
ありがとうございます。
パリ・ストラスブール・東京巡回
辻邦生ーパリの隠者 展
会期:平成29年11月5日(日)ー11月18日(土)
12:00ー20:00(最終日は16:00閉室)
会期中無休
会場:日仏会館ギャラリー ※入場無料
東京都渋谷区恵比寿3-9-25
主催:学習院大学史料館 共催:公益財団法人 日仏会館
講演会「辻邦生が読んだプルースト」
平成29年11月12日(日)14:00ー15:30
日仏会館ホール
講師:保苅瑞穂氏
実は、辻邦生展へ行ったとき、学芸員のTさんから、昨年、パリ日本文化会館で開かれた折の記念冊子をいただくという幸運に恵まれました。

このとき、秋に東京でも行われるということをお聞きしていたのですが、残念ながら・・・
プルーストについて、辻邦生はあちこちに書いていますが、ひょいと本棚から手にしたエッセイ集『海峡の霧』から、こんなくだりをご紹介してみます。
プルーストに見る至福の味
瞬間と永遠というテーマを扱った文学作品となると、何といっても、プルーストの『失われた時を求めて』を挙げなければならないだろう。この大長編は、さまざまなテーマから成り立っているが、瞬間と永遠の問題は、その基軸となっている。
人生では、時おり、至福の瞬間というものが訪れる。ふと春の訪れを感じたときとか、夏休みの始まった日とか、旅立ちの朝とか、不意に、うれしさが胸にあふれ、全身が輝くようなときがある。だが、それは一瞬のことであり、忙しい日常生活のなかで次第に忘れられる。
プルーストによると、それは失われたのではなく、無意識のうちに、身体の奥底で記憶されているという。そして何年か、何十年かたって、それが不意によみがえることがある。彼は、その記憶を「無意識の記憶」と呼んでいる。
この記憶が引き出されるのは、前に経験したのと同じような物の味、匂い、音などの感覚を、もう一度、味わう瞬間だ、と彼はいう。
この小説の主人公マルセルは、ある陰気な暗い日、散歩から帰って、マドレーヌ菓子をお茶に浸して、口に入れる。その菓子の味が舌に触れた瞬間、説明のつかない歓喜が、突然、身体に湧き上る。
…
話は変わりますが、ここで急に思い出したことがあります。
この夏、「鼻の日」に講演された耳鼻咽喉科の先生のテープ起こし(実際はICレコーダー)をしたのですが、なんとそこにプルーストが出てきたのです!
先生は、『失われた時を求めて』に触れて、口にしたマドレーヌを、味と言うよりはマドレーヌのにおいを嗅いだときに、小さい頃に家族そろって休暇を過ごしたというようなことの記憶を鮮明に思い出してくるというような箇所を紹介されまして。
においから過去のあの時、あの場所というような記憶、楽しいことも嫌なこともあるかもしれないが、においによっていろんな記憶がよみがえってくることを、作家の名前をとって「プルースト効果」というのだとか。
嗅覚は、聴覚や視覚に比べると、情動や感情の部分と関連。つまり、嗅覚は原始的な脳の場所にあるという話だったかと。
プルーストに言わせると、前に経験したのと同じような物の味、におい、音などの感覚を、もう一度呼び起こす、ですが、耳鼻咽喉科のお医者様側からだと、においに、よりその力があるということ、になりますね。
今日は疲れたので、早く寝ようと思っていたのですが、1枚のハガキのおかげで、眠たくなくなってしまいました。
帰宅すると、学習院大学史料館からハガキが届いていて、疲れが吹っ飛んだのは言うまでもありません。

この夏、学習院大学史料館へ行ったご縁でハガキをお送りくださったのだと思います(⇒★)。
ありがとうございます。
パリ・ストラスブール・東京巡回
辻邦生ーパリの隠者 展
会期:平成29年11月5日(日)ー11月18日(土)
12:00ー20:00(最終日は16:00閉室)
会期中無休
会場:日仏会館ギャラリー ※入場無料
東京都渋谷区恵比寿3-9-25
主催:学習院大学史料館 共催:公益財団法人 日仏会館
講演会「辻邦生が読んだプルースト」
平成29年11月12日(日)14:00ー15:30
日仏会館ホール
講師:保苅瑞穂氏
実は、辻邦生展へ行ったとき、学芸員のTさんから、昨年、パリ日本文化会館で開かれた折の記念冊子をいただくという幸運に恵まれました。

このとき、秋に東京でも行われるということをお聞きしていたのですが、残念ながら・・・
プルーストについて、辻邦生はあちこちに書いていますが、ひょいと本棚から手にしたエッセイ集『海峡の霧』から、こんなくだりをご紹介してみます。
プルーストに見る至福の味
瞬間と永遠というテーマを扱った文学作品となると、何といっても、プルーストの『失われた時を求めて』を挙げなければならないだろう。この大長編は、さまざまなテーマから成り立っているが、瞬間と永遠の問題は、その基軸となっている。
人生では、時おり、至福の瞬間というものが訪れる。ふと春の訪れを感じたときとか、夏休みの始まった日とか、旅立ちの朝とか、不意に、うれしさが胸にあふれ、全身が輝くようなときがある。だが、それは一瞬のことであり、忙しい日常生活のなかで次第に忘れられる。
プルーストによると、それは失われたのではなく、無意識のうちに、身体の奥底で記憶されているという。そして何年か、何十年かたって、それが不意によみがえることがある。彼は、その記憶を「無意識の記憶」と呼んでいる。
この記憶が引き出されるのは、前に経験したのと同じような物の味、匂い、音などの感覚を、もう一度、味わう瞬間だ、と彼はいう。
この小説の主人公マルセルは、ある陰気な暗い日、散歩から帰って、マドレーヌ菓子をお茶に浸して、口に入れる。その菓子の味が舌に触れた瞬間、説明のつかない歓喜が、突然、身体に湧き上る。
…
話は変わりますが、ここで急に思い出したことがあります。
この夏、「鼻の日」に講演された耳鼻咽喉科の先生のテープ起こし(実際はICレコーダー)をしたのですが、なんとそこにプルーストが出てきたのです!
先生は、『失われた時を求めて』に触れて、口にしたマドレーヌを、味と言うよりはマドレーヌのにおいを嗅いだときに、小さい頃に家族そろって休暇を過ごしたというようなことの記憶を鮮明に思い出してくるというような箇所を紹介されまして。
においから過去のあの時、あの場所というような記憶、楽しいことも嫌なこともあるかもしれないが、においによっていろんな記憶がよみがえってくることを、作家の名前をとって「プルースト効果」というのだとか。
嗅覚は、聴覚や視覚に比べると、情動や感情の部分と関連。つまり、嗅覚は原始的な脳の場所にあるという話だったかと。
プルーストに言わせると、前に経験したのと同じような物の味、におい、音などの感覚を、もう一度呼び起こす、ですが、耳鼻咽喉科のお医者様側からだと、においに、よりその力があるということ、になりますね。
今日は疲れたので、早く寝ようと思っていたのですが、1枚のハガキのおかげで、眠たくなくなってしまいました。
20
第7回「酒なら日本酒」に参加して
1週間以上も経ってしまったけれど、10月19日に開催された第7回「酒なら日本酒」をレポートしておかなくては!
日本酒一杯と酒肴一品が500円。とは信じられないクオリティの高さ! 奈良酒と料理のマリアージュ(組み合わせ、相性)に挑戦する若手店主さんたちの意気込みが感じられる楽しいイベント(参加費1500円)。

そんな魅力にひきこまれて、過去6回皆勤なワタクシ、今年も休むわけにはいきますまい(笑)。
お馴染みのお顔にあちこちで出会えるのもこれまた楽しいのであーる。
第1回の記念品だった、ピンクのTシャツは、ワタクシにとってはこの日のためだけの制服みたいなもん。普段、こんな色を着ることはないので、ちょっとハイテンションでゴー。
残念ながら、行基さん前で行われたオープニングには間に合わず、出遅れ。
この日を思い出しながら、記録しておこうっと。
家族みんな、この日のイベントを楽しみにしているのだけれど、別行動(笑)
東京の娘夫婦とakkoさんのグループ、夫とワタクシはそれぞれ1人で。毎日のように顔をつきあわせて晩酌しているんやもん、こんなときくらい、新鮮な風に吹かれたいよね(笑)
1人でふらりと、高天地下の受付へ行くと、わー、亀ちゃん・川クン夫妻が担当していてビックリ。
亀ちゃんの胸には生後3か月の赤ちゃんが! すやすや。
この子の成長も楽しみやから、これからも欠かさず参加しなければ(笑)
いちばん先に出会ったのが、亜耶さんから出てきたばかりのマーキーさん!
最近、ちょくちょくお会いしていることを思うと、やっぱりご縁があるのね。
亜耶さんは混みこみの様子だったので、マーキーさんと一緒に他所へ。
●大和旬菜・魚・鶏 じゅん平(奈良市上三条町7 TEL:0742-31-7140)
お酒/裏篠峯 純米 山田錦 超辛口 無濾過生原酒 竹山ラベル
アテ/大ちゃんの本鮪とアボガドの酒粕タルタル

酒粕を隠し味にしたタルタルがお、おいし~。鮪の赤とアボガドの薄緑の色合いも美しくて。
●和洋バル なか川(奈良市小西町2-3 TEL:0742-26-3700)
お酒/風の森 純米しぼり華 露葉風70%
アテ/合鴨のスモーク ハニーバルサミコソースとサツマイモ、梨、胡桃のポテトサラダ

マーキーさんのお知り合いの団体さんと同じテーブルで。
「風の森」と洋風料理も合うね。
●吟酒遊膳庵 厨(奈良市小西町2-1 ジャパンドビル2F TEL:0742-24-3738)
お酒/みむろ杉 純米吟醸 山田錦
アテ/鰆のポワレ 柿のソース

鰆の蒸し焼きと柿のソースがオモシロイ味わい。
東向通りで、歴史探訪仲間のHさんと会って、立ち話。神戸からお友達が大挙して参加されているとか。
このとき、やまさんも通っていかれた。「やまさーん」
●折衷旬菜 香月(奈良市下御門町28-1 TEL:0742-22-1018)
お酒/春鹿 奈良の八重桜
アテ/栗のサヴァイヨン・ブリュレ仕立て レーズン入り生チョコ・自家製柚子ピール添え

毎回、デザートと日本酒を合わされて、度肝をぬくようなマリアージュ。ここは外せないわ。
「奈良の八重桜」は甘すぎると敬遠していたのだけれど、こんなふうに合わせると、むしろ甘さがいい感じ。
娘グループにバッタリ(笑)。情報交換。
もちいどの商店街で、Yさんに会って。
この日の朝、FBで髪をショートにされたことを知っていたので、「わぁ、ステキ~」
ここでちょっと休憩

↑泉勇斎さんで
なんで、休憩して日本酒やねん、って? ほんまや^^; でも、ご同輩が何人かいらっしゃって、「やっぱり休憩せんとね」(笑)
お隣の若いご夫婦が「何のイベントですか? 」 奈良市内に住んでいて、お酒が好きでも、「酒なら日本酒」を知らない人もいるんやと、ちょっとビックリ。PRしておいたので、来年は参加されるかも。
●青天(奈良市東向南町一番地 AMI21ビル TEL;0742-25-2065)
お酒/生酛のどぶ
アテ/牛すじ煮込み 中華風

意表をつかれた、ぬる燗のどぶが、なんだかやさしくてホッ。中華風煮込みにもバッチリ!
蔵元社長がお見えだったのも、うれしいなと。あっ、梅さん! お世話さまです。
●ぼうぼう焼き 鶏若(奈良市小西町5番地 アルテ館2F-A TEL:0742-26-1189)
お酒/花巴 山廃純米 雄町 無濾過生原酒 直汲みにごり 28BY
アテ/大和肉鶏と秋の野菜の天ぷら

天ぷらの材料が置かれていて興味をひかれた。

マーキーさんがお知り合いの方にご挨拶。大阪の人気店の大将とか。大阪の同業者にも注目されているようで!
Kさんご夫妻と「また、お会いしましたね」
ぼうぼう焼って? 今度、食べてみたい。
花巴の蔵元も来られていて、お話を聞けたのもよかった。
●グリルチェンバー(奈良市高天町38-3 近鉄高天ビルB1F TEL:0742-22-3538)
お酒/梅乃宿 山香 山廃純米吟醸 ひやおろし
アテ/手作りスモークチキンと自家野菜のおばんざい盛合せ

「食堂 てらかわ」(⇒★)の店主、山本さんのお顔も。来年は、「酒なら日本酒」の提供メンバーに入っていらっしゃったらいいなぁ。
最後は、マーキーさんと別れて、亜耶さんへ。
●酒房 亜耶(奈良市高天町38-3 近鉄高天ビルB1F TEL:0742-25-0272)
お酒/百楽門コレクション
アテ/サツマイモのレモンマスタードマリネ、若鶏のトマト煮ローズマリー風味、カレイの昆布締め ポン酢ジュレ 酒米の和風リゾット

百楽門の蔵元社長さん!

「百楽門」も多種から選べて

わーい、と喜んでいたら、なんと!
「あなたが200人目です」のプレゼントが!(上の写真、新聞紙でくるんだもの)
えー、ラッキーすぎ。

梅乃宿酒造と箕面ビールのコラボ「ARAGOSHI×MINOH]と百楽門のおちょこをいただいて。
あなうれし。ありがとうございました。
※「酒なら日本酒」⇒★
「酒なら日本酒」イベントはワタクシの友人たちにも広がり、「来年は声をかけてよ」。
遠くから来られる人に、ならまち散策も兼ねて、案内しようと画策中。
日本酒一杯と酒肴一品が500円。とは信じられないクオリティの高さ! 奈良酒と料理のマリアージュ(組み合わせ、相性)に挑戦する若手店主さんたちの意気込みが感じられる楽しいイベント(参加費1500円)。

そんな魅力にひきこまれて、過去6回皆勤なワタクシ、今年も休むわけにはいきますまい(笑)。
お馴染みのお顔にあちこちで出会えるのもこれまた楽しいのであーる。
第1回の記念品だった、ピンクのTシャツは、ワタクシにとってはこの日のためだけの制服みたいなもん。普段、こんな色を着ることはないので、ちょっとハイテンションでゴー。
残念ながら、行基さん前で行われたオープニングには間に合わず、出遅れ。
この日を思い出しながら、記録しておこうっと。
家族みんな、この日のイベントを楽しみにしているのだけれど、別行動(笑)
東京の娘夫婦とakkoさんのグループ、夫とワタクシはそれぞれ1人で。毎日のように顔をつきあわせて晩酌しているんやもん、こんなときくらい、新鮮な風に吹かれたいよね(笑)
1人でふらりと、高天地下の受付へ行くと、わー、亀ちゃん・川クン夫妻が担当していてビックリ。
亀ちゃんの胸には生後3か月の赤ちゃんが! すやすや。
この子の成長も楽しみやから、これからも欠かさず参加しなければ(笑)
いちばん先に出会ったのが、亜耶さんから出てきたばかりのマーキーさん!
最近、ちょくちょくお会いしていることを思うと、やっぱりご縁があるのね。
亜耶さんは混みこみの様子だったので、マーキーさんと一緒に他所へ。
●大和旬菜・魚・鶏 じゅん平(奈良市上三条町7 TEL:0742-31-7140)
お酒/裏篠峯 純米 山田錦 超辛口 無濾過生原酒 竹山ラベル
アテ/大ちゃんの本鮪とアボガドの酒粕タルタル

酒粕を隠し味にしたタルタルがお、おいし~。鮪の赤とアボガドの薄緑の色合いも美しくて。
●和洋バル なか川(奈良市小西町2-3 TEL:0742-26-3700)
お酒/風の森 純米しぼり華 露葉風70%
アテ/合鴨のスモーク ハニーバルサミコソースとサツマイモ、梨、胡桃のポテトサラダ

マーキーさんのお知り合いの団体さんと同じテーブルで。
「風の森」と洋風料理も合うね。
●吟酒遊膳庵 厨(奈良市小西町2-1 ジャパンドビル2F TEL:0742-24-3738)
お酒/みむろ杉 純米吟醸 山田錦
アテ/鰆のポワレ 柿のソース

鰆の蒸し焼きと柿のソースがオモシロイ味わい。
東向通りで、歴史探訪仲間のHさんと会って、立ち話。神戸からお友達が大挙して参加されているとか。
このとき、やまさんも通っていかれた。「やまさーん」
●折衷旬菜 香月(奈良市下御門町28-1 TEL:0742-22-1018)
お酒/春鹿 奈良の八重桜
アテ/栗のサヴァイヨン・ブリュレ仕立て レーズン入り生チョコ・自家製柚子ピール添え

毎回、デザートと日本酒を合わされて、度肝をぬくようなマリアージュ。ここは外せないわ。
「奈良の八重桜」は甘すぎると敬遠していたのだけれど、こんなふうに合わせると、むしろ甘さがいい感じ。
娘グループにバッタリ(笑)。情報交換。
もちいどの商店街で、Yさんに会って。
この日の朝、FBで髪をショートにされたことを知っていたので、「わぁ、ステキ~」
ここでちょっと休憩

↑泉勇斎さんで
なんで、休憩して日本酒やねん、って? ほんまや^^; でも、ご同輩が何人かいらっしゃって、「やっぱり休憩せんとね」(笑)
お隣の若いご夫婦が「何のイベントですか? 」 奈良市内に住んでいて、お酒が好きでも、「酒なら日本酒」を知らない人もいるんやと、ちょっとビックリ。PRしておいたので、来年は参加されるかも。
●青天(奈良市東向南町一番地 AMI21ビル TEL;0742-25-2065)
お酒/生酛のどぶ
アテ/牛すじ煮込み 中華風

意表をつかれた、ぬる燗のどぶが、なんだかやさしくてホッ。中華風煮込みにもバッチリ!
蔵元社長がお見えだったのも、うれしいなと。あっ、梅さん! お世話さまです。
●ぼうぼう焼き 鶏若(奈良市小西町5番地 アルテ館2F-A TEL:0742-26-1189)
お酒/花巴 山廃純米 雄町 無濾過生原酒 直汲みにごり 28BY
アテ/大和肉鶏と秋の野菜の天ぷら

天ぷらの材料が置かれていて興味をひかれた。

マーキーさんがお知り合いの方にご挨拶。大阪の人気店の大将とか。大阪の同業者にも注目されているようで!
Kさんご夫妻と「また、お会いしましたね」
ぼうぼう焼って? 今度、食べてみたい。
花巴の蔵元も来られていて、お話を聞けたのもよかった。
●グリルチェンバー(奈良市高天町38-3 近鉄高天ビルB1F TEL:0742-22-3538)
お酒/梅乃宿 山香 山廃純米吟醸 ひやおろし
アテ/手作りスモークチキンと自家野菜のおばんざい盛合せ

「食堂 てらかわ」(⇒★)の店主、山本さんのお顔も。来年は、「酒なら日本酒」の提供メンバーに入っていらっしゃったらいいなぁ。
最後は、マーキーさんと別れて、亜耶さんへ。
●酒房 亜耶(奈良市高天町38-3 近鉄高天ビルB1F TEL:0742-25-0272)
お酒/百楽門コレクション
アテ/サツマイモのレモンマスタードマリネ、若鶏のトマト煮ローズマリー風味、カレイの昆布締め ポン酢ジュレ 酒米の和風リゾット

百楽門の蔵元社長さん!

「百楽門」も多種から選べて

わーい、と喜んでいたら、なんと!
「あなたが200人目です」のプレゼントが!(上の写真、新聞紙でくるんだもの)
えー、ラッキーすぎ。

梅乃宿酒造と箕面ビールのコラボ「ARAGOSHI×MINOH]と百楽門のおちょこをいただいて。
あなうれし。ありがとうございました。
※「酒なら日本酒」⇒★
「酒なら日本酒」イベントはワタクシの友人たちにも広がり、「来年は声をかけてよ」。
遠くから来られる人に、ならまち散策も兼ねて、案内しようと画策中。
17
名張、夏見廃寺跡へ ご報告
10月12日、「かぎろひ歴史探訪」第9期の3回目。
コース
近鉄大阪線名張駅⇒夏見廃寺跡と夏見廃寺展示館(昼食と講座)⇒積田神社⇒名張藤堂家邸跡⇒寿栄神社⇒アーケード街⇒宇流冨志禰神社⇒近鉄名張駅(解散)
霧雨のなか、夏見廃寺跡へ

夏見廃寺展示館着

展示館で

廃寺跡に立って往時をしのぶ

晴天時よりも趣あり

昼食、龍センセ講座の頃には雨も上がって

積田神社

銀杏の巨樹。色づく頃に来てみたい

急遽、コースを変更して先に名張藤堂家邸跡へ行くハプニングもありましたが(約束の時間が迫っていたため)、無事に終えることができました。
最終ポイントになった宇流冨志禰神社

夏見廃寺展示館、名張藤堂家邸跡は本来、木曜日はお休みなのですが、ご配慮いただきました。
夏見廃寺展示館は、今期の予定を決めるとき(6月)に許可をいただいていたのですが、名張藤堂家邸跡は下見のときに初めて、共通チケットがあることを知り、だめもとでお願いしてみました。
急なことにもかかわらず、対応していただき感謝にたえません。ありがとうございました。
歴史探訪翌日、お世話になった教育委員会のKさんにご報告とお礼のメールをさしあげました。
思いがけず、こんなお返事がかえってきました。
…
実は夏見廃寺跡から藤堂家邸へ国道沿いを移動されているところを車で通り掛かりました。
後がありましたので声は掛けられませんでしたが、横目には見ておりました。
大変楽しそうな雰囲気が伝わってまいりまして何よりでございました。
このたびはありがとうございました。またのご訪問をお待ち申し上げております。
大変楽しそうな雰囲気とあるのがうれしくて!
今回は34人でのウォークでした。ご参加の皆様、ありがとうございました。

※参加者のブログなど
鉄道の旅、音楽の旅⇒★ ★
できさんの奈良と出雲と⇒★
団塊世代プラスONE⇒★
FB太古さんのアルバム⇒① ② ③
※次回は10月26日(木)、柳生の里を訪ねます。
近鉄奈良駅から邑地中村行き9時41分発のバスに乗りますので、9時30分までに行基菩薩前にお集まりください。
乗り遅れると午後までバスがありませんので、ご注意ください。
下見の後、またご報告します。
コース
近鉄大阪線名張駅⇒夏見廃寺跡と夏見廃寺展示館(昼食と講座)⇒積田神社⇒名張藤堂家邸跡⇒寿栄神社⇒アーケード街⇒宇流冨志禰神社⇒近鉄名張駅(解散)
霧雨のなか、夏見廃寺跡へ

夏見廃寺展示館着

展示館で

廃寺跡に立って往時をしのぶ

晴天時よりも趣あり

昼食、龍センセ講座の頃には雨も上がって

積田神社

銀杏の巨樹。色づく頃に来てみたい

急遽、コースを変更して先に名張藤堂家邸跡へ行くハプニングもありましたが(約束の時間が迫っていたため)、無事に終えることができました。
最終ポイントになった宇流冨志禰神社

夏見廃寺展示館、名張藤堂家邸跡は本来、木曜日はお休みなのですが、ご配慮いただきました。
夏見廃寺展示館は、今期の予定を決めるとき(6月)に許可をいただいていたのですが、名張藤堂家邸跡は下見のときに初めて、共通チケットがあることを知り、だめもとでお願いしてみました。
急なことにもかかわらず、対応していただき感謝にたえません。ありがとうございました。
歴史探訪翌日、お世話になった教育委員会のKさんにご報告とお礼のメールをさしあげました。
思いがけず、こんなお返事がかえってきました。
…
実は夏見廃寺跡から藤堂家邸へ国道沿いを移動されているところを車で通り掛かりました。
後がありましたので声は掛けられませんでしたが、横目には見ておりました。
大変楽しそうな雰囲気が伝わってまいりまして何よりでございました。
このたびはありがとうございました。またのご訪問をお待ち申し上げております。
大変楽しそうな雰囲気とあるのがうれしくて!
今回は34人でのウォークでした。ご参加の皆様、ありがとうございました。

※参加者のブログなど
鉄道の旅、音楽の旅⇒★ ★
できさんの奈良と出雲と⇒★
団塊世代プラスONE⇒★
FB太古さんのアルバム⇒① ② ③
※次回は10月26日(木)、柳生の里を訪ねます。
近鉄奈良駅から邑地中村行き9時41分発のバスに乗りますので、9時30分までに行基菩薩前にお集まりください。
乗り遅れると午後までバスがありませんので、ご注意ください。
下見の後、またご報告します。
16
香具山麓から葛城山麓へ
10月12日、「かぎろひ歴史探訪」第9期の3回目を無事に終えることができました。ご参加の皆様、ありがとうございました。ご報告はもう少しお待ちください。
あと、東大寺東塔院跡の現地説明会、「酒なら日本酒」レポートなどなど、アップする予定にしてはいるのですが…
昨日、14日は早朝から香具山の近くへ。春日神社の秋祭りでお披露目される御神輿を見学に。この報告も後日になります。
近鉄耳成駅に着いたのは朝7時前


近辺をちょっと歩いてから、急遽、葛城山麓へ。やまとんくらぶの、再度の下見。もう今日しか、時間がとれなーい。

↑9時半頃

↑博西(はかにし)神社近くで

↑右手の森が博西神社
よく歩いた1日でした。でも、風景が好きだから、疲れない、というか楽しい。
きたる、桜井市ウォーキングフェスティバル(26km)も意識していまーす(笑)
あと、東大寺東塔院跡の現地説明会、「酒なら日本酒」レポートなどなど、アップする予定にしてはいるのですが…
昨日、14日は早朝から香具山の近くへ。春日神社の秋祭りでお披露目される御神輿を見学に。この報告も後日になります。
近鉄耳成駅に着いたのは朝7時前


近辺をちょっと歩いてから、急遽、葛城山麓へ。やまとんくらぶの、再度の下見。もう今日しか、時間がとれなーい。

↑9時半頃

↑博西(はかにし)神社近くで

↑右手の森が博西神社
よく歩いた1日でした。でも、風景が好きだから、疲れない、というか楽しい。
きたる、桜井市ウォーキングフェスティバル(26km)も意識していまーす(笑)
15
ジオラマによる奈良のバス100年展
curry & cafe 香炉里(こるり)で開かれている、ジオラマによる「奈良のバス100年展」がおもしろい。

大正時代から現代までの、奈良のバスの変遷も興味深いのですが、ジオラマでの表現が、とてもリアルでのぞきこんでしまいます。
こるりますたーがコツコツと仕上げたジオラマを写真にして、壁面に展示

トップを飾る、大正時代

現代の2点

↑右の写真をもう少し大きくしてみると

ジオラマで

↑背景の樹々がない状態ですが、まるで世界が違いますよね。
写真の撮り方も大事だと思うのですが、一段とリアルさや臨場感を増しているのは、バスには運転手や乗客まで乗っているところでしょう。

ワタクシ、バロックおじさんからいただいた、奈良交通バスや桜井線の電車を持っているんですよ~

背景に、自分の撮った写真を使って、遊んだりしたことがありました。

↑背景は三輪山と箸墓(2011.8.7)

↑龍王山(2012.9.12)

(2013.3..22)
ブログにアップして、まあ、それなりに反響もあったのですが^^;、どうしても気に入らないというか、リアルさに欠けてしまうのは、人がいないという点。人を乗せないとアカンわ、というところにいきついてからは、そんな遊びも遠ざかってしまったのでした。
こるりますたーのジオラマの、小さなバスに乗っている運転手や乗客を見て、思わずニヤリ。
さすが~。鼻息で飛んでしまいそうな小さな人物なんですけどね。
ほんとうにこころにくいばかりのワザが細部にちりばめられていて、ため息ついたり、あきれたり、感心したり…
展示されていたジオラマ

製作中

※Curry & Cafe 香炉里⇒★
奈良市十輪院畑町11番地9
TEL・FAX 0742-24-3648
11時~20時(冬季は19時)営業
火曜定休日

大正時代から現代までの、奈良のバスの変遷も興味深いのですが、ジオラマでの表現が、とてもリアルでのぞきこんでしまいます。
こるりますたーがコツコツと仕上げたジオラマを写真にして、壁面に展示

トップを飾る、大正時代

現代の2点

↑右の写真をもう少し大きくしてみると

ジオラマで

↑背景の樹々がない状態ですが、まるで世界が違いますよね。
写真の撮り方も大事だと思うのですが、一段とリアルさや臨場感を増しているのは、バスには運転手や乗客まで乗っているところでしょう。

ワタクシ、バロックおじさんからいただいた、奈良交通バスや桜井線の電車を持っているんですよ~

背景に、自分の撮った写真を使って、遊んだりしたことがありました。

↑背景は三輪山と箸墓(2011.8.7)

↑龍王山(2012.9.12)

(2013.3..22)
ブログにアップして、まあ、それなりに反響もあったのですが^^;、どうしても気に入らないというか、リアルさに欠けてしまうのは、人がいないという点。人を乗せないとアカンわ、というところにいきついてからは、そんな遊びも遠ざかってしまったのでした。
こるりますたーのジオラマの、小さなバスに乗っている運転手や乗客を見て、思わずニヤリ。
さすが~。鼻息で飛んでしまいそうな小さな人物なんですけどね。
ほんとうにこころにくいばかりのワザが細部にちりばめられていて、ため息ついたり、あきれたり、感心したり…
展示されていたジオラマ

製作中

※Curry & Cafe 香炉里⇒★
奈良市十輪院畑町11番地9
TEL・FAX 0742-24-3648
11時~20時(冬季は19時)営業
火曜定休日
13
裁判員裁判用の法廷見学ごあんない
11