かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
かぎろひ歴史探訪ウォーク 第8期
いよいよ押しつまってきましたね。
皆様、お忙しいことと思います。
かくいうワタクシも、大掃除三昧。日頃手抜きなので、やりがいのあることといったら(笑)。
夜はここ数日、年賀状書き。
まあ、150枚ほどなのですが、印刷だけの年賀状って味気ないと思うので、少し手書きを入れ。写真は自分で撮ったものを干支にあわせまして。
ついでに、「かぎろひ歴史探訪」の案内を下部に入れてPRに努めるしたたかさ(笑)

詳しくは「かぎろひの大和路」のHPで。
と書いたのはよかったけれど、あっ、HPにアップしていなかった^^;
というわけで、先ほどHP更新しました。→★
よろしければ見てやってくださいまし。
皆様、お忙しいことと思います。
かくいうワタクシも、大掃除三昧。日頃手抜きなので、やりがいのあることといったら(笑)。
夜はここ数日、年賀状書き。
まあ、150枚ほどなのですが、印刷だけの年賀状って味気ないと思うので、少し手書きを入れ。写真は自分で撮ったものを干支にあわせまして。
ついでに、「かぎろひ歴史探訪」の案内を下部に入れてPRに努めるしたたかさ(笑)

詳しくは「かぎろひの大和路」のHPで。
と書いたのはよかったけれど、あっ、HPにアップしていなかった^^;
というわけで、先ほどHP更新しました。→★
よろしければ見てやってくださいまし。
30
竹林寺で
12月26日、生駒方面に所用があったので、ついでに(と言ってはなんですが^^;)、往馬大社にお参りしてから、竹林寺へ足をのばしました。
4年前(!)、『かぎろひの大和路』で「行基と忍性が眠る里」を特集したとき(→★)は、何度も訪ねたので、懐かしく親近感いっぱいの地。
新年を迎える準備が整った往馬大社

竹林寺へ

行基さんのお墓と

忍性さんの五輪塔にお参り

「忍性」展の余韻のせいか、以前の塔に心が向かって。

ここへ来るといつも清々しい気持ちになります。
誰にも会いませんでしたが、このお寺を守っている方々がいらっしゃることを、よく知っています。
以前、取材させていただきましたから。→★
年末のあわただしさのなか、奇跡的とも思える、静かさを満喫。
庫裏の前には、ご縁が結べるよう配慮されたノートなどが吊るされています。
「かぎろひの大和路」もm(__)m

お世話されている方のお顔を浮かべながら、ちょっとご挨拶を書いていこうかなとノートを広げると、最後に書かれた方の文字が目に入りびっくり。

明日香村で(飛鳥駅前の「飛鳥びとの館」ですね)、『かぎろひの大和路』を購入してくださった方が、記事を読んですぐに竹林寺をお参りされたということが書かれていたのです。
静かな境内でひとり、うれしさをかみしめたのでした。
ありがとうございます。
※竹林寺さんでの清掃には誰でも参加することができます。

※忍性さんについて、よろしければ→★
4年前(!)、『かぎろひの大和路』で「行基と忍性が眠る里」を特集したとき(→★)は、何度も訪ねたので、懐かしく親近感いっぱいの地。
新年を迎える準備が整った往馬大社

竹林寺へ

行基さんのお墓と

忍性さんの五輪塔にお参り

「忍性」展の余韻のせいか、以前の塔に心が向かって。

ここへ来るといつも清々しい気持ちになります。
誰にも会いませんでしたが、このお寺を守っている方々がいらっしゃることを、よく知っています。
以前、取材させていただきましたから。→★
年末のあわただしさのなか、奇跡的とも思える、静かさを満喫。
庫裏の前には、ご縁が結べるよう配慮されたノートなどが吊るされています。
「かぎろひの大和路」もm(__)m

お世話されている方のお顔を浮かべながら、ちょっとご挨拶を書いていこうかなとノートを広げると、最後に書かれた方の文字が目に入りびっくり。

明日香村で(飛鳥駅前の「飛鳥びとの館」ですね)、『かぎろひの大和路』を購入してくださった方が、記事を読んですぐに竹林寺をお参りされたということが書かれていたのです。
静かな境内でひとり、うれしさをかみしめたのでした。
ありがとうございます。
※竹林寺さんでの清掃には誰でも参加することができます。

※忍性さんについて、よろしければ→★
29
雲のかたち
27
うさぎのいる暮らしはいかが
オトモダチのGさんのところにいる、うさぎ(ホーランド・ロップ)。

家族のようにかわいがっていたのですが、手放さなくてはならない状況に。
現在、里親になってくれる方を探していらっしゃいます。
オス、0歳11か月。
耳がたれ、もふもふの毛並みに、心奪われてしまいます。

しぐさがかわいすぎ!

育てやすいようです。主食は干し草。

ホーランド・ロップ は、ウサギのペット用に作成された品種、血統のひとつ。生物学上の分類ではウサギ科アナウサギである。ロップ種の中では最も小さい品種であることから、ミニ・ロップ とも呼ばれる。 名称は「ホーランドの垂れ耳種」の意。( ウィキペディアより)
見ていると、癒されっぱなし。
こんなカワイイやつが身近にいたら、毎日楽しいだろうなあ。仕事もはかどるかも。
わ、きっと天使が喜ぶぞ!
とニヤリとしてしまうのですが、現実問題としてワタクシはやっぱり無理やなあ。
どなたか、手元において可愛がってくれる方、いらっしゃいませんか。
お問い合わせなどは、ブログ右のメールフォーム欄からお願いします。

家族のようにかわいがっていたのですが、手放さなくてはならない状況に。
現在、里親になってくれる方を探していらっしゃいます。
オス、0歳11か月。
耳がたれ、もふもふの毛並みに、心奪われてしまいます。

しぐさがかわいすぎ!

育てやすいようです。主食は干し草。

ホーランド・ロップ は、ウサギのペット用に作成された品種、血統のひとつ。生物学上の分類ではウサギ科アナウサギである。ロップ種の中では最も小さい品種であることから、ミニ・ロップ とも呼ばれる。 名称は「ホーランドの垂れ耳種」の意。( ウィキペディアより)
見ていると、癒されっぱなし。
こんなカワイイやつが身近にいたら、毎日楽しいだろうなあ。仕事もはかどるかも。
わ、きっと天使が喜ぶぞ!
とニヤリとしてしまうのですが、現実問題としてワタクシはやっぱり無理やなあ。
どなたか、手元において可愛がってくれる方、いらっしゃいませんか。
お問い合わせなどは、ブログ右のメールフォーム欄からお願いします。
24
30年前の「かぎろいの大和路」
豊住書店さんから「バックナンバーがなくなりそうやから、持ってきて」という電話。
ええーっ、11月中旬に納品したばかりなのに!?
発行元がこんなことを言っていてはいかんのですが、そう売れる本ではないはず(笑)。
いや、時間をかけて一生懸命に作り、大事に考えてはいるんですけどね。
お買い求めいただいた皆様、ほんとうにありがとうございます。励みになります。
雨が降る前に納品してきました。


↑残っている状態を撮ったもので、これに追加してきました。
私どもが在庫しているバックナンバーはすべて豊住さんでお求めいただけます。
7号 唐招提寺
9号 東大寺 その1 創建前後と大仏造立
10号 秋篠、押熊の里(秋篠寺、神功皇后陵、蛙股池)
11号 女人高野室生寺
14号 西大寺から菅原の里
15号 大神神社と山の辺の道
16号 東大寺転害門から般若寺
17号 天武の皇子たち(2) 忍壁皇子とその弟妹
18号 郡山城跡と城下町 弥生時代から近世まで
19号 平群 古代豪族の跡を辿る
21号 元興寺界隈 ならまち①
22号 唐古・鍵遺跡と三古社(田原本①)
23号 飛鳥めぐり② 桧隈の里
24号 山の辺の道② 柳本古墳支群
25号 五條① 歴史の交差点
26号 秋篠川 西岸に甍連ねる巨刹
27号 葛城の道② 伝承と史実のはざま
28号 三輪山と纏向遺跡 卑弥呼をたずねて
29号 太子道がつなぐ磯城の里(川西、三宅、田原本)
30号 行基と忍性が眠る里 生駒大社、竹林寺から暗峠(南生駒)
31号 影姫が行く山の辺の道 大和王権発祥と和爾氏
32号 忍海、新庄(葛城市) 古代葛城氏の余燼と漂う近世城下町風情7号
豊住さんでバックナンバーを確認していたら、ずーっと昔の、旧「かぎろいの大和路」が混ざっていてビックリ。
ど、どうしたんですか、これ。
整理をしていたら出てきたんですって。
保存状態も良くて、驚くばかり。
なにしろ、もう、発行元にもないものですから^^;
他にもあったらしいのですが、買ってくださった人がいるそうで。
2冊残っていました。

ちょうど30年前の発行です。1冊250円。
懐かしすぎて、その頃のことをつらつら思い出しながら帰途についたのでした。
帰ってから、あ、買ってきたらよかった(笑)
ええーっ、11月中旬に納品したばかりなのに!?
発行元がこんなことを言っていてはいかんのですが、そう売れる本ではないはず(笑)。
いや、時間をかけて一生懸命に作り、大事に考えてはいるんですけどね。
お買い求めいただいた皆様、ほんとうにありがとうございます。励みになります。
雨が降る前に納品してきました。


↑残っている状態を撮ったもので、これに追加してきました。
私どもが在庫しているバックナンバーはすべて豊住さんでお求めいただけます。
7号 唐招提寺
9号 東大寺 その1 創建前後と大仏造立
10号 秋篠、押熊の里(秋篠寺、神功皇后陵、蛙股池)
11号 女人高野室生寺
14号 西大寺から菅原の里
15号 大神神社と山の辺の道
16号 東大寺転害門から般若寺
17号 天武の皇子たち(2) 忍壁皇子とその弟妹
18号 郡山城跡と城下町 弥生時代から近世まで
19号 平群 古代豪族の跡を辿る
21号 元興寺界隈 ならまち①
22号 唐古・鍵遺跡と三古社(田原本①)
23号 飛鳥めぐり② 桧隈の里
24号 山の辺の道② 柳本古墳支群
25号 五條① 歴史の交差点
26号 秋篠川 西岸に甍連ねる巨刹
27号 葛城の道② 伝承と史実のはざま
28号 三輪山と纏向遺跡 卑弥呼をたずねて
29号 太子道がつなぐ磯城の里(川西、三宅、田原本)
30号 行基と忍性が眠る里 生駒大社、竹林寺から暗峠(南生駒)
31号 影姫が行く山の辺の道 大和王権発祥と和爾氏
32号 忍海、新庄(葛城市) 古代葛城氏の余燼と漂う近世城下町風情7号
豊住さんでバックナンバーを確認していたら、ずーっと昔の、旧「かぎろいの大和路」が混ざっていてビックリ。
ど、どうしたんですか、これ。
整理をしていたら出てきたんですって。
保存状態も良くて、驚くばかり。
なにしろ、もう、発行元にもないものですから^^;
他にもあったらしいのですが、買ってくださった人がいるそうで。
2冊残っていました。

ちょうど30年前の発行です。1冊250円。
懐かしすぎて、その頃のことをつらつら思い出しながら帰途についたのでした。
帰ってから、あ、買ってきたらよかった(笑)
22
六文銭
「真田丸」終わりましたね。
ン十年ぶりに大河ドラマ、観ていましたよ。
なにしろ、九度山町で育ったものですから、子どもの頃から真田幸村は親しい人のようでした。

「真田庵」は一二を争う九度山名所だったし、手土産は「真田もなか」が定番でしたね。ほかになかったのかも(笑)
六文銭もなじみのマーク。今年はもっとスゴイことになっているようですが、しばらく帰っていません^^;

さて、「真田丸」最終回が放映された12月18日の夜、我が家には天使(孫、3歳)が来ていました。
8時をちょっと過ぎてから、あーっ、真田丸! と気づき、テレビの前へ。
すると、天使「○○ちゃん(自分のこと)もみる!」
ワタクシの膝に座って、一緒にテレビを見始めたのですが、戦いのシーンが多いので、内心「あまり見せたくないなあ」と後悔しきり。案の定、天使はしばらくすると、近くにあった、夫愛用の「孫の手」(笑)を見つけ、それを持って床に突きさすようなしぐさを始めたのでした。あちゃ~^^;
まあ、すぐにやめたので、ホッとして、ワタクシはテレビに集中。
ふと気づくと、ワタクシの前に置かれていたのは

わ、わ、六文銭や!
20数年前、娘らが遊んでいたブロックは今、天使のお気に入りなのですが、

その中から選んで「六文銭」を作ったことに、バアサンはいたく心を動かされてしまいまして、結局、「真田丸」最終回はいつの間にか終わっていたのでありました(笑)
ン十年ぶりに大河ドラマ、観ていましたよ。
なにしろ、九度山町で育ったものですから、子どもの頃から真田幸村は親しい人のようでした。

「真田庵」は一二を争う九度山名所だったし、手土産は「真田もなか」が定番でしたね。ほかになかったのかも(笑)
六文銭もなじみのマーク。今年はもっとスゴイことになっているようですが、しばらく帰っていません^^;

さて、「真田丸」最終回が放映された12月18日の夜、我が家には天使(孫、3歳)が来ていました。
8時をちょっと過ぎてから、あーっ、真田丸! と気づき、テレビの前へ。
すると、天使「○○ちゃん(自分のこと)もみる!」
ワタクシの膝に座って、一緒にテレビを見始めたのですが、戦いのシーンが多いので、内心「あまり見せたくないなあ」と後悔しきり。案の定、天使はしばらくすると、近くにあった、夫愛用の「孫の手」(笑)を見つけ、それを持って床に突きさすようなしぐさを始めたのでした。あちゃ~^^;
まあ、すぐにやめたので、ホッとして、ワタクシはテレビに集中。
ふと気づくと、ワタクシの前に置かれていたのは

わ、わ、六文銭や!
20数年前、娘らが遊んでいたブロックは今、天使のお気に入りなのですが、

その中から選んで「六文銭」を作ったことに、バアサンはいたく心を動かされてしまいまして、結局、「真田丸」最終回はいつの間にか終わっていたのでありました(笑)
20
大宿所詣2016
ああ、「春日若宮おん祭」も終わってしまいましたね。
「遷幸の儀」の、ゾクゾクする厳粛な雰囲気にまた浸ってみたいと思うのですが、最近は、15日の「大宿所詣」が終わるや、機関紙の編集作業にかかるものですから、なかなか行けずにおります。何しろ「大宿所詣」が紙面の最後のネタで、お正月号なものですから、あまり時間がないのです。
紙面がほぼカタチになってきましたので、このあたりでちょっとブログを更新しておきたいと思います。だいぶご無沙汰してしまいました。
機関紙の1面はこの写真で。

ミス奈良の3人と奈良観光大使で歌手の川井聖子さんがお正月号にふさわしい華やかさを添えてくれました。あくまでも、主役は、会長のM氏と鹿鳴人さんですが・・。
中央の青年は、チェコスロバキアからの留学生。一般公募で参加されました。
16歳の高校生。来日して8か月だそうですが、茶道など日本文化に興味をもたれているとか。
恒例の記念写真

いよいよ出発するという段になって、近鉄奈良駅あたりで爆発物騒ぎがあるということで、道路規制がかかり、お渡りのコースを大幅に縮小せざるをえないことに。何事もなくよかったのですが、とんだトバッチリでした。
いつもなら、東向商店街→東向北商店街→花芝商店街→鍋屋町でUターンして、小西通り→三条通り→もちいどの通りと歩くのですが、三条通りからすぐにもちいどのへ。
三条通りで

というわけで、大宿所に到着しても、御湯立の神事が始まるまで、1時間ほどもあるという状況。
そんななか、春日大社のF禰宜さんがとっておきの話を始めてくださって。
大和士(さむらい)さんも神子(みこ)さんも表情がゆるんだのでした。

臨機応変な対応、さすがでございます!
神様に近い所にいらっしゃる方ならではのお話で、興味深く拝聴させていただきました。
御湯立の神事

もちいどのセンター街さんのいつものふるまい「のっぺ汁」をいただいて

機関紙は明日、予定どおり納品できそう。もうひとがんばり。

※鹿鳴人さんのブログ→★
「遷幸の儀」の、ゾクゾクする厳粛な雰囲気にまた浸ってみたいと思うのですが、最近は、15日の「大宿所詣」が終わるや、機関紙の編集作業にかかるものですから、なかなか行けずにおります。何しろ「大宿所詣」が紙面の最後のネタで、お正月号なものですから、あまり時間がないのです。
紙面がほぼカタチになってきましたので、このあたりでちょっとブログを更新しておきたいと思います。だいぶご無沙汰してしまいました。
機関紙の1面はこの写真で。

ミス奈良の3人と奈良観光大使で歌手の川井聖子さんがお正月号にふさわしい華やかさを添えてくれました。あくまでも、主役は、会長のM氏と鹿鳴人さんですが・・。
中央の青年は、チェコスロバキアからの留学生。一般公募で参加されました。
16歳の高校生。来日して8か月だそうですが、茶道など日本文化に興味をもたれているとか。
恒例の記念写真

いよいよ出発するという段になって、近鉄奈良駅あたりで爆発物騒ぎがあるということで、道路規制がかかり、お渡りのコースを大幅に縮小せざるをえないことに。何事もなくよかったのですが、とんだトバッチリでした。
いつもなら、東向商店街→東向北商店街→花芝商店街→鍋屋町でUターンして、小西通り→三条通り→もちいどの通りと歩くのですが、三条通りからすぐにもちいどのへ。
三条通りで

というわけで、大宿所に到着しても、御湯立の神事が始まるまで、1時間ほどもあるという状況。
そんななか、春日大社のF禰宜さんがとっておきの話を始めてくださって。
大和士(さむらい)さんも神子(みこ)さんも表情がゆるんだのでした。

臨機応変な対応、さすがでございます!
神様に近い所にいらっしゃる方ならではのお話で、興味深く拝聴させていただきました。
御湯立の神事

もちいどのセンター街さんのいつものふるまい「のっぺ汁」をいただいて

機関紙は明日、予定どおり納品できそう。もうひとがんばり。

※鹿鳴人さんのブログ→★
18
若草山から見る大和三山
12月9日、楽しみにしていた山歩きが中止に。
しかーし、すでに気持ちが登山仕様になっているので、低い丘にでも登りたい(笑)
女ひとり不安なく登ることのできる山があればええのやけどね・・・、あっ、若草山(342m)!

ゲート前まで行くと、上空に黒雲が!

雨降りそう。迷ったんですけどね、明後日(11日)には閉山と知って、やっぱり登ろうっと。
若草山には何度も登っていますが、南ルートは初めて。

その前に、野上神社にお参りして、登山の無事を祈りましょう。

↑左奥に見えている岩は2つに割れていて、これが石荒(いしこう)神社だそう。お社はありません。
春日大社式年造替での建物の完成を祝う祭典では、まずこちらで「荒神祓之儀」(古式の修祓)が執り行われたんですって。→★
近くに、線刻のお地蔵さん

よく見ると銘が入っていて、天文十九年六月好渕敬白 南無春日大明神、でしょうか。

あ、雨が降りそうなのに、出遅れました。さあ、急ぎましょう。
ひたすら階段を上ります。人影なくてちょっと不安になった頃、鹿さんお出迎え。コンニチワ。

↑じーっと見つめられました(^-^;
階段は切れたのかと思いきや、北へ方向転換して、さらにキツイ勾配に。

上りきると、若草山一重目より少し上に出ました。
北ルートと合流です。
振り向くと御蓋山がそこに

↑雲行きがますますあやしくなってきたのですが、今さら引き返せませーん。
眼下に広がる景色、わー。

↑二重目あたりから。すぐ下に大仏殿。
ちなみに、一重目からだと

興福寺五重塔もくっきり

三重目へ

ここまで来たからには、山頂の鶯塚古墳にもお参りしてと


鶯塚古墳の説明(クリックで拡大します)

北への展望を楽しんでいたら

ポツリ、ポツリときまして・・。おまけに強風。
山頂から、春日奥山遊歩道へ出ようかなと思っていたのですが、雨具の用意がないので、急いで下山することに。
ススキ野原の真ん中を速足で

あいにくのお天気だったのですが、おかげで、いいこと、あったのよ~\(^_^)/
おお、大和三山がぽっかり浮かんでいる! 2回クリックしてご覧くださいね。右端は二上山。

晴天のときは目を凝らさないと見つけにくいんですよね。
少しアップにしてみましょう。

下山は北コースをとったら、紅葉が素敵でした。

下ってからお山を仰いだら

なんでやねん、ウソのような青空が広がっていたのでした^^;
※若草山はただいま閉山中。開山は3月第3土曜日から12月第2日曜日→★
※若草山山焼き
平成29年1月28日(予定) 18:15~花火・18:30~点火→★
若草山のススキの群生

イベントに関わられる皆様の大変さはいかばかりかと、敬意を表して想像しております。
しかーし、すでに気持ちが登山仕様になっているので、低い丘にでも登りたい(笑)
女ひとり不安なく登ることのできる山があればええのやけどね・・・、あっ、若草山(342m)!

ゲート前まで行くと、上空に黒雲が!

雨降りそう。迷ったんですけどね、明後日(11日)には閉山と知って、やっぱり登ろうっと。
若草山には何度も登っていますが、南ルートは初めて。

その前に、野上神社にお参りして、登山の無事を祈りましょう。

↑左奥に見えている岩は2つに割れていて、これが石荒(いしこう)神社だそう。お社はありません。
春日大社式年造替での建物の完成を祝う祭典では、まずこちらで「荒神祓之儀」(古式の修祓)が執り行われたんですって。→★
近くに、線刻のお地蔵さん

よく見ると銘が入っていて、天文十九年六月好渕敬白 南無春日大明神、でしょうか。

あ、雨が降りそうなのに、出遅れました。さあ、急ぎましょう。
ひたすら階段を上ります。人影なくてちょっと不安になった頃、鹿さんお出迎え。コンニチワ。

↑じーっと見つめられました(^-^;
階段は切れたのかと思いきや、北へ方向転換して、さらにキツイ勾配に。

上りきると、若草山一重目より少し上に出ました。
北ルートと合流です。
振り向くと御蓋山がそこに

↑雲行きがますますあやしくなってきたのですが、今さら引き返せませーん。
眼下に広がる景色、わー。

↑二重目あたりから。すぐ下に大仏殿。
ちなみに、一重目からだと

興福寺五重塔もくっきり

三重目へ

ここまで来たからには、山頂の鶯塚古墳にもお参りしてと


鶯塚古墳の説明(クリックで拡大します)

北への展望を楽しんでいたら

ポツリ、ポツリときまして・・。おまけに強風。
山頂から、春日奥山遊歩道へ出ようかなと思っていたのですが、雨具の用意がないので、急いで下山することに。
ススキ野原の真ん中を速足で

あいにくのお天気だったのですが、おかげで、いいこと、あったのよ~\(^_^)/
おお、大和三山がぽっかり浮かんでいる! 2回クリックしてご覧くださいね。右端は二上山。

晴天のときは目を凝らさないと見つけにくいんですよね。
少しアップにしてみましょう。

下山は北コースをとったら、紅葉が素敵でした。

下ってからお山を仰いだら

なんでやねん、ウソのような青空が広がっていたのでした^^;
※若草山はただいま閉山中。開山は3月第3土曜日から12月第2日曜日→★
※若草山山焼き
平成29年1月28日(予定) 18:15~花火・18:30~点火→★
若草山のススキの群生

イベントに関わられる皆様の大変さはいかばかりかと、敬意を表して想像しております。
13
「さるとし、くるとり」「なら歳時記・冬」
山歩きの予定がフイになってしまった12月9日、午前中、機関紙お正月号の打ち合わせをした後、ぶらぶら、気になっているギャラリーを訪ねました。
「うつわ文居」では「大江志織 干支展ーさるとし、くるとりー」が始まって2日目。

いつもの文居さんとはちょっと趣を異にした展覧会。
やわらかくて、まーるくて、どこかユーモラス。動きがあって、見ていると、心がほんわかゆるんでくるのがわかります。

「さるとし、くるとり」というタイトルにもにやり。とりの絵皿は「とり皿」ですって。
あったか~い気持ちになってギャラリーを後にしたのでした。
※「大江志織 干支展ーさるとし、くるとりー」は12月19日(月)まで
12月14日(水)は休み
営業時間 11:00~17:30
ギャラリーうつわ文居雑記→★
FBページ→★
それから、クロネコならTABIセンター2階へ。
「なら歳時記・冬…奈良写真家3人展…」開催中。

華やかにして厳かな、奈良の冬の行事にうっとり。改めて奈良の素敵をかみしめたのでした。

↑まもなく、春日若宮おん祭ですね!→★

興福寺国宝館は来年1年間、休館されるってことご存じでした?

2017.1.1.~12.31.、耐震工事のためお休みだそうです。
えーっ、1年間阿修羅さんに会えないの? と思われた方、ご安心を。
2017.3.15.~6.18.、9.15.~11.19.の二期に分けて、国宝館の御仏たちが仮金堂で特別開扉されるようですよ。→★
奈良国立博物館では

「おん祭と春日信仰の美術」が12.10.~2017.1.15.まで→★
そこから、久しぶりに、東へ東へ。
思いがけず、鮮やかな紅葉に出あいました。

さらに東へ。
久しぶりに若草山へ登った話は改めまして。
「うつわ文居」では「大江志織 干支展ーさるとし、くるとりー」が始まって2日目。

いつもの文居さんとはちょっと趣を異にした展覧会。
やわらかくて、まーるくて、どこかユーモラス。動きがあって、見ていると、心がほんわかゆるんでくるのがわかります。

「さるとし、くるとり」というタイトルにもにやり。とりの絵皿は「とり皿」ですって。
あったか~い気持ちになってギャラリーを後にしたのでした。
※「大江志織 干支展ーさるとし、くるとりー」は12月19日(月)まで
12月14日(水)は休み
営業時間 11:00~17:30
ギャラリーうつわ文居雑記→★
FBページ→★
それから、クロネコならTABIセンター2階へ。
「なら歳時記・冬…奈良写真家3人展…」開催中。

華やかにして厳かな、奈良の冬の行事にうっとり。改めて奈良の素敵をかみしめたのでした。

↑まもなく、春日若宮おん祭ですね!→★

興福寺国宝館は来年1年間、休館されるってことご存じでした?

2017.1.1.~12.31.、耐震工事のためお休みだそうです。
えーっ、1年間阿修羅さんに会えないの? と思われた方、ご安心を。
2017.3.15.~6.18.、9.15.~11.19.の二期に分けて、国宝館の御仏たちが仮金堂で特別開扉されるようですよ。→★
奈良国立博物館では

「おん祭と春日信仰の美術」が12.10.~2017.1.15.まで→★
そこから、久しぶりに、東へ東へ。
思いがけず、鮮やかな紅葉に出あいました。

さらに東へ。
久しぶりに若草山へ登った話は改めまして。
09
帯解駅から山の辺の道・北コース
「かぎろひ歴史探訪」第7期が終了しました。
12月1日、その最終回のご報告です。

コース
JR万葉まほろば線帯解駅ー帯解寺ー龍象寺ー帯解旧集落ー八坂(阪)神社(円満寺)ー柴屋新池ー円照寺ー八島陵ー嶋田神社ー白山比咩神社ー藤原観音堂→八阪神社→白毫寺(仮仮解散)→破石バス停(仮解散)→近鉄奈良駅
帯解駅から帯解(おびとけ)寺→龍象(りゅうぞう)寺へ

※龍象寺→★
参加者のNさん、お名前が龍象。来てみたかったと感慨深げなのが印象的でした。
円照寺(山村御殿)へ。

柴屋古池と柴屋新池の間の道を通り

↑右が昭和31年にできた新池。なんと、もとは帯解丸山古墳だったとか。県道(現在の国道169号線)の建設用土として古墳の封土を崩しとったらしい。5世紀後半の古墳だったことがわかっています。
両手を広げて深呼吸したくなる、のどかな道を行きます~。

大和三門跡のひとつ、円照寺はいつも静かなたたずまい。
三島由紀夫『豊饒の海』に月修寺として登場。
・・・(月修寺の庭は)これと云って技巧のない、閑雅な、明るくひらいた御庭である。數珠を繰るような蝉の聲がここを領してゐる。そのほかには何一つ音とてなく、寂寞を極めてゐる。この庭には何もない。記憶もなければ何もないところへ、自分は來てしまったと本多は思った。庭は夏の日ざかりの日を浴びてしんとしてゐる。・・・

ここから急な山道を上って、下って、祟道天皇八島陵へ。


祟道天皇とは、早良親王(桓武天皇の同母弟)のこと。長岡京造営にまつわる藤原種継暗殺事件の首謀者として逮捕され、乙訓寺に幽閉。淡路に移送される途中、絶食、そして亡くなります。淡路に埋葬。
その後、皇太子となった安殿(あて)親王(平城天皇)の発病、桓武天皇妃や生母の病死が続き、早良親王の祟りであるとされたのでした。鎮魂の儀式が執り行われ、「祟道天皇」の号をおくるのですが、なお疫病の流行、洪水など災厄が相次ぎ、怨霊によるものだと信じられました。そうして、ここ大和の地に改葬して、手厚く葬られたということです。
早良親王の御魂をしずめるために、各地に祟道天皇社が建てられています。
当日配布資料を参考にして以上を書いたところで、『続日本紀』にはどんなふうに? と気になりまして、興味津々で確認してみたところ、なんと、書かれていない! 記事自体も怨霊に関わると削除されたようなのです。
事件一連の経過は『日本紀略』によるものだとか。
長くなりそうなので、改めて、取りあげてみたいと思ってしまいました。オモシロイ! (などと言っていいのか^^; 祟られませんように)
八島陵前石室古墳も、早良親王がらみの言い伝えがあるようですね。

山の辺の道はここから、少し東へ嶋田神社、白山比咩(しらやまひめ)神社へ。
嶋田神社、もとは、さっきの八島陵の上に鎮座していたとか。

本殿は、春日大社の式年造替にともなって払い下げられた、いわゆる「春日移し」。宝永6年(1709年)春日大社本社本殿第三殿として建てられたものであることがわかっています。
白山比咩神社で講座など。

さあ、一路、白毫寺めざして

白毫寺は鮮やかな紅葉に彩られていました。この時期に来たのは初めてかも。


心配された雨にあうこともなく、暖かい日で何よりでした。
参加者は32人。ありがとうございました。

この日、常連のSさんのお顔が見えたと思うと「足の調子が思わしくないから退会します」というお言葉。京都からそれを告げるためにだけ帯解駅まで来てくださったのでした。第1回から参加のSさんは、古くからの『かぎろひの大和路』の読者なので、ご縁は続きますが、お別れはちょっとつらいものがありました。
かと思うと、東京のWさんが久しぶりのご参加、うれしかったですね。
千葉からKさんの参加もあり、華やかな顔ぶれに。
第7期も無事終わり、感謝、感謝です。
第8期は来年3月にスタートします。コースは決まっていますので、追ってHPなどでもご案内していきます。
ホッ。
としている場合ではございません!
『かぎろひの大和路』を長らく放ったらかしにしておりました^^;
来期が始まるまでにはなんとかかたちにしたいと思います。
気長にお待ちくださいますようお願い申し上げます。
12月1日、その最終回のご報告です。

コース
JR万葉まほろば線帯解駅ー帯解寺ー龍象寺ー帯解旧集落ー八坂(阪)神社(円満寺)ー柴屋新池ー円照寺ー八島陵ー嶋田神社ー白山比咩神社ー藤原観音堂→八阪神社→白毫寺(仮仮解散)→破石バス停(仮解散)→近鉄奈良駅
帯解駅から帯解(おびとけ)寺→龍象(りゅうぞう)寺へ

※龍象寺→★
参加者のNさん、お名前が龍象。来てみたかったと感慨深げなのが印象的でした。
円照寺(山村御殿)へ。

柴屋古池と柴屋新池の間の道を通り

↑右が昭和31年にできた新池。なんと、もとは帯解丸山古墳だったとか。県道(現在の国道169号線)の建設用土として古墳の封土を崩しとったらしい。5世紀後半の古墳だったことがわかっています。
両手を広げて深呼吸したくなる、のどかな道を行きます~。

大和三門跡のひとつ、円照寺はいつも静かなたたずまい。
三島由紀夫『豊饒の海』に月修寺として登場。
・・・(月修寺の庭は)これと云って技巧のない、閑雅な、明るくひらいた御庭である。數珠を繰るような蝉の聲がここを領してゐる。そのほかには何一つ音とてなく、寂寞を極めてゐる。この庭には何もない。記憶もなければ何もないところへ、自分は來てしまったと本多は思った。庭は夏の日ざかりの日を浴びてしんとしてゐる。・・・

ここから急な山道を上って、下って、祟道天皇八島陵へ。


祟道天皇とは、早良親王(桓武天皇の同母弟)のこと。長岡京造営にまつわる藤原種継暗殺事件の首謀者として逮捕され、乙訓寺に幽閉。淡路に移送される途中、絶食、そして亡くなります。淡路に埋葬。
その後、皇太子となった安殿(あて)親王(平城天皇)の発病、桓武天皇妃や生母の病死が続き、早良親王の祟りであるとされたのでした。鎮魂の儀式が執り行われ、「祟道天皇」の号をおくるのですが、なお疫病の流行、洪水など災厄が相次ぎ、怨霊によるものだと信じられました。そうして、ここ大和の地に改葬して、手厚く葬られたということです。
早良親王の御魂をしずめるために、各地に祟道天皇社が建てられています。
当日配布資料を参考にして以上を書いたところで、『続日本紀』にはどんなふうに? と気になりまして、興味津々で確認してみたところ、なんと、書かれていない! 記事自体も怨霊に関わると削除されたようなのです。
事件一連の経過は『日本紀略』によるものだとか。
長くなりそうなので、改めて、取りあげてみたいと思ってしまいました。オモシロイ! (などと言っていいのか^^; 祟られませんように)
八島陵前石室古墳も、早良親王がらみの言い伝えがあるようですね。

山の辺の道はここから、少し東へ嶋田神社、白山比咩(しらやまひめ)神社へ。
嶋田神社、もとは、さっきの八島陵の上に鎮座していたとか。

本殿は、春日大社の式年造替にともなって払い下げられた、いわゆる「春日移し」。宝永6年(1709年)春日大社本社本殿第三殿として建てられたものであることがわかっています。
白山比咩神社で講座など。

さあ、一路、白毫寺めざして

白毫寺は鮮やかな紅葉に彩られていました。この時期に来たのは初めてかも。


心配された雨にあうこともなく、暖かい日で何よりでした。
参加者は32人。ありがとうございました。

この日、常連のSさんのお顔が見えたと思うと「足の調子が思わしくないから退会します」というお言葉。京都からそれを告げるためにだけ帯解駅まで来てくださったのでした。第1回から参加のSさんは、古くからの『かぎろひの大和路』の読者なので、ご縁は続きますが、お別れはちょっとつらいものがありました。
かと思うと、東京のWさんが久しぶりのご参加、うれしかったですね。
千葉からKさんの参加もあり、華やかな顔ぶれに。
第7期も無事終わり、感謝、感謝です。
第8期は来年3月にスタートします。コースは決まっていますので、追ってHPなどでもご案内していきます。
ホッ。
としている場合ではございません!
『かぎろひの大和路』を長らく放ったらかしにしておりました^^;
来期が始まるまでにはなんとかかたちにしたいと思います。
気長にお待ちくださいますようお願い申し上げます。
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