かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
香住へ
1泊2日で、日本海を眺めに行ってきました。
大引の鼻展望台からのぞむ風景


余部鉄橋空の駅から

平成22年、コンクリートに変わった余部鉄橋ですが、3本の橋脚は現地保存されて、「空の駅」になっています。
↓クリックで拡大します。

強風だったのですが、思い切って上ってみました。


と、そこへ電車が!

思いがけない束の間の列車の旅


お宿の窓からも海が見えて

すぐ下を山陰線が走っているので、撮り鉄めざめ(笑)


実は、この旅のメンバーは、天使の家族+(ジジ+ババ)×2という顔ぶれ。まさかの3回目(1回目→★)。

旅のお目当てはやっぱりこれ。かんぱーい。

かにのフルコース、堪能

旅の楽しみの1つは地元のお酒を味わうこと。ですよねっ!
天使2歳6か月。あと17年6か月したら、一緒に飲めるぞ~(笑)

大引の鼻展望台からのぞむ風景


余部鉄橋空の駅から

平成22年、コンクリートに変わった余部鉄橋ですが、3本の橋脚は現地保存されて、「空の駅」になっています。
↓クリックで拡大します。

強風だったのですが、思い切って上ってみました。


と、そこへ電車が!

思いがけない束の間の列車の旅


お宿の窓からも海が見えて

すぐ下を山陰線が走っているので、撮り鉄めざめ(笑)


実は、この旅のメンバーは、天使の家族+(ジジ+ババ)×2という顔ぶれ。まさかの3回目(1回目→★)。

旅のお目当てはやっぱりこれ。かんぱーい。

かにのフルコース、堪能

旅の楽しみの1つは地元のお酒を味わうこと。ですよねっ!
天使2歳6か月。あと17年6か月したら、一緒に飲めるぞ~(笑)

26
語りだす奈良 118の物語
シンポジウム「遠くて近い奈良と会津~文化の謎を探る旅」に参加しました。

↑11月21日のことです。ご案内せず、申しわけありません<(_ _)>
会津へ行ったことはないのですが、ワタクシのなかでは特別の地。
ご近所にいらっしゃったSさんご夫妻を通じて、会津を身近に感じてきました。
会津で暮らしていらっしゃったお二人は、(たぶん)30年ほど前、奈良へ旅行されたのがきっかけで、そのまま住み着いたのだとか。冬の奈良の、穏やかな明るい陽ざしにいたく感動したそうです。
お二人の故郷は、会津でも豪雪地帯だったようで、雪のせいで平穏に暮らせない、1年の半分以上が暗くて寒い、本格的な冬になると来る日も来る日も雪に閉ざされるのだと話されていました。
もう10年以上も前になるでしょうか、珍しくちらついた雪に、(年甲斐もなく^^;)「わーい、雪や~♪」とはしゃいだワタクシに「雪で喜んではいけません!」と一喝されたことを思い出します。
また、会津には「雨天順延」というものがない、とはSさんのお言葉。
必ずその日に決行しないと、後の保証もないという、風土の厳しさを語られました。Sさんは、行事を一日延ばしにする関西ののんびりさに呆れるいっぽうで、うらやましさも感じられていたような…
戊辰戦争について、昨日のことのように怒りをあらわにしているのを聞いたこともあります。
そうそう、福島県で1つだけという国宝、徳一菩薩創建と伝わる勝常寺(しょうじょうじ)、薬師三尊のこともよく自慢されていましたね。
東日本大震災は、誰にとっても衝撃的な出来事でしたが、福島を故郷にもつお二人とワタクシでは大きく違うものがあったことは間違いないと思います。
↓シンポジウムの内容

会津を語るとき必ず登場する、徳一(とくいつ)さん。
空海や最澄と並ぶ高僧ですが、奈良ではあまり知られていませんよね。ワタクシも最近、名前を知ったばかり。
徳一さんは平安時代の初め、20歳の頃に奈良から東北へ行かれ、やがて菩薩と慕われるようになりました。会津では「私たちの徳一菩薩さま」と敬愛され、知らない人がいないほどだそうです。
西山先生のお話も、赤坂先生のお話も、ひたひたと心に迫るものでした。
Sさん夫妻は今年3月、奈良を離れ、息子さんの近く(関東圏)へ引っ越していかれました。
今回のシンポジウムに参加して、ああ、これを聞いていれば、Sさん夫妻ともう少し中身の濃い話ができたのになあと、思わずにはいられませんでした。
西山先生の最近の著書『語りだす奈良 118の物語』にも徳一菩薩は登場します。
徳一を思い出し、奈良と会津の絆をもう一度深めようという取組みが始まっている。
と書かれています。このシンポジウムのことですね。

やさしい語り口で、118もあるはずの物語が一気に読めます。どこからでも入っていけます。心が静かなやさしさで満たされ、やっぱり奈良が好きな自分に気づき、そうして、奈良がもっと好きになること、うけあいです。
『語りだす奈良』から「おわりに」の一節を。
……
歴史は終わってしまったものではない。過ぎ去ってはいない。今につながり、私につながり、明日につながっていく。だから奈良は古くて新しい。奈良の物語を語ろう。奈良から物語ろう。
……
えへへ、サインをいただきました~♪

※「奈良と会津 1200年の絆」→★

↑11月21日のことです。ご案内せず、申しわけありません<(_ _)>
会津へ行ったことはないのですが、ワタクシのなかでは特別の地。
ご近所にいらっしゃったSさんご夫妻を通じて、会津を身近に感じてきました。
会津で暮らしていらっしゃったお二人は、(たぶん)30年ほど前、奈良へ旅行されたのがきっかけで、そのまま住み着いたのだとか。冬の奈良の、穏やかな明るい陽ざしにいたく感動したそうです。
お二人の故郷は、会津でも豪雪地帯だったようで、雪のせいで平穏に暮らせない、1年の半分以上が暗くて寒い、本格的な冬になると来る日も来る日も雪に閉ざされるのだと話されていました。
もう10年以上も前になるでしょうか、珍しくちらついた雪に、(年甲斐もなく^^;)「わーい、雪や~♪」とはしゃいだワタクシに「雪で喜んではいけません!」と一喝されたことを思い出します。
また、会津には「雨天順延」というものがない、とはSさんのお言葉。
必ずその日に決行しないと、後の保証もないという、風土の厳しさを語られました。Sさんは、行事を一日延ばしにする関西ののんびりさに呆れるいっぽうで、うらやましさも感じられていたような…
戊辰戦争について、昨日のことのように怒りをあらわにしているのを聞いたこともあります。
そうそう、福島県で1つだけという国宝、徳一菩薩創建と伝わる勝常寺(しょうじょうじ)、薬師三尊のこともよく自慢されていましたね。
東日本大震災は、誰にとっても衝撃的な出来事でしたが、福島を故郷にもつお二人とワタクシでは大きく違うものがあったことは間違いないと思います。
↓シンポジウムの内容

会津を語るとき必ず登場する、徳一(とくいつ)さん。
空海や最澄と並ぶ高僧ですが、奈良ではあまり知られていませんよね。ワタクシも最近、名前を知ったばかり。
徳一さんは平安時代の初め、20歳の頃に奈良から東北へ行かれ、やがて菩薩と慕われるようになりました。会津では「私たちの徳一菩薩さま」と敬愛され、知らない人がいないほどだそうです。
西山先生のお話も、赤坂先生のお話も、ひたひたと心に迫るものでした。
Sさん夫妻は今年3月、奈良を離れ、息子さんの近く(関東圏)へ引っ越していかれました。
今回のシンポジウムに参加して、ああ、これを聞いていれば、Sさん夫妻ともう少し中身の濃い話ができたのになあと、思わずにはいられませんでした。
西山先生の最近の著書『語りだす奈良 118の物語』にも徳一菩薩は登場します。
徳一を思い出し、奈良と会津の絆をもう一度深めようという取組みが始まっている。
と書かれています。このシンポジウムのことですね。

やさしい語り口で、118もあるはずの物語が一気に読めます。どこからでも入っていけます。心が静かなやさしさで満たされ、やっぱり奈良が好きな自分に気づき、そうして、奈良がもっと好きになること、うけあいです。
『語りだす奈良』から「おわりに」の一節を。
……
歴史は終わってしまったものではない。過ぎ去ってはいない。今につながり、私につながり、明日につながっていく。だから奈良は古くて新しい。奈良の物語を語ろう。奈良から物語ろう。
……
えへへ、サインをいただきました~♪

※「奈良と会津 1200年の絆」→★
23
東大寺東塔院跡 現地説明会
11月21日、東大寺東塔院跡発掘調査の現地説明会へ。
11時に近鉄奈良駅近くで別件約束があり、10時からの現説ではキビシイかな、でも行きたい、もしかしたら前倒しで開始される可能性もありやな、と勝手に願いつつ、現地に9時到着。
願いはピンポーン、30分早く始まりました。

調査は5か年計画で進められているとのことですが、今回の成果はなんといっても鎌倉時代の塔の基壇が確認されたことでしょう。南東部と北側に、奈良時代の痕跡も。奈良時代の基壇は24m、鎌倉時代には外側に1.5m拡張されて27mとなったことがわかりました。

盛り土の中には焼土が混じり、その部分には奈良時代の瓦が確認できたそうで、平重衡による焼き討ち時のものと考えられるとか。
心礎も礎石も抜き取られていて残っていませんが、大きいものであったことがその穴の状態から感じられます。


中央区遺構図(配布資料より。クリックで拡大)

抜取穴の並び方から、塔の柱の配置や柱間の広さなどが浮かび上がりました。
中央間が20尺(約6m)、両脇間が18尺(約5.4m)。
これは東大寺南大門の柱間と同じ寸法とか。現説の帰りに撮影。

想像力を駆使して、七重塔の大きさ、高さを描いてみるのですが・・・うーむ。
天沼俊一氏が復元された七重塔の模型が大仏殿内にありますから参考にしてください、というお話があったのですが、もう時間がありません。それで、以前に撮った写真を探してみましたよ(2012.1.7撮影。クリックでもう少し大きくなります)。

東塔院跡を取り囲むように立つ銀杏の何本かは、この日のために葉を散らさずに待っていてくれたかのような風情。
見守るような姿がなんとも頼もしく、すばらしくて、ファインダーをのぞくたびに、「アンタが主役!」とシャッターをおしていました(笑)

それにしても、心礎や礎石はいったいどこへ持ち去られたのでしょう?
明治の廃仏毀釈以降に抜き取られたようですが、気になりません?
関係者はその行方に、ある程度の見当をつけられているのでは?
で、こそっとお尋ねしてみましたよ。
1つの可能性としては、東塔跡からちょっと西にある石碑の台座、とか。
帰りに立ち寄ってみました。
これですね。

近づいてみると、おお!


11月21日現地説明会配布資料

↓クリック(2回)で拡大します。


11時に近鉄奈良駅近くで別件約束があり、10時からの現説ではキビシイかな、でも行きたい、もしかしたら前倒しで開始される可能性もありやな、と勝手に願いつつ、現地に9時到着。
願いはピンポーン、30分早く始まりました。

調査は5か年計画で進められているとのことですが、今回の成果はなんといっても鎌倉時代の塔の基壇が確認されたことでしょう。南東部と北側に、奈良時代の痕跡も。奈良時代の基壇は24m、鎌倉時代には外側に1.5m拡張されて27mとなったことがわかりました。

盛り土の中には焼土が混じり、その部分には奈良時代の瓦が確認できたそうで、平重衡による焼き討ち時のものと考えられるとか。
心礎も礎石も抜き取られていて残っていませんが、大きいものであったことがその穴の状態から感じられます。


中央区遺構図(配布資料より。クリックで拡大)

抜取穴の並び方から、塔の柱の配置や柱間の広さなどが浮かび上がりました。
中央間が20尺(約6m)、両脇間が18尺(約5.4m)。
これは東大寺南大門の柱間と同じ寸法とか。現説の帰りに撮影。

想像力を駆使して、七重塔の大きさ、高さを描いてみるのですが・・・うーむ。
天沼俊一氏が復元された七重塔の模型が大仏殿内にありますから参考にしてください、というお話があったのですが、もう時間がありません。それで、以前に撮った写真を探してみましたよ(2012.1.7撮影。クリックでもう少し大きくなります)。

東塔院跡を取り囲むように立つ銀杏の何本かは、この日のために葉を散らさずに待っていてくれたかのような風情。
見守るような姿がなんとも頼もしく、すばらしくて、ファインダーをのぞくたびに、「アンタが主役!」とシャッターをおしていました(笑)

それにしても、心礎や礎石はいったいどこへ持ち去られたのでしょう?
明治の廃仏毀釈以降に抜き取られたようですが、気になりません?
関係者はその行方に、ある程度の見当をつけられているのでは?
で、こそっとお尋ねしてみましたよ。
1つの可能性としては、東塔跡からちょっと西にある石碑の台座、とか。
帰りに立ち寄ってみました。
これですね。

近づいてみると、おお!


11月21日現地説明会配布資料

↓クリック(2回)で拡大します。


22
霧の朝

11月18日朝、ふと気づくと霧!
うわ、ちょっとだけ、散歩してこようっと。顔も洗わずに^^; カメラだけ持って飛び出した。
近くの佐保川沿いだけのつもりが

そのうちに、大仏池あたりはどんな感じやろ、そういえば今年の紅葉をまだ見ていない、ということに気づくと、向かわずにはいられない。。
東へ行くほどに、霧は濃くなって。

↑幻想的なのだけれど、せめて大仏殿の鴟尾が見えるくらいだといいのになあと思いつつ。。。



鹿の親子におはよー

二月堂や東塔跡や、春日山遊歩道までも行きたくなったのだけれど・・・
あるいは、早朝の戒壇堂拝観とか

どこかでモーニングとかお茶というのもええな。
グッドアイディア次々ひらめくも、カメラのほかには何も持ってない(>_<)
そう気づくと、気持ちはすっかりトーンダウン。すごすご帰るしかないのだった。
あ、でも、一昨日、荒池畔でセンダンの実を見たとき(→★)、戒壇堂のことも脳裏をよぎったばかりだったので、こんなにも早くここへ来られたことにビックリ。


雨上がりの風情を楽しむ帰り道

枯れ木に咲く露の花

赤色にハッ

18
荒池あたり
ならまちでの所用の帰りは、荒池コースをチョイス(笑)
まずは、紅葉の名所、瑜伽(ゆうが)神社へ

すぐ下を車が走っているなんて信じられない。ここはもう別世界。
ゆっくり石段を上りながら



上りつめると、黄色のじゅうたん

「今年の銀杏はちょっと早いかな」という声が…したような!?
ん? ふり向いてもだれもいない。。。
あっ、もしかしたら、きみ?

銀杏はまもなくはだかになるかもだけど、カエデは今月いっぱい楽しめそうよ。青いのもまだまだあるでしょ。(←キツネ)
4年前の11月22日→★
キツネさんに別れを告げて荒池へ

あっ、この木は



センダン、ですよね。
道をはさんで向こう側にも大木が!

この時期は、まだちょっと実が緑っぽいのね。

来年、花の季節も気にしていようっと。
そんなことを考えながら歩いていると、アッ、木の上にサギ発見(種類はわかりませーん)。

羽づくろい?

ほんの束の間の散歩だったけど、実に楽しかった。
自転車に乗ったまま、ツーッと通り過ぎずによかった~。
まずは、紅葉の名所、瑜伽(ゆうが)神社へ

すぐ下を車が走っているなんて信じられない。ここはもう別世界。
ゆっくり石段を上りながら



上りつめると、黄色のじゅうたん

「今年の銀杏はちょっと早いかな」という声が…したような!?
ん? ふり向いてもだれもいない。。。
あっ、もしかしたら、きみ?

銀杏はまもなくはだかになるかもだけど、カエデは今月いっぱい楽しめそうよ。青いのもまだまだあるでしょ。(←キツネ)
4年前の11月22日→★
キツネさんに別れを告げて荒池へ

あっ、この木は



センダン、ですよね。
道をはさんで向こう側にも大木が!

この時期は、まだちょっと実が緑っぽいのね。

来年、花の季節も気にしていようっと。
そんなことを考えながら歩いていると、アッ、木の上にサギ発見(種類はわかりませーん)。

羽づくろい?

ほんの束の間の散歩だったけど、実に楽しかった。
自転車に乗ったまま、ツーッと通り過ぎずによかった~。
16
かぎろひ歴探第5期⑤ 報告
11月12日の「かぎろひ歴史探訪」ウォークのご報告です。
●コース
天理駅ー上街道(上ツ道)ー丹波市跡ー浄国寺ー西山古墳ー塚穴山古墳ー峯塚古墳ー西乗鞍古墳ー東乗鞍古墳ー夜都岐神社ー山の辺の道ー朝日観音堂(お堂脇の聖観音石仏)ー関地蔵ー咳の地蔵ーJR長柄駅
●参加者 33人
天理駅と次の長柄駅の、たったひと駅の間を歩いただけなのに、なんて変化に富む魅力的なコースだったことでしょうか。
上街道(上ツ道)の風情

石室探検(お眠りの方には申しわけありませんでした)
峯塚古墳

東乗鞍古墳

塚穴山古墳

隔夜僧ゆかりの浄国寺

朝日観音堂で

墓地の聖観音さまを拝観

関地蔵さん

下見のとき、偶然見つけた、咳乃地蔵さん

龍センセの講座は、夜都岐神社で

この時期ならではの風情も満喫

集合写真は山の辺の道で。
通りがかった方が「撮りましょうか」と声をかけてくださり、ひさしぶりの、かぎろひ登場

皆様、お疲れさまでした。
参加者のブログなどもご参照ください。
ぴあののーと・いたりあのーと→★
鉄道の旅、音楽の旅→★
arsenal seveile→★
次回は12月3日(木)午前10時近鉄御所線新庄駅集合。
『かぎろひの大和路』32号で目下取材中の地域でもあり、スタッフ一同、特に力が入っています。
講座とお弁当は、まなびやの森・かつらぎ(奈良県社会教育センター)で。すでに予約済みです。
●コース
天理駅ー上街道(上ツ道)ー丹波市跡ー浄国寺ー西山古墳ー塚穴山古墳ー峯塚古墳ー西乗鞍古墳ー東乗鞍古墳ー夜都岐神社ー山の辺の道ー朝日観音堂(お堂脇の聖観音石仏)ー関地蔵ー咳の地蔵ーJR長柄駅
●参加者 33人
天理駅と次の長柄駅の、たったひと駅の間を歩いただけなのに、なんて変化に富む魅力的なコースだったことでしょうか。
上街道(上ツ道)の風情

石室探検(お眠りの方には申しわけありませんでした)
峯塚古墳

東乗鞍古墳

塚穴山古墳

隔夜僧ゆかりの浄国寺

朝日観音堂で

墓地の聖観音さまを拝観

関地蔵さん

下見のとき、偶然見つけた、咳乃地蔵さん

龍センセの講座は、夜都岐神社で

この時期ならではの風情も満喫

集合写真は山の辺の道で。
通りがかった方が「撮りましょうか」と声をかけてくださり、ひさしぶりの、かぎろひ登場

皆様、お疲れさまでした。
参加者のブログなどもご参照ください。
ぴあののーと・いたりあのーと→★
鉄道の旅、音楽の旅→★
arsenal seveile→★
次回は12月3日(木)午前10時近鉄御所線新庄駅集合。
『かぎろひの大和路』32号で目下取材中の地域でもあり、スタッフ一同、特に力が入っています。
講座とお弁当は、まなびやの森・かつらぎ(奈良県社会教育センター)で。すでに予約済みです。
15
土佐の恵 いだき
11月12日、「かぎろひ歴史探訪」第5期ー⑤は無事終了しました。ご参加の皆様、ありがとうございました。
報告記事もアップする予定ですが、ちょっとその前に、5日の下見の続きをどうしても書いておきたくて。またまた失敗談ですが、よろしければ聞いたってくださいな。
5日、下見を終えて、長柄駅(JR万葉まほろば線)着。午後3時頃でしたかね。ここからワタクシは奈良行きとは逆の電車に乗り込んで、畝傍駅下車。
向かったのは、「土佐の恵 いだき」さん。
午後3時半頃に、なんで居酒屋へ!?
えへへ、大事な用件がありまして。
もったいぶるのやめとこ。実は、わ、忘れ物を取りにいったのです。
3日にさかのぼります。「やまとんくらぶ」に参加→★
八木駅で皆さんを見送った後、5人でちょいと打ち上げ。
それが、「土佐の恵 いだき」さん。
それまでにかなり飲んで食べておるわけですが、まずはビール!

お料理おいしんですよね。ベツバラ?

いつの間にか、日本酒も

↑「安芸虎」。キャンプをはる阪神タイガースのことや! と、しばし、新タイガースについて盛り上がったのですが、今、調べてみたら戦国武将・安芸国虎に因んでいるんですって(笑)。
でも、タイガースラベルの「安芸虎」もあるようですよ。
あっ、話がそれましたが、ワタクシ、このとき、メガネを忘れてしまいまして。
ヨルトシナミには勝てませぬ。近眼のくせに、近距離圏になるとメガネが邪魔になるもので(そろそろ遠近両用要るか…^^;)。この日も飲むときははずしていたんですよね。
帰り際に、メガネ! と気づいたんですがねえ。もう一歩のチェックが足りんかったようで。
一応テーブルの上は確認…、見つからないので、どこかにしまったのかなと勝手に思いこんで、そのまま。このとき、もうちょっときちんとしていれば、と反省するのですけれども、性格とイオーカ、酔っぱらっていたとイオーカ…(^_^;)
帰って(正確には翌日目覚めてから)確認すれども、あれぇ、無いわ。いだきさんに違いないと、電話をすると、「はい、お預かりしてますよ。気づかなくて申しわけありません」と恐縮するようなお言葉。(落ちていたらしい。。。)
まあそんなわけで、5日、取りに行ったんです。
ついでに、龍センセも誘って一献といきたかったのですが、時間が時間でしょう。1人、忘れ物だけを受け取るつもりでお邪魔しましたの。
この日はとても暑い日で、汗だくの下見。とにかく「ビールが飲みたいよ」気分なのですが、開店までに時間がありすぎ。
しかーし、せっかく居酒屋さんへ行っているのに残念すぎ(笑)
思い切って「この時間じゃ、ビールとか無理でしょうね」と聞いてみると、なんとあっさり「いいですよ。こんな状態でよかったら」
わーい。アテまで。「いただきまーす」

開店後なら、大忙しの店主さんとお話しすることなどとても無理だったでしょうが、おかげで、いろいろお聞きすることができました。
土佐で修行され、地元でお店をもたれて4周年。
強いきずながあるからこその、新鮮でいい食材を使った、この日の土佐メニュー

土佐のお酒

お酒もいろいろ。あっ、ワタクシと同じ名前の焼酎蔵のも。以前から名前は知っているのですが、未経験なんです。
焼酎はあまり飲まないのですが、今度いただいてみようかな。

高知にはちょっとご縁もあるので、興味深くお話を聞きましたよ。
やはり、女性に酒豪が多い土地柄のようですね。うん、過去に知り合った高知出身の女性はみな、酒豪でしたね。ン十年前、1人で上京、お店に入って「巻きずしと日本酒」と注文したら驚かれた、と不思議そうに話していた女性(当時20代)のことを思い出すたび笑えます。
土佐の繁華街では、朝までやっているようなお店も多いらしく、もし高知へ行くようなことがあったら、ここで情報をゲットしていきたいと思ったことでした。
いだきさんには、これまで何度かお邪魔しているのですが、店主と親しく言葉を交わしたのは初めてでした。
そそっかしミスのおかげで、いいご縁ができたような気がします。
開店前でも電話ひとつで大丈夫ですよ! というお墨付きもいただき、ヤッホ。
お若くて、カッコイイ店主のMさん

お世話になりました。
※土佐の恵 いだき
橿原市八木町1-9−10
0744-29-8141
https://www.facebook.com/tosa.yidaki
定休日 日曜日(電話予約で営業してくださいます)
以前に書いたブログ内記事→★
報告記事もアップする予定ですが、ちょっとその前に、5日の下見の続きをどうしても書いておきたくて。またまた失敗談ですが、よろしければ聞いたってくださいな。
5日、下見を終えて、長柄駅(JR万葉まほろば線)着。午後3時頃でしたかね。ここからワタクシは奈良行きとは逆の電車に乗り込んで、畝傍駅下車。
向かったのは、「土佐の恵 いだき」さん。
午後3時半頃に、なんで居酒屋へ!?
えへへ、大事な用件がありまして。
もったいぶるのやめとこ。実は、わ、忘れ物を取りにいったのです。
3日にさかのぼります。「やまとんくらぶ」に参加→★
八木駅で皆さんを見送った後、5人でちょいと打ち上げ。
それが、「土佐の恵 いだき」さん。
それまでにかなり飲んで食べておるわけですが、まずはビール!

お料理おいしんですよね。ベツバラ?

いつの間にか、日本酒も

↑「安芸虎」。キャンプをはる阪神タイガースのことや! と、しばし、新タイガースについて盛り上がったのですが、今、調べてみたら戦国武将・安芸国虎に因んでいるんですって(笑)。
でも、タイガースラベルの「安芸虎」もあるようですよ。
あっ、話がそれましたが、ワタクシ、このとき、メガネを忘れてしまいまして。
ヨルトシナミには勝てませぬ。近眼のくせに、近距離圏になるとメガネが邪魔になるもので(そろそろ遠近両用要るか…^^;)。この日も飲むときははずしていたんですよね。
帰り際に、メガネ! と気づいたんですがねえ。もう一歩のチェックが足りんかったようで。
一応テーブルの上は確認…、見つからないので、どこかにしまったのかなと勝手に思いこんで、そのまま。このとき、もうちょっときちんとしていれば、と反省するのですけれども、性格とイオーカ、酔っぱらっていたとイオーカ…(^_^;)
帰って(正確には翌日目覚めてから)確認すれども、あれぇ、無いわ。いだきさんに違いないと、電話をすると、「はい、お預かりしてますよ。気づかなくて申しわけありません」と恐縮するようなお言葉。(落ちていたらしい。。。)
まあそんなわけで、5日、取りに行ったんです。
ついでに、龍センセも誘って一献といきたかったのですが、時間が時間でしょう。1人、忘れ物だけを受け取るつもりでお邪魔しましたの。
この日はとても暑い日で、汗だくの下見。とにかく「ビールが飲みたいよ」気分なのですが、開店までに時間がありすぎ。
しかーし、せっかく居酒屋さんへ行っているのに残念すぎ(笑)
思い切って「この時間じゃ、ビールとか無理でしょうね」と聞いてみると、なんとあっさり「いいですよ。こんな状態でよかったら」
わーい。アテまで。「いただきまーす」

開店後なら、大忙しの店主さんとお話しすることなどとても無理だったでしょうが、おかげで、いろいろお聞きすることができました。
土佐で修行され、地元でお店をもたれて4周年。
強いきずながあるからこその、新鮮でいい食材を使った、この日の土佐メニュー

土佐のお酒

お酒もいろいろ。あっ、ワタクシと同じ名前の焼酎蔵のも。以前から名前は知っているのですが、未経験なんです。
焼酎はあまり飲まないのですが、今度いただいてみようかな。

高知にはちょっとご縁もあるので、興味深くお話を聞きましたよ。
やはり、女性に酒豪が多い土地柄のようですね。うん、過去に知り合った高知出身の女性はみな、酒豪でしたね。ン十年前、1人で上京、お店に入って「巻きずしと日本酒」と注文したら驚かれた、と不思議そうに話していた女性(当時20代)のことを思い出すたび笑えます。
土佐の繁華街では、朝までやっているようなお店も多いらしく、もし高知へ行くようなことがあったら、ここで情報をゲットしていきたいと思ったことでした。
いだきさんには、これまで何度かお邪魔しているのですが、店主と親しく言葉を交わしたのは初めてでした。
そそっかしミスのおかげで、いいご縁ができたような気がします。
開店前でも電話ひとつで大丈夫ですよ! というお墨付きもいただき、ヤッホ。
お若くて、カッコイイ店主のMさん

お世話になりました。
※土佐の恵 いだき
橿原市八木町1-9−10
0744-29-8141
https://www.facebook.com/tosa.yidaki
定休日 日曜日(電話予約で営業してくださいます)
以前に書いたブログ内記事→★
14
上街道、布留の古墳、隔夜僧…11月12日に実施
11月12日に実施予定の「かぎろひ歴史探訪」ウォークのご案内が遅くなりました。
11月5日下見に行きましたので、ざっとご報告します。
今回は、天理駅と長柄駅間(JR万葉まほろば線)の東側を歩くのですが、見どころいっぱい。個人的にも好みのコースで、ワクワクしながら、歩いてきましたよ。
あっ、けれども、(隠しきれない)ワタクシの、のどかなハイキング気分が、どうやら気に入らない龍センセ。お叱りを受けること多々。
まあ、センセは、多くの方を引率する責任感、下見でコースを確認し、それから資料を作るのですから、ワタクシとは緊張感が違うのはアタリマエなのですけれど・・・^^;
天理駅から浄国寺までは上街道(上ツ道)を歩きます。
歴史的情趣と生活感のマッチングがいいな。

浄国寺からまっすぐ東へ道をたどると、おお、前方後方墳として日本屈指の西山古墳がこんなかたちで現れます。

スケールの大きい塚穴山古墳に立ち寄ってから、峯塚古墳へ。ここでちょっとしたハプニング。
実は2人とも峯塚古墳へ行ったことがなかったのです。どちらも、向こうは知っているだろうと思いこんでおりまして。
「なんや、知らんのか」
「えっ、センセも初めてなんですか!?」
「峯塚古墳はすごい、入れるらしい、って言うから入れたんや」
あらら、そうでしたか。
実は、「ウワナリ塚古墳」探検の記事を書いたとき(→★)、地元にお住まいのカチャーチャンさんからコメントをいただきました。
天理市でも北部の古墳群は結構沢山あるので見て回ったりするのも大変です、夏場は特に草で覆われたりして訪れるのもなかなか難しいところもありますね、石室の美しさでは峰塚古墳、大きさでは塚穴山古墳、ウワナリ塚古墳の石室は見瀬丸山古墳に次ぐ大きさだそうです。
峰塚古墳は場所が判りにくいですが石室の見事さは一級品です、機会があれば是非・・・天理高校の野球部グランドの東側から入っていきます。
URL | カチャーチャン #- | 2014/07/21 07:18 | edit
コメントの、峯塚古墳の印象が強くて、行ってみたいと思っていたのです。センセは、ワタクシが誰かに連れて行ってもらったことがあると思いこんでいたようで(それは東乗鞍古墳ですよ!)。
峯塚古墳へ行った方のサイトなどもチェックして、ワタクシなりに見当はつけてはいたのですが・・・どこやろ・・。

峯塚古墳は天理市発行の観光地図にも載ってないんですよね。ワタクシを1人、探検に向かわせ、センセは立ち往生(実はこわがり)。あきらめムードのなかで動こうとせず、背後から「そっちは墓や」「ネットの知識はアカン」・・( ̄□ ̄#)
「か弱い女性を1人で探検させるなんてサイテー」とぶつぶつ言いながらも、意地になって古墳を探し求め・・ついに発見!

「あったわよ~」
半信半疑、こわごわやってくるセンセ(笑)

それなのに、さっきのことはすっかり忘れたていで「おお、これはスゴイな~」と、先に石室に入って感動している・・・(こらーっ)
岩屋山古墳のような見事な切石! 今回の目玉の1つといっていいでしょうね。
センセはネットとは無縁の、前時代の遺物的存在。ここで、悪口言ってもバレる心配ないから安心。なんぼでも言うぞ(笑)。ゆめゆめ告げ口しないでね。
西乗鞍古墳、東乗鞍古墳遠望

西乗鞍古墳は、以前は上れたんですが、こんなことになっていました。動物霊園予定地、関係者以外立入禁止。その北にあったおトイレも使用禁止でトホホ。

でも、東乗鞍古墳では石室に入ることができますよ!

夜都岐(やつぎ)神社、拝殿の屋根は、30年ぶりに葺き替えられたばかり

山の辺の道も少し歩きます。

↓このあたりから西へ

今回のコースは、初めと終わりに「隔夜僧(かくやそう)」が登場します。
隔夜僧は奈良高畑の隔夜寺と長谷寺の隔夜堂との間を一晩おきに巡拝したと伝えられます。
隔夜僧の結願の碑がある浄国寺

消えた内山永久寺から移築された山門、永久寺山主の用いた駕籠なども興味津々。
隔夜僧が初瀬と奈良を巡る、その中間地点だったという朝日寺跡。僧たちはこの寺で出会い、ともに朝日を拝んだとか。
お寺の跡と伝えられる墓地には美しい聖観音石仏がたたずみます。

隔夜僧については、歴史探訪のお仲間である藤村さんが書かれていますので、ご参考に。→★
古墳も風景も道も魅力いっぱい。
個人的には、登ったことがある山に、愛を込めてシャッターを押していました(笑)
大国見山の麗姿

よろしければ、登った記事→★
西乗鞍古墳を過ぎると、龍王山も見えてきます。

龍王山には3度登ったのですが、写真が消えたまま修正しておりませんので。
※「かぎろひ歴史探訪」第5期ー⑤は、11月12日(木)、天理駅を10時出発します。15時頃には解散(のはず)。
事前申し込みなしでもご参加いただけます。参加費1500円。
お弁当は広場(草はら)で食べますので、シートなどもご持参ください。
11月5日下見に行きましたので、ざっとご報告します。
今回は、天理駅と長柄駅間(JR万葉まほろば線)の東側を歩くのですが、見どころいっぱい。個人的にも好みのコースで、ワクワクしながら、歩いてきましたよ。
あっ、けれども、(隠しきれない)ワタクシの、のどかなハイキング気分が、どうやら気に入らない龍センセ。お叱りを受けること多々。
まあ、センセは、多くの方を引率する責任感、下見でコースを確認し、それから資料を作るのですから、ワタクシとは緊張感が違うのはアタリマエなのですけれど・・・^^;
天理駅から浄国寺までは上街道(上ツ道)を歩きます。
歴史的情趣と生活感のマッチングがいいな。

浄国寺からまっすぐ東へ道をたどると、おお、前方後方墳として日本屈指の西山古墳がこんなかたちで現れます。

スケールの大きい塚穴山古墳に立ち寄ってから、峯塚古墳へ。ここでちょっとしたハプニング。
実は2人とも峯塚古墳へ行ったことがなかったのです。どちらも、向こうは知っているだろうと思いこんでおりまして。
「なんや、知らんのか」
「えっ、センセも初めてなんですか!?」
「峯塚古墳はすごい、入れるらしい、って言うから入れたんや」
あらら、そうでしたか。
実は、「ウワナリ塚古墳」探検の記事を書いたとき(→★)、地元にお住まいのカチャーチャンさんからコメントをいただきました。
天理市でも北部の古墳群は結構沢山あるので見て回ったりするのも大変です、夏場は特に草で覆われたりして訪れるのもなかなか難しいところもありますね、石室の美しさでは峰塚古墳、大きさでは塚穴山古墳、ウワナリ塚古墳の石室は見瀬丸山古墳に次ぐ大きさだそうです。
峰塚古墳は場所が判りにくいですが石室の見事さは一級品です、機会があれば是非・・・天理高校の野球部グランドの東側から入っていきます。
URL | カチャーチャン #- | 2014/07/21 07:18 | edit
コメントの、峯塚古墳の印象が強くて、行ってみたいと思っていたのです。センセは、ワタクシが誰かに連れて行ってもらったことがあると思いこんでいたようで(それは東乗鞍古墳ですよ!)。
峯塚古墳へ行った方のサイトなどもチェックして、ワタクシなりに見当はつけてはいたのですが・・・どこやろ・・。

峯塚古墳は天理市発行の観光地図にも載ってないんですよね。ワタクシを1人、探検に向かわせ、センセは立ち往生(実はこわがり)。あきらめムードのなかで動こうとせず、背後から「そっちは墓や」「ネットの知識はアカン」・・( ̄□ ̄#)
「か弱い女性を1人で探検させるなんてサイテー」とぶつぶつ言いながらも、意地になって古墳を探し求め・・ついに発見!

「あったわよ~」
半信半疑、こわごわやってくるセンセ(笑)

それなのに、さっきのことはすっかり忘れたていで「おお、これはスゴイな~」と、先に石室に入って感動している・・・(こらーっ)
岩屋山古墳のような見事な切石! 今回の目玉の1つといっていいでしょうね。
センセはネットとは無縁の、前時代の遺物的存在。ここで、悪口言ってもバレる心配ないから安心。なんぼでも言うぞ(笑)。ゆめゆめ告げ口しないでね。
西乗鞍古墳、東乗鞍古墳遠望

西乗鞍古墳は、以前は上れたんですが、こんなことになっていました。動物霊園予定地、関係者以外立入禁止。その北にあったおトイレも使用禁止でトホホ。

でも、東乗鞍古墳では石室に入ることができますよ!

夜都岐(やつぎ)神社、拝殿の屋根は、30年ぶりに葺き替えられたばかり

山の辺の道も少し歩きます。

↓このあたりから西へ

今回のコースは、初めと終わりに「隔夜僧(かくやそう)」が登場します。
隔夜僧は奈良高畑の隔夜寺と長谷寺の隔夜堂との間を一晩おきに巡拝したと伝えられます。
隔夜僧の結願の碑がある浄国寺

消えた内山永久寺から移築された山門、永久寺山主の用いた駕籠なども興味津々。
隔夜僧が初瀬と奈良を巡る、その中間地点だったという朝日寺跡。僧たちはこの寺で出会い、ともに朝日を拝んだとか。
お寺の跡と伝えられる墓地には美しい聖観音石仏がたたずみます。

隔夜僧については、歴史探訪のお仲間である藤村さんが書かれていますので、ご参考に。→★
古墳も風景も道も魅力いっぱい。
個人的には、登ったことがある山に、愛を込めてシャッターを押していました(笑)
大国見山の麗姿

よろしければ、登った記事→★
西乗鞍古墳を過ぎると、龍王山も見えてきます。

龍王山には3度登ったのですが、写真が消えたまま修正しておりませんので。
※「かぎろひ歴史探訪」第5期ー⑤は、11月12日(木)、天理駅を10時出発します。15時頃には解散(のはず)。
事前申し込みなしでもご参加いただけます。参加費1500円。
お弁当は広場(草はら)で食べますので、シートなどもご持参ください。
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かぎろひの里、蔵見学、睡龍を楽しむ
11月3日、「やまとんくらぶー奈良のいいもの、まるごと楽しむ会」に参加しました。
「やまとんくらぶ」というのはお酒の会なのですが、散策と酒蔵見学もセットにしているところがユニーク。
過去の「やまとんくらぶ」の様子→★
(最初のほうは写真が消えたままですいません)
今回は第8回。大宇陀を散策し、久保本家酒造の蔵見学、その後、この蔵のお酒とお料理を楽しむという企画です。
大宇陀といえば、なんといっても「かぎろひ」の里!

柿本人麻呂の詠んだ「東の野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば月かたぶきぬ」という歌で知られます。
『万葉集』巻1、軽皇子(後の文武天皇)が安騎野(大宇陀)へ行かれたときに、柿本人麻呂が作った5首の中の1つがこの歌なんですね。
ただ、原文に、かぎろひ、と書かれているわけではなくて、引用しますと
東野炎立所見而反見為者月西渡
炎をかぎろひと読んでいるというわけです。
今さら、なぜこんな話をするかと申しますと、この日の前夜のことです。
奈良を代表するブロガーtetsudaさんから、FBに
かぎろひさん、「かぎろひ」は、今や「野良の煙」だそうですよ。
というコメントが入っていてびっくり。以下、2人の応酬です。
…………………………………………………………………………………
かぎろひ: わ、わ、「野良の煙」ですか!? それはアカンでしょう(笑)。
東に曙光、西に月、じゃないと壮大さが出ませんよぉ。でも、安騎野は狩猟場ですから、それに関わる煙火というのはなるほど一理ありますね。明日、ちょうど大宇陀へ行きますので、ネタにしようかな。
いいね! · 返信 · 1 · 11月2日 21:46
tetsudaさん: これから、かぎろひさんのことは「ケムリさん」と呼ぶことにします。何だか煙たそうですが。(笑)
いいね! · 返信 · 11月2日 22:02
かぎろひ: いやいや、まだナットクはしておりませぬ(笑)
いいね! · 返信 · 1 · 11月2日 22:05
tetsudaさん: 「かぎろひ」は「燃ゆ」と言い、「立つ」のは煙。今日は1日、この話題で盛り上がりました(笑) 知れば知るほど万葉集は面白い!
いいね! · 返信 · 11月2日 22:16
かぎろひ: うーん、どこかにくつがえせる視点がないか、勉強しまーす。はい、万葉集、おもしろいですね。うちの娘の名前は2人とも万葉仮名を意識して付けました(笑)
いいね! · 返信 · 2 · 11月2日 22:44
……………………………………………………………………………
詳しくはtetsudaさんのブログ「どっぷり!奈良漬」でどうぞ→★
学術的なことはともかく、これからも「かぎろひ」をよろしくお願いします(笑)
おっと、話がそれましたが、「やまとんくらぶ」では阿紀神社→高天原→かぎろひの丘(昼食)→阿騎野・人麻呂公園などを巡り

重伝建地区の城下町へ。
↓NATSOさん作成の散策マップ

黒川醤油さんの見学


濃口醤油とたまりをゲット。(早速、おいしくいただいています。)

それから、久保本家酒造さんへ

リュックがパンパンになり、お酒購入はあきらめ、酒(初霞)ゼリーを

アルコール度3%。甘すぎず、大人なゼリーでした。
お迎えのバスで、ほうらんやさんへ→★

大和ポークと、奈良のお野菜たっぷりの鍋を中心に

特製、煮込みハンバーグも! 久保本家さんの「睡龍」がよく合います。古酒の燗、おいし。
あれっ、お酒の写真、撮ってなかった^^; 飲むほうに集中していたようで。
↓こんなお酒をいただきました。

飲むほどに、和気藹々、ええ雰囲気になり、恒例のジャンケン大会で盛り上がり

お開きとなりました。
今回はワタクシの歴史探訪仲間の参加もあったのですが、ちょっとオモシロイ出来事がありました。
太古さん、主宰のマーキーさんを見て「あの人の名前はなんていうの?」
しばらくして、マーキーさんが太古さんのことを「あの人の名前は?」
なんと、お2人は10数年前のお知り合いだったのです。
マーキーさんが陶芸をされていたことも初めて知りました~
それから、若い女性(Sさん)から「かぎろひさんに会いたかった。ブログ読んでます」と声をかけられて、うれし恥ずかし^^;
と、それからそれから、最後になってごめんなさい、このブログにも何度か登場している川亀カップルが、めでたく入籍されました。
おめでとうございます。

思い起こせば、最初に出会ったのが正暦寺で→★
たまたま、古酒コーナーで隣り合わせたので、近々開催予定の「やまとんくらぶ」によかったらいかがですか? と声をかけたのがきっかけでした。普通、ちょっと考えるとか、内容を詳しく聞くとか、改めてお返事するとか、でしょう。それなのに、この2人ったら間髪入れず「参加します!」と言ったんですよ。
むしろこちらがビックリ。
しか~し、若いおふたりさん、初対面の人から誘われたらもうちょっと慎重にね、と同じ年頃の娘を持つハハは思うのでした(笑)
お幸せに! 今後も見守るからね!
ご縁はどんどんつながっていきますね~♪
とても楽しい1日でした。皆様、ありがとうございました。
※「やまとんくらぶ」に参加してみたいな~と思われた方がいらっしゃいましたら、次回お声をかけさせていただきますので、メッセージ欄からご連絡くださいませ。
「やまとんくらぶ」というのはお酒の会なのですが、散策と酒蔵見学もセットにしているところがユニーク。
過去の「やまとんくらぶ」の様子→★
(最初のほうは写真が消えたままですいません)
今回は第8回。大宇陀を散策し、久保本家酒造の蔵見学、その後、この蔵のお酒とお料理を楽しむという企画です。
大宇陀といえば、なんといっても「かぎろひ」の里!

柿本人麻呂の詠んだ「東の野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば月かたぶきぬ」という歌で知られます。
『万葉集』巻1、軽皇子(後の文武天皇)が安騎野(大宇陀)へ行かれたときに、柿本人麻呂が作った5首の中の1つがこの歌なんですね。
ただ、原文に、かぎろひ、と書かれているわけではなくて、引用しますと
東野炎立所見而反見為者月西渡
炎をかぎろひと読んでいるというわけです。
今さら、なぜこんな話をするかと申しますと、この日の前夜のことです。
奈良を代表するブロガーtetsudaさんから、FBに
かぎろひさん、「かぎろひ」は、今や「野良の煙」だそうですよ。
というコメントが入っていてびっくり。以下、2人の応酬です。
…………………………………………………………………………………
かぎろひ: わ、わ、「野良の煙」ですか!? それはアカンでしょう(笑)。
東に曙光、西に月、じゃないと壮大さが出ませんよぉ。でも、安騎野は狩猟場ですから、それに関わる煙火というのはなるほど一理ありますね。明日、ちょうど大宇陀へ行きますので、ネタにしようかな。
いいね! · 返信 · 1 · 11月2日 21:46
tetsudaさん: これから、かぎろひさんのことは「ケムリさん」と呼ぶことにします。何だか煙たそうですが。(笑)
いいね! · 返信 · 11月2日 22:02
かぎろひ: いやいや、まだナットクはしておりませぬ(笑)
いいね! · 返信 · 1 · 11月2日 22:05
tetsudaさん: 「かぎろひ」は「燃ゆ」と言い、「立つ」のは煙。今日は1日、この話題で盛り上がりました(笑) 知れば知るほど万葉集は面白い!
いいね! · 返信 · 11月2日 22:16
かぎろひ: うーん、どこかにくつがえせる視点がないか、勉強しまーす。はい、万葉集、おもしろいですね。うちの娘の名前は2人とも万葉仮名を意識して付けました(笑)
いいね! · 返信 · 2 · 11月2日 22:44
……………………………………………………………………………
詳しくはtetsudaさんのブログ「どっぷり!奈良漬」でどうぞ→★
学術的なことはともかく、これからも「かぎろひ」をよろしくお願いします(笑)
おっと、話がそれましたが、「やまとんくらぶ」では阿紀神社→高天原→かぎろひの丘(昼食)→阿騎野・人麻呂公園などを巡り

重伝建地区の城下町へ。
↓NATSOさん作成の散策マップ

黒川醤油さんの見学


濃口醤油とたまりをゲット。(早速、おいしくいただいています。)

それから、久保本家酒造さんへ

リュックがパンパンになり、お酒購入はあきらめ、酒(初霞)ゼリーを

アルコール度3%。甘すぎず、大人なゼリーでした。
お迎えのバスで、ほうらんやさんへ→★

大和ポークと、奈良のお野菜たっぷりの鍋を中心に

特製、煮込みハンバーグも! 久保本家さんの「睡龍」がよく合います。古酒の燗、おいし。
あれっ、お酒の写真、撮ってなかった^^; 飲むほうに集中していたようで。
↓こんなお酒をいただきました。

飲むほどに、和気藹々、ええ雰囲気になり、恒例のジャンケン大会で盛り上がり

お開きとなりました。
今回はワタクシの歴史探訪仲間の参加もあったのですが、ちょっとオモシロイ出来事がありました。
太古さん、主宰のマーキーさんを見て「あの人の名前はなんていうの?」
しばらくして、マーキーさんが太古さんのことを「あの人の名前は?」
なんと、お2人は10数年前のお知り合いだったのです。
マーキーさんが陶芸をされていたことも初めて知りました~
それから、若い女性(Sさん)から「かぎろひさんに会いたかった。ブログ読んでます」と声をかけられて、うれし恥ずかし^^;
と、それからそれから、最後になってごめんなさい、このブログにも何度か登場している川亀カップルが、めでたく入籍されました。
おめでとうございます。

思い起こせば、最初に出会ったのが正暦寺で→★
たまたま、古酒コーナーで隣り合わせたので、近々開催予定の「やまとんくらぶ」によかったらいかがですか? と声をかけたのがきっかけでした。普通、ちょっと考えるとか、内容を詳しく聞くとか、改めてお返事するとか、でしょう。それなのに、この2人ったら間髪入れず「参加します!」と言ったんですよ。
むしろこちらがビックリ。
しか~し、若いおふたりさん、初対面の人から誘われたらもうちょっと慎重にね、と同じ年頃の娘を持つハハは思うのでした(笑)
お幸せに! 今後も見守るからね!
ご縁はどんどんつながっていきますね~♪
とても楽しい1日でした。皆様、ありがとうございました。
※「やまとんくらぶ」に参加してみたいな~と思われた方がいらっしゃいましたら、次回お声をかけさせていただきますので、メッセージ欄からご連絡くださいませ。
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佐保川の桜紅葉
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