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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

かぎろひ歴史探訪 第5期 

猛暑もようやくなりをひそめ、秋の気配が漂い始めましたね。
おかげさまで、だいぶのんびりさせていただきました。
さあ、9月! 『かぎろひの大和路』にも身を入れなければならないのですが、目の前に「かぎろひ歴史探訪」が迫ってまいりました。

資料は、龍センセが作りますので、ワタクシは結構ラクチンなんですよ。
下見も当日も、大好きなハイキングなので、仕事と言うては申し訳ないような。そのうえ、歴史や古墳の好きな皆さんと一緒に歩く楽しさ! また、おなじみのお顔に会える、どんな方が飛び入り参加してくれるかしらと、ワクワク。

第4期を思い出しながら、テンションを上げています。

第4期かぎろひ歴史探訪


「かぎろひ歴史探訪」第5期は、下記の日程で実施します。

テーマは、 女帝の夢跡と、石仏が招く古代史の里

(第1回)9月10日(木) 推古、斉明女帝の跡
 午前10時 近鉄岡寺駅(吉野線)東出口 集合

(第2回)9月24日(木) 白鳳石仏と古代伝承の里・忍阪
午前10時 近鉄桜井駅南口 集合

(第3回)10月8日(木) 孝謙女帝の夢跡と神功皇后陵
午前10時 近鉄西大寺駅南口 集合

(第4回)10月22日(木)飛鳥の道標弥勒石仏と、専称寺の如意輪観音石仏 
午前10時 近鉄飛鳥駅 集合

(第5回)11月12日(木)修行僧が彫った聖観音石仏と布留の古墳群
午前10時 天理駅東口 集合
 
(第6回)12月3日(木)ワンポイント即位の女帝と葛城氏の故地
午前10時 近鉄新庄駅(御所線) 集合

詳しくは→


事前申し込み不要、飛び入り参加もOKですので、お気軽にどうぞ(参加費1500円)。
「かぎろひ歴史探訪」は、ゆるゆるのんびり楽しくをモットーにしております。歩く距離はだいたい5~7㎞ぐらい。ハイキングの列はトップと最後尾が開くこともありますが、マイペースで歩いていただけたらと思っています。最後尾はワタクシ担当、時々、連絡役につきぶっちぎりトップ(笑)

お弁当をご用意ください。昼食後約1時間、龍センセの講座。

これまでの「かぎろひ歴史探訪」の様子は→

近々、1回目の下見に行きますので、またご報告しまーす。
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Posted on 2015/08/31 Mon. 21:56 [edit]

category: かぎろひ歴史探訪

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31

唐笠山の十一面観音 

発掘調査の現地説明会に行く日は、ついでに周辺をぶらぶらするのも楽しみのひとつ。
でも、漠然と考えているだけで、細かい計画を練っていくわけではありませーん。ま、当日そのときの気分にまかせようっ、と地図だけリュックに放りこんで、何ともええかげんなんですが^^;  過去、想定外のできごとがいっぱいあって、それが楽しかったりするものですからね。

8月23日も、中西遺跡の現地説明会(→)で、リンネさん、kikkoさんにバッタリ出会ったところから思いがけない展開となったのでした。少し時間がずれていたら会えていなかったはずだし、ものすごい人出だったら、わからなかったでしょうし。
そして、御歳神社の「サロン&カフェ みとしの森」が臨時休業でなければ、また違う展開だったなぁ、といろいろ想像するのもオモシロくて。

大穴持神社へお参り(→)した後、頂上をめざすことに。
山を知悉されているリンネさんの案内があればこそ。ですが、山の上に磐座があり、十一面観音さんがいらっしゃるということを知ったら、たとえリンネさんがいなくても、向かわずにはいられなかったような・・(笑)。

15.8.23唐笠山

道があるような、ないような、ロープの張られた急坂ありの、面白さ^^; だったのですが、たかだか322mのお山なので、すぐに磐座にたどりつきました。

15.8.23磐座

削られたようなシャープな磐の上方に、十一面さんとおぼしきお姿が!
下から拝するつもりだったのですが、目の前まで行けるというではありませんか。
よく見ると、磐には、登りやすように足が乗せられる窪みがつけられているのでした。
それとも、時代を越えて、数知れない人が観音さまを拝そうと磐をよじ登った結果、いつしかそこに窪みができたのでしょうか。


そうして正面へ。
感動しすぎて、手を合わせるのも忘れていたかも^^;

15.8.2311面観音2

想像していた磨崖仏ではなく、嵌め込まれたような感じ。
リンネさんによると、室町末期のものらしい。→

長年の風雨にさらされながらも、さほど摩滅していず、しっかりとした表情なのは、磐からちょっと奥まったところにお祀りされているせいかもしれませんね。


山の上から、吉野方面の眺望バツグン!

15.8.23眺望


ここでお昼ご飯。
急遽コンビニで調達してきたものとはいえ、さわやかな初秋の風に吹かれながら山の上でいただくのは、格別ナリ~

Posted on 2015/08/29 Sat. 12:06 [edit]

category:

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29

大穴持神社 

8月23日、中西遺跡の現地説明会で(→)、先日、布施城跡探検(→)をご一緒したリンネさん、kikkoさんにバッタリ。

説明会の後、6月にオープンした御歳神社のサロン&カフェ「みとしの森」でランチしようということになりまして

15.8.23みとしの森

お訪ねしたら、あらら、臨時休業。
HP(→)にはちゃんと報告されていたのに、見てなかったんですよね^^; 残念~


大穴持(おおなもち)神社へ



今年5月の「かぎろひ歴史探訪」(→)で船宿寺から御歳神社、水泥古墳を歩いたとき、当初は大穴持神社もコースに入れていたのですが、かなりハードらしいということで、とりやめたのでした。かぎろひ歴史探訪は基本的に、アップダウンの少ない道をのんびり歩くことを旨としていますのでね。

個人的には行きたいなあと思っていたのですが、こんなに早く機会がくるなんて! 
1人ではゼッタイ無理な山歩きですからね。リンネさん、ありがとうございます~。

大穴持神社は唐笠山とがさやま(322m)の中腹に鎮座。

山の入口に一の鳥居。

15.8.23大穴持神社一の鳥居


しめ縄には、お米が!
紙垂(しで)や〆の子(ワラの飾り)はよく見かけますが、原初はお米だった?

15.8.23鳥居


神社そのものも、古いかたちのようでした。

キツイ勾配の山道を登って、二の鳥居をくぐると

15.8.23二の鳥居


15.8.23大穴持神社


石垣の上に、素朴な拝殿と本殿

かと思ったら、本殿はなく、ご神体は樹木なんですって。
手元にある『奈良県の地名』を見てみると、
本殿はなくサルスベリ(現在はウラジロガシ、ネジキも)の大樹を神体とした。
「大和志」にも「霊畤唯有拝殿華表而不設宮屋以存故実也」とあり、大神神社と同様、自然神を崇拝する原始的信仰と考えられる。


上方から見ると、ご神体がはっきりわかります。

15.8.23上から

『奈良県の地名』には、三輪明神ともいう。と書かれていますが、地元の方はどんなふうに呼んでいるのでしょうね。みわさん? おおなもちさん? 今度行く機会があったら聞いてみたいと思います。ご存じの方、教えてくださーい。

主祭神は大己貴命 (おおなむちのみこと)
末社には、 味鉏高彦根命 (あじすきたかひこねのみこと) 、事代主命 (ことしろぬしのみこと)、下照姫命 (したてるひめのみこと)、高照姫命 (たかてるひめのみこと)がおまつりされていました。

15.8.23摂社


このあと、唐笠山の頂上へ。
そこには大きな岩があり、十一面観音さまがおまつりされていました。
次回へ続きます。

Posted on 2015/08/28 Fri. 08:24 [edit]

category: 大和の寺社

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28

中西遺跡第26次調査 現地説明会 

御所市の池之内、條、室地区で2009年から続けられてきた京奈和自動車道建設にともなう発掘調査では、たくさんの成果がありました。「秋津遺跡」「中西遺跡」と名づけられたこれらの発掘調査は今回で一応のピリオド、京奈和自動車道の整備が急ピッチで進むと思われます。

というのも、現場は京奈和自動車道の御所南インターチェンジとなることが決まっており、すでに北側、御所ICまでの2.5㎞(御所市大字條~橿原市観音寺町)が今年3月に開通。御所南ICから南側、五條ICまでの2.5㎞も来年度(2016)には開通する予定。→


御所南ICから五條へは、我が国最大級の群集墳が点在する巨勢山をトンネルで抜けるようです。
↓赤い矢印がトンネルの口

15.8.23巨勢山トンネル2


あ、ちょっとわかりにくいですね。
↓クリックで大きくなります。

15.8.23トンネル巨勢山


この日は、JR和歌山線玉手駅から歩きましたが、頭上を走る京奈和自動車道に圧迫される気分に陥りながらも
金剛、葛城~

15.8.23金剛葛城


二上山~

15.8.23二上山


今回の発掘調査の説明を理解するためには、これまでの成果をふまえておかなければならないでしょう。
2009年から進められていた調査で、池之内、條地区を「秋津遺跡」、室・條地区を「中西遺跡」と区別されていますが、一体的につながるエリアということがわかったのです。

最終回ということで、ちょっとふりかえって整理してみようと思います。

中西遺跡の現地説明会には、2010年8月8日に参加。
弥生時代の水田と里山が見つかった、そのレポートは→の真ん中あたりでご覧いただけます(ブログ引っ越しのときに発掘情報だけまとめたのですが、失敗だったかも^^;)


橿原考古学研究所附属博物館の特別展「弥生の里~くらしといのり」(2011.5)は→


秋津遺跡でもたくさんの貴重な成果がありました。
橿原考古学研究所のサイトから現地説明会の資料をダウンロードすることができます。
2010.1.23~24→
2010.11.28→
2011.8.27→

調査の結果、秋津遺跡で見つかった古墳時代前期の遺構は、溝、柵で囲まれた特殊な建物と独立棟持柱建物などがある「祭祀空間」らしいとわかったのでした。

当日、掲げられていた秋津遺跡の遺構図(クリック、さらにクリックしてどうぞ)

15.8.22秋津遺跡図


今回の発掘調査地は、秋津遺跡と南の中西遺跡が接する地点。
見つかった竪穴建物跡は26棟!(これまで出土したものを合わせると81棟とか)

15.8.23竪穴建物跡2
15.8.23竪穴建物跡
15.8.23建物跡3

これらの建物は、区画溝と方位をそろえていて、計画的につくられた大集落だとみられています。

15.8.23俯瞰

15.8.23溝


すぐ北に接する祭祀空間と、居住地域を明確に分けたと考えられています。
この祭祀遺跡の想定範囲は、纏向遺跡のあの居館遺構とほぼ同じ規模なのだとか。

今回の調査では、祭祀で利用した土器をまとめて捨てた土坑が見つかりました。

15.8.24祭祀


井戸も

15.8.23井戸

この日、バッタリ出会ったリンネさんによると、このあたりの旧字名は「大井」だそうですよ。


出土物

15.8.23出土物


珍しい鏡形模造品。石で精巧につくられています。

15.8.23鏡形石製模造品


確認された規模の大きさから見て初期ヤマト政権に関わるであろう、あるいは地域的なことを考えれば葛城氏関連か、という2つの見方があるようですが・・・。

はっきりわからないだけに、あれこれ想像力がふくらみます。
発掘調査は終了するとしても今後、出土遺物から、何か重大なことがわかるということがあるかもしれませんね。

当日の現説資料をどうぞ。

15.8.23現説資料


以下はクリックで大きくなります。

15.8.23現説資料2~3


15.8.23現説資料4

Posted on 2015/08/26 Wed. 15:36 [edit]

category: 発掘情報・古墳

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26

ホテル日航奈良ビアガーデン 

またまたブログ更新が滞っております。
ご想像どおり、昼も夜もバタバタ続きで・・・

8月22日、24日は、なんと一日おきのホテル日航奈良の屋上ビアガーデン(笑)
5年ぶりなのに、重なるときはこんなことになるんですね^^;
5年前の記事(→)を読み返してみたら、当時二十歳の娘が、今や母親であることの不思議。5年の重みを感じないではいられません。

このビアガーデンのいちばんの魅力は、なんといっても奈良ならではの風景一望(と言ったら叱られる?)
開場間もない6時過ぎは、春日の山並みや、東大寺、興福寺五重塔が西日を受けてくっきり。

15.8.22日航


↓クリックで大きくなります。

15.8.22大きく

東の山並み、右手は、この15日に大文字送り火が行われたばかりの高円山(たかまどやま)、左に若草山、中央少し手前に神山、御蓋山(みかさやま)。
左手、まちなかのこんもりした森は開化天皇陵。

正面に、興福寺五重塔、わかります?
もう少し、大きくしてみましょう。

15.8.22五重塔


こんな風景を楽しみながら、さわやかな風のなかで、仲間たちとジョッキを傾けるひとときの楽しさよ。

15.8.24日航


やがて夜景に。すぐ下、JR奈良駅を行き交う電車に旅心がかきたてられたり

15.8.24夜景


夏の終わりを感じた夜でした。

※ホテル日航奈良、屋上ビアガーデンは9月5日(土)まで。→

23日には、中西遺跡(御所市)の現地説明会へ行きましたので、次回はこのレポートをお届けしたいと思っています。

Posted on 2015/08/25 Tue. 13:23 [edit]

category: 塔の見える風景

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25

2回目の裏なんば 

お盆休みの最終日、裏なんばへ繰り出す機会到来。
わーい、2回目!
デビュー記事は→

こじんまりした立ち飲みの店がひしめき、おいしいお酒が安く飲める、アテもなかなか。奈良のお酒にも出合える、魅力的な界隈。

この日は、裏なんばをよく知るAちゃんにおまかせ。
2回目だと言うと、じゃあ、行ったことのないお店がいいね。

ということで、まずは、兵吾。「風の森」だけを飲ませる店として知る人ぞ知る。

15.8.16兵吾2


最初にビール、日本酒一杯だけ飲んだらほかへ行こう。
と、出てきたお酒の量にビックリ。

15.8.16風の森

普通のコップになみなみ。え、これって1合以上あるんちゃうん。
最初からこんだけ飲んだら、もうほかへ行かれへんわ・・・、という量。

そんなに強くないのでね。ちょっとずついろいろいただきたいタイプのワタクシは、ここで度肝を抜かれ。

でも、すっかり飲み干し(笑)

危険を感じて、地下のお店へ食事に。
しかし、ここでワインを飲んだ、な。


行きたかった「DININGあじと」はおやすみで。↓このお店は満員で

15.8.16あじと


こちらで、ツメツメしてもらってようやく滑り込み

15.8.16日本酒と私


銘柄などよくわからないので、甘い目のお酒をと頼んだら

15.8.16日本酒と私2

「風の森」ALPHA登場。

立ち飲みって、隣り合わせた人といつのまにかおしゃべりしている雰囲気がいいよね。
この日は、名古屋から、裏なんばツァー中のご夫婦が。

どうやら、裏なんばの土、日、祭日は、平日とは違う客層が入り込んでいるらしい実態をまざまざ。観光化!
裏なんばガイド誌なども出ているのだとか。


最後に、隠れ家のような会員制の、雰囲気がまるで違う静かなお店へ連れってもらったのだけれど、もうお酒はオーバー気味で、ビールを。

15.8.16ビール


楽しいひとときはあっという間に過ぎて、で、電車がぁ。
あわや、終電、セーフ。
降車駅まで記憶がなく、ふらふら歩いて、午前様~

翌朝、生ごみの日であることをすっかり失念、というか夢の中。

夏休みは終わり、と決意したのだった。

Posted on 2015/08/20 Thu. 10:10 [edit]

category:

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20

白鳳展 

奈良国立博物館で、開館120年記念特別展「白鳳ー花ひらく仏教美術」が開催中です(9月23日まで)

15.7白鳳展2


7月下旬に鑑賞。図録もゲット

白鳳展図録


白鳳時代の代表作が、よくぞここまでというほどに集められていて驚き、堪能したのに、ブログアップが遅くなりました。



高校時代に使った「日本史」の教科書が手元にあります。何度かの引っ越しをもかいくぐり、ン十年(笑)

日本史教科書

↑中央がそれで、おなじみ、山川出版社のもの。後ろは、娘らが中学や高校のときに使った副教本。もう要らない、と処分に出していた本の中からハハがすくい上げ~


「図説日本史」を開いてみると

白鳳文化


このなかで、白鳳文化の代表として載せられている、ほとんどが、現在、奈良国立博物館に結集しているといっても過言ではありません。

薬師寺東塔の水煙。
図録表紙にも使われていますが、以前、薬師寺で開催された「水煙降臨展」で拝観、写真もOKでしたのでこちらをどうぞ。→


薬師寺の金堂から月光菩薩さん、東院堂から聖観音さん、がそろってお出まし(以下の写真は全て今回の図録から)。
後背がはずされた状態で展示室の中央部にお立ちなのです。横から、後ろから、360度ぐるりと目の前で拝観可能のというのがスゴイ。お寺ではゼッタイ無理ですからね。

白鳳展 月光


白鳳展聖観音


法隆寺の阿弥陀三尊像(伝橘夫人念持仏)にいたっては、厨子、三尊像、台座の蓮池、後屏などをバラバラにして展示。
ばちが当たらないか、と思わず心配になるくらい。
目の前でじ~っ・・・・、ため息・・・

白鳳展 法隆寺


白鳳時代の代表作が今後、これほどまでに揃うことってあり得ないのではないか、とさえ思われる展覧会。
空前絶後と言っても大袈裟ではないでしょう。

個人的には、地光寺出土の鬼面文軒丸瓦に出合えたのが思いがけないできごとでした。→

もう一度、行くぞ!

開館120年記念特別展「白鳳ー花ひらく仏教美術」は9月23日まで。
本日8月18日から、興福寺のあの「仏頭」がお目見えです(8月27日まで)。

詳細は奈良国立博物館のサイトで→

ブログ友達の報告もご参考に
ちょっと奈良まで行ってきます→
鹿鳴人のつぶやき→

Posted on 2015/08/18 Tue. 07:58 [edit]

category: 奈良国立博物館

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18

残暑お見舞い申し上げます 

皆様、お盆をいかがお過ごしですか。

ワタクシはちょこっと高野山麓の実家へ墓参りに帰郷しましたが、両親がいなくなると何ともさみしくていけませんな。
子どもたちが小さい頃は、集合する人数もかなり膨れ上がり、ご先祖様とともに賑やかに過ごしたものですが・・・
時の流れをまざまざと実感。
ご先祖様には、お盆行事の怠慢を詫びて、1泊で引き揚げてきたのでした^^;


ここ数日、あちこちから贈り物が届いて、ご縁をかみしめています。

本日、吉野のKさんから届いた新鮮卵。

15.8.15卵

よく贈ってくださるのですが、新鮮でほんとうにおいしい卵です。
娘におすそ分け~(↑左下)
以前のブログ記事→


『かぎろひの大和路』を旧刊から読んでくださっている読者のなかには、もう旧友のような存在の方も。
33年前の創刊ですから、ほんとうに奇跡的なつながりと言えるかもしれません。
何度かお会いしていることもあり、たしかにもう友人感覚なのです。

そんな方々からも季節のご挨拶が届いて

yoshyさんからは、大好物の白鎌かまぼこ。
おっと、撮り忘れてしまったので、以前の記事を→

震災を乗り越えられ、種類もずいぶん増えているようです。
触感、風味ともに絶品。


yoshyさん同様バロックおじさんも、お互い独身だった、若い頃からのご縁。
モーツァルトのピアノ協奏曲全曲のプレゼントに、わぉ。

15.8CD

写真ありませんが、おいしいお酒のアテも頂戴しました。


秦恒平さんの「湖の本」『生きたかりしに』(上)(中)(下)を贈ってくださった円亀山人さんは、いつも貴重な情報をくださる方で、「かぎろひ掲示板」でもお馴染み。

15.生きたかりしに

目次には「名柄の里」「大和路」「岩橋」・・とあり、興味津々。
上田秋成論を絡ませた長編私小説のようです。まだ読めていないのですが^^;

そうそう、以前、どう間違えられたのか、秦恒平さんへのお便りを、「かぎろひ掲示板」に書き込まれた方がいらっしゃって、いち早く円亀山人さんからご一報あり、それを秦氏にご連絡すると、作家ご本人さんから丁重なメールが届いたこともありました。


Wさんからはお酒が。岐阜県多治見市の蔵のようです。

15.三千櫻

自分はさほど主張せず、お料理を引き立たせるような味わいでした。
いつもワタクシが飲んでいるのとはちょっと違う新鮮さ。

皆様、どうもありがとうございました。


ワタクシのほうからお贈りするのは、奈良のお酒か、三輪そうめん。
あっ、甘党の方にはこの時期はちょっと避けております。

三輪そうめんは奈良を代表する逸品ですが、各地にファンがいらっしゃるのを確認するのもこんなときです。

バロックおじさん
家族そろって好物のそうめん、今夜にも頂くつもりでおります。
・・・
もう28年前になりますが、高野山の宿坊に泊まったとき、
同じ夏とは思えない冷気に驚いたものでした。壇上伽藍の大塔についた
風鐸が奏でる音が子守歌になっていました。
裸電球一つの部屋でテレビも無し。しかし精進料理は絶品。
今の宿坊はどんな感じなのでしょう。
夕食後に入った喫茶店で流れていたABBAの曲が妙に沁みたのでした。



yoshyさん
特にKさんにも何よりの好物で、この時期、食欲の落ちたときは素麺が水分補給にも効果があるので本当にありがたいです。


↑文中のKさんというのは、同居されている100歳の方


Wさん
お素麺は大好きなのでうれしいです。近所のスーパーには意外と三輪そうめんの取り扱いがなく、揖保の糸とか島原そうめんが多いので貴重です!



おもにワタクシが使わせていただくのは
奈良県三輪素麺工業協同組合→
三輪そうめん山本→

通販もされていますので、ご利用ください。

Posted on 2015/08/15 Sat. 14:56 [edit]

category: こんな品

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15

追悼 中川俊彦さん 

この3月に急逝された中川俊彦さんの作品展「彩りのおもいで展」が、「はり新」(→)さんで開催中です(8月14日まで)。

はり新はがき


追悼文を書こうと思いながら、1日延ばしになっていたのですが、
作品展を拝見し

15.8.6スケッチ2


「かみつみち弁当」を味わい

15.8.6かみつみち弁当

いろいろ思い出していたら、書かずには前へ進めない気持ちになってしまいました。

何しろ、ワタクシの奈良暮らしの出発点からのおつきあいなので、かれこれ30年あまり。
「かみつみち弁当」を出されるお店のオープンと、「かぎろいの大和路」の創刊号発行が同年同月。
もう忘れそうになっているのですが、中川さんがよく「一緒のスタートだったね」とおっしゃってくださっていたなあと、それで思い出したりするのです。
昭和57年(1982)年4月のことでした。

もちろん、誌上にもご登場いただきました。

かぎろい誌面


ちょっと大きくしてみましょう。33年前の中川さん。
あまり変わっていないような…。ずっと青年のような風貌でしたね。

中川さん


対談のお相手は、当時、奈良女子大学3回生の松尾祐子さん。
大和郡山市で今も続いている「女王卑弥呼コンテスト」の、初代女王卑弥呼さんです。
実は、このコンテストを主催されていた知人から「いい人がいたら出てもらってよ」みたいなことを頼まれていたこともあり、松尾さんを推薦したら、みごと優勝というわけです。

ついでにですが、第2回目もワタクシの推した方が女王卑弥呼に選ばれたんですよ。やっぱり奈良女子大生でしたが、懐かしく思い出されます。


『かぎろいの大和路』は10年間休刊することになり、ワタクシも子育て中心の生活にどっぷり。その頃は、中川さんにもあまりお会いすることがなかったと思うのですが、年賀状の交換は続いていました。
さすがに、昔のものは残っていませんが、ここ3年の、中川さんの年賀状です。

年賀状


最近のものにはスケッチが入っていました。
印刷だけではなく、必ず手書きのコメントがあるのも、うれしかったですね。
「いつもブログ見ているからね」というひと言が励みにもなっていました。


「かぎろひの大和路」を復刊したとき、中川さんと高校からのお友達である片寄俊秀先生(当時は関西学院大学教授)と、はり新でお会いし、スケッチと文章をお願いしました。中川さんのおかげです。
先生は、快く引き受けてくださり、今に至っています。

先日、次号の原稿をお願いすると、先生からは了解のお返事と
中川くん、さびしい限りです。
彼にバトンタッチした方が良かったかなと思ったりしていたのですが・・・




中川さんは、いろいろなことに積極的に関わっていらっしゃいました。得意の英会話で、外国人観光客のお相手をされることも。
早い時期からスカイプを駆使されて、外国にいらっしゃるお友達や姪御さん(でしたっけ?)とお話ししたり。
あ、ワタクシも中川さんとスカイプでおしゃべりしたこともあります。カメラも付けてらして、臨場感たっぷり。「今、後ろを横切ったのは家内です」なんてことも。

ご病気されてからもいろいろなことに挑戦されたようですが、いちばん楽しかったのが水彩画だったのでしょうか。師にもつき、めきめきを腕を上げられ、すっかり元気を快復されたのでした。

展覧会を2度、拝見しました。
「描けるよろこび」展→
中川俊彦・村林陸雄 スケッチ画 二人展→


携帯やパソコンにメールが残っていないかと探してみると
いちばん新しいのが今年1月、携帯を変えたときのもの。そっけないメールではなく、
中川俊彦です。あけましておめでとうございます。いいお正月でしたか。ところで私正月そうそう携帯アドレスを変更しました。ご面倒ですがそちらのアドレス帳の変更登録をしていただいくようお願い致します。最近私のブログはとぎれています。しかしあなたのブログはいつも見せてもらってます。ウォーキングの会を主催されたり大活躍ですね。とりあえずアドレス変更のお願いまで。


2013年2月26日
毎日寒いですね。お元気のことと思います。私は膝を痛めたこともあり冬ごもり状態でしたが、じっとしていたら足腰が弱ってしまうと思い、スケッチは無理としても歩くだけならと着込んでカメラだけ持って(何か描くものがあった時には写真を撮り絵にしようと思い)出かけました。
東大寺の南大門の前でシカが観光客にせんべいをねだっているのを見て、ふとYouTube を思い出し動画を撮りました。
帰るなり、You Tube の設定を四苦八苦してアップに成功しました。
ぜひご覧ください。You Tube の画面で“syungen3”と入れてください。題名は「冬の陽だまりで」です。


中川さんの投稿された動画、見つけましたよ。




2013年11月7日
ワタクシの金剛登山のブログ記事(→)にメッセージをいただきました。

いつもあなたのブログを楽しみにしています。
今回の金剛登山も興味深く読ませてもらいました。私も若かりし頃、小和道を歩いて登りました。私の生まれたのはその小和なので余計に興味があるのかもわかりません。
病気上がりじゃなかったら私も参加したいところです。
家内も低山登山に凝っているので、興味津々で読んでいました。
これからもブログを楽しみにしています。

                       

追っかけるように、奥様からもメールをいただき

拝見しました。五条の小和の方から登山道、見事な紅葉に感激、 去年に登った金剛山思い出しました。 
私も同じころの時期、河内長野からですが一般の登山道でなく、妙見谷から登り、カトラ谷からの下山。 ほんと私たち8人メンバーだけでしたが、山頂の混み具合にびっくりでした。
私も奈良県側から一度登ってみたいですね。
中川俊彦内、洋子


なんて仲のいいご夫婦なの! と、むしろそちらに感動したものでした。

それだけに、今の奥様のお気持ちはいかばかりかと・・・お察し申し上げます。


中川さんのブログやフェイスブックは今も健在なんですね!
ブログ→
フェイスブック→

スケッチや文章が生き生きとして、今もそこにいらっしゃるようです。
時々、お訪ねしたいと思います。

中川俊彦さん、ほんとうにありがとうございました。
感謝をこめて、ご冥福をお祈り申し上げます。

Posted on 2015/08/11 Tue. 09:28 [edit]

category: かぎろひの大和路

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11

布施城跡へ 

8月4日、猛暑のなか、布施城跡のある寺口山(484m)へ登ってまいりました。

6月23日に葛城あたりを歩いたとき(→)、さすがに1人では山中にある布施城跡へ行く勇気はなかったのです。

仲間ってありがたいですね~
リーダー:リンネさん
メンバー:太古さん、できさん、fujihikoさん、kikkoさん、かぎろひ

布施城というのは、戦国時代に、布施氏が築いた山城。
現地に掲示されていた説明をどうぞ(クリックで拡大)。

布施城跡説明


あ、布施氏については、こちらのサイトをご参照ください。→


だいたいの場所をおさえておきましょう。
↓地図の左のほうの山中(クリックで拡大します)

布施城跡地図

この日は、近鉄御所線新庄駅からハイキング。
麓から布施城跡のある寺口山をのぞみます。

15.8.4布施城跡遠望


おっと、これではわかりにくいカナ。何しろ、この日は、暑いうえに、空気もどよ~ん、視界がよくなかったのです。
ではもう少し、ズームアップ!

15.8.4布施城跡遠望2

↑中央部、山頂が平たくなっている山。


炎天下、いざゆかん、山城探検。

15.8.44人

なんでこんな時期やねん、もの好きにもほどがあるで。って何人か(夫フクム)に言われましたが(笑)
歴史博物館のYさんも「今の時期はおすすめできませんね」

それでも決行~
ま、なかなかみんなの都合が一致しなかっただけなんですけどね。好きこのんだわけではありませぬ。


山道はかなり整えられていましたが、結構キツイ勾配でしたね。
途中、突然、ウサギが跳びだしてきてビックリ、腰を抜かしそうになりました。

15.8.4布施城跡へ


暑さとしんどさで(?)、だんだん寡黙になり、各自マイペース(笑)
さすがに、リーダーは別格ですけどね。最後尾を見守ってくれたのでした。

15.8.4登山


あれ、誰もおらへんやん、という孤独な山歩き(笑)

15.8.4登山2



ちょっと開けて向こうの山がこんなふうに見えてくると

15.8.4山


まもなく城跡に着。
本丸跡。

15.8.4本丸跡


見晴らしはいいと思うのですが、この日は全くモヤモヤで残念

15.8.4眺望


お城の説明をもう少し詳しく

布施城跡説明図


葛城市歴史博物館に展示されている模型

15.7.24布施城跡


本丸跡から、すぐ東を見ると

15.8.4本丸跡から

段々状になっていたという曲輪(くるわ)の名残が感じられました。


両側に石積みが残っており、ここには門があった? 

15.8.4門?


下山すぐ、道沿いの清冽な小川で汗をぬぐい、生きかえるぅ。

15.8.4下山


浸したタオルを帽子の上にのっけてふらふら歩く帰り道。トシとオンナを忘れているぞと、ひとり苦笑するのでありました。

この日は、ほかにもあちこち寄り道して、充実感いっぱい。
特に印象に残った置恩寺、神明神社古墳については、別の機会にご紹介できればと思っています。

登山前に元気を貰ったひまわり畑

15.8.4ひまわり


リンネリーダーはじめ皆様、お世話になりました。お疲れさま~

Posted on 2015/08/09 Sun. 07:21 [edit]

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