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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

忍海の地蔵まつり 

ちょっと日が経ってしまいましたが、7月24日、葛城市取材の続きです。

葛城市歴史博物館(→)を出て、角刺(つぬさし)神社の前を通りかかると

15.7.24角刺神社

普段閉じられている拝殿が開け放たれ、境内の忍海寺(にんかいじ)にも人の気配があって、どこか華やいだ雰囲気。

おお、今日は地蔵盆の日! 何かありそうですよね。
何時から何があるのかだけ聞いておこうっと。
たくさんの人が集まっている様子に、いささか気後れしながら、声をかけると、1人の男性(Yさん)がすばやく出てきてくださいました。

11時半頃でしたかね。地蔵まつりは午後3時からとのこと。
「じゃあその頃にまた寄せていただきます」と言うと
「まあ、上がって、上がって」

こちらの思いや趣旨をあっという間に理解してくださったYさん、集まっていらっしゃった30人ほどを前にして、ワタクシを紹介してくださり、「これから1人1人にインタビューされますから何でもお話してあげてくださいね」

ひえぇ。ワタクシがご本尊にうっとりしている間に、思いがけない展開^^;

ご本尊は十一面観音さま。両側に弘法大師さまと不動明王さま(了解を得て撮影)。

15.7.24ご本尊


ご婦人たち

15.7.24婦人


反対側に、男性陣がいらっしゃいました。

寿(ことぶき)連合会忍海支部(吉田実会長 73人)の皆様。
「60歳以上、要するに老人会ですわ」とYさん。

毎月1日にはお宮さんや駅前の掃除、17日は観音講の集まり。
そして、この日は地蔵まつりのお世話をされるのでした。「もともとは区の仕事やってんけど、寿連合会が役目を引き受けているのよ」と楽しそうなご婦人たち。

3時から子どもたちによって行われる「数珠繰り法要」の道具も見せていただき

15.7.24数珠


興味深いお話をいっぱいお聞きしたり、写真を撮らせてもらったり、かれこれ1時間ほども長居してしまいました。


それから、地光寺跡や脇田神社あたりをウロウロして、3時前に再び角刺神社境内へ。

15.7.24数珠繰り4


地蔵堂の前で般若心経が唱えられた後、数珠繰り法要が始まりました。

15.7.24数珠繰り2


「なむあみだぶ」の念仏と鉦に合わせて、子どもたちが、長~い数珠を回していきます。
ひときわ大きな数珠が1つ入っていて、それが自分のところに回ってくると、額に押しいただいて祈ります。

15.7.24数珠繰り3

12周して終了~

子どもたちはお菓子を貰っていました。

15.7.24お菓子


これで終わりではなかったのです。
皆さん、境内を出て、どこかへ向かわれました。

15.7.24地蔵さんへ

追っかけてみましょう。

この日はまちかどにあるお地蔵様の法要もされるのでした。
お地蔵様は個人のお家が管理されているとのこと。昨年までは6か所を回っていたそうですが、諸事情あり2つのお地蔵様は、お寺の地蔵堂へ。今年は4か所になったとか。

お地蔵様の前で、般若心経を3回ずつ唱和されていました。

15.7.24地蔵さん


子どもたちも、一緒に回ります。
法要の間は神妙に待ち、それが終わるとやっぱりお菓子を貰ってうれしそう。

15.7.24菓子2


ほんとうに暑い日でしたが、子どもたちのお世話やお地蔵様を巡って法要されるご老齢の方の、いきいきした姿が心にのこりました。
お年寄りと子どもってほんとうによく似合うなあと、ほのぼの~

ワタクシにも「ちょっと休憩していってね」と声をかけてくださり、

いやぁ、厚かましいなあと思うのですが、最後はどんなふうに締めくくられるのだろうというのも気になりましてね。

お下がりのスイカを皆さんで召し上がり

15.7.24すいか


あっ、ワタクシもお相伴させていただいたうえ、お下がりのお菓子まで頂戴したのでした。

寿連合会忍海支部の皆様、たいへんお世話になり、ありがとうございました。
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Posted on 2015/07/30 Thu. 22:59 [edit]

category: 葛城市

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30

葛城市歴史博物館 

7月24日、朝から夜まで葛城市をウロウロしていました。
歩き回って、暑かったけれど、日焼けしたけれど(お肌によくないでしょうね、今さらですが…^^;)、それにもまして収穫がいっぱい。
『かぎろひの大和路』次号でとりあげるエリアでもありますので、何度かに分けてご紹介したいと思っています。

まずは、午前中に訪ねた「葛城市歴史博物館」

15.7.24葛城市歴史博物館


最近(6月23日→)、現地へ行ったばかりの古墳からの出土物はとくに興味深いですね。

屋敷山古墳出土の長持形石棺が常設展示室の中央にドーン(展示室は一部を除いて撮影OK)

15.7.24石棺


いろいろな角度からパシャパシャ。

15.7.24長持形石棺


二塚古墳の模型や出土品の展示もありましたよ。

15.7.24二塚古墳模型


それから、近く探検予定の布施城跡も

15.7.24布施城跡


特別展開催中

15.7.24太田古墳群の調査


15.7.24特別展示室

太田古墳群は、20年ほど前、南阪奈道路(大和高田バイパス接続)の建設時に、橿原考古学研究所によって調査されています。
今回は「道の駅」建設にともなう調査で、昨年10月から今年3月まで葛城市教育委員会が担当、その成果が展示されているのです。

太田古墳群の概要(クリックで拡大)

157.24太田古墳群状況


ちょっとお知り合いのYさんを呼び出して、お話を聞きました。

エントランスフロアの航空写真の上で「太田古墳群はこのあたりになります」

15.7.24地図


今はもう、現地へ行っても確認できない状態だとか。


貴重な出土品がいろいろ見つかったようです。

未盗掘の小竪穴石室からは、珍しい土器や鉄鏃なども

15.7.24小縦穴式石室出土


耳飾りなども出ているんですね!

15.7.24耳飾り


今年4月5日には現地説明会も行われたそうです。
ん、なんでワタクシは行かなかった? と考えたら、初めて日曜日に開催した「かぎろひ歴史探訪」と重なったのでした。→

現地説明会資料は葛城市のサイトで見ることができます。→

そうそう、「かぎろひ歴史探訪」第5期(→)の最終回(12月3日・木)には、葛城市歴史博物館もお訪ねする予定です。
Yさんに、そのあたりのお願いもしてきましたよ。

葛城市取材中にまた何度かのぞかせていただくと思います。
わかりやすい展示と、観覧料200円が助かります(笑)
休館日は火曜日と第2・第4水曜日。
近鉄御所線忍海駅からすぐ。

Posted on 2015/07/26 Sun. 15:02 [edit]

category: 葛城市

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26

酒蔵通りで 

7月22日、甲子園球場で阪神ー巨人を観戦。→

ナイターだけれど、せっかく甲子園へ行くのに、夕方からではモッタイナイよねえ。

ということで、西宮にいる学生時代の友人、ぴいちゃんと会うことに。
朝10時過ぎに出発、これも久しぶりの阪神なんば線。ほんまに便利になったもんや。乗り換えなしに行けるなんて。

ぴいちゃんは、酒蔵通り煉瓦館という所に連れていってくれました。
「日本盛」の直営のようです。

15.7.22酒蔵通り煉瓦館


まずは試飲を楽しみ

15.7.22試飲

お酒飲めないというぴいちゃん、純米大吟醸をひと口試して「わぁ、おいしい! 甘い」。
「そうよ、最近の日本酒はとってもおいしいんやから」と自慢するワタクシ(笑)
もしかしたら、ぴいちゃんいける口かもしれへんで。

落ち着いた雰囲気のレストランで

15.7.22日本盛


ゆっくり食事しながら近況報告など

15.7.22ランチ


その後、小雨のなかを甲子園までお散歩

「大関」の直営ショップにも入り

15.7.22大関



素敵な建物にも出あえました。小学校に明治の建物が! 震災をもくぐり抜けたという「六角堂」

15.7.22六角堂


西宮にもやっとできたのよ、というコメダ珈琲で

15.7.22コメダ


酒蔵通りのお土産

15.7.22酒まんじゅう

ぴいちゃん、ありがとう~

詳しくはぴいちゃんのブログでどうぞ。→

Posted on 2015/07/25 Sat. 11:51 [edit]

category:

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25

雨中の阪神ー巨人戦 

7月22日、阪神ー巨人戦のチケットをいただき、甲子園へ。

甲子園で観戦するのは、リニューアルのちょっと前だから、約5年ぶりか・・。

甲子園駅も様変わりしていてビックリ。

15.7.22甲子園駅

↑白いアーチ状の屋根はボールをイメージしている?


この日は朝から雨が降ったり止んだり。
やきもきさせられたけれど、めでたくゲーム開始。

まずは、勝利を祈ってかんぱ~い!

15.7.22乾杯


投手は能見(阪神)ーポレダ(巨人)でスタート

1回表。能見は立岡、井端、坂本を三者凡退にバッサリ。

その裏。1番鳥谷がいきなりヒット! 上本が犠牲バント、福留はゴロに終わったものの、続くゴメス、マートンが四球で満塁に。
新井良太登場するや、初球をたたいて、走者一掃の二塁打や~

1回で3点!

15.7.22スコア

やった、やった、テンション上がる、上がる。
雨は気にならない~

天使も大声援

15.7.22天使


ワタクシもえへへ、久しぶりの応援スタイルで

15.7.22メガホン


1回裏、この後、江越は三塁方向へのフライに終わったのだが、6回にはホームランの大活躍。
5回に1点返されたところだったので、球場が沸く、沸く、ワクワク。
7回にもホームランを打たれたが、ソロでよかった。

ホームランで気を良くして、ジェット風船をふくらます7回。

15.7.227回


それっ

15.7.227回2


能見が6回まで投げた後は、安藤、福原とつなぎ、呉がおさえて、阪神らしい試合展開で勝利~

15.7.22勝利


15.7.22天使3



またもや風船を飛ばし、六甲おろしを歌い、気持ちよく家路についたのだった。
知らないお兄さんたちと、すれ違いざま手をタッチして勝利を喜びあうのも、甲子園ならでは(笑)

これで、阪神、ヤクルトが同率首位浮上。
といっても、セ・リーグは団子状態やから、どないなることやら。

Posted on 2015/07/23 Thu. 12:15 [edit]

category: 県外

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23

紀伊見荘 

中学校の同窓会は毎年「海の日」に開催、というのが暗黙の了解となっているので、早くから予定が立てやすい。
ここ数年は、大阪府内に会場をもつことが多かったのだが、今年は地元、和歌山県橋本市内にある紀伊見荘(→)で。

1クラスだけという山間の中学校だったので、今も、“ちゃん”付けで呼び合う親しい仲間たち。
とはいえ、他の学年はめったに同窓会をしていないらしいということを聞くにつけ、我々は特別に仲がいいのかもしれない。
もっとも、幹事をかって出てくれる人がいるおかげなのよね。しょうちゃん(画伯)、いつもありがとう~


会場は橋本市と言っても、南海高野線が大阪府から、トンネルを抜け出て和歌山県へ入ってすぐの「紀見峠駅」が最寄り。

15.7.20紀見峠駅


紀見峠駅から見た紀伊見荘。宝形屋根の左側にちょっとのぞいているところ。

15.7.20紀伊見荘


宝形屋根は

15.7.20地蔵寺

その名も、「宝形山 地蔵寺」。そのまんまで、クスッ。紀伊西国第6番霊場だそう。


ここから、坂道を上ってすぐの所に「紀伊見荘」。駅から3~4分ってとこかな。

15.7.20紀伊見荘2


まず、出迎えてくれためんめん

15.7.20 キャラクター


食べて、飲んで、おしゃべりして、歌って、楽しい1日を過ごしたのだった。

初め撮っていた写真は、見事なまでに中途終了していた^^;

15.7.20料理


お献立

15.7.20献立


こんなお酒が登場

15.7.20熊野三山

本州最南端の蔵元ですって→


お部屋から見えるものといっては、山ばかり(網戸越しに)

15.7.20風景

槙尾山・岩湧山・紀見峠のダイトレハイキングをしてみたい。→

コースの終わりに紀伊見荘を入れて、汗を流そう。入浴だけでもOK→

同窓会ハイキングなんてできたらいいなあ。

Posted on 2015/07/22 Wed. 07:17 [edit]

category: 高野山麓から

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22

お手玉 

いわゆる「断捨離」という精神にほど遠いワタクシ。家が狭いのに、捨てられない物がいっぱい。子どもたちが幼い頃、遊んだオモチャもしかり。

こんな日が来るだろうことを思って残しておいたわけではない(と思う)のだが、30年近くを経た積み木やブロックが目下、天使(2歳)がわが家へ来たときのかっこうの遊び道具となっている。

15.7積み木

昔の思い出が甦るようで、思いがけないシアワセ感に浸っている次第^^;
これからも、年齢に合わせて、パズル類もいっぱいあるで~


意外にも天使にウケているのがお手玉。

15.7お手玉

片手で2つ、両手なら3つ、さほど上手くもないババの技だが、おもしろそうに見入ってくれる。

お手玉を1つ、高~く天井に向けて放り投げ、落ちてくるまでの間に手をたたく。1回、2回、まあ3回が限度なのだが・・・。先頃開発した(笑)このワザ(と言っていいのか^^;)に、天使はキャッキャッと声を出して笑う。天使の「もいっかい」コール。エンドレス・・・ふう。

そのうち、天使も1つ手に取り、放り投げる。が、あらぬ方向へ。そこをワタクシがすかさず、床に落ちる前にキャッチ! これもオオウケ。

というわけで、「お手玉」は目下、天使とワタクシのひそかな楽しみとなっている。


数日前、自室を大そうじ、資料の整理をしたが、すっきり片づかないままなのは、その途中につい、本や資料などに読みふけってしまうせいだろう。そんな1冊が『能のからくり』(茂木健一郎、竹内薫著)。

15.7脳のからくり


そこに、
疲れた脳を簡単に治す方法ー。
それは、なんと「お手玉」なのです。


とあって、ビックリ。茂木さんもやってはるんですって!
そして、数学者で大道芸人のピーター・フランクルさんも「数学をやりすぎて頭が疲れたときはお手玉をやると回復する」とおっしゃっているのだそう。

へえぇ、驚きの、お手玉の効用ですね!

で、でも、ワタクシの場合は、お手玉じゃなくても、天使と遊ぶことで、脳が活性化するような感じ、かな。えへへ。

Posted on 2015/07/19 Sun. 13:42 [edit]

category: 読書

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19

今年前半の、こんなお酒 

手持ちの仕事がようやく、1つ2つと手元を離れ、久しぶりの解放感を味わっています。

パーッと遊びに行ったり、飲んだくれたりしたいところですが、殊勝にもここ数日、大掃除と資料の整理。暑かった~。まだ片付いていないのですが・・・

最近はブログ更新も滞りがちで、いろいろなネタがどんどん過去形に。
そのなかでも、お酒のことはやっぱり、ワタクシのテーマの1つでもありますので、記録に残しておきたいと思います。
台風接近のさなかに、恐縮ですが・・・


今年1月中のお酒のことはすでにアップしましたので(→)、2月~6月までのお酒を。写真残っているかな。


2月11日、連れて行ってもらった月雲(つくも)さん(橿原市)。

15.2.11つくも


昨年オープンしたばかりだそうですが、若い店主のこだわりが心地よい、印象に残るお店でした。お酒もお料理もおいしく、しかもあれだけ飲んで食べたのに、リーズナブルという印象。

奈良のお酒もたくさん

15.2.11御所酒

もっと飲んだと思うのですが、写真はこれだけ。↑葛城山麓のうま酒、そろい踏み~

この日のお酒~(クリックでご確認ください~)

15.2.11お酒

さりげなく、燗酒のこだわり

15.2.11かん

ビールも(伊勢角屋麦酒)、ああ、うまい~。


2月27日、通りがかって、ふらりとなら泉勇斎さん。

15.2.27泉勇斎

居合わせた人とおしゃべりがはずむ楽しい空間。


3月3日、なんだったんだろ、この押し寿司は。ひなまつり? 気まぐれ?

15.3.3風の森

風の森は、奈良県産キヌヒカリ100%。おしゃれなボトル(カラーもいろいろ)375ml。友人にプレゼントしたら、とても喜ばれました。


同じ日、神韻も。

15.3.3神韻


3月15日は、やまとんくらぶで「御代菊」(喜多酒造)を楽しむ会→



4月2日、お花見女子会。

15.4.2花見

↑写真ではビールしか写っていませんが、この後飲んだのは

15.4.2酒



4月18日。日本酒バル(→)の前夜祭。娘と娘の友人たちと。

15.4.18風の森、三日踊


↑「風の森」は、大神神社のササユリ酵母で醸した「山乃かみ」。
奈良県産業振興総合センターと奈良県酒造組合が連携、数年間の研究を経て、大神神社境内のササユリから酵母菌を分離することに成功、奈良の新しいお酒誕生!

奈良県酒造組合に加盟するほとんどの蔵元が造られるのかと思いきや、10社だけ? 

せめて、酒造組合のHPには載せてほしいなあ・・・→
ブログも2月から更新されていませんぞ。→

奈良のお酒はおいしいと、あちこちで自慢している身としては、ちょっと残念。
こんな時代ですから、Web力をもっと大事にしてほしいですよね。もしかしたら、スタッフ不足? よろしければ、ワタクシがお手伝いしましょうか。ナンチャッテ^^;

参考までに、伏見酒造組合のHPをのぞいてみたら、違い歴然。勢いがありますね。→



おっと、話が横道にそれました。

「山乃かみ」清酒に興味津々ながら、今のところ、飲んだのは「風の森」(油長酒造)と「奈良の神仏習合の酒」(芳村酒造)↓

神仏習合の酒


2蔵だけしか試してないのになんですが、各蔵がそれぞれに特長を出すべく工夫されているのではないかと思いました。
「奈良の神仏習合の酒」は赤米100%。精米歩合95%!
以前紹介した「僧坊の酒」に似ているかな。→

「風の森」山乃かみも、精米歩合(雄町)80%。
すでに、この蔵の雄町80、山田錦80を知っているので驚きませんが→

各蔵がこの酵母に合った酒づくりをされているのでしょうね。今西酒造、喜多酒造は、古来の「水もと」仕込みのようです。他のお酒も早く飲んでみたい。

そうそう「山乃かみ」は大神(おおみわ)神社の鈴木宮司さんの命名だそうですが、三輪山の「山の神祭祀遺跡」にちなんだようです。→ 神様にお酒を供えるための道具が多く出土しているんですね。

そして、「かみ」を平仮名にしているのは、おそらく、神だけではなく、醸(か)みの意も含めているのでしょう。

『日本書紀』崇神天皇の巻に、初めてお酒が造られる記述がありますね。高橋邑の活日(いくひ)さんがお酒を造り天皇に捧げます。その折りの歌
此の神酒(みき)は 我が神酒ならず 倭成す 大物主の 醸(か)みし神酒 幾久 幾久

「山乃かみ」すばらしいネーミングですね!!



6月28日、「ムジークフェストなら2015」の最終日、まちなか会場となった、あべたやさんでの「クラフトビールと夏の日本酒を素敵な生演奏と一緒に楽しむ会」に参加。

こんなお酒を楽しみつつ

15.6.28酒

15.6.28酒2


「カクテル」の生演奏でノリノリ、楽しいひとときを過ごしました。

15.6.28あべたや


6月下旬、こんなお酒をいただいて。
ボトルも味わいも夏らしい~

15.6.27神韻


まとめて書くと、何だか飲んべえみたいですが・・・^^;
やはり、日本酒は奥深い味わいですな。
今年後半も、日本酒にエネルギーをもらって、元気に乗り切りたいと思うのでした。

Posted on 2015/07/16 Thu. 23:17 [edit]

category:

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16

豊住書店 

7月10日午後、北の空に現れた夏雲にうわぁ。

15.7.10雲

感動して空を眺めていると電話が鳴り、我に返りました。
豊住書店さん「バックナンバーがすっかりなくなったので、持ってきて~」

おおいそぎ、おおいそぎ、補充してまいりました。
店主の豊住Kさん「よう売れるね」
尊敬するKさんに言われると、うれしくて。

まあ、売れるといっても、1冊300円の小冊子なので、大したことないんですけどね^^;
読んでくださる方がいるだけで感謝、感謝。また頑張ろうという気になります。

豊住さん曰く、最近買いに来てくださるのは、「あまり見かけない」方が多いとか。
お買いあげくださった皆様、どうもありがとうございます。

「かぎろひの大和路」バックナンバーの最初の頃のものは在庫がなくなっているのですが、豊住書店さんにはある号全て置いていただいています。

下記の号をお求めいただけます。
7号  唐招提寺
9号  東大寺その1 創建前後と大仏造立 
10号 秋篠、押熊の里
11号 女人高野 室生寺
14号 西大寺から菅原の里
15号 大神神社と山の辺の道
16号 東大寺転害門から般若寺
17号 天武の皇子たち(2) 忍壁皇子とその弟妹
18号 郡山城跡と城下町 弥生時代から近世まで
19号 平群 古代豪族の跡をたどる
21号 奈良町(ならまち)
22号 唐古・鍵遺跡と三古社(田原本①)
23号 飛鳥めぐり② 桧隈の里
24号 山の辺の道② 柳本古墳支群
25号 五條① 歴史の交差点
26号 秋篠川 西岸に甍連ねる巨刹 
27号 葛城の道② 伝承と史実のはざま
28号 三輪山と纏向遺跡 卑弥呼をたずねて
29号 太子道がつなぐ磯城の里(川西、三宅、田原本)
30号 行基と忍性が眠る里
31号 影姫が行く山の辺の道(大和王権発祥と和爾氏)

どうぞよろしくお願いします。

豊住さんは、知る人ぞ知る、江戸時代創業の老舗書店。奈良でいちばん古いはず、と念のためネット検索したら、日本で3番目という記事を見つけてビックリ。

15.7.10豊住


豊住書店さんとは、ワタクシが初めて奈良へ来た頃からご縁がありまして。
「豊」の字が共通しているだけなのに、間違われることも(笑)

先代の(故)謹一さんと知り合って、“おじいちゃん”と慕っていたのが始まりかなあ。
若い頃、アルバイトしていたこともあるんですよ。緊張しながらレジにも立ったことを思い出します。

そうそう、先日紹介した辻邦生『十二の肖像画による十二の物語』の大型本(→)を手に入れたのも、豊住書店でのアルバイト中。
ほしいなと思っていたら、真っ先に新刊本として入ってきたので即ゲット。
そのすぐ後で、豊住家のいちばん下の弟さん、今は陶芸家としてご活躍のKさんが「頼んであった本は?」と、十二の物語の本を探されたのでした。すいません、お先に~、てなこともありましたね。

店主のKさん「もうすぐ80歳やで」。
ですが、アルバイトしていた頃とまるで変わらない若々しさでカッコイイんです。

それから、出版もされる書店というのも珍しいかもしれませんね。

手元にある、山田熊夫さんの『奈良町風土記』シリーズは豊住書店刊。

奈良町風土記


※豊住書店
奈良市東向北町25
電話:0742-22-8500

Posted on 2015/07/12 Sun. 14:53 [edit]

category: こんな店

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12

自転車マナー 

6月1日から道路交通法が改正され、自転車の取り締まりも厳しくなりましたね。
日常的に自転車愛好者のワタクシも、はい、いろいろ気をつけていますよ。

そんなとき、近鉄奈良駅の行基さん前で、奈良県警察による自転車マナー周知イベントがあるから、取材に行って、という指令がありまして。

7月8日、個人的にも、きちんと学ぼうという姿勢でのぞみました・・・

うちわ


たまたま自転車で通られた方には、しっかり指導

自転車2


ワタクシももう一度、配布されたチラシで学習!
↓クリックで大きくなります。

危険行為

信号無視や遮断踏切立ち入り、ブレーキのない自転車に乗る、などは言語道断、もともとあってはならぬことですが、
歩道を走らない(例外あり)、おっと飲酒運転(してませんよ、最近は^^;)などにも心しなくては。

また、ワタクシはやったことありませんが(そんな高度なことはできない)、傘をさしながら、携帯をあやつりながら、夜の無灯火もよく見かけますので、皆さん、気をつけましょう。

これら危険行為を繰り返した場合は

講習

講習を受けなければなりません。講習手数料5700円ですぞ。


この日は、白バイとナポくんが人気でしたね。

ナポくん


それでなくても蒸し暑いなか、ナポくん役の方、大丈夫でしたか!?
お疲れさまでした。

Posted on 2015/07/09 Thu. 07:37 [edit]

category: 仕事

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09

三角縁神獣鏡のマンホールふた 

過日、6月4日、「かぎろひ歴史探訪」第4期の最終回で山の辺の道を歩いたとき(→)、マンホールのふたが三角縁神獣鏡になっていて、ビックリ。

というのも、4年前に歩いたときはそうじゃなかった、だけではなく、娘が「三角縁神獣鏡にしたらいいのに!」 と言ったのがなるほどとおもしろくて心に残っていたからです。

4年前の記事→


↓三角縁神獣鏡をデザインしたマンホールのふた

15.6.4マンホールふた


いつ頃から、こんなふうに変わったのかなと、ネット検索をかけてみると、どうやらちょうど4年前のこの後から、少しずつ増やしていったようですね。もしかしたら、娘のひと言がヒントになっていたりして・・(笑)

Posted on 2015/07/04 Sat. 19:04 [edit]

category: 天理市

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