かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
椿井城跡へ
戦国時代の武将、嶋左近が築いたとされる椿井(つばい)城跡〈平群町〉(築城については諸説あり)。10年ほど前、『かぎろひの大和路』で平群を特集したとき、麓の井戸までは行ったものの、1人で城跡まで登るのはためらわれてそれっきり。
ちょうど1年前の「かぎろひ歴史探訪」(→★)で烏土塚(うどづか)古墳からまっすぐ東(矢田丘陵の南西端)の山中に、それらしい幟を確認して、行きたい思いがフツフツ。
↓烏土塚古墳から見る椿井城跡。肉眼では幟が見えたのですが・・。

今年になって、産経新聞「なら再発見」で、藤村さんが椿井城跡について書かれていましたね。→★
(奈良まほろばソムリエの会員さんが連載執筆されていた「なら再発見」が終了したのはまことに残念)
そうして先日、できさんチームが椿井城跡へ行かれました。→★
その直後の「かぎろひ歴史探訪」の折りに、ご親切にも「椿井城」のリーフレットを配ってくださって

いよいよ気持ちに火がついたのでした。
責任とって! と強要したわけではない(と思う)のですが、できさんをリーダーに歴探仲間(太古さん、kikkoさん、miyajiさん、かぎろひ)で椿井城跡をめざしたのが5月28日のこと。
近鉄生駒線竜田川駅に10時集合。
竜田川越しに見る椿井城跡。

↑写真中央、中腹に建物がある、その山のてっぺんあたりが椿井城跡。
建物は常念寺。そこからの見晴らしは

常念寺の前に、椿井の地名のおこりとも言われる井戸が

↓椿井井戸の説明(クリックで拡大します)

椿井城跡へは200mほどを登るだけなのですが、低山歩きの魅力いっぱい。

南郭から北郭へ通じる鞍部の斜面はロープをつたってスリル満点!

登城口から城跡までの間には古墳が2つ(宮山塚古墳、宮裏山古墳)

いろいろな楽しみがありましたが、なんといっても、城跡からの展望が圧巻。
信貴山が、平群谷をはさんで対峙するようにそびえて

もう少し北へ視線をやれば、おだやかな稜線を見せる生駒山が

感動しすぎて? 意外にも写真がなくてがっくりなのですが、同行の太古さんのアルバムをお楽しみください。→★
リーフレットの遺跡分布図もご参照ください(クリックで拡大)。

※miyajiさんブログ→★
この後、松尾山へ向かったご報告は、改めまして。
ちょうど1年前の「かぎろひ歴史探訪」(→★)で烏土塚(うどづか)古墳からまっすぐ東(矢田丘陵の南西端)の山中に、それらしい幟を確認して、行きたい思いがフツフツ。
↓烏土塚古墳から見る椿井城跡。肉眼では幟が見えたのですが・・。

今年になって、産経新聞「なら再発見」で、藤村さんが椿井城跡について書かれていましたね。→★
(奈良まほろばソムリエの会員さんが連載執筆されていた「なら再発見」が終了したのはまことに残念)
そうして先日、できさんチームが椿井城跡へ行かれました。→★
その直後の「かぎろひ歴史探訪」の折りに、ご親切にも「椿井城」のリーフレットを配ってくださって

いよいよ気持ちに火がついたのでした。
責任とって! と強要したわけではない(と思う)のですが、できさんをリーダーに歴探仲間(太古さん、kikkoさん、miyajiさん、かぎろひ)で椿井城跡をめざしたのが5月28日のこと。
近鉄生駒線竜田川駅に10時集合。
竜田川越しに見る椿井城跡。

↑写真中央、中腹に建物がある、その山のてっぺんあたりが椿井城跡。
建物は常念寺。そこからの見晴らしは

常念寺の前に、椿井の地名のおこりとも言われる井戸が

↓椿井井戸の説明(クリックで拡大します)

椿井城跡へは200mほどを登るだけなのですが、低山歩きの魅力いっぱい。

南郭から北郭へ通じる鞍部の斜面はロープをつたってスリル満点!

登城口から城跡までの間には古墳が2つ(宮山塚古墳、宮裏山古墳)

いろいろな楽しみがありましたが、なんといっても、城跡からの展望が圧巻。
信貴山が、平群谷をはさんで対峙するようにそびえて

もう少し北へ視線をやれば、おだやかな稜線を見せる生駒山が

感動しすぎて? 意外にも写真がなくてがっくりなのですが、同行の太古さんのアルバムをお楽しみください。→★
リーフレットの遺跡分布図もご参照ください(クリックで拡大)。

※miyajiさんブログ→★
この後、松尾山へ向かったご報告は、改めまして。
31
多氏の里 歴探ウォーク
5月21日に実施した「かぎろひ歴史探訪」ウォークのご報告です。
今回は、近鉄橿原線笠縫(かさぬい)駅集合。秦楽寺(じんらくじ)から飛鳥川沿いを南へ歩き、多神社とその摂社をめぐり、東へ。一の鳥居をくぐって下ツ道を南下、近松門左衛門「梅川忠兵衛」ゆかりの善福寺を訪ねて、新ノ口駅解散というコース。
なんといっても、メインは多神社(多坐弥志理都比古神社)

えー、誰もいないやんって?
そうなんです、この日も、ぶっちぎりのトップで到着。連絡係の任を終えて、メンバーの到着を待つ間、しばし深閑とした境内で過ごしたのでした。
一行が到着して、宮司さんのお話に耳を傾け

案内していただき

資料館を見学

宮司さんにも入っていただき記念撮影

神社の周辺に鎮座する四皇子神(摂社)
屋就(やつぎ)神社、小杜(こもり)神社、皇子神命神社、姫皇子命神社(いずれも延喜式内神社)

一の鳥居がずいぶん離れた場所(寺川堤防近く)にあり、神域の広さを実感

↑向こうに見えているのは三輪山
周囲の山々が意外に近くに見えて、大和盆地の真ん中に位置すること、古代から大事な土地だったことが自然に納得されて

肥沃な土地でもありますね。

この後、近松門左衛門『冥途の飛脚』ゆかりの善福寺を訪ね、新ノ口駅へ。
梅川忠兵衛にちなんだ銘菓「恋飛脚」を作る欣月堂さん(本店は田原本)の新口店にも立ち寄りました。

お土産を求める人で店内大渋滞(笑)
立錐の余地もない状態で、ワタクシは遠慮しましたが、下見のときに買っといてよかった~
ワタクシの場合はやっぱりこっちでしょう。

あっ、最後になりましたが、龍センセ講座の様子もちょっと(県営福祉パークで)

皆様お疲れさまでした。
名古屋からの会員、Oさんからはがきが届きましたので、ご紹介します。
夜来の雨に洗われたきらめく若葉の木々、大和盆地は今回も良き土地として私の胸に迫りました。
特に、二上山が常に視野の中にあったことは、幸せな思いでした。
日本最古の神社「多坐弥志理都比古神社」・・・三輪山と二上山の中間に存在すると知ったのは驚きでした。
古代の人々の知恵に驚嘆!!
「太安萬侶」についての田中先生の御講義もより深く彼の人を知ることができ有意義でした。ありがとうございました。
参加者のブログ
できさんの奈良と出雲と→★
ぴあののーと・いたりあのーと→★
次回は、ついに第4期の最終回となりました。
6月4日(木)10時、JR万葉まほろば線(桜井線)柳本駅集合です。
今回は、近鉄橿原線笠縫(かさぬい)駅集合。秦楽寺(じんらくじ)から飛鳥川沿いを南へ歩き、多神社とその摂社をめぐり、東へ。一の鳥居をくぐって下ツ道を南下、近松門左衛門「梅川忠兵衛」ゆかりの善福寺を訪ねて、新ノ口駅解散というコース。
なんといっても、メインは多神社(多坐弥志理都比古神社)

えー、誰もいないやんって?
そうなんです、この日も、ぶっちぎりのトップで到着。連絡係の任を終えて、メンバーの到着を待つ間、しばし深閑とした境内で過ごしたのでした。
一行が到着して、宮司さんのお話に耳を傾け

案内していただき

資料館を見学

宮司さんにも入っていただき記念撮影

神社の周辺に鎮座する四皇子神(摂社)
屋就(やつぎ)神社、小杜(こもり)神社、皇子神命神社、姫皇子命神社(いずれも延喜式内神社)

一の鳥居がずいぶん離れた場所(寺川堤防近く)にあり、神域の広さを実感

↑向こうに見えているのは三輪山
周囲の山々が意外に近くに見えて、大和盆地の真ん中に位置すること、古代から大事な土地だったことが自然に納得されて

肥沃な土地でもありますね。

この後、近松門左衛門『冥途の飛脚』ゆかりの善福寺を訪ね、新ノ口駅へ。
梅川忠兵衛にちなんだ銘菓「恋飛脚」を作る欣月堂さん(本店は田原本)の新口店にも立ち寄りました。

お土産を求める人で店内大渋滞(笑)
立錐の余地もない状態で、ワタクシは遠慮しましたが、下見のときに買っといてよかった~
ワタクシの場合はやっぱりこっちでしょう。

あっ、最後になりましたが、龍センセ講座の様子もちょっと(県営福祉パークで)

皆様お疲れさまでした。
名古屋からの会員、Oさんからはがきが届きましたので、ご紹介します。
夜来の雨に洗われたきらめく若葉の木々、大和盆地は今回も良き土地として私の胸に迫りました。
特に、二上山が常に視野の中にあったことは、幸せな思いでした。
日本最古の神社「多坐弥志理都比古神社」・・・三輪山と二上山の中間に存在すると知ったのは驚きでした。
古代の人々の知恵に驚嘆!!
「太安萬侶」についての田中先生の御講義もより深く彼の人を知ることができ有意義でした。ありがとうございました。
参加者のブログ
できさんの奈良と出雲と→★
ぴあののーと・いたりあのーと→★
次回は、ついに第4期の最終回となりました。
6月4日(木)10時、JR万葉まほろば線(桜井線)柳本駅集合です。
28
初夏の飛火野
ちょっとまた、バタバタッとしていたら、ブログの更新が滞りました。
久しぶりに「テープ起こし」の仕事中。
先週の金曜日に受け取ったのですが、録音データが、なになにMSFファイルですと?
いろいろなソフトのダウンロードを試みるも、開けられずお手上げ状態(>_<)
月曜日を待って、ようやくMP3ファイルに交換してもらった次第。
今週は歴史探訪の下見や趣味のハイキングなどの予定が入っているので、時間があまりとれず、今日、明日、集中的にがんばろう。と、夜中の3時に起床(ま、早く就寝したに過ぎないのですが・・・)
早朝の時間ってやはりいいですね。集中できます~。想像以上にはかどったのでありますが、食事後やたら眠くなって・・、久しぶりにブログ更新する気に。
ネタはいっぱいあるのですが、短時間でアップできるものといえば。
そうそう、昨日(25日)、奈良国立博物館で所用あり、集合前の30分間ほど、近くを散策したときの写真をご紹介しまーす。
知る人ぞ知るムクロジの木。
木の中から竹が生えていることで有名ですね。

竹の数も増えているような気もするのですが、今は6本。
それにしても、自分の身体の中に竹を生やして大丈夫なの!?
ダイジョウブ、ダイジョウブ・・・

今にも動き出しそうな・・・
樹齢はどれほどなのでしょうか。
見上げると、いっぱいの葉を茂らせて、元気いっぱい。

飛火野へ

奈良っていいなと感じる瞬間

※今日の朝刊が、「万葉蹴鞠の宴in飛火野」のことを報じていました。
5月31日(日)、春日大社の「林檎の庭」で奉納蹴鞠が行われた後、飛火野で蹴鞠競技が実施されるそうです。
午前11時、午後1時15分。
終了後、蹴鞠体験も(雨天中止)
「万葉蹴鞠」→★
問い合わせはNPO法人「奈良21世紀フォーラム」→★
デスクワークに戻りまーす
久しぶりに「テープ起こし」の仕事中。
先週の金曜日に受け取ったのですが、録音データが、なになにMSFファイルですと?
いろいろなソフトのダウンロードを試みるも、開けられずお手上げ状態(>_<)
月曜日を待って、ようやくMP3ファイルに交換してもらった次第。
今週は歴史探訪の下見や趣味のハイキングなどの予定が入っているので、時間があまりとれず、今日、明日、集中的にがんばろう。と、夜中の3時に起床(ま、早く就寝したに過ぎないのですが・・・)
早朝の時間ってやはりいいですね。集中できます~。想像以上にはかどったのでありますが、食事後やたら眠くなって・・、久しぶりにブログ更新する気に。
ネタはいっぱいあるのですが、短時間でアップできるものといえば。
そうそう、昨日(25日)、奈良国立博物館で所用あり、集合前の30分間ほど、近くを散策したときの写真をご紹介しまーす。
知る人ぞ知るムクロジの木。
木の中から竹が生えていることで有名ですね。

竹の数も増えているような気もするのですが、今は6本。
それにしても、自分の身体の中に竹を生やして大丈夫なの!?
ダイジョウブ、ダイジョウブ・・・

今にも動き出しそうな・・・
樹齢はどれほどなのでしょうか。
見上げると、いっぱいの葉を茂らせて、元気いっぱい。

飛火野へ

奈良っていいなと感じる瞬間

※今日の朝刊が、「万葉蹴鞠の宴in飛火野」のことを報じていました。
5月31日(日)、春日大社の「林檎の庭」で奉納蹴鞠が行われた後、飛火野で蹴鞠競技が実施されるそうです。
午前11時、午後1時15分。
終了後、蹴鞠体験も(雨天中止)
「万葉蹴鞠」→★
問い合わせはNPO法人「奈良21世紀フォーラム」→★
デスクワークに戻りまーす
26
戒壇堂のセンダン(花)
昨年1月、戒壇堂を通りかかって、センダンが実をいっぱいつけているのに出合いました。→★
5月~6月に、薄紫の花が咲くのを知って、心待ちにするように。
昨年、5月、(確認してみると)11日。そろそろかなあと、遠回りして戒壇院を訪ねると

花はまだのようでした。
つぼみの様子はどんなんや、しつこくカメラを向けてみたところ

これはまだまだかなあ。パーッと咲くのは6月に入ってからやろか。
とか思いながら、結局、昨年はこれきりになってしまったのでした。
今年は6月になったら訪ねてみようかなと思っていたところ、
naraclubさんのフェイスブックやブログ(→★)で、開花情報をゲット。
今年はいつになく早かったようです。
5月20日、所用ついでに、戒壇堂まで自転車を走らせました。

わぁ、もう満開のようです。
もやがかかったようにふわっとした感じですね。

高木なので、花の姿がいまいちつかみきれず・・・
ちょっと近づいて

おお、小さな花が固まっているようです。
もう少しアップ!

不思議な形をしていますね。
↓クリックでもう少し大きく

ちょっと調べてみると、真ん中の紫色の筒状は、雄しべが10本集まったものなんですって。その中に雌しべがあるのだとか。へえぇ。
5月の風のなかで、ふわふわゆれるセンダンの花を見ていると、どれだけ時間が経ったのかわからなくなって・・・、あら、夢でもみていたかしら、てな気分になりました。さわやかな5月の空によく似合っていました。
大仏池も初夏の風情

今日(5月21日)は「かぎろひ歴史探訪」ウォークの日です。→★
ついに下見の様子をご紹介できず、すいません。
笠縫駅(近鉄橿原線)でお待ちしておりまーす。
5月~6月に、薄紫の花が咲くのを知って、心待ちにするように。
昨年、5月、(確認してみると)11日。そろそろかなあと、遠回りして戒壇院を訪ねると

花はまだのようでした。
つぼみの様子はどんなんや、しつこくカメラを向けてみたところ

これはまだまだかなあ。パーッと咲くのは6月に入ってからやろか。
とか思いながら、結局、昨年はこれきりになってしまったのでした。
今年は6月になったら訪ねてみようかなと思っていたところ、
naraclubさんのフェイスブックやブログ(→★)で、開花情報をゲット。
今年はいつになく早かったようです。
5月20日、所用ついでに、戒壇堂まで自転車を走らせました。

わぁ、もう満開のようです。
もやがかかったようにふわっとした感じですね。

高木なので、花の姿がいまいちつかみきれず・・・
ちょっと近づいて

おお、小さな花が固まっているようです。
もう少しアップ!

不思議な形をしていますね。
↓クリックでもう少し大きく

ちょっと調べてみると、真ん中の紫色の筒状は、雄しべが10本集まったものなんですって。その中に雌しべがあるのだとか。へえぇ。
5月の風のなかで、ふわふわゆれるセンダンの花を見ていると、どれだけ時間が経ったのかわからなくなって・・・、あら、夢でもみていたかしら、てな気分になりました。さわやかな5月の空によく似合っていました。
大仏池も初夏の風情

今日(5月21日)は「かぎろひ歴史探訪」ウォークの日です。→★
ついに下見の様子をご紹介できず、すいません。
笠縫駅(近鉄橿原線)でお待ちしておりまーす。
21
興福寺中金堂再建現場から見た風景
今年に入ってからバタバタ続きで、ブログアップできなかったことが多々。
ようやく落ち着いてきたなかで、写真の整理をしていると、これだけはブログに記録しておきたいということがいくつか出てまいりました。
そのひとつが、興福寺中金堂の再建現場見学。
今年4月6日から19日まで一般公開されたのですが、その最終日にすべりこみました。
興福寺中金堂は、2018年の落慶をめざして再建中。
中金堂はこんな建物(20分の1サイズの模型)

母屋の屋根瓦はすでに葺かれ、鴟尾も設置されていました。

鬼瓦は、北円堂付近で出土した奈良時代のものを元にして復元されたとか。
軒丸瓦や軒平瓦も、出土した創建当初のものから復元(↓当日の展示より。クリックで拡大)


裳階(もこし)部分の瓦はまだ葺かれていませんでしたが、三手先組物が目の前に

鴟尾の大きさと、銘文、クリックしてどうぞ

現場から見る風景にも感動。
今後もうこんな景色は見られない、撮れないと思うと、いよいよありがたく思うのでありました。
南円堂あたり

北円堂

東金堂と五重塔

東金堂と春日の山々~

まっすぐ東に、御蓋山が現れてドキリ。興福寺と春日大社の関係を改めて感じたことでした。
ちょっと崇高な気分になったのではありましたが・・・、この後、奈良酒めぐり→★
ようやく落ち着いてきたなかで、写真の整理をしていると、これだけはブログに記録しておきたいということがいくつか出てまいりました。
そのひとつが、興福寺中金堂の再建現場見学。
今年4月6日から19日まで一般公開されたのですが、その最終日にすべりこみました。
興福寺中金堂は、2018年の落慶をめざして再建中。
中金堂はこんな建物(20分の1サイズの模型)

母屋の屋根瓦はすでに葺かれ、鴟尾も設置されていました。

鬼瓦は、北円堂付近で出土した奈良時代のものを元にして復元されたとか。
軒丸瓦や軒平瓦も、出土した創建当初のものから復元(↓当日の展示より。クリックで拡大)


裳階(もこし)部分の瓦はまだ葺かれていませんでしたが、三手先組物が目の前に

鴟尾の大きさと、銘文、クリックしてどうぞ

現場から見る風景にも感動。
今後もうこんな景色は見られない、撮れないと思うと、いよいよありがたく思うのでありました。
南円堂あたり

北円堂

東金堂と五重塔

東金堂と春日の山々~

まっすぐ東に、御蓋山が現れてドキリ。興福寺と春日大社の関係を改めて感じたことでした。
ちょっと崇高な気分になったのではありましたが・・・、この後、奈良酒めぐり→★
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ありがたきかな、巨勢路(南)歴探ウォーク
「かぎろひ歴史探訪」5月7日のご報告がまた遅くなりました。
感動的なこともいろいろあったので、早くアップしたいと思っていたのですが、写真があまりないんですよねぇ。
というのもワタクシ、いつもは最後尾を歩くことが多く、背景にその土地の景色を入れて皆さんの姿を撮ることができたのですが、今回は異例にもトップに躍り出ておりましたもので(笑)
今回のコースは事前にお願いしていたことが多かったので、いちばん先にお伺いしてご挨拶と、あと10分ぐらいしたら一行到着します、という連絡係を担当していたのでした。
というわけで、皆さんが歩いている写真は皆無なので・・・
参加された方のブログをご覧ください。
「できさんの奈良と出雲と」→★
「ぴあののーと・いたりあのーと」→★
河内太古さんの写真集→★
歩いたコースは、先日の下見の記事を→★
参加者から「ありがたきかな」との声があった、その1
まずは、船宿寺、菅原住職さまの法話を聴くことができました。

ずっと立たれたまま、朗々としたお声でお話くださる姿に、こちらも気持ちがピシッと。
86歳と聞いてビックリ! 地元やお寺の歴史から、伝説などなど、驚きあり、笑いありの連続。
「ありがたきかな」その2
葛木御歳神社の東川宮司さまからもお話を。

神社のこと、御歳神(みとしのかみ)について、いろいろ教えていただきました。
詳しくは葛木御歳神社→★
東川宮司さんは、近々、神社の横にサロンカフェをオープンされます。
サロン&カフェ みとしの森→★
楽しみですね。
ワタクシは奥山登拝を体験してみたい気持ちまんまん。
11月23日の新嘗祭には登拝できるようなので、今から予定に入れておこうっと。
「ありがたきかな」その3
お屋敷内に古墳をもたれる西尾家でもたいへんお世話になりました。
水泥南古墳で

水泥塚穴古墳

ご夫妻にも入っていただき記念撮影

今回は、地元の方とのふれあいが大きな宝物となりました。
菅原住職さま、東川宮司さま、西尾さま、ほんとうにありがとうございました。
ご参加の皆様、お疲れさまでした。
次回は、5月21日(木)10時、近鉄橿原線笠縫駅集合です。→★
感動的なこともいろいろあったので、早くアップしたいと思っていたのですが、写真があまりないんですよねぇ。
というのもワタクシ、いつもは最後尾を歩くことが多く、背景にその土地の景色を入れて皆さんの姿を撮ることができたのですが、今回は異例にもトップに躍り出ておりましたもので(笑)
今回のコースは事前にお願いしていたことが多かったので、いちばん先にお伺いしてご挨拶と、あと10分ぐらいしたら一行到着します、という連絡係を担当していたのでした。
というわけで、皆さんが歩いている写真は皆無なので・・・
参加された方のブログをご覧ください。
「できさんの奈良と出雲と」→★
「ぴあののーと・いたりあのーと」→★
河内太古さんの写真集→★
歩いたコースは、先日の下見の記事を→★
参加者から「ありがたきかな」との声があった、その1
まずは、船宿寺、菅原住職さまの法話を聴くことができました。

ずっと立たれたまま、朗々としたお声でお話くださる姿に、こちらも気持ちがピシッと。
86歳と聞いてビックリ! 地元やお寺の歴史から、伝説などなど、驚きあり、笑いありの連続。
「ありがたきかな」その2
葛木御歳神社の東川宮司さまからもお話を。

神社のこと、御歳神(みとしのかみ)について、いろいろ教えていただきました。
詳しくは葛木御歳神社→★
東川宮司さんは、近々、神社の横にサロンカフェをオープンされます。
サロン&カフェ みとしの森→★
楽しみですね。
ワタクシは奥山登拝を体験してみたい気持ちまんまん。
11月23日の新嘗祭には登拝できるようなので、今から予定に入れておこうっと。
「ありがたきかな」その3
お屋敷内に古墳をもたれる西尾家でもたいへんお世話になりました。
水泥南古墳で

水泥塚穴古墳

ご夫妻にも入っていただき記念撮影

今回は、地元の方とのふれあいが大きな宝物となりました。
菅原住職さま、東川宮司さま、西尾さま、ほんとうにありがとうございました。
ご参加の皆様、お疲れさまでした。
次回は、5月21日(木)10時、近鉄橿原線笠縫駅集合です。→★
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窓外風景ベスト3
5月14日、初瀬~大宇陀方面へ。
「かぎろひの大和路」の、最後の配本。遅なってしもた…^^;
いやぁ、せっかく初瀬、大宇陀へ行くのにトンボ帰りはモッタイナイ、ちょっと余裕をもってあちこち行きたいやん、と1日のばしにしていたらこんなことに。すいませんでしたm(_ _)m
移動手段は、ワタクシの場合、電車、バス、自転車、徒歩でありまして・・
西の京、大和郡山ぐらいなら、風を切ってペダルを踏むのも大好きなのですが、初瀬、大宇陀となると電車を乗り継ぎバスに乗って。
電車やバスの窓に顔をくっつけるようにして、流れていく景色を見るのも好き。
ワタクシの、そのベスト3に入ろうかというのが、長谷寺駅から榛原あたり。
今の季節は新緑と田園風景がさわやか~


榛原駅から乗るバスからの景色も素敵なのだ。

登ったお山はことに親しみがわきますね~
もう2年前になりますが、額井岳登山→★
あっ、ベスト3などというタイトルを付けましたが、いっぱいありすぎて確定できていませーん。
その年の終わりに、今年出合った窓外風景ベスト3というのもいいかも〈笑〉
「かぎろひの大和路」の、最後の配本。遅なってしもた…^^;
いやぁ、せっかく初瀬、大宇陀へ行くのにトンボ帰りはモッタイナイ、ちょっと余裕をもってあちこち行きたいやん、と1日のばしにしていたらこんなことに。すいませんでしたm(_ _)m
移動手段は、ワタクシの場合、電車、バス、自転車、徒歩でありまして・・
西の京、大和郡山ぐらいなら、風を切ってペダルを踏むのも大好きなのですが、初瀬、大宇陀となると電車を乗り継ぎバスに乗って。
電車やバスの窓に顔をくっつけるようにして、流れていく景色を見るのも好き。
ワタクシの、そのベスト3に入ろうかというのが、長谷寺駅から榛原あたり。
今の季節は新緑と田園風景がさわやか~


榛原駅から乗るバスからの景色も素敵なのだ。

登ったお山はことに親しみがわきますね~
もう2年前になりますが、額井岳登山→★
あっ、ベスト3などというタイトルを付けましたが、いっぱいありすぎて確定できていませーん。
その年の終わりに、今年出合った窓外風景ベスト3というのもいいかも〈笑〉
15
三郎ヶ岳に登る
5月11日、久しぶりに山歩きをしました。
コース:
榛原駅(近鉄大阪線)ー高井の千本杉ー仏隆寺ー高城山ー三郎ヶ岳ー石割峠ー諸木野ー仏隆寺ー橿原神宮前駅
メンバー:
リンネさん(リーダー)、fujihikoさん、taikoさん、kikkoさん、かぎろひ
宇陀市榛原にある三郎ヶ岳(879m)をめざします。場所↓
午前9時榛原駅集合。この時間帯は、最寄りの停留所(高井)を通るバス便(曽爾村行き)がないので、仏隆寺までリンネさんの車で。
以前、山歩き中に出会った方が「三郎ヶ岳からの見晴らしバツグン」とおっしゃった言葉が強烈に印象に残っていたので、とても楽しみにしていました。ワクワク。
では、まずその山容をご覧いただきましょう。
高井の千本杉近くから見る三郎ヶ岳。登る前。

下山後、振り仰いで

三郎ヶ岳へはまず、高城山〈岳〉(810m)を登ることになります。


山道に入った頃はこんな感じだったのですが

だんだん急勾配に。
けれども、時々木の間越しに見える山並みに、しんどさはたちまち解消、ハイテンション!

拍子抜けするほど早く頂上に

高城山からのぞむ山並み。うわぁ~

じゅうぶん感動的だったのですが、三郎ヶ岳からの眺めはさらにすばらしいものでした。
そこまでたどり着くには、苦労もあったのですが・・・
高城山から三郎ヶ岳へはアップダウンの急勾配続き

藪漕ぎ

しかーし、こんな風景を見ると一気に疲れは吹き飛び

まっすぐな急登のせいか、山頂までは意外に早く感じました。

ヤッホー!

↑正面が袴ヶ岳、左手に高見山。ここからはなだらかな稜線。
↓山頂からの見晴らし、そのスケール感は写真ではなかなか表せないのですが、せめてもう少し大きくして〈クリック〉どうぞ。

二上山!

あっ、見えません?
ではこれではどうでしょうか。中央やや右よりなんですが・・

もう少しズームアップしてみましょう。

ではこちらもクリックしてどうぞ

下山途中、岸壁に石仏群が!

下山して出合った諸木野の田園風景や集落のたたずまいにも心ひかれました。


伊勢本街道「諸木野宿」の説明↓〈クリックで拡大します〉

晴天に恵まれ、さわやかな風を感じながら、山歩きの魅力を満喫した1日となりました。
リンネさん、皆様ありがとうございました。
※リンネさんブログ「~なら探訪~」→★
※河内太古さんの写真集→★
コース:
榛原駅(近鉄大阪線)ー高井の千本杉ー仏隆寺ー高城山ー三郎ヶ岳ー石割峠ー諸木野ー仏隆寺ー橿原神宮前駅
メンバー:
リンネさん(リーダー)、fujihikoさん、taikoさん、kikkoさん、かぎろひ
宇陀市榛原にある三郎ヶ岳(879m)をめざします。場所↓
午前9時榛原駅集合。この時間帯は、最寄りの停留所(高井)を通るバス便(曽爾村行き)がないので、仏隆寺までリンネさんの車で。
以前、山歩き中に出会った方が「三郎ヶ岳からの見晴らしバツグン」とおっしゃった言葉が強烈に印象に残っていたので、とても楽しみにしていました。ワクワク。
では、まずその山容をご覧いただきましょう。
高井の千本杉近くから見る三郎ヶ岳。登る前。

下山後、振り仰いで

三郎ヶ岳へはまず、高城山〈岳〉(810m)を登ることになります。


山道に入った頃はこんな感じだったのですが

だんだん急勾配に。
けれども、時々木の間越しに見える山並みに、しんどさはたちまち解消、ハイテンション!

拍子抜けするほど早く頂上に

高城山からのぞむ山並み。うわぁ~

じゅうぶん感動的だったのですが、三郎ヶ岳からの眺めはさらにすばらしいものでした。
そこまでたどり着くには、苦労もあったのですが・・・
高城山から三郎ヶ岳へはアップダウンの急勾配続き

藪漕ぎ

しかーし、こんな風景を見ると一気に疲れは吹き飛び

まっすぐな急登のせいか、山頂までは意外に早く感じました。

ヤッホー!

↑正面が袴ヶ岳、左手に高見山。ここからはなだらかな稜線。
↓山頂からの見晴らし、そのスケール感は写真ではなかなか表せないのですが、せめてもう少し大きくして〈クリック〉どうぞ。

二上山!

あっ、見えません?
ではこれではどうでしょうか。中央やや右よりなんですが・・

もう少しズームアップしてみましょう。

ではこちらもクリックしてどうぞ

下山途中、岸壁に石仏群が!

下山して出合った諸木野の田園風景や集落のたたずまいにも心ひかれました。


伊勢本街道「諸木野宿」の説明↓〈クリックで拡大します〉

晴天に恵まれ、さわやかな風を感じながら、山歩きの魅力を満喫した1日となりました。
リンネさん、皆様ありがとうございました。
※リンネさんブログ「~なら探訪~」→★
※河内太古さんの写真集→★
13
母の日
10
自分たちのお酒造りプロジェクト2015 モミ撒き
先日、「西の京地酒処きとら」(→★)さんで、「自分たちのお酒作りプロジェクト」2年目が始動していることを耳にしました。
プロジェクト1年目は大成功。みんなで造ったお酒は「垂仁の郷」というネーミングで、メンバーに配られました(↓写真はbigot 爺さんのブログから拝借(→★)。

大好評につき、メンバーを新たに募集することなく、2年目に突入したとのことです。
そりゃ、自分たちで造ったお酒は格別の味わいでしょうね。
そうそう、ワタクシ昨年は田植えのとき(だけ)、のぞいてみたのでした。→★
「ブログ記事、評判よかったで」な~んて、おだてられて、今年は5月3日、モミ撒き作業に潜入。
カメラを向けると、すかさずポーズをとってくれたきとら店長

モミ撒き、イメージしていたのとはち、違う。
いったいどんなモミ撒きを想像していたのかって聞かれると、笑われそうですが・・・^^;
田植えが手作業だったので、モミ撒きもそうなのかなあと思っていたら、すっかりオートメーション。

ちょっとズームバックすると、作業はこんな感じ

↑左、底に新聞紙を敷いた育苗箱(薄いトレイ状)をレールに乗せ、機械に土とモミをセット、進んでいくと、あ~ら不思議、モミ撒き完了!

皆さん、役割分担をみごとにこなしてテキパキと作業されていましたよ。
モミ撒きされたトレイは、トラックに積み込まれ

何段にも重ねられて

苗代へ移動。
苗代では

ここでも、スマートな流れ作業

あっ、電車~

保温用シートをかけて

休憩~。
メダカの群れを見てワイワイ。

そうして、皆さんはいったん元の場所へ戻られました。
ワタクシもこれにて失礼~。
と、ふと気づくと、誰もいなくなった畑の隅で、米作りを指導されているFさんご夫婦が黙々と作業中。

なんと、「土作り」をされているんですって!
もみ殻くん炭を混ぜると植物の成長に効果があるのだとか。
自動化された作業のかげに、プロフェッショナルな力があるのを、まざまざと知ったのでした。
とすると、さっき簡単に機械にセットしたかに見えたモミや土ひとつとっても、さまざまな過程を経ているということなんですよね。一瞬、農業の奥深さをかいま見た気が・・。
ご夫婦はとてもいいお顔をされていました。

自分たちのお酒造りプロジェクト2015、田植えは6月13日(土)の予定。
プロジェクト1年目は大成功。みんなで造ったお酒は「垂仁の郷」というネーミングで、メンバーに配られました(↓写真はbigot 爺さんのブログから拝借(→★)。

大好評につき、メンバーを新たに募集することなく、2年目に突入したとのことです。
そりゃ、自分たちで造ったお酒は格別の味わいでしょうね。
そうそう、ワタクシ昨年は田植えのとき(だけ)、のぞいてみたのでした。→★
「ブログ記事、評判よかったで」な~んて、おだてられて、今年は5月3日、モミ撒き作業に潜入。
カメラを向けると、すかさずポーズをとってくれたきとら店長

モミ撒き、イメージしていたのとはち、違う。
いったいどんなモミ撒きを想像していたのかって聞かれると、笑われそうですが・・・^^;
田植えが手作業だったので、モミ撒きもそうなのかなあと思っていたら、すっかりオートメーション。

ちょっとズームバックすると、作業はこんな感じ

↑左、底に新聞紙を敷いた育苗箱(薄いトレイ状)をレールに乗せ、機械に土とモミをセット、進んでいくと、あ~ら不思議、モミ撒き完了!

皆さん、役割分担をみごとにこなしてテキパキと作業されていましたよ。
モミ撒きされたトレイは、トラックに積み込まれ

何段にも重ねられて

苗代へ移動。
苗代では

ここでも、スマートな流れ作業

あっ、電車~

保温用シートをかけて

休憩~。
メダカの群れを見てワイワイ。

そうして、皆さんはいったん元の場所へ戻られました。
ワタクシもこれにて失礼~。
と、ふと気づくと、誰もいなくなった畑の隅で、米作りを指導されているFさんご夫婦が黙々と作業中。

なんと、「土作り」をされているんですって!
もみ殻くん炭を混ぜると植物の成長に効果があるのだとか。
自動化された作業のかげに、プロフェッショナルな力があるのを、まざまざと知ったのでした。
とすると、さっき簡単に機械にセットしたかに見えたモミや土ひとつとっても、さまざまな過程を経ているということなんですよね。一瞬、農業の奥深さをかいま見た気が・・。
ご夫婦はとてもいいお顔をされていました。

自分たちのお酒造りプロジェクト2015、田植えは6月13日(土)の予定。
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