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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

石上神宮の神剣御渡祭(でんでん祭) 

毎年6月30日に行われる石上(いそのかみ)神宮の「神剣御渡祭(しんけんとぎょさい)」。

という名前を聞くと、何だかいかめしい感じがしますが、別名「でんでん祭」。
太鼓が「デンデン」とたたかれながら行列が進むのでこの名前があるそうなのですが、古くから一般民衆にも親しまれていることがよくわかりますね。

神様が石上神宮から末社の神田(こうだ)神社までお渡りされ、そこでお田植祭が行われます。

午後1時、「本宮祭」が始まりました。

14.6.30石上神宮

一般参拝者にも、拝殿へどうぞお上がりくだだい、という案内がありました。
ただし、拝殿では撮影禁止。

迷ったあげく外にいたのですが、結局、大した写真がとれなかったので、後悔しきり。
神事をまのあたりにして目に焼き付けたほうがよかったわぁ^^;

13時30分、出御

14.6.30でんでん


石上神宮の神様は御神剣。後方、細長い六角形で、錦袋におはします。

14.6.30お渡り


おそれながら、もう少し大きく

14.6.30御神剣


昭和47年発行の『増補 大和の年中行事』(大和タイムズ社)には
・・・
昔は馬上で今の国宝の七枝刀(ななつさやのたち)を振りつつ渡ったというから、正しく悪霊退散のまじないで、農事に関係するから、民間で行う虫送りの意味もあったようである。

とあって、ビックリ。馬上で国宝を振り回すとは!

きっと、国宝指定される以前の話なんでしょうね。
調べてみると、国宝に指定されたのは昭和28年(1953)。

行列は県道51号線に出て

14.6.30でんでん2


デンデンとのどかに響く太鼓

14.6.30太鼓


神田神社で例祭

14.6.30神田神社

再び「増補 大和の年中行事」から。

神田神社の鎮座の地1ヘクタール(1町歩)の田は、昔は石上神宮の神田であった。
天正4年(1576)の記録に「字神田御旅所六月晦日明神御神幸」と見えるから、起源も古いわけである。


なるほど、神田神社!


神田は清められ、正面に御神剣

14.6.30神田神剣


お田植神事がユーモラス

14.6.30お田植え祭


作男と牛役の掛け合いがおもしろくて、どっと笑いが起きます。
ユーモラスな中に行われる所作が、結構リアルな感じ。
田を起こし、土手をつくり、畦を塗り、はては穴を掘って枝豆の種もまかれましたよ。
ワタクシの前に座られていたおじさまたち「昔はこんなことやったなあ」「そうや、一緒や」とか話されていました。

やがて、3人の早乙女が登場

14.6.30早乙女2

本物の早苗です。
これを持ち帰ると、五穀豊穣、疫病退散と信仰されているとか。
すぐになくなるのかと思っていたら、残っていたのでいただきました。無病息災もあるでしょうか。

14.6.30苗


15時、還御~

14.6.30還御

帰りは皆さんどこか、ホッとした様子。
あっ、ユーモラスに牛役を演じられたのは、太鼓の方だったようで。

神社に帰着

14.6.30還御2

14.6.30還御3


この後、17時から「夏越の大祓」が行われました。→こちら

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Posted on 2014/07/03 Thu. 08:13 [edit]

category: 大和の寺社

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