かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
「鎌倉の仏像」展 6月1日まで
奈良国立博物館で開催中の特別展「鎌倉の仏像」は6月1日までと会期の終了が迫ってきました。
早めに行って、ご案内をしたかったのですが・・・トホ、ようやく行けたのは5月30日夕刻。

鎌倉時代、有名な康慶・運慶・快慶さんたち、慶派と言われる仏師がつくりあげたすばらしい仏像は、奈良でも拝観することができます。すぐに思い浮かぶのは、東大寺南大門の金剛力士立像。それから、興福寺の諸仏、特に北円堂のご本尊や、無著・世親の像は圧巻。
力強い、写実的、というような先入観をもって入館したのですが、それだけではありませんでした。
神奈川県指定文化財 水月観音菩薩遊戯坐像 [すいげつかんのんぼさつゆげざぞう]神奈川・東慶寺
↓チラシから(右)

岩の上に座って、水面に映る月を愛でている姿を表しているのだそうで。
とても美しくて艶めかしい。こんな仏様って、奈良にはいらっしゃらないような。
浄光明寺の観音菩薩さま(↓右)もきれい。お顔を少し傾げているところに生身の人間のような色香が漂います。

それから、裳裾を垂らした像も印象にのこりました(↓地蔵菩薩坐像)。

土紋装飾も珍しい~
浄智寺の韋駄天立像(↓左、チケットより)

金曜日の夕刻、人影まばらな展覧会場をめぐりながら、今の世にこのような仏像群をのこしてくれた鎌倉仏師に思いをはせました。
鎌倉時代、奈良や京都の地で活躍、新しい仏像様式をうちたてた仏師たちは、将軍から招かれるままに東国へ行って、カルチャーショックを受けたのでは!? 都の華やかさから遠く、粗野で教養もない武士・・・。
しか~し、公家中心の爛熟した文化に辟易していた(?)仏師たちにとっては、鎌倉の地は何もかも新鮮。折からの中国(宋)文化にも刺激を受けて、創作意欲が湧き出すままに渾身の力を注ぐ・・・。芸術家なればこそ、やわぁ。
勝手なもの思いにふけったのでした。
※奈良国立博物館のHPには
・・・重源は、中国・宋の仏教美術を移入することに積極的でした。このため慶派の作品にも宋の影響が認められます。しかし新たに政権を握った武家の都として重きをなした鎌倉には、蒙古軍の侵攻を逃れて日本に亡命した中国僧たちによって、より直接的に宋風文化が伝えられたため、仏教造像の場においても中国風の作品が相ついで生み出されたのです。
とあって、なるほどぉ、色濃いはずと、ナットク。
※「武家のみやこ 鎌倉の仏像 迫真とエキゾチシズム」は6月1日まで→こちら
早めに行って、ご案内をしたかったのですが・・・トホ、ようやく行けたのは5月30日夕刻。

鎌倉時代、有名な康慶・運慶・快慶さんたち、慶派と言われる仏師がつくりあげたすばらしい仏像は、奈良でも拝観することができます。すぐに思い浮かぶのは、東大寺南大門の金剛力士立像。それから、興福寺の諸仏、特に北円堂のご本尊や、無著・世親の像は圧巻。
力強い、写実的、というような先入観をもって入館したのですが、それだけではありませんでした。
神奈川県指定文化財 水月観音菩薩遊戯坐像 [すいげつかんのんぼさつゆげざぞう]神奈川・東慶寺
↓チラシから(右)

岩の上に座って、水面に映る月を愛でている姿を表しているのだそうで。
とても美しくて艶めかしい。こんな仏様って、奈良にはいらっしゃらないような。
浄光明寺の観音菩薩さま(↓右)もきれい。お顔を少し傾げているところに生身の人間のような色香が漂います。

それから、裳裾を垂らした像も印象にのこりました(↓地蔵菩薩坐像)。

土紋装飾も珍しい~
浄智寺の韋駄天立像(↓左、チケットより)

金曜日の夕刻、人影まばらな展覧会場をめぐりながら、今の世にこのような仏像群をのこしてくれた鎌倉仏師に思いをはせました。
鎌倉時代、奈良や京都の地で活躍、新しい仏像様式をうちたてた仏師たちは、将軍から招かれるままに東国へ行って、カルチャーショックを受けたのでは!? 都の華やかさから遠く、粗野で教養もない武士・・・。
しか~し、公家中心の爛熟した文化に辟易していた(?)仏師たちにとっては、鎌倉の地は何もかも新鮮。折からの中国(宋)文化にも刺激を受けて、創作意欲が湧き出すままに渾身の力を注ぐ・・・。芸術家なればこそ、やわぁ。
勝手なもの思いにふけったのでした。
※奈良国立博物館のHPには
・・・重源は、中国・宋の仏教美術を移入することに積極的でした。このため慶派の作品にも宋の影響が認められます。しかし新たに政権を握った武家の都として重きをなした鎌倉には、蒙古軍の侵攻を逃れて日本に亡命した中国僧たちによって、より直接的に宋風文化が伝えられたため、仏教造像の場においても中国風の作品が相ついで生み出されたのです。
とあって、なるほどぉ、色濃いはずと、ナットク。
※「武家のみやこ 鎌倉の仏像 迫真とエキゾチシズム」は6月1日まで→こちら
31
「行基と忍性が眠る里」ウォーク 下見
『かぎろひの大和路』誌の一環として「かぎろひ歴史探訪」ウォークを始めてから、時の経つ早さをひしひしと実感しております。
6月5日(木)は、第2期も最終回。5月28日に下見をしてまいりました。
奈良好き、歩くの大好きとはいえ、コースや時間の検証、お世話になる方々へのご挨拶などなど・・・下見はいつも緊張します。
今回のコースは、『かぎろひの大和路』最新号(30号)でとりあげた、まさにその地域を歩きます。
取材でお世話になった、竹林寺さん、往馬大社さん、上田酒造さん、にまたまたお世話になります。
下見の日には竹林寺護持ボランティアの中心的な存在である山野のしゅんらんさん、往馬大社火祭りの要“火出し”の辰巳さん、上田酒造の蔵元社長さんにお会いして、お願いごとを・・・
6月5日、竹林寺さんでは、普段は閉まっている本堂を拝観させていただき、庫裏で講座とお弁当。
緑いっぱいの境内でお弁当を開くのも気持ちよさそうです。
行基さんのお墓はまぶしい緑に包まれていました。

往馬大社でも、特別のおはからいをいただけることになりました。ご期待ください。
近鉄生駒線一分駅で仮解散の後、希望者は上田酒造さんで試飲をさせていただきます。
酒蔵探訪は恒例人気企画とはいえ、お酒が飲めない、帰ってから家事がある、などの理由で、参加者の三分の一から半分の方が酒蔵には行かずに帰られます。
しか~し、お酒が飲めない人に、朗報!
上田酒造さんは、ノンアルコールの「酒蔵のあま酒」を造られているのです。

実は、えへへ、昨日、ご挨拶に伺ったとき、頂戴してしまいました。
これが、甘い! うまい! 疲れが一気にとれそうな感じですよ。
このほかにも、塩麹(しおこうじ)、奈良漬などもつくられていますので、お酒が飲めない方にも楽しんでいただけるかと思います。
第2期の最終回でもありますし、打ち上げのひとときになりそう。
第3期の9月までしばらくお互いに会えませんので、名残惜しむひとときになればいいなあと思っています。
今回はなにせ生駒山麓ですので、少々のアップダウンはありますが、変化に富んだ道と言っていいでしょう。
最初に訪ねる宝幢寺(ほうどうじ)
坂道を上っていくと、わぁ、山門におおいかぶさるようなクスの新緑があざやか~

本堂前から山門を

そこからの道が素敵でね。突然、こんなふうに生駒山が現れます。

東の展望

子供の頃、駆け回った野山を思い出して、はしゃいでしまいました^^;

暗峠街道をまたいで、美努岡萬(みののおかまろ)の墓へ。

行基が火葬されたと伝えられる往生院へも立ち寄ります。

県内最古らしい宝篋印塔(重要文化財)や南北朝時代の五輪塔など

円福寺の宝篋印塔も見応えあり(鎌倉時代、重文)

※「かぎろひ歴史探訪」ウォーク★第2期第6回「行基、忍性、心の師弟が眠る里」
6月5日(木)午前10時、近鉄生駒線南生駒駅東口集合
飛び入り参加OK。
6月5日(木)は、第2期も最終回。5月28日に下見をしてまいりました。
奈良好き、歩くの大好きとはいえ、コースや時間の検証、お世話になる方々へのご挨拶などなど・・・下見はいつも緊張します。
今回のコースは、『かぎろひの大和路』最新号(30号)でとりあげた、まさにその地域を歩きます。
取材でお世話になった、竹林寺さん、往馬大社さん、上田酒造さん、にまたまたお世話になります。
下見の日には竹林寺護持ボランティアの中心的な存在である山野のしゅんらんさん、往馬大社火祭りの要“火出し”の辰巳さん、上田酒造の蔵元社長さんにお会いして、お願いごとを・・・
6月5日、竹林寺さんでは、普段は閉まっている本堂を拝観させていただき、庫裏で講座とお弁当。
緑いっぱいの境内でお弁当を開くのも気持ちよさそうです。
行基さんのお墓はまぶしい緑に包まれていました。

往馬大社でも、特別のおはからいをいただけることになりました。ご期待ください。
近鉄生駒線一分駅で仮解散の後、希望者は上田酒造さんで試飲をさせていただきます。
酒蔵探訪は恒例人気企画とはいえ、お酒が飲めない、帰ってから家事がある、などの理由で、参加者の三分の一から半分の方が酒蔵には行かずに帰られます。
しか~し、お酒が飲めない人に、朗報!
上田酒造さんは、ノンアルコールの「酒蔵のあま酒」を造られているのです。

実は、えへへ、昨日、ご挨拶に伺ったとき、頂戴してしまいました。
これが、甘い! うまい! 疲れが一気にとれそうな感じですよ。
このほかにも、塩麹(しおこうじ)、奈良漬などもつくられていますので、お酒が飲めない方にも楽しんでいただけるかと思います。
第2期の最終回でもありますし、打ち上げのひとときになりそう。
第3期の9月までしばらくお互いに会えませんので、名残惜しむひとときになればいいなあと思っています。
今回はなにせ生駒山麓ですので、少々のアップダウンはありますが、変化に富んだ道と言っていいでしょう。
最初に訪ねる宝幢寺(ほうどうじ)
坂道を上っていくと、わぁ、山門におおいかぶさるようなクスの新緑があざやか~

本堂前から山門を

そこからの道が素敵でね。突然、こんなふうに生駒山が現れます。

東の展望

子供の頃、駆け回った野山を思い出して、はしゃいでしまいました^^;

暗峠街道をまたいで、美努岡萬(みののおかまろ)の墓へ。

行基が火葬されたと伝えられる往生院へも立ち寄ります。

県内最古らしい宝篋印塔(重要文化財)や南北朝時代の五輪塔など

円福寺の宝篋印塔も見応えあり(鎌倉時代、重文)

※「かぎろひ歴史探訪」ウォーク★第2期第6回「行基、忍性、心の師弟が眠る里」
6月5日(木)午前10時、近鉄生駒線南生駒駅東口集合
飛び入り参加OK。
29
烏骨鶏の卵どんぶり
新緑の季節に、「二上山絶景コース」と「暗峠から生駒山頂」をめざす山歩きをしようと思っていたのですが・・・
『かぎろひの大和路』30号がやっと発行になった(→★)3月下旬頃から、別件も重なってドタバタ。
ようやく、少しは収束しつつあるなかで、ふと気づいてみれば5月も残りわずか・・・(>_<)
昨年、この2つの山歩きのことをブログで書いたときに、ご一緒にいかがですかと呼びかけておりました。まあ、1人では不安なので仲間募集だったのですけどね^^;
二上山絶景コース→こちら
上の山地蔵尊→こちら
何人かの方からお申し出をいただき、ワタクシも楽しみにしていたのですが・・・
どうやら、今年は無理っぽくなってきまして、申し訳ありません。
来年、行く予定がたちましたら、必ずご連絡させていただきますので、ご了承ください。
暗峠から“上の山地蔵尊”を経て生駒山頂ハイキングのときは、峠近くのお店「風のビューカフェ友遊由(ゆうゆうゆう)」(→★)で「烏骨鶏の卵どんぶり」を食べることも1つの目的にしておりました。
実は、先般(4月25日)、お山には登らなかったものの、烏骨鶏の卵どんぶりを食してまいりました。
す、すいません、お先に・・・

うーむ、やっぱり、普通の卵に比べると味が濃い!
以前、烏骨鶏の卵をたくさんいただいたことがあり(→★)、卵かけご飯は何度も味わったのですが、ついにどんぶりにはしなかったのです。火を入れたらモッタイナイような気がしまして。
でも、熱を加えてもその濃厚な味わいは変わらないのですね。
「風のビューカフェ友遊由」さんでは烏骨鶏を飼育しているので、こういったメニューも登場しているのですが、聞くところによりますと、烏骨鶏はもう若くはない年齢だそうで産む卵の数も少ないのだとか。
だから、いつでも「烏骨鶏の卵どんぶり」メニューがあるわけではないとのこと。この日はラッキーだったようです。ごちそうさまでした~
食後は、春ののどやかな風景を楽しみながら、南生駒駅まで歩きました。
ちょうど1か月前になりますかね。畑には人の姿、木々の芽吹き、静かに動き出すエネルギーを感じたことを思い出しています。

往馬大社の小麦は青々と成長していました。今年の火祭りで活躍するはずの小麦ですね!

※「暗峠の“上の山地蔵尊”から生駒山」の逆コースを、先日、なむさいじょうさんが歩かれました(長距離ハイキングの一部)。
結構、歩きやすい道だったとのことですよ。→こちら
『かぎろひの大和路』30号がやっと発行になった(→★)3月下旬頃から、別件も重なってドタバタ。
ようやく、少しは収束しつつあるなかで、ふと気づいてみれば5月も残りわずか・・・(>_<)
昨年、この2つの山歩きのことをブログで書いたときに、ご一緒にいかがですかと呼びかけておりました。まあ、1人では不安なので仲間募集だったのですけどね^^;
二上山絶景コース→こちら
上の山地蔵尊→こちら
何人かの方からお申し出をいただき、ワタクシも楽しみにしていたのですが・・・
どうやら、今年は無理っぽくなってきまして、申し訳ありません。
来年、行く予定がたちましたら、必ずご連絡させていただきますので、ご了承ください。
暗峠から“上の山地蔵尊”を経て生駒山頂ハイキングのときは、峠近くのお店「風のビューカフェ友遊由(ゆうゆうゆう)」(→★)で「烏骨鶏の卵どんぶり」を食べることも1つの目的にしておりました。
実は、先般(4月25日)、お山には登らなかったものの、烏骨鶏の卵どんぶりを食してまいりました。
す、すいません、お先に・・・

うーむ、やっぱり、普通の卵に比べると味が濃い!
以前、烏骨鶏の卵をたくさんいただいたことがあり(→★)、卵かけご飯は何度も味わったのですが、ついにどんぶりにはしなかったのです。火を入れたらモッタイナイような気がしまして。
でも、熱を加えてもその濃厚な味わいは変わらないのですね。
「風のビューカフェ友遊由」さんでは烏骨鶏を飼育しているので、こういったメニューも登場しているのですが、聞くところによりますと、烏骨鶏はもう若くはない年齢だそうで産む卵の数も少ないのだとか。
だから、いつでも「烏骨鶏の卵どんぶり」メニューがあるわけではないとのこと。この日はラッキーだったようです。ごちそうさまでした~
食後は、春ののどやかな風景を楽しみながら、南生駒駅まで歩きました。
ちょうど1か月前になりますかね。畑には人の姿、木々の芽吹き、静かに動き出すエネルギーを感じたことを思い出しています。

往馬大社の小麦は青々と成長していました。今年の火祭りで活躍するはずの小麦ですね!

※「暗峠の“上の山地蔵尊”から生駒山」の逆コースを、先日、なむさいじょうさんが歩かれました(長距離ハイキングの一部)。
結構、歩きやすい道だったとのことですよ。→こちら
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平群の里 歴史探訪ウォーク 本番
「かぎろひ歴史探訪」第2期の5回目が5月22日、無事終了。今回は平群の里を33人で歩きました。
『かぎろひの大和路』誌のサブタイトル「もう一歩の奈良を知りたい人とともに」がようやく現実として感じられるシアワセ。
下見に行った日★、平群の読者Sさんから「平群特集号」(19号)の追加注文がきていて、不思議な符合にビックリ。
冊子送付に添えたお手紙に、お礼と、今日平群へ行ったこと、近々「かぎろひ歴史探訪」で再び平群訪問すること、そして「よろしければご参加ください。というよりもご案内していただけそうですね」というようなことを書いたのだったカナ。
当日朝、Sさんは、平群の資料2種類をそれぞれ50部も届けてくださり、感謝感激。

受付も混雑したのですが、参加者の自主的なお手伝いのおかげでスムーズに進み、これまた感謝感激。甘えすぎるのもどうかなあと思うのですが、うれしい限りです。
さらに、ビックリ、うれしかったこと。

この本↑を大阪から参加してくださっているFさんからプレゼントされまして!
実はワタクシ、数日前に、この本のことを知ったばかり。興味をもっていたのでほんとうに驚きました。引き寄せ力、健在!?
千葉の読者Yさんの飛び入り参加にもうれしいビックリ。発行の遅れを叱咤激励されましたが・・・^^;
東京のWさんは道を遠しとせず、3回連続でのご参加。やっぱりうれしい出来事でした。
それでは、ざっとしたご報告写真を。
烏土塚(うどづか)古墳で。

石床(いわどこ)神社

最後尾、遅れていまーす(^^;
西宮(にしのみや)古墳で

平群中央公園でお弁当と、龍センセの緑陰講座、約1時間(最近ちょっと長くなっている?)

風が冷たくて、気持ちいい~
それから、平群神社へ

竜田川沿いに歩いて

紀氏神社へ。
宮司さんにも入っていただき、記念撮影。

境内に見所いっぱい


近接する吉備内親王↑、長屋王↓のお墓で

三里古墳

玄室に石棚をもつ特異な構造で、県内では岡峰古墳(吉野郡下市町)、槙ヶ峰古墳(吉野郡大淀町)の3例のみとか。
五條からご参加のIさん、大阪からのNさんは3つとも見学済なんですって。
三里古墳の石棚がいちばん大きいと話していらっしゃったことに聞き耳をたてました。
平群の資料を届けてくださったSさんには1日中おつきあいいただきありがとうございました。
「皆さん、和気あいあいでいい雰囲気。公募などで催しているウォーキングとはひと味違うね」という感想を頂戴しました。なんだかうれしくて!
ご参加の皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
早いもので、次回は第2期の最後になります。
※6月5日(木)午前10時、近鉄生駒線南生駒駅出発
来週、下見に行きますので、またご報告しまーす。
※できさんが、今回もすでにブログアップされています。→こちら
『かぎろひの大和路』誌のサブタイトル「もう一歩の奈良を知りたい人とともに」がようやく現実として感じられるシアワセ。
下見に行った日★、平群の読者Sさんから「平群特集号」(19号)の追加注文がきていて、不思議な符合にビックリ。
冊子送付に添えたお手紙に、お礼と、今日平群へ行ったこと、近々「かぎろひ歴史探訪」で再び平群訪問すること、そして「よろしければご参加ください。というよりもご案内していただけそうですね」というようなことを書いたのだったカナ。
当日朝、Sさんは、平群の資料2種類をそれぞれ50部も届けてくださり、感謝感激。

受付も混雑したのですが、参加者の自主的なお手伝いのおかげでスムーズに進み、これまた感謝感激。甘えすぎるのもどうかなあと思うのですが、うれしい限りです。
さらに、ビックリ、うれしかったこと。

この本↑を大阪から参加してくださっているFさんからプレゼントされまして!
実はワタクシ、数日前に、この本のことを知ったばかり。興味をもっていたのでほんとうに驚きました。引き寄せ力、健在!?
千葉の読者Yさんの飛び入り参加にもうれしいビックリ。発行の遅れを叱咤激励されましたが・・・^^;
東京のWさんは道を遠しとせず、3回連続でのご参加。やっぱりうれしい出来事でした。
それでは、ざっとしたご報告写真を。
烏土塚(うどづか)古墳で。

石床(いわどこ)神社

最後尾、遅れていまーす(^^;
西宮(にしのみや)古墳で

平群中央公園でお弁当と、龍センセの緑陰講座、約1時間(最近ちょっと長くなっている?)

風が冷たくて、気持ちいい~
それから、平群神社へ

竜田川沿いに歩いて

紀氏神社へ。
宮司さんにも入っていただき、記念撮影。

境内に見所いっぱい


近接する吉備内親王↑、長屋王↓のお墓で

三里古墳

玄室に石棚をもつ特異な構造で、県内では岡峰古墳(吉野郡下市町)、槙ヶ峰古墳(吉野郡大淀町)の3例のみとか。
五條からご参加のIさん、大阪からのNさんは3つとも見学済なんですって。
三里古墳の石棚がいちばん大きいと話していらっしゃったことに聞き耳をたてました。
平群の資料を届けてくださったSさんには1日中おつきあいいただきありがとうございました。
「皆さん、和気あいあいでいい雰囲気。公募などで催しているウォーキングとはひと味違うね」という感想を頂戴しました。なんだかうれしくて!
ご参加の皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
早いもので、次回は第2期の最後になります。
※6月5日(木)午前10時、近鉄生駒線南生駒駅出発
来週、下見に行きますので、またご報告しまーす。
※できさんが、今回もすでにブログアップされています。→こちら
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奈良女子大牡鹿生
大学教授を退かれたH先生から「ファイルいっぱいあるんだけど貰ってくれない?」というお言葉をかけていただきました。
あちこちに首をつっこんでいると、あっという間に資料がごっちゃになってしまうので、ファイルは必需品。わぁ、うれしい。ありがとうございます。
5月20日、奈良女子大学の正門前で待ち合わせることに。
門前にいると、おや、向こうから、立派な角を生やした鹿さん、3頭。
この時点では、まだ撮影態勢が整っておらず残念。鹿さんは一直線に奈良女子大学を目指して来た、という感じだったんですよ。
先頭の鹿は、迷わず学内へ。
が、2頭は、ちょっとためらいがち。
「アイツ行ってしもたけど、女子大って、やっぱり入りにくいよなあ。どうしよう。」

「かわいい子、いそうやし、よし入っちゃえ」

「それなら、ボ、ボクも。待って~」

それからの鹿さんたちの行動、気になる、気になる。
牡鹿生たちは講義を受けた? 食堂へ? 女子大生ナンパ?
追跡だ~っ! と一瞬ワクワク思ったのですが、いかんいかん、待ち合わせしてるんや^^;
この後、いっぱいファイルを頂戴しました。

大学の先生が持っていらっしゃったと思うだけで、何だか仕事がはかどりそうな気がします~
H先生、ありがとうございました。
あちこちに首をつっこんでいると、あっという間に資料がごっちゃになってしまうので、ファイルは必需品。わぁ、うれしい。ありがとうございます。
5月20日、奈良女子大学の正門前で待ち合わせることに。
門前にいると、おや、向こうから、立派な角を生やした鹿さん、3頭。
この時点では、まだ撮影態勢が整っておらず残念。鹿さんは一直線に奈良女子大学を目指して来た、という感じだったんですよ。
先頭の鹿は、迷わず学内へ。
が、2頭は、ちょっとためらいがち。
「アイツ行ってしもたけど、女子大って、やっぱり入りにくいよなあ。どうしよう。」

「かわいい子、いそうやし、よし入っちゃえ」

「それなら、ボ、ボクも。待って~」

それからの鹿さんたちの行動、気になる、気になる。
牡鹿生たちは講義を受けた? 食堂へ? 女子大生ナンパ?
追跡だ~っ! と一瞬ワクワク思ったのですが、いかんいかん、待ち合わせしてるんや^^;
この後、いっぱいファイルを頂戴しました。

大学の先生が持っていらっしゃったと思うだけで、何だか仕事がはかどりそうな気がします~
H先生、ありがとうございました。
21
古代豪族・平群氏の夢跡ウォーク
時の経つのが早すぎ!
「かぎろひ歴史探訪」第2期第5回が、明後日(22日)に迫ってきました。
今回は平群の里を歩きます。
平群谷には石仏も多く、また戦国武将、嶋左近ゆかりの地でもありますので、いろいろなテーマで歩くことができると思いますが、まずは、古代豪族・平群氏をしのぶコースということで。16日に下見に行ってまいりました。
※平群谷の石仏については、『かぎろひの大和路』19号平群特集の取材で出合ったものがHPに残っていました。かれこれ10年前、HPも写真もお粗末ですが、よろしければどうぞ→こちら
近鉄生駒線竜田川駅10時出発。
→烏土塚(うどづか)古墳→石床(いわどこ)神社→西宮(にしのみや)古墳(平群中央公園)→平群神社→紀氏(きし)神社→吉備内親王墓→長屋王墓→三里(みさと)古墳→平群駅
烏土塚古墳は平群谷最大規模の前方後円墳。
昭和45年、住宅開発の折りに、あわや破壊されそうになりましたが、住民の熱い保存運動が実りました。よくぞ残ったものです。
烏土塚古墳の石室

全長60.5m。墳丘からの見晴らしも抜群

※以前のブログ記事→こちら
西宮古墳は方墳

こわごわ、石室内へも入ってみましたよ。

三里(みさと)古墳。
墳丘は削られ石材の多くが失われているものの、特異なかたちをのこしています。

横穴式石室の奥壁下に、板石による棚が設けられている例は奈良県下では3例、あとは吉野川沿いにあるとか。下流の紀ノ川筋に多く見られるそうで、紀氏との関連が指摘されています。
近くには紀氏神社が

そうそう、紀氏神社本殿修復工事中に、亀型石が出てきたそうですよ。

↑上の子亀はこれに合わせて新しく造られたもの。
全てご紹介できていませんが、当日をお楽しみに。
のどかな里風景を楽しみながらのウォークとなります。

人気ブランド「平群の小菊」があちこちで目を楽しませてくれました。

個人的には、二上・葛城・金剛の山々がいつもの見え方とはちょっと違うことにテンションあげたり・・。

気温が高くても湿度が低いのでしょうね。吹きくる風はほんとうにさわやかで心地よく、5月の素敵さ、季節の巡るうれしさをつくづく。一緒に歩きませんか~
飛び入り参加もOKですので、お弁当をもってお集まりください。
※「かぎろひ歴史探訪」第2期第5回は
5月22日(木)午前10時竜田川駅出発
詳しくは→こちら
「かぎろひ歴史探訪」第2期第5回が、明後日(22日)に迫ってきました。
今回は平群の里を歩きます。
平群谷には石仏も多く、また戦国武将、嶋左近ゆかりの地でもありますので、いろいろなテーマで歩くことができると思いますが、まずは、古代豪族・平群氏をしのぶコースということで。16日に下見に行ってまいりました。
※平群谷の石仏については、『かぎろひの大和路』19号平群特集の取材で出合ったものがHPに残っていました。かれこれ10年前、HPも写真もお粗末ですが、よろしければどうぞ→こちら
近鉄生駒線竜田川駅10時出発。
→烏土塚(うどづか)古墳→石床(いわどこ)神社→西宮(にしのみや)古墳(平群中央公園)→平群神社→紀氏(きし)神社→吉備内親王墓→長屋王墓→三里(みさと)古墳→平群駅
烏土塚古墳は平群谷最大規模の前方後円墳。
昭和45年、住宅開発の折りに、あわや破壊されそうになりましたが、住民の熱い保存運動が実りました。よくぞ残ったものです。
烏土塚古墳の石室

全長60.5m。墳丘からの見晴らしも抜群

※以前のブログ記事→こちら
西宮古墳は方墳

こわごわ、石室内へも入ってみましたよ。

三里(みさと)古墳。
墳丘は削られ石材の多くが失われているものの、特異なかたちをのこしています。

横穴式石室の奥壁下に、板石による棚が設けられている例は奈良県下では3例、あとは吉野川沿いにあるとか。下流の紀ノ川筋に多く見られるそうで、紀氏との関連が指摘されています。
近くには紀氏神社が

そうそう、紀氏神社本殿修復工事中に、亀型石が出てきたそうですよ。

↑上の子亀はこれに合わせて新しく造られたもの。
全てご紹介できていませんが、当日をお楽しみに。
のどかな里風景を楽しみながらのウォークとなります。

人気ブランド「平群の小菊」があちこちで目を楽しませてくれました。

個人的には、二上・葛城・金剛の山々がいつもの見え方とはちょっと違うことにテンションあげたり・・。

気温が高くても湿度が低いのでしょうね。吹きくる風はほんとうにさわやかで心地よく、5月の素敵さ、季節の巡るうれしさをつくづく。一緒に歩きませんか~
飛び入り参加もOKですので、お弁当をもってお集まりください。
※「かぎろひ歴史探訪」第2期第5回は
5月22日(木)午前10時竜田川駅出発
詳しくは→こちら
20
最近飲んだ日本酒
前回、お酒の記事★を書いた後、お酒関係のお仕事をされているというTさんから、メールが届きました。
・・・
カテゴリー=酒が今回で100回!!
嬉しいなっ!!v(^_^v)♪
自分自身では気づいてなかったのでビックリしましたが、いつのまにか、カテゴリーの中でも「大和の寺社」に続いて「酒」が2位の位置を占めているではありませんか~;
記念の101回は、最近いただいたお酒のご紹介~
純米大吟醸「雄町米の里」。
「雄町米」の地元、岡山県「室町酒造」の醸造

Mさん、ありがとうございました。
「北陸新幹線のラベルがうれしくて」と贈ってくださった山廃純米「つるぎ」(石川県、小堀酒造店)

来春、東京ー富山が開通するんですね!
「つるぎ」と一緒に贈ってくださった珍しい珈琲酒(リキュール)

お酒とは思えなくて、ゴクゴク。アッというまに空に・・^^;
あっ、上のお酒もすでに、飲み干した後(一気にじゃありませんので、念のため)。
Kさん、ありがとうございました。
今は、こんなお酒↓が冷蔵庫に。未開封ですよ~

・・・
カテゴリー=酒が今回で100回!!
嬉しいなっ!!v(^_^v)♪
自分自身では気づいてなかったのでビックリしましたが、いつのまにか、カテゴリーの中でも「大和の寺社」に続いて「酒」が2位の位置を占めているではありませんか~;
記念の101回は、最近いただいたお酒のご紹介~
純米大吟醸「雄町米の里」。
「雄町米」の地元、岡山県「室町酒造」の醸造

Mさん、ありがとうございました。
「北陸新幹線のラベルがうれしくて」と贈ってくださった山廃純米「つるぎ」(石川県、小堀酒造店)

来春、東京ー富山が開通するんですね!
「つるぎ」と一緒に贈ってくださった珍しい珈琲酒(リキュール)

お酒とは思えなくて、ゴクゴク。アッというまに空に・・^^;
あっ、上のお酒もすでに、飲み干した後(一気にじゃありませんので、念のため)。
Kさん、ありがとうございました。
今は、こんなお酒↓が冷蔵庫に。未開封ですよ~

18
奈良女子大学記念館
5月11日、奈良日仏協会創立20周年記念の式典と講演会が奈良女子大学記念館で開催されました。
副会長をされているNさんからご案内をいただき、足を運びました。
ワタクシ、奈良日仏協会とは全く関わりはありませんし、フランスは行ったこともない遠い国なのですが・・・
大好きな(故)辻邦生さんが暮らしたことがある国、そこでの手記、旅、小説・・・などなどを読み、フランスという国についてひそかに親近感をもってきました。

もしかしたら、辻さんがらみの話題だって出るかも~、という興味だけで忍び込んだ一般参加者。こんな場違いな聴講者はきっとワタクシだけだったでしょうね。すみません^^;
辻さんの話題はやっぱり出ませんでしたが、来てよかった~と思うことがたくさんありました。
講演は
「日本におけるフランス文化外交の90年」シャルランリ・ブロソー(在京都フランス総領事)
「フランス人作家たちの見た日本と奈良」三野博司(奈良女子大学教授)
「夏目漱石の時代の豊かな日仏交流」オリヴィエ・ジャメ(天理大学教授)

講演の内容も興味深いものでしたが(個人的には、「フランス人作家たちの見た日本と奈良」)、聴講しながら、由緒ある建物の中にいるという幸運を感じていました。
なんてったって、明治の建物、重要文化財→詳しくはこちらで
天井の中央部は一段高くなっていて、シャンデリアが下がります。

その上にあるおしゃれな花のような形は

これ、換気口なんですって。
熱気が自然に外へ出ていくように工夫されているのだそう。
講演会の後に、ピアニスト、三木康子さんによる演奏がありました。100年ピアノから流れ出すドビュッシーやラヴェルにうっと~り。まだ陽は高かったのですが、照明が入りムーディな雰囲気に。

せっかくの機会、ほんとうは建物の中をウロウロ見て回りたかったのですが・・・そんなわけにもゆかず^^;
帰りがけに玄関を

素敵すぎ~

裏(西側)からも、息をのむ美しさ!

左右対称の美が際だちますね。樹木も、その姿を映す水も、計算されたものでしょうか。
副会長をされているNさんからご案内をいただき、足を運びました。
ワタクシ、奈良日仏協会とは全く関わりはありませんし、フランスは行ったこともない遠い国なのですが・・・
大好きな(故)辻邦生さんが暮らしたことがある国、そこでの手記、旅、小説・・・などなどを読み、フランスという国についてひそかに親近感をもってきました。

もしかしたら、辻さんがらみの話題だって出るかも~、という興味だけで忍び込んだ一般参加者。こんな場違いな聴講者はきっとワタクシだけだったでしょうね。すみません^^;
辻さんの話題はやっぱり出ませんでしたが、来てよかった~と思うことがたくさんありました。
講演は
「日本におけるフランス文化外交の90年」シャルランリ・ブロソー(在京都フランス総領事)
「フランス人作家たちの見た日本と奈良」三野博司(奈良女子大学教授)
「夏目漱石の時代の豊かな日仏交流」オリヴィエ・ジャメ(天理大学教授)

講演の内容も興味深いものでしたが(個人的には、「フランス人作家たちの見た日本と奈良」)、聴講しながら、由緒ある建物の中にいるという幸運を感じていました。
なんてったって、明治の建物、重要文化財→詳しくはこちらで
天井の中央部は一段高くなっていて、シャンデリアが下がります。

その上にあるおしゃれな花のような形は

これ、換気口なんですって。
熱気が自然に外へ出ていくように工夫されているのだそう。
講演会の後に、ピアニスト、三木康子さんによる演奏がありました。100年ピアノから流れ出すドビュッシーやラヴェルにうっと~り。まだ陽は高かったのですが、照明が入りムーディな雰囲気に。

せっかくの機会、ほんとうは建物の中をウロウロ見て回りたかったのですが・・・そんなわけにもゆかず^^;
帰りがけに玄関を

素敵すぎ~

裏(西側)からも、息をのむ美しさ!

左右対称の美が際だちますね。樹木も、その姿を映す水も、計算されたものでしょうか。
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ユリノキから地酒ウォーク
5月8日、「かぎろひ歴史探訪」ウォーク第2期第4回を実施しました。
桜井駅を午前10時スタート、若櫻神社、安倍文殊院、等彌神社、上之宮遺跡、談山神社一の鳥居を経て聖林寺まで、さわやかな風を感じながら31人が歩きました。
史跡をめぐる楽しさと同時に、草花や木々の美しさに触れる喜びも。花に詳しい人がいて、ほぉ、へぇ・・
スタート直後に出合ったユリノキ

それで思い出したのが、東京国立博物館前の大きなユリノキ(2014.2.22撮影)。

東博を象徴するような巨樹。
説明プレートには、明治時代に渡来したユリノキ30粒の種子から育った1本の苗木がこの地に植えられた、というようなことが書かれていて、記憶に留めた次第です。
冬の枝にも可憐な実がついていて、印象に残りました。

今頃、東博のあのユリノキは青葉のなかにチューリップのような花をいっぱいつけているのでしょうね。
この時期に行ってみたくなりました。
ウォークの最初にこの花に出合って、いい1日を約束されたような気分に。
若櫻神社へ

安倍文殊院

お弁当と龍センセ(田中龍夫)講座は、桜井市立図書館で

等彌神社へ

たわわなサクランボやキンカンに歓声を上げたりしながら。
えへ、最後尾、夢中になりすぎて、一行を見失い道を間違える失態も(スタッフ失格、すいません)

聖林寺を拝観。ここは仏様も見晴らしも最高。
もっとゆっくりしたかったのですが、時間が予定オーバー気味で。

最後に西内酒造さんへ。
蔵の中に、セッティングしてくださっていて、大感激。

蔵元による丁寧なお酒づくりの説明を聞きながら、いい雰囲気のなかで試飲、とってもシアワセ~
お酒、全部撮れていませんが、多種いただきました。うま~い。
自家製奈良漬まで。

今回は全員での記念撮影をしそびれたうえ、途中バス便に合わせて帰られる人がいたり。
最終まで残った人と蔵元に入っていただき1枚。

この写真を眺めていて気づいたのですが、顔ぶれは東京、名古屋、大阪、京都からの参加者と、奈良在住者も、出身地はワタクシどもも含めて全員奈良県外! 奈良の魅力にとりつかれるのはやっぱり県外の人が多いのかもしれないなあと思ったのでした。
最終組は、いい気分で、桜井駅まで歩きました。
西内酒造さん、たいへんお世話になりありがとうございました。
できさんがすでにブログアップしてくださっています。→こちら
※「かぎろひ歴史探訪」ウォーク、次回は5月22日(木)、近鉄生駒線竜田川駅午前10時出発です。飛び入り参加、OK。楽しく歩きましょう。
桜井駅を午前10時スタート、若櫻神社、安倍文殊院、等彌神社、上之宮遺跡、談山神社一の鳥居を経て聖林寺まで、さわやかな風を感じながら31人が歩きました。
史跡をめぐる楽しさと同時に、草花や木々の美しさに触れる喜びも。花に詳しい人がいて、ほぉ、へぇ・・
スタート直後に出合ったユリノキ

それで思い出したのが、東京国立博物館前の大きなユリノキ(2014.2.22撮影)。

東博を象徴するような巨樹。
説明プレートには、明治時代に渡来したユリノキ30粒の種子から育った1本の苗木がこの地に植えられた、というようなことが書かれていて、記憶に留めた次第です。
冬の枝にも可憐な実がついていて、印象に残りました。

今頃、東博のあのユリノキは青葉のなかにチューリップのような花をいっぱいつけているのでしょうね。
この時期に行ってみたくなりました。
ウォークの最初にこの花に出合って、いい1日を約束されたような気分に。
若櫻神社へ

安倍文殊院

お弁当と龍センセ(田中龍夫)講座は、桜井市立図書館で

等彌神社へ

たわわなサクランボやキンカンに歓声を上げたりしながら。
えへ、最後尾、夢中になりすぎて、一行を見失い道を間違える失態も(スタッフ失格、すいません)

聖林寺を拝観。ここは仏様も見晴らしも最高。
もっとゆっくりしたかったのですが、時間が予定オーバー気味で。

最後に西内酒造さんへ。
蔵の中に、セッティングしてくださっていて、大感激。

蔵元による丁寧なお酒づくりの説明を聞きながら、いい雰囲気のなかで試飲、とってもシアワセ~
お酒、全部撮れていませんが、多種いただきました。うま~い。
自家製奈良漬まで。

今回は全員での記念撮影をしそびれたうえ、途中バス便に合わせて帰られる人がいたり。
最終まで残った人と蔵元に入っていただき1枚。

この写真を眺めていて気づいたのですが、顔ぶれは東京、名古屋、大阪、京都からの参加者と、奈良在住者も、出身地はワタクシどもも含めて全員奈良県外! 奈良の魅力にとりつかれるのはやっぱり県外の人が多いのかもしれないなあと思ったのでした。
最終組は、いい気分で、桜井駅まで歩きました。
西内酒造さん、たいへんお世話になりありがとうございました。
できさんがすでにブログアップしてくださっています。→こちら
※「かぎろひ歴史探訪」ウォーク、次回は5月22日(木)、近鉄生駒線竜田川駅午前10時出発です。飛び入り参加、OK。楽しく歩きましょう。
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菩提院大御堂のなんじゃもんじゃ
5月9日、自転車で出かけようとしているところへ
「なんじゃもんじゃの花が見頃らしいのよ。一緒にどう?」というお誘いが。
用を片づけたら現地へ行きま~す、とお返事して出発~。
現地とは、菩提院大御堂。「三作石子詰」「十三鐘」のお寺として知られています。

ここに、なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ★)の木があることは知っていたのですが、花の時期に行き合わせたことはありません。
以前、emirinさん★が各地のなんじゃもんじゃをよくご紹介されていましたっけ。
わぁ、雪が積もったみたい。

近づくと、白い紐のような、いわゆる“花”とはちょっと違う形状。これはなんじゃもんじゃ? と言いたくなるのもわかりますよね。


早春に咲くマンサクを初めて知ったときも、これが花? とちょっといぶかしく思ったものですが、なんじゃもんじゃはもっとさわやかで清々しい感じ。あっ、マンサクさん、あなたの個性も素敵です。
5月の風に、サワサワ揺れながら、なんじゃもんじゃは、その下の石仏たちとおしゃべりしているようにも見えました。

あんまり緑が美しいので

奈良公園を俯瞰してみたくなって、県庁屋上へ

「なんじゃもんじゃの花が見頃らしいのよ。一緒にどう?」というお誘いが。
用を片づけたら現地へ行きま~す、とお返事して出発~。
現地とは、菩提院大御堂。「三作石子詰」「十三鐘」のお寺として知られています。

ここに、なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ★)の木があることは知っていたのですが、花の時期に行き合わせたことはありません。
以前、emirinさん★が各地のなんじゃもんじゃをよくご紹介されていましたっけ。
わぁ、雪が積もったみたい。

近づくと、白い紐のような、いわゆる“花”とはちょっと違う形状。これはなんじゃもんじゃ? と言いたくなるのもわかりますよね。


早春に咲くマンサクを初めて知ったときも、これが花? とちょっといぶかしく思ったものですが、なんじゃもんじゃはもっとさわやかで清々しい感じ。あっ、マンサクさん、あなたの個性も素敵です。
5月の風に、サワサワ揺れながら、なんじゃもんじゃは、その下の石仏たちとおしゃべりしているようにも見えました。

あんまり緑が美しいので

奈良公園を俯瞰してみたくなって、県庁屋上へ

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