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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

「お水取り展鑑賞とお松明」2014 

昨年4月、偶然お目にかかった方から、「お水取り展鑑賞とお松明」の開催日をできるだけ早く知りたいので、決まり次第ブログに書いてと言われていたのに、すっかり遅くなってしまいました。「お水取り展鑑賞とお松明」を組み込んで、奈良旅行を計画したいとのことでした。
たいへん遅くなって申しわけありません、今年のスケジュールは下記のとおりです。



「お水取り展鑑賞とお松明」(奈良国立博物館特別支援会員「結の会」主催、奈良国立博物館後援)

とき: 平成26年3月4日(火)午後2時30分開会
 
内容:
①西山厚奈良国立博物館学芸部長の講演(奈良国立博物館講堂)
②特別陳列「お水取り」展鑑賞(奈良国立博物館陳列会場)
③上野道善東大寺長老の講話(東大寺本坊大広間)
④お食事(東大寺本坊大広間)
⑤お松明観賞(東大寺二月堂)

会費: 6000円


奈良国立博物館講堂で、西山厚先生の、わかりやすくて楽しいお話を聴き(写真は2013年のもの。以下も)

13.3.6西山先生

特別陳列「お水取り展」を鑑賞→こちら

そこから、東大寺本坊へ移動します。
上野道善東大寺長老のありがたい講話を聴いてから

13.3.6上野師

お食事をして、二月堂へ。

という内容は、例年どおりですが、今年はとても素敵なお土産が付きます。
なんと、なんと、昨年の修二会で使われたお松明でお箸を作ったのです。

「結の会」会員は、ボランティアスタッフですが、参加してくださる方に喜んでいただくことをいちばんに考え、あれこれアイディアを出し合います。そうして生まれたのが松明箸。会員自身がほしい! とワクワク。昨年12日に用いられたお松明だと聞いています。

また、昨年は、和菓子を付けず参加費を下げたところ、残念という声が大きかったため、はい、今年は付きますよ~
しかも、あの本家菊屋さんの「良弁椿」。菊屋さんはこれまでお水取りにちなむ和菓子は作られていなかったのですが、無理を言ってお願いしたものなのです。どうぞお楽しみに!

というわけで、ね、たいへん魅力的な内容でしょう。


先着150人ということで、ただいま、博物館のホームページで参加者を募集しております。→こちら

ワタクシのほうでも受け付けしますので、よろしければ、右メールフォームからお申し込みくださいませ。
あるいは「かぎろひの大和路」のHPからでもOKです。→こちら
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Posted on 2014/01/28 Tue. 17:24 [edit]

category: 奈良国立博物館

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28

伝説の乞食鶏 

人気ブログ「どっぷり奈良漬」のtetsudaさんが立ち上げられたYS(山口水産)ファンクラブ“旬の魚を食べつくす会”の(パートⅡ)メンバーとして参加させていただいていました。

「海鮮居酒屋山口水産」が休業されたままなので、「チャイナダイニング飛天」に場所を変えてスタートしたのだそうです。昨年11月に開催された「CD(チャイナダイニング)ファンクラブ」「パートⅠ」第1回の様子がブログで報告されていました。→こちら

「パートⅡ」もあるかなあとひそかに期待していたところ、ご案内をいただき、1月22日、新年会も兼ねた席に参加してまいりました。

14.1.22CDファンクラブ

参加者14人が、2つの円卓に分かれて着席するスタイル。メンバーの顔ぶれは、会社の社長さんたちや、銀行のオエライ方々が中心で、私って場違い? の感なきにしもあらず^^;

隅っこのほうへ行こうとしたら、tetsudaさん「かぎろひさん、こっちは男ばかりやから、ここへ来て!」
ひえっと思いつつ、おぉ、女性扱いされたようで、と素直に喜んで紅一点のテーブルへ(女性らしいことは何一つできませんでしたが・・)。

本格的な中国料理って、いただく機会がないんですよね、ワタクシの場合は。
ワクワクしながら参加したのですが、想像以上のご馳走に感激!

こんなお料理をいただきました。

14.1.22菜譜

14.1.22料理


いちばんビックリしたのが、「伝説の乞食鶏」。
以前『美味しんぼ』で読んだ記憶があるぐらいで、見るのも口にするのも初めての経験です。

運ばれてきたのは、えっというような土の塊ふう。あっ土は信楽産だそうですよ。

14.1.22乞食鶏

伝説ー。
乞食が鶏を盗んだ。追っ手から逃れようと、鶏を蓮の葉に包んで土の中に隠し、その上で焚き火をした。後で取り出して割ってみると、えもいわれぬ美味しさ。あたり一面にいいにおいが漂ったので御用となってしまった、とか?

ネットで調べてみると、いろいろな説があるようですが、要するに偶然から生まれた絶品、ということのようです。

木槌で割ります。

14.1.22乞食鶏解体

14.1.22乞食鶏解体2

14.1.22乞食鶏解体3

14.1.22乞食鶏解体4

完成!

14.1.22乞食鶏完成

鶏肉がとろけるような柔らかさ。しつこくないのにコクがある。ムネ肉だってしっとり。入れられていた高菜(でしたっけ)との相性バッチリ。


もうひとつのサプライズは、“お楽しみ温麺”

出汁のはられたお鍋が運ばれてきて

14.1.22鍋


そこへ登場したのが

14.1.22麺


おお、細~い乾麺。

これがなんと、三輪そうめん山本さんのお素麺とのこと。
同席されていた山本社長もビックリのサプライズ。飛天の中山社長が、山本社長が来られることを聞き及んで作られたメニューなのでした。

14.1.22麺2


14.1.22麺3

いただきま~す。

14.1.22麺1人

麺が中華スープとよくからんで、おいし~。
三輪素麺の格調の高さを再認識しました。
もしかしたら今後、飛天さんのメニューに加わるかも!?

それにしても、三輪そうめん山本の即席麺! 現代人のニーズに合わせるべくどんどん進化しているのですね。
スープも付いているそうなので、なんとお手軽に食べられるのでしょう。まだまだ昔のままのやり方で、にゅうめんをいただくわが家ですが、たまには、と思ったことでした。

この日使われた麺は、↓左のほうかな。

14.1.22にゅうめん山本

それにしても、中山社長の心にくい演出は、お見事! 座がおおいに盛り上がりました。

中国料理って、ほんとうに不思議。
もう満腹、満腹と思いながら、しっかり入るんですもの。

麺のあとの、おめでたい紅白団子黒ゴマ餡

14.1.22団子

杏仁豆腐 リンゴとイチゴの飴炊き添え

14.1.22あんにん

申しわけないような会費で、豪華なお料理を堪能させていただきました。
ストーリーのあるドラマチックな献立にも、中山社長のこころが感じられました。

中山社長さん、山本社長さん、tetsudaさん、参加者の皆様、ありがとうございました。

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Posted on 2014/01/24 Fri. 20:45 [edit]

category: こんな品

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24

ささやんの昆虫と鳥写真館 

2009年からお世話になっていた地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」が、まもなくこの1月31日で閉鎖されます。

それにともなってこちらへ引っ越してまいりました。

閉鎖になるからと放ったらかしにしていたのですが、最近、初めての方から古い記事(2010年)にコメント(「ナラ咲く」での最後のコメント?)をいただきました。

ハッチョウトンボはどこに居るのか分かりませんでした。
でも,「湿地ある所トンボあり」が分かってきました。

雄は目も覚めるような赤い色をして目立つのに
雌は地味な色で目立たないようにしていることに気づきました。

雄の顔が奴さんに似ていておかしくなってしまいました。
Posted by itotonbosan at 2014年01月17日 10:20



この記事はワタクシが書いたのではなく、鳥や昆虫大好きのささやんから送られてきたもの。写真がすばらしいので「ささやんの昆虫と鳥写真館」というカテゴリーにまとめていたのです。

胸にずき~ん。

最近、ささやんとは音信不通。
今頃、どこで、どうして・・・おーい。


過去のブログ記事の扱いについてふと考えがひらめきました。

1月31日、「ナラ咲く」が閉鎖されたとたん、このブログ上でもほとんどの写真が見られなくなります。
ワタクシの場合、まず写真ありきで、それに説明をつけるようなかたちで記事を書いてきましたので、画像がなくなると、とたんに意味をなさなくなります。そのまま公開しておくのも、何だかとても恥ずかしい気がしていました。

そこで、過去記事のカテゴリーごとにウェブページを作るというのはどうだろうかと。
まあ、これも画像を埋め込まなければならないので、同じ作業はしなければならないのですが・・

行事の案内や、プライベートに関わること、奈良県外の記事はアップしなくてもいいし、とりあえず残したいものから進めていこうと思います。

で、1番目に「ささやんの昆虫と鳥写真館」を。
たった7つの記事ということもあるのですが、絶対にワタクシには撮れそうもない写真ばかりなので、大いに貴重なのです。

sasayan.jpg

こちら

作業は長期化必至ですが、できたものから、右サイドへリンクしていきたいと思います。

ささやんに会いたいっ。


※上記を書いてから、カテゴリーごとの保存ができていないことに今、気づきました。あちゃ~


Posted on 2014/01/22 Wed. 10:45 [edit]

category: ささやんの昆虫と鳥写真館

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22

伏見の酒蔵へ 

夫の友人は京都に多い。
10人ほどの幼なじみが、食事をしたり飲んだり、旅行したりとうらやましいほどの仲良し。

少年の頃から、お小遣いをためては奈良へ来ていたという夫が、就職先を奈良に決めたのも自然な流れのように思えるのですが、あとの誰一人として奈良で働いたり住んだりしていないところをみると、やっぱり昔から変人やったんや(笑)

その友人たちから時々、ワタクシにも声がかかるのですが、ン十年来の幼なじみの中に混じるのも気が引けて、いつも丁重にお断りしていました。

伏見の酒蔵見学の話には心を動かされつつも、我慢、我慢^^;
今年はついに抑えきれず、とうとう1月18日、伏見へ。
奈良酒びいきのワタクシ、敵陣に乗り込むような思いで(笑)

最寄りは近鉄京都線桃山御陵前駅。

14.1.18桃山御陵駅

めざすは、「英勲」で知られる齋藤酒造
「全国新酒鑑評会」で十数年連続金賞蔵としても有名ですね。

14.1.18英勲樽

この日は、「嵯峨酒造りの会」酒蔵見学会。
「嵯峨酒造りの会」は、嵯峨地区で京都独自の酒米「祝」を栽培し、齋藤酒造の協力を得て純米大吟醸「げっしょう(月賞)」に仕上げるという取り組みをされています。すでに20年近い実績があるとのこと。

オーナーになると、田植えから稲刈り体験、酒蔵見学、お酒のプレゼントなどの特典が。

夫の友人たちもこの会に入っているそうで、オーナー1人につき2人招待可の枠に入れていただいての酒蔵見学です。

そうそう、以前、この貴重なお酒をいただいてからというもの、急に身近に感じられて、興味を募らせていたのです、実は。

げっしょう

見学会は、午前と午後の部があったようです。これは午前の部ですが、たくさんの人がつめかけていました。

若い社長さんのご挨拶があり

14.1.18社長

昨年、日本酒で乾杯条例ができたこと、「ミス日本酒」の開催などにも触れられ、日本酒の機運が高まっていることなどを話されました。

対抗意識をもちながら聞いているワタクシ^^;

かかしコンテストなどもやってはるようで、表彰式などもありました。
子どもたちの楽しそうな田植え体験の写真も目を引きました。

14.1.18田植え体験写真


「げっしょう」の酒搾り作業の見学。
袋に入れて圧をかけずに搾る、丁寧なやり方で。
仕込み完了が12月21日。29日目ということでした。
うま~い。
(杯を重ねるごとに)だんだんと色や味わいが変わっていくのがわかり感動しましたよ。

14.1.18試飲


食事は「黄桜」で。あっ、お料理の写真がないっ、ビールはある^^ ナイルセットの飲み比べ、おいしかった~

14.1.18ビール


それから、伏見のまちをぶらぶら散策

14.1.18街歩き


月桂冠の蔵が圧巻

14.1.18月桂冠


表通り

14.1.18月桂冠表


屋根のてっぺんに、鷺がちょこんととまり飾りのよう。

14.1.18鷺

お土産~

14.1.18酒土産



伏見や灘は酒蔵が集まっていて、お酒のまちそのもの。足並み揃えて酒のまちをPRしやすいですよね。

それに比べると、奈良は各地に点在しているので、伏見のようなわけにはいきません。
が、それこそが奈良酒の魅力。リュックをかついで奈良の歴史風土を歩き、その中に溶け込む酒蔵を訪ねてほしいなあと思います。

※京都日本酒電車が走るそうですね。
京都市と京阪電車がタイアップした企画で、京都の10蔵のお酒を飲み比べするそうですが、楽しそう。

そういえば、先頃、tetsudaさんも書かれていましたね。→こちら

奈良酒でできないかと提案されています。
クラブツーリズムは、近鉄の貸切列車「かぎろひ」を持っている(同社ツアーの専用使用)。カウンターや音響設備、イベントスペース、トイレもあり、これで「奈良日本酒電車」ができないものだろうか。

JR万葉まほろば線で、三輪山や大和三山を眺めながらもいいなあ。


Posted on 2014/01/19 Sun. 16:46 [edit]

category:

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19

正暦寺から鉢伏峠越え 

ワタクシが「菩提酛清酒祭」へ行きたがる楽しみのひとつはハイキング。

山間にある正暦寺ならではの散策コースがいくつもあるのです。
これまで歩いたのは

正暦寺から奈良市街へ
①柳茶屋~窪之庄のバス停へ。車道でもありますね。
②西へ山道を辿り、円照寺へ(北・山の辺の道に合流)
③境内奥(北)から、山道を辿り鉢伏峠へ(北・山の辺の道に合流)

天理方面へ
④弘仁寺から白川溜池~

今回、行きは①の道を歩いてお寺へ。帰りは③のコースをとり、鉢伏峠越えで新大宮の自宅まで歩くことに。
鉢伏峠まではひっそりとした山道なので、不安もあるのですが、1度経験がありますし、さほどの距離ではないので、ゴー♪

この道の魅力は、あの菩提山川の源流地であること、山道を抜けたとたんに広がる茶畑かなあ。

ナンテンに元気をもらって(ナンテンチャッテ)

14.1.11南天

山道へ

14.1.11スタート地点道


やがて、ごろごろとした石の道に

14.11.11石の道


石の間を水が流れる道を滑らないように気をつけながら

14.1.11道川


ちょっとひるみつつも、このあたりが菩提山川の源流に近いと思うと、感動的になったり。

そうして、やわらかな落ち葉の絨毯道に。

14.1.112落ち葉道


暗い山の中を心細く歩いて突然、明るく広がる茶畑には、わかっていてもやっぱりうわぁ~。生駒山までのぞめる見晴らしに胸のすく思いが。

14.1.11茶畑見晴らし2


茶畑の中の道を散歩

14.1.11茶畑下から


このあたりの道標

14.1.11道標


鹿野園方面へ(来年は田原のほうへ行ってみようかな)。
急坂を下ります。風景を楽しみながら。

14.1.11途中見晴らし


仕事柄気になる校正ミス↓。間違いはどこでしょう。

14.1.11校正ミス



正解↓

14.1.11正解


所用を思い出して奈良町方面へ。
それから、空腹を感じて、あっ香炉里(こるり)のカレーが食べたい!

14.1.11カレー

↑滋味あふれる根菜カレー


発行したばかりの『こるり通信』の表紙が正暦寺とナンテンで、ビックリ。「こるりの奈良さんぽ」は「清酒発祥の地(正暦寺)」。

14.1.11こるり通信

菩提酛清酒祭の余韻、リュックにはお酒、しめくくりも出来すぎでした。

Posted on 2014/01/16 Thu. 20:56 [edit]

category: ハイキング

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正暦寺 菩提酛清酒祭2014 

1月11日、奈良市東部山間にある正暦寺で、今年も「菩提酛ぼだいもと清酒祭」が行われました。

いやぁ、やるべきことはいっぱいあるんですけどね、どうも気になって仕方がないので、今年ものぞいてまいりました。

飲み仲間のマラソンランナー、NATSOさんやIさんがJR奈良駅あたりから走って行くというので(約10㎞とか)、向こうを張ってワタクシも歩いていこうかなと思ったのですが、ま、それは帰りにしようと冷静になって、窪之庄バス停からお寺を目ざしました。

東の山々をのぞみつつ

14.1.11正暦寺へ山々

キュッと冷たい気とのどかな風景に足どりも軽く

14.1.11風景


それでも、お寺まで1時間弱かかりました(4㎞ぐらいかな)

14.1.11正暦寺碑


正暦寺で、室町時代の酒母(菩提酛)づくりが復活されて15年。
年々、見学者が増えているようですね。

14.1.11正暦寺酒

見知ったお顔がチラホラ、お酒の輪の広がりを感じました。

昨年末、「風の森」の蔵直売場で、出会ったあまちゃん。
『かぎろひの大和路』をN大学在学中から購読してくださっているとかで「1号から持ってますよ。創刊号は白毫寺だったでしょ。それにかぎろひ掲示板に書き込んだことも」

な~んてことをお聞きして大感激! ありがとうございます~
かたく握手をかわしたのでした。

あまちゃんのブログを見つけました。→酒と出会いとお寺とお宮

ワタクシとテーマが似ているようで^^


それから、往馬大社の火祭り取材中にたいへんお世話になった地元のカメラマン、なわじゅんさん。「大和路~悠~遊~」というブログですばらしい写真を発信していらっしゃいます。

この日初めてお会いした若いさわやかカップルに、近々催されるお酒の会のご案内をしたところ、「参加します!」の即答がうれしかったなあ。

今西社長を囲んで記念撮影(掲載許可済みです)

14.1.11記念写真

そんなこんなでとても楽しいひとときを過ごしました。おわり。

じゃありませんでした^^; 肝心のお酒造りの様子ですね。

洗米して水に浸漬、正暦寺乳酸菌を加える「そやし行程」は、3日前(たぶん)に済ませ、この日は、第2行程(のはず)。

蒸し、冷ます、作業が中心になります。

蒸しが上がると、わぁ~
甘酸っぱいいい香りとともに、湯気が周りを温かく包み込んで

14.1.11湯気人


お米の冷却作業

14.1.11冷却


見学のかたわら、お餅や粕汁のふるまいなどをありがたくいただきます~

14.1.11お餅


ワタクシ自身の恒例、ひそかな楽しみは、全種試飲して、好みの1本をゲットすること。

14.1.11酒試飲即売

やっぱり人気なんですねえ、9蔵のうち5種類しか並んでなかったのですが、
一応、2種を候補に決めたものの重いので帰り際に買うことにして。

15年ものの古酒のふるまいに、ひゃっほ~
なんと、あの幻の「春の坂道」とか。

14.1.14古酒

う、うまい!
「紹興酒みたいでしょう」と言われましたが、ワタクシにはこちらのほうが~。


さて、いよいよお酒を求めて帰ろうとしたところ、第一候補だった「百楽門」がいつのまにか完売ですって。落胆が隠せなかったのでしょうね、販売されていた方が「あっ、最後のひとくち試飲できますよ。どうぞ!」

14.1.11百楽門


買って帰ったのをその夜、早速いただきました。
ワタクシ、「つげのひむろ」(倉本酒造)のゲット率高いかな。
おいし~♪

14.1.11つげのひむろ


帰り、八伏峠を経て奈良まで歩いたご報告は後日に。

Posted on 2014/01/13 Mon. 10:38 [edit]

category:

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13

戒壇堂のセンダン 

よく歩いているね、と会う人ごとに言われるのですが、実はそうでもありません。

デスクワークが続くと、閉じこもり、ひきこもり、かたつむり…

そのうち、集中力は落ちて、もうあかん。歩くぞ~

1月6日、ほんのそこまでの所用の後、ぐるりと奈良公園を抜けて大回りして帰るウォーキング。

興福寺の境内へ。
見慣れた五重塔がやけに新鮮!

14.1.五重塔

たぶん、ここ10日ほどの間に、東寺、法隆寺と各地の五重塔を仰いだせいなのでしょう、ひときわ優美で上品であることを再認識。当たり前の風景の中を、いつもならサッサと通り過ぎるのに、この日は、立ち止まってしばらく眺めたのでした。


そこから、東大寺へ向かい、境内を抜けて、戒壇堂まで来ると

14.1.10戒壇院

おお、センダンの実が鈴なり~
葉を落とした後も、こんなに実を残すのですね。
花のようにも見えます。

14.1.10戒壇院西


空に向かって大きく手を広げた木も。

14.1.10せんだん


仲間がいっぱいでいいね!

14.1.10せんだんアップ


万葉集で楝(あふち)と詠まれているのがセンダン。
調べてみると4首(798、1973、3910、3913)ありましたが、全て花を詠んでいるようです。
初夏、淡紫色の小さな花を咲かすとか。花の時期にも来てみたいと思います。

待ってるよ~

14.1.10戒壇院獅子

Posted on 2014/01/10 Fri. 23:31 [edit]

category: 大和の寺社

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龍神酒 

昨年末までに空になったので、おせちには登場しませんでしたが、最近こんなお酒を飲みました。

2本

奈良県桜井市、談山神社のお膝元、多武峰街道にある西内酒造さんのお酒です。

ワタクシ、愛飲している蔵の1つなのですが、「龍神酒」は新発売。求めてみたら、中身は純米吟醸「六瓢(むびょう)」と同じもののよう。

でも、談山神社の龍神信仰を思うと、なんだかありがたいし、お土産にもいい300ml。


奈良のお酒がおいしいのは、小さな蔵で丁寧に醸しているからだと、西内酒造さんを訪ねるといつも思うのです。誠実なお人柄がにじむ当主と、よく似た息子さんが一生懸命お酒づくりをされています。

大吟醸は昨年の全国新酒鑑評会で入賞。奈良県内では5つの蔵(金賞は2)だったと思うのですが、それとは別に「全国酒類コンクール」というものがあることを教えていただきました。

新酒鑑評会は有名ですが、こちらは知りませんでした。春と秋、2回行われているようです。
部門も細かく分かれていて、本醸造、純米、純米吟醸・純米大吟醸、吟醸・大吟醸、古酒その他部門、焼酎も米、麦、芋、蕎麦、泡盛から、地ビール部門もあるとか。

ネットで確認しようとしても、主催者「全日本国際酒類振興会」のサイトがないようで、詳細までわからないのですが…

2013年秋のコンクール「古酒その他部門」で、西内酒造さんの「累醸酒」が1位特賞に選ばれたのだそうです。

ワタクシ、数年前に入手したのがまだあります。

sanruizyousyu.gif

いやぁ、もったいなくてね。
以前、このお酒のことを書いたことがありますので、よろしければ、こちらを。あっ、このとき買ったものですね。4年ほど前になります。

表彰状も見せていただきました!

13.11表彰状

審査結果を知らせてきたFAXには
評。名木の年輪のごとく重ねた絶妙の風味
と、手書きされていました。


仕込水のかわりに古酒を使って造る貴醸酒。さらにその貴醸酒を使って醸し、そうして10年もの間寝かせた累醸酒は、かどがとれて上品で落ち着いた風格を漂わせています。このような奥深くて上質のお酒を味わう資格はワタクシにはまだまだないなあ、とつくづく思うのでアリマス。

ほんとうに超のつくぜいたくなお酒だと言えるでしょう。

そこらへんの酒飲みにはお勧めしたくないけど(笑)、お酒に弱くて、ちょっと冷え性なのよ、という妙齢のご婦人には、就寝前に試してほしいなあと思います。


※西内酒造さんについては、折りに触れて書いてきました。
なんというか、蔵元ご本人が謙虚すぎて、大声でPRされないので、せめてワタクシが少しでもという思いです^^; エラソーですいません。

卑弥呼の里(黒米酒)→こちらこちら

蔵見学→こちら

Posted on 2014/01/08 Wed. 17:00 [edit]

category:

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08

「風の森」新登場 2種 

お酒をお贈りするのも、普段飲みも、ほぼ奈良のお酒。

お正月ぐらいは、奈良県下のお酒を揃えて飲み比べしてみたいものですが、残念ながら、そんな大きな冷蔵庫も持っていないし、集合する人間はたかだか数人ですからね。

今年のお正月には

14.1.1酒

いずれもおいしくいただきましたが、今回は、「風の森」(油長酒造)の新しいお酒をご紹介します。
「風の森」ファンの方はすでにご存じとは思いますが。

新しくお目見えしたのは↓

14.1山田錦80

↑おしゃれな意匠で登場したALPHA

14度と低めの度数が特徴です。
でも、水で薄めているわけではありませんよ。
この蔵の他のお酒と同様、純米、無濾過、無加水。
発酵を途中で止めて度数を抑えているのでもなし。先日、蔵元社長さんじきじきにお話を聞く機会がありましたので、まちがいありません。

お正月、娘らがひとくち飲んで「うわぁ、スパークリングワインみたい!」

翌日、残ったのを飲んで「わぁ、また違う味わいやわ」
「スパークリングワインなら翌日飲めたもんじゃないけど、これはおいしい」
「1本で2度楽しめるね」

と、なかなか素敵な感想が飛び出して、ワタクシひそかに「このフレーズ、いただき!」。

この蔵の研究技術の粋をつくしてできあがったお酒だと言えそうです。


新登場のもうひとつは「山田錦80%」。

20%しか磨いていない低精白なのです。

が、フルーティな香りとたっぷりなうまみが口に広がります。

以前、「雄町80%」を飲んだときも思ったのですが、精白ってなんやねん!
米を磨けばおいしいお酒ができるんだろうと単純に思っていたワタクシにとっては青天の霹靂なのでありました。

というわけで、「風の森」2種、鮮烈デビューです!

リーズナブルな価格も魅力。お試しください。


※奈良で買えるところは
・あべたや→こちら
・のより→こちら
・桃太郎→こちら
・登→こちら

売り切れの場合もありますので、ご確認くださいね。
-- 続きを読む --

Posted on 2014/01/05 Sun. 22:15 [edit]

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05

松尾寺から法隆寺 

1月1日は、わが家の恒例新春初詣ハイキング。

ここ数年を振り返ってみると

2008年…南生駒周辺
2009年…富雄から矢田
2010年…談山神社から飛鳥坐神社へ
2011年…西の京、生駒山宝山寺
2012年…室生寺方面
2013年…帯解寺から正暦寺

2014年は、娘らのリクエストにより、松尾寺から法隆寺へ。

JR大和小泉駅から松尾寺口まではバス。

14.1.3松尾寺道

↑車は右へ。
我々は、まっすぐに上るゆるやかな参道をたどります。

ここにも杵築(きづき)神社が! 
やさしい表情の不動明王さんや菜の花畑も。

14.1.1杵築神社


のんびり歩いているのは我々だけだったのですが、お寺に近づくと、うひょ、車、車、人、人。

14.1.1車


松尾寺

14.1.1松尾寺


三重塔

14.1.1松尾寺塔


松尾山神社からの展望は、ちょっと霞んでいて残念

14.1.1松尾神社


境内をぐるっと散策、参拝の後は

14.1.1玉こんにゃく

↑玉こんにゃくを


それから、下山。途中でお弁当を食べましたけどね、写真は省略。
この山道がとても素敵でした。

14.1.1下山道


途中、仏塚古墳の石室をのぞき

14.1.1古墳



法隆寺の塔が見えてくると心が騒ぎます。

14.1.1塔



久しぶりにゆっくり拝観

14.1.1法隆寺
14.1.1夢殿

松尾山あたりでは、時雨にも遭いましたが、穏やかで暖かいハイキング日和でした。

今年も、低山歩きやハイキングを楽しみたいと思います。


あっ、その前に、『かぎろひの大和路』の発行ですね。
お待たせして申しわけありません。

取材と広告活動などは昨年末までにほぼ終えておりますので、これから最終作業にかかります。

しか~し、デスクワークが続くと歩きたくなるのが悪いクセ^^;
息抜き程度には楽しみながら、頑張りまーす。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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Posted on 2014/01/03 Fri. 23:35 [edit]

category: ハイキング

thread: 近畿地方(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)の各府県の駅前路線情報  -  janre: 地域情報

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