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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

ラッキーガーデンから暗峠 

8月2日、生駒山竹林寺さんでの法要、その後の茶話会にまで参加させていただきました。→こちら

とてもいい雰囲気の中で過ごしたせいでしょう、ワタクシの心も何だかすがすがしくて、暗峠(くらがりとうげ)まで歩けそうな気がしました。

太陽はぎらぎら、アスファルトの照りつけもきつかったのですが。




途中、ラッキーガーデンでランチタイム。
スリランカ料理と、ここから見る景色がバツグンだと聞いていたので、入ってみたいと思っていました。

木陰のテーブル。桜の時期も素敵でしょうね。



ワタクシは汗だくだったので室内を選びました。窓辺で。




お料理はいちばんシンプルなコースをと思っていたのに、「バナナリーフコース」はこの時期限定のおすすめだと聞いて、「ではそれを」。限定に弱い^^;
大きなバナナの葉に包まれたお料理は、インドではよく食べられるとか。




なになに、昼間から1人でビールかい? って。
エヘヘ、「スリランカビール」って、どんなんかなあ、と興味津々。これも一応、取材ですのでね、何でも試してみなくちゃあ。



クセのない、飲みやすさはスパイシーなお料理にピッタリ!

ボリュームたっぷりでしたがおいしくて完食。さらにデザートつき。ベツバラでいただく紅茶は食べ過ぎをいたわってくれるよう。さすが、本場ですね。





さらに元気になって(笑)、暗峠へ向かいます。

棚田の美しいこと! 




振り返ると、ご褒美のような景色。




やがて、おお、暗峠や~




ここに立つのは30年ぶりくらいかな。
あのときは、枚岡から南生駒ハイキングでしたが、今回はまた引き返しましょう。


↑正面、白いガードレールがちょこっと見えているのが信貴生駒スカイライン。

ここまで来たからには、スカイラインからの景色も見なくてはと

←ちょいと失礼、ガードレールをまたいで(よい子のみんなは真似しないでね)







眺望を楽しむのを忘れませんでした。



汗だくになって登ってきた甲斐があるというもんですね。ばんざーい。

もうひとつの目的、「峠の茶屋すえひろ」でかき氷!




かき氷はやっぱ、汗をかいて、自然の風に吹かれて食べるのが一番ですな。気取らない素朴な味わい。
下界よりもだいぶ涼しいのでしょうね。すぐに汗がひき、わたる風がさわやか~


おいしいものを食べ、人情にも触れることができ、この地にだんだん親しみがわいてきました。
土地勘もやっと出てきたかな。

生駒山、まだまだ通いますよぉ。

Lucky Garden

 奈良県生駒市鬼取町168
 TEL 0743-77-7936

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Posted on 2013/08/08 Thu. 06:20 [edit]

category: こんな店

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08

佐村河内守 交響曲第1番《HIROSHIMA》 

8月6日、ヒロシマ。
日常のめまぐるしさの中で、つい忘れがちになっているのですが、せめてこの日ぐらいは真摯にヒロシマ、ナガサキのこと、核のこと、フクシマのことを考えたいと思います。

一昨年夏、原爆ドームを訪ねた印象が濃く残り、おののき、平和の尊さを痛感。




今年はさらに、佐村河内守(さむらごうちまもる)作曲「交響曲第1番《HIROSHIMA》」を聴いて、祈りを深くしています。




このCDは、2か月ほど前、バロックおじさんが贈ってくださったものです。
それから、折に触れて何度も聴いてきました。“ながら”では聴けなくて、というよりも、気がつけば引きずり込まれている、と言ったほうがいいかもしれません。

2003年に完成したそうですが、いわゆる現代音楽的ではなく、美しい旋律が胸にひたひたとしみ入ります。

バロックおじさんのお言葉によると
母親の原爆症の影響で本人も18歳で聴力を無くし始めたものの、それまでに聴いた楽器の音色と、持って生まれた絶対音感で曲を紡ぐことが出来るというのですが、猛烈な耳鳴りのため、聴力が無い今の彼は、重なり合う轟音の中から旋律を拾い出して曲を作っているそうです。

東北の震災後「鎮魂の音楽」として聴かれているそうですが、人々の祈りが紡がれた音楽だと僕は思っています。
神が佐村河内さんに舞い降りたのか、本当にそう感じたものです。


←佐村河内 守さんについて(CD添付の解説より。クリックで大きくなります。)






2日前には、『第二楽章』という吉永小百合さんの朗読CDが、円亀山人さんから届きました。



原爆詩集からの朗読。
想像を絶する光景が目の奥に広がります。

←その中から「生ましめんかな」(クリックして一読ください)




バックに流れている音楽は、村治佳織さんのギター。録音当時、女子高校生だったとか。

2枚のCDを聴いて、「映像」にない力を感じています。


バロックおじさん、円亀山人さん、ありがとうございました。


※佐村河内守:交響曲第1番《HIROSHIMA》
第1楽章 19:58
第2楽章 34:33
第3楽章 26:53

大友直人 指揮 東京交響楽団
録音:2011年4月11~12日 パルテノン多摩(大ホール)
世界初録音

※「第二楽章」
朗読 吉永小百合
1.序/峠 三吉
BGM: Introduction & Rond OP.2-2(Aguado)

2.ヒロシマの空/林 幸子
BGM: Largo non tanto(Sor)

3.Piano Concerto NO.21 C-major K.467
2nd mov.(W.A.Mozart)
Arranged by Michiru Ohshima

4.生ましめんかな/栗原 貞子
BGM: SONATA OP.1-15 4th mov.(G.F. Händel)

5.うめぼし/池田 ソメ
BGN: Le Jasmin~Choix de mes Fleurs cheries OP.46-4(Giuliani)

6.慟哭/大平(山田) 数子
BGM: Adagio(T.Albinoni)

7.Siciliana(Lespighi)
Arranged by Michiru Ohshima

8.子供たちの詩
  げんしばくだん/坂本はつみ、おとうちゃん/柿田佳子
  先生のやけど/かくたにのぶこ、無題/佐藤智子
BGM: SONATA K.11/L.352(D.Scarlatti)
Arranged by k.muraji

9.燈籠ながし/小園 愛子
BGM: Chant D’amour(Mertz)

10.折づる/栗原 貞子
永遠のみどり/原 民喜
BGM: SINFONIA from Kantate NO.156 BWV156(J.S.Bach)
Arranged by K.Muraji

11.36 Caprices OP.20
NO.22 C-minor(Legnani)

演奏/村治佳織 クラシックギター
     三浦章広 室内楽オーケストラ/弦楽四重奏

Posted on 2013/08/06 Tue. 06:35 [edit]

category: こんな品

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06

生駒山竹林寺で法要 

これまで何度か竹林寺を訪ねましたが、誰1人にも会ったことがありません。
でも、境内はいつも手入れが行き届き、清々しくて、大事にされている方々がいらっしゃる気配は濃厚。

『かぎろひの大和路』30号で、このあたりをとりあげるにあたり、背後でお寺を守っていらっしゃる皆様にもお会いしてお話を聞いてみたいと思っていました。



先月お訪ねしたとき、行基さんの月命日に法要をされていることを知り

竹林寺の和

8月2日をねらって行ってみました。


着いたのは9時頃。
趣のある参道には紫陽花が残り

13.8.2紫陽花



三々五々、人々が集まってきました。わぁ、こんな竹林寺さんは初めて。

13.8.2竹林寺お堂前


本堂前では蓮と睡蓮が迎えてくれます。

13.8.2蓮


法要が始まりました。厳修されるのは、唐招提寺の石田智圓長老ら3人。いつもはお2人だそうですが8月は特別。

13.8.2法要


本堂内の撮影も快く許され、ワタクシも献香の輪に入れていただきました。

13.8.2本堂内


法要が終わり、石田師の穏やかな笑顔とお話に、場の雰囲気も一気に和みます。

13.8.2石田師


これで終わりではありません。

行基さんのお墓に詣で

13.8.2行基墓



忍性さんにも

13.8.2忍性墓



忍性さんのお墓の向こうにある五輪塔は頼朝公を分骨したものだとか。知らなかった~

13.8.2頼朝分骨


それから、境内のありとあらゆるお墓を回られました。

13.8.2墓
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Posted on 2013/08/04 Sun. 00:17 [edit]

category: 大和の寺社

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04

ちょっと神戸まで行ってきます 

7月31日、学生時代の友人である金沢のNさん、神戸のFさんと、3人で会うことになった。
NさんはワタクシともFさんとも親しかったのだけれど、ワタクシとFさんはほとんど接触がなかったという不思議な関係。
あの頃、20歳前後といえば、まだまだみんな子どもじみた雰囲気だったのに、Fさんは洗練された大人の美しさを漂わせていて、男子も女子も憧れるような存在だった。そんなFさんと、ン十年を経て再会することになるなんて。どきどき。

待ち合わせは兵庫県立美術館。奈良から一本で神戸まで行けるって、ほんとに便利になったよね。
「ちょっと神戸まで行ってきます」と、佐保川沿いを歩くと「気をつけて」と見送ってくれたのはこの方↓。




兵庫県立美術館では「ルノワールとフランス絵画の傑作」展が開催中→こちら



約束よりも1時間早く着くと、まずは海側へ出てウロウロ。曇天だったのがちょっと残念。




今回の展覧会は、建築家の安藤忠雄氏によるクラーク美術館の改修をきっかけに実現したとか。




ルノワールのほか、モネ、ドガ、ピサロ、コローなど、他の画家の作品も多くて楽しめた。





夕食も3人でゆっくり。近況報告や思い出話などに花を咲かせる。



ビールで再会を祝して乾杯した後は「お酒飲みましょう」とFさん。それから「奈良のお酒、おいしいよね」。何だかうれしくて。

お酒のメニューには奈良の「春鹿」が入っていたけれど、Fさんのチョイスで「立山」(富山県)を。すっきりしたうまさ。



また、Fさんは「最近は奈良の山へも行くのよ。先日は神野山とか三輪山へ登ったわ」

なんと、六甲縦走トレイル55㎞を3回も踏破しているとか。
「何日かかけて?」
「1日よ」

ひえぇ、本格派山ガールなのだった。

「足元にも及ばないけど、低山だったら誘ってね」としっかりお願いすることも忘れなかったワタクシ。
お酒と山というFさんとの共通項がわかったことでもあり、これから急速に親しくなれたらいいなあ。


※タイトルは、愛読ブログ「ちょっと奈良まで行ってきます」(→hoshi-04)からお借りしました。なむさいじょうさん、失礼しました<(_ _)>

Posted on 2013/08/02 Fri. 05:51 [edit]

category: 県外

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