かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
御所実業高校へ
11月26日、御所実業高校(御所市玉手)へ行ってまいりました。

御所実業と言えば、そう、全国高等学校ラグビーフットボール奈良県大会で優勝し、花園出場を決めたばかり。
常勝だった天理を退け、5年前から連続出場、その名を全国に知らしめています。
ラグビーの強い大学には必ずといっていいほど、御所実業の出身者がいたり、また全日本のキャプテン菊谷選手もこちらの卒業生なのです。
公立高校での花園出場というのは、全国的にみても少ないのではないでしょうか。
御所市はもちろん、奈良県にも元気をもたらす快挙といっていいでしょう。
今年は全国制覇もねらえるレベル(2008年準優勝)、というのは周りの評価。期待がふくらみますね~♪
公立高校のチームがここまで育ったのは、きっと長年にわたる竹田監督の指導力や熱い思いがあってこそ、と想像されますよね。
へへ、竹田監督にもお会いしたんですよっ。
こらこら、かぎろひさん、興味本位で取材に行くヒマがあったら、「かぎろひの大和路」に専念せえよ、って?
いえいえ、れっきとした、かぎろひ誌結崎特集号がらみの最終取材なのでした。
結崎と御所実業がどう結びつくのか、ちょっと説明(言い訳)しますと…
今号では、結崎の地を拠点に活動する「NPO法人ミルクならネットワーク」のこともとりあげています。
11月21日、こぼれていたことや気になる所などをチェックしながら結崎を歩いたのですが、そのときに、新しい施設に移転されていたミルクならネットワークさんへも立ち寄ったのでした。
←牧場とミルクを連想させる新しい事務所はとても素敵で、米田理事長の思いがあふれているのを感じました。どうやら、私財を投じて建てられたようです。
周囲にはクローバーの種をまいたばかりで、来春には緑が広がって白とピンクの花を咲かせるでしょうとのこと。
80歳を過ぎてなお夢いっぱいの米田理事長はもとラガーマン。
奈良県各地のジュニアラグビースクールに、牛乳を無償提供して応援されています。今年度からは4つのチームが恩恵を受けているようです。
桜井在住の先輩、わが団長さんもラグビースクールを開かれていることもあって、ワタクシ、ラグビーについて詳しいことは知らないとはいえ、親近感をもっています。
おしゃべりするうちに、近々、御所実業に牛乳を差し入れすることになっているという話を聞きつけました。
かぎろひ誌に載せる「NPO法人ミルクならネットワーク」の写真に悩んでいたところでもあったので、ついていかせていただくことに。
提供された牛乳は600本。

米田理事長の笑顔が撮れてヤッタ。左は竹田監督。

竹田監督の立派な体躯にビックリしましたが、柔和な笑顔の中の目の輝きがとても印象的でした。
圧倒的な存在感! 多感な高校生たちをまとめあげる人間的な魅力があふれ出していました。
竹田監督、福田校長先生、東教頭先生、ありがとうございました。
そして、米田理事長、奈良県牛乳商業組合の阪本理事長、森永乳業のFさん、奈良県牛乳普及協会のNさん、お疲れさまでした。
竹田監督を囲んで記念撮影

奈良県立御所実業高校→こちら
御所実業高校ラグビー部→こちら
NPO法人ミルクならネットワーク→こちら


常勝だった天理を退け、5年前から連続出場、その名を全国に知らしめています。
ラグビーの強い大学には必ずといっていいほど、御所実業の出身者がいたり、また全日本のキャプテン菊谷選手もこちらの卒業生なのです。
公立高校での花園出場というのは、全国的にみても少ないのではないでしょうか。
御所市はもちろん、奈良県にも元気をもたらす快挙といっていいでしょう。
今年は全国制覇もねらえるレベル(2008年準優勝)、というのは周りの評価。期待がふくらみますね~♪
公立高校のチームがここまで育ったのは、きっと長年にわたる竹田監督の指導力や熱い思いがあってこそ、と想像されますよね。
へへ、竹田監督にもお会いしたんですよっ。
こらこら、かぎろひさん、興味本位で取材に行くヒマがあったら、「かぎろひの大和路」に専念せえよ、って?
いえいえ、れっきとした、かぎろひ誌結崎特集号がらみの最終取材なのでした。
結崎と御所実業がどう結びつくのか、ちょっと説明(言い訳)しますと…
今号では、結崎の地を拠点に活動する「NPO法人ミルクならネットワーク」のこともとりあげています。
11月21日、こぼれていたことや気になる所などをチェックしながら結崎を歩いたのですが、そのときに、新しい施設に移転されていたミルクならネットワークさんへも立ち寄ったのでした。

周囲にはクローバーの種をまいたばかりで、来春には緑が広がって白とピンクの花を咲かせるでしょうとのこと。
80歳を過ぎてなお夢いっぱいの米田理事長はもとラガーマン。
奈良県各地のジュニアラグビースクールに、牛乳を無償提供して応援されています。今年度からは4つのチームが恩恵を受けているようです。
桜井在住の先輩、わが団長さんもラグビースクールを開かれていることもあって、ワタクシ、ラグビーについて詳しいことは知らないとはいえ、親近感をもっています。
おしゃべりするうちに、近々、御所実業に牛乳を差し入れすることになっているという話を聞きつけました。
かぎろひ誌に載せる「NPO法人ミルクならネットワーク」の写真に悩んでいたところでもあったので、ついていかせていただくことに。
提供された牛乳は600本。

米田理事長の笑顔が撮れてヤッタ。左は竹田監督。

竹田監督の立派な体躯にビックリしましたが、柔和な笑顔の中の目の輝きがとても印象的でした。
圧倒的な存在感! 多感な高校生たちをまとめあげる人間的な魅力があふれ出していました。
竹田監督、福田校長先生、東教頭先生、ありがとうございました。
そして、米田理事長、奈良県牛乳商業組合の阪本理事長、森永乳業のFさん、奈良県牛乳普及協会のNさん、お疲れさまでした。
竹田監督を囲んで記念撮影

奈良県立御所実業高校→こちら
御所実業高校ラグビー部→こちら
NPO法人ミルクならネットワーク→こちら
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28
シフォンケーキ2種

そのときの記事を読み返してみると
この秋の新作「焼きモンブラン」を皮切りに、季節のお菓子を作ろうと企画されているのだそうです。
どんなお菓子が登場するのでしょうね、想像するだけでワクワク。楽しみに待ちたいと思いまーす。
調子のいいことを書いておきながら、1年の経つのはなんと早いことよ^^;
すっかりご無沙汰して、久しぶりに奈良ロイヤルホテルをお訪ねしてみると、着実に季節のケーキは創られていたんですね。す、すみませんっ。
H総支配人さんは今回も「新発売したばかりのシフォンケーキ、試してみてください」。
申しわけないような、うれしいような気持ちで、「いただきます!」
“大和まな”のシフォンケーキです。

まず、美しい緑色にハッとします。
口に入れると、大和まな独特の風味がさわやかに感じられて、野菜が入っているとは思えません。
ちりばめられた自然な甘味は何? と思えば、“あんぽ柿”なんですって。
食感は、いわゆるシフォンケーキよりもしっとり系に仕上げられていて、うーん、これは上品な大人の味わい。ふふ、まさにワタクシ向きやね(^_^;
それにしても、大和まなを使ってシフォンケーキを創るとは!
※「大和まな」は大和野菜の1つで、こんなの(奈良県のHPより)です。
ずいぶんと試行錯誤があったようですが、さすがはプロのワザですね。
普通のケーキよりも少し日持ちしますので、奈良のお土産にもよさそう。

ところが、娘の予定が延び、夫は「要らん」と言うので、結局、ワタクシがぜーんぶいただくことに。
さすがに2回に分けましたが、ホイップクリームもつけて、パクパク。おいしいっ。
いくら食欲の秋とはいえ、最近、食べ過ぎの感あり。
だって、ご飯おいし、お酒うまいっ、ケーキも別腹。
ああ、かつて「やせ(い)の大食い」とささやかれた別名がいまだ健在なようで…
もしかしたら、内臓脂肪がたまっている? という不安もありながら、ま、おいしくいただけるのは健康のバロメータやと信じているのでアリマス。

なんと、今度はショウガのシフォンケーキをいただいてしまいました。
こちらも、出西(しゅっさい)生姜という島根県出西地区でしかできないというレアもの。
出西生姜、知りませんでした。
調べてみると(→島根県のHPから)、伝統と歴史をもちながら、一時は廃れそうになっていたのを、平成10年に復活させたのだそうです。
おお、結崎ネブカや大和まな、などの大和野菜と同じような運命をたどっている逸品なんですね。
各地で、稀少なおいしいものを復活させようとする機運を感じて、なんだかうれしくなりました。
しょうがの上品な香りと風味がさわやか。そして、大和まなシフォンと同様、しっとり系で、ほほほ、こちらもワタクシのよう。あ、ちがった、ワタクシ好み。
カットしてきてくださったものを、女子5人で分けると余るので、あみだくじで争奪戦。
へへ、これもゲットしてしまいまして

シフォンならぬハチフォンに。うれしいような、やばいような、フォントに困った、困った。。。
って、もうすでにおいしく食べつくしてしまいました~

→わたくし、コーヒーは濃い目が好き。
たとえば、丸福とか豆蔵とか。
アトリカコーヒーに出合ったときも、おっ、ちょっと似てる? と感じました。
アトリカさんでは、最近、インスタント・ドリップコーヒー(↑)も開発されたとか。
出西生姜シフォンケーキはこれでいただきました。
出西生姜(粉末もゲット)湯でいただこうかとも思ったのですが、「これはかぎろひさんにやるんじゃない。お宅の料理人に使ってみてほしい」とキツク申し渡されたものですから、ちょっと二の足を踏んだというわけなのです。で、粉末はまだ試しておりません。じっと我慢の子。
※大和まなのシフォンケーキは、奈良ロイヤルホテルで
※出西生姜のシフォンケーキは→カフェ アトリカでいただけるかも?
こちらは、ちゃんと店主さんに取材したわけではありませんので、ご確認くださいね。
カフェアトリカさんは、12月2日(日)斑鳩町竜田川沿いで行われるもみじ祭りに出店されます。
コーヒーの試飲やプチケーキセット(200円)もあるようです。ぜひお立ち寄りを!
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25
バッハ!バッハ! バッハはいかが!
ピアニストの池口由紀子さんから、ご案内をいただき、ワタクシも楽しみにしている演奏会があります。
ご紹介するのが遅くなってしまいましたが、こんな素敵な内容です。

■アウルリコーダーアンサンブル演奏会
12月2日(日)13:30開場 14:00開演
奈良ホテル チャペル 聖ラファエル教会
チケット¥3,000(前売り¥2,500)
池口由紀子さんと言えば、この夏、奈良ホテルで催された、スタインウェイのピアノライブの余韻がまだ抜けきらないでいます。→こちら
池口由紀子さんはピアニストとしてご活躍ですが、もういっぽうで、ルネサンス・初期バロック音楽を、復元した古楽器を用いて研究再現するグループ「アウル古楽アンサンブル」のメンバーとしての歴史も長いのです。
実は、ワタクシが昔、取材させていただいたのは、こちらのほうでした。
それを池口さんは覚えてくださっていて「あなたには記事書いてもらったものね」とよくおっしゃいます。
そのたびにワタクシは汗、汗…。
もちろんお話を聞きに行ったことは覚えているのですが、どこに何を書いたものやら、今もってわからないのです。だって、30年近くも前の出来事なのですもの。
先日、心当たりをひっくり返して探してみたのですが、徒労に。。。^^;
そして、昔の、小さな記事のことを覚えてくださっている池口さんのことがますます好きになるのでした。
さらに、過日の「正倉院展」の折りのお茶席(→
)では、池口さんが裏方で働いてくださっていたなんて、関係者以外誰も知らないでしょうね。
まさか、ピアニストにお水を使わせるわけにはいきませんので、それはやめていただきましたが、お菓子のことなど、一生懸命に立ち働いてくださり、感謝、感謝。ほんとうにありがたいことでした。
あ、12月2日の演奏会の話に戻りますね。
さまざまなリコーダーが登場すると思います。
でも、リコーダーだけではなく、チェンバロ、オルガン、ビオラ・ダ・ガンバ、それからソプラノも加わります。
バロック音楽ファンのワタクシとしては、もうたいへん楽しみな演奏会なんです。
バロックおじさんからいただいたCDは手元にたくさんあるのですが、生演奏を聴くのはほんとうに久しぶり~♪
ネット検索してみましたら、プログラムの概要がわかりました(ヘンデルもあるようですね。当日少しの変更はあるかも)
ロドリーゴ組曲より序曲とジーグ ほか ヘンデル
2本のリコーダーと通奏低音のためのソナタBWV1039
オブリガート・チェンバロとリコーダーのためのソナタ BWV1020
管弦楽組曲2番より、ロンド・ブーレ・ポロネーズ・バディネリ BWV1067
G線上のアリア、管弦楽組曲3番より BWV1068
フーガの技法1番 「フーガの技法」より BWV1080
アラ・ブレーベ・エ・スタッカート「プレリュードとフーガ」よりBWV550
ブランデンブルグ協奏曲3番より アレグロ BWV1048
「主よ人の望みの喜びよ」、カンカータ147番「心と口と行いと生きざま持て」よりBWV147
「イエスこそ我が喜び」コラール147
「羊は憩いて草を食み」、カンカータ208番「狩のカンカータ」よりBWV208ほか
リコーダー・ビオラダガンバ・チェンバロ、そしてヴォーカルが加わって、それぞれの音色が織り成すように響くバッハの名曲!。そして、少しだけヘンデルも・・・・。
座席数に限りがあります。必ず事前にご連絡の上ご来場ください。
↑上のチラシをじっくり眺めて、思わず笑ってしまったこと。
6羽のふくろう(アウル)たちのなかに、あっ、池口さんを発見! ほかのメンバーを知る人にはきっとどのフクロウが誰だかわかるにちがいありません。
そうして、それぞれのアウルたちが奏でるリコーダーのなんとリアルなイラスト!
このチラシを作成された方は、きっと古楽器のことも、メンバーのことも詳しいに違いないと思えました。
もしかしたら、メンバーの方だったりして?
会場となる、奈良ホテルの聖ラファエル教会も魅力のひとつ。1度、こちらで演奏会を聴いたことがありますが、木造で内部の意匠もそれは素敵でした。

あと10日ほどに迫っていますので、残席はあるのかしら。ちょっと確認できておりませんが、興味のある方は、お問い合わせください。
池口さん0742-24-5781/奈良ホテル0742-26-3300
ワタクシのほうにメールでお問い合わせくださってもOKです。
確認してご連絡をさしあげますので、よろしくお願いします。
ご紹介するのが遅くなってしまいましたが、こんな素敵な内容です。

■アウルリコーダーアンサンブル演奏会
12月2日(日)13:30開場 14:00開演
奈良ホテル チャペル 聖ラファエル教会
チケット¥3,000(前売り¥2,500)
池口由紀子さんと言えば、この夏、奈良ホテルで催された、スタインウェイのピアノライブの余韻がまだ抜けきらないでいます。→こちら
池口由紀子さんはピアニストとしてご活躍ですが、もういっぽうで、ルネサンス・初期バロック音楽を、復元した古楽器を用いて研究再現するグループ「アウル古楽アンサンブル」のメンバーとしての歴史も長いのです。
実は、ワタクシが昔、取材させていただいたのは、こちらのほうでした。
それを池口さんは覚えてくださっていて「あなたには記事書いてもらったものね」とよくおっしゃいます。
そのたびにワタクシは汗、汗…。
もちろんお話を聞きに行ったことは覚えているのですが、どこに何を書いたものやら、今もってわからないのです。だって、30年近くも前の出来事なのですもの。
先日、心当たりをひっくり返して探してみたのですが、徒労に。。。^^;
そして、昔の、小さな記事のことを覚えてくださっている池口さんのことがますます好きになるのでした。
さらに、過日の「正倉院展」の折りのお茶席(→

まさか、ピアニストにお水を使わせるわけにはいきませんので、それはやめていただきましたが、お菓子のことなど、一生懸命に立ち働いてくださり、感謝、感謝。ほんとうにありがたいことでした。
あ、12月2日の演奏会の話に戻りますね。
さまざまなリコーダーが登場すると思います。
でも、リコーダーだけではなく、チェンバロ、オルガン、ビオラ・ダ・ガンバ、それからソプラノも加わります。
バロック音楽ファンのワタクシとしては、もうたいへん楽しみな演奏会なんです。
バロックおじさんからいただいたCDは手元にたくさんあるのですが、生演奏を聴くのはほんとうに久しぶり~♪
ネット検索してみましたら、プログラムの概要がわかりました(ヘンデルもあるようですね。当日少しの変更はあるかも)
ロドリーゴ組曲より序曲とジーグ ほか ヘンデル
2本のリコーダーと通奏低音のためのソナタBWV1039
オブリガート・チェンバロとリコーダーのためのソナタ BWV1020
管弦楽組曲2番より、ロンド・ブーレ・ポロネーズ・バディネリ BWV1067
G線上のアリア、管弦楽組曲3番より BWV1068
フーガの技法1番 「フーガの技法」より BWV1080
アラ・ブレーベ・エ・スタッカート「プレリュードとフーガ」よりBWV550
ブランデンブルグ協奏曲3番より アレグロ BWV1048
「主よ人の望みの喜びよ」、カンカータ147番「心と口と行いと生きざま持て」よりBWV147
「イエスこそ我が喜び」コラール147
「羊は憩いて草を食み」、カンカータ208番「狩のカンカータ」よりBWV208ほか
リコーダー・ビオラダガンバ・チェンバロ、そしてヴォーカルが加わって、それぞれの音色が織り成すように響くバッハの名曲!。そして、少しだけヘンデルも・・・・。
座席数に限りがあります。必ず事前にご連絡の上ご来場ください。
↑上のチラシをじっくり眺めて、思わず笑ってしまったこと。
6羽のふくろう(アウル)たちのなかに、あっ、池口さんを発見! ほかのメンバーを知る人にはきっとどのフクロウが誰だかわかるにちがいありません。
そうして、それぞれのアウルたちが奏でるリコーダーのなんとリアルなイラスト!
このチラシを作成された方は、きっと古楽器のことも、メンバーのことも詳しいに違いないと思えました。
もしかしたら、メンバーの方だったりして?
会場となる、奈良ホテルの聖ラファエル教会も魅力のひとつ。1度、こちらで演奏会を聴いたことがありますが、木造で内部の意匠もそれは素敵でした。

あと10日ほどに迫っていますので、残席はあるのかしら。ちょっと確認できておりませんが、興味のある方は、お問い合わせください。
池口さん0742-24-5781/奈良ホテル0742-26-3300
ワタクシのほうにメールでお問い合わせくださってもOKです。
確認してご連絡をさしあげますので、よろしくお願いします。
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22
風の森 笊籬採りを全種類飲み干す会
『かぎろひの大和路』のラストスパート中…ε=ε=ε=ε=(´□`);
ちょっとひと息いれて、「風の森 笊籬採り(いかきとり)を全種類飲み干す会」の楽しかったひとときを思い出しています。
奈良のお酒が好きな方なら、タイトルを聞いただけで、おおっ、うらやましそうな顔が見えるようです。えへへ
興味のない方には、ナンジャラホイ、かもしれませんので、ちょっと説明をば。
「風の森」は、油長酒造(御所市)のブランド。今や、全国区の人気酒なので、ご存じの方も多いと思います。
が、「笊籬採り」と聞いてもピンときませんよね。
この会を主催された「あべたや」さんに教えていただきましょう。
笊籬採り(いかきとり)とは
油長酒造が、7年の歳月をかけて独自に研究開発を重ねた、まったく新しい上槽方法です。モロミの中に、笊籬状(いかきじょう)のスクリーンを、沈めてモロミと清酒を分離する技法。袋吊りの欠点を補う画期的な技法。
利点
今までの袋吊りの大きな欠点は、袋より長時間にわたり滲み出した清酒が、周辺の空気に触れ酸化し、同時に香気成分も揮散することでした。さらに、採れた清酒中の溶存酸素濃度も高くなる傾向にありました。しかし当蔵のこの新しい技法によって、無加圧に近い状態で浸透してきた清酒を、周囲の空気に触れること無く採ることが可能です。
(以上、あべたやさんのHPより)
年1度、秋に限定販売なので、うっかりしていると売り切れ。飲まないまま終わってしまいかねないレアな美酒なのです。
全種類いただきました。

「鴨也」(北葛城郡王寺町)さんのお料理もお酒に負けず、お酒をひきたて、感動させてくれるものでした。
もも肉の塩たたき鴨南蛮ゼリー掛け、せせりのつくねと野菜の炊いたん

わあっと、思わずみんなが声をあげた「酒肴盛り合わせ」

笹身と奈良漬けの切り胡麻和え、大人のポテトサラダ、豆腐のみそ漬け、ロース葱巻き醤油麹のせ、肝のやわらか煮、紫芋と鳴門金時の煎餅、海苔の佃煮と大根、殻付きアーモンド、あんぽ柿、枝付き干しぶどう
カエデやイチョウの葉は、若き料理人Yさんがお散歩しながら集めたそう。
おいしさはもちろん、ストーリーや季節感が心にしみる素敵なプレートでした。
主役、堂々の登場~♪、河内鴨鍋

〆には、待ってましたのお蕎麦。絶妙のうまさ。
デザートは、あらごしリンゴシャーベットと酒粕羊羹

お酒の後にバッチリ爽快!
ごちそうさまでした。
飲み干したお酒たち。
20人で10本ほぼ空いたんですって。ええっ。驚きますがな。
飲んだのは、この方々でーす。あれっ全員じゃありませんね。JR和歌山線組は帰られた後です。

油長酒造のアイドル、Tさんのお隣に座らせていただけてラッキーでした。
ただ、Tさんは蔵の代表としての顔もあり、いろいろとお気遣いいただいたかと思います。お疲れさまでした。
いつか、ご一緒にゆっくり飲めたらいいな。
とっても楽しくておいしいひとときでした。
主催のあべたやさん、油長酒造のTさん、ご参加の皆様、ありがとうございました。
ちょっとひと息いれて、「風の森 笊籬採り(いかきとり)を全種類飲み干す会」の楽しかったひとときを思い出しています。
奈良のお酒が好きな方なら、タイトルを聞いただけで、おおっ、うらやましそうな顔が見えるようです。えへへ

興味のない方には、ナンジャラホイ、かもしれませんので、ちょっと説明をば。
「風の森」は、油長酒造(御所市)のブランド。今や、全国区の人気酒なので、ご存じの方も多いと思います。
が、「笊籬採り」と聞いてもピンときませんよね。
この会を主催された「あべたや」さんに教えていただきましょう。
笊籬採り(いかきとり)とは
油長酒造が、7年の歳月をかけて独自に研究開発を重ねた、まったく新しい上槽方法です。モロミの中に、笊籬状(いかきじょう)のスクリーンを、沈めてモロミと清酒を分離する技法。袋吊りの欠点を補う画期的な技法。
利点
今までの袋吊りの大きな欠点は、袋より長時間にわたり滲み出した清酒が、周辺の空気に触れ酸化し、同時に香気成分も揮散することでした。さらに、採れた清酒中の溶存酸素濃度も高くなる傾向にありました。しかし当蔵のこの新しい技法によって、無加圧に近い状態で浸透してきた清酒を、周囲の空気に触れること無く採ることが可能です。
(以上、あべたやさんのHPより)
年1度、秋に限定販売なので、うっかりしていると売り切れ。飲まないまま終わってしまいかねないレアな美酒なのです。
全種類いただきました。

「鴨也」(北葛城郡王寺町)さんのお料理もお酒に負けず、お酒をひきたて、感動させてくれるものでした。
もも肉の塩たたき鴨南蛮ゼリー掛け、せせりのつくねと野菜の炊いたん

わあっと、思わずみんなが声をあげた「酒肴盛り合わせ」

笹身と奈良漬けの切り胡麻和え、大人のポテトサラダ、豆腐のみそ漬け、ロース葱巻き醤油麹のせ、肝のやわらか煮、紫芋と鳴門金時の煎餅、海苔の佃煮と大根、殻付きアーモンド、あんぽ柿、枝付き干しぶどう
カエデやイチョウの葉は、若き料理人Yさんがお散歩しながら集めたそう。
おいしさはもちろん、ストーリーや季節感が心にしみる素敵なプレートでした。
主役、堂々の登場~♪、河内鴨鍋

〆には、待ってましたのお蕎麦。絶妙のうまさ。
デザートは、あらごしリンゴシャーベットと酒粕羊羹

お酒の後にバッチリ爽快!
ごちそうさまでした。
飲み干したお酒たち。
20人で10本ほぼ空いたんですって。ええっ。驚きますがな。
飲んだのは、この方々でーす。あれっ全員じゃありませんね。JR和歌山線組は帰られた後です。

油長酒造のアイドル、Tさんのお隣に座らせていただけてラッキーでした。
ただ、Tさんは蔵の代表としての顔もあり、いろいろとお気遣いいただいたかと思います。お疲れさまでした。
いつか、ご一緒にゆっくり飲めたらいいな。
とっても楽しくておいしいひとときでした。
主催のあべたやさん、油長酒造のTさん、ご参加の皆様、ありがとうございました。
TB: -- CM: 4
19
東大寺ぐるっと紅葉散歩
11月16日午後、奈良市内で所用を終えた後、雲ひとつない青空を見上げて、わぁい、奈良公園の紅葉を撮りながら帰ろう♪
が、なぜか、いつもしのばせているコンデジがない!
カメラがなくても紅葉は楽しめるとはいえ、どうしても撮りたい。だって、こんな青空、最近の変わりやすいお天気からすると珍しいでしょう。これ以上の秋日和はしばらく望めないかもしれないな。
というわけでカメラを取りに一目散
仕事カバンをポイ、リュックにカメラだけを放り込んで、ドドドドッ…
小学生の頃、帰宅するやランドセルを放り出して、遊びに出かけたのと同じやん、と苦笑しながら自転車を走らせる。
奈良女子大学の銀杏

大仏池ではたくさんのカメラマンがいてビックリ

大仏殿を北側から

猫段を上って振り返る

↑お店のおばさん「見頃はまだまだこれから。ほら、右のほうがまだ青いでしょ」
三月堂

←手向山神社
銀杏と楓のコラボが圧巻
問題。これはどこの屋根でしょう↓


鬼瓦のアップ。こ、こわい

「早く帰って仕事しろ~」と叱られた気がして
ほんとは久しぶりに二月堂からの夕日を見たかったけれど、タイムオーバー気味なので写真だけとって帰ることに。

裏参道を下って、二月堂を振り返る

が、なぜか、いつもしのばせているコンデジがない!
カメラがなくても紅葉は楽しめるとはいえ、どうしても撮りたい。だって、こんな青空、最近の変わりやすいお天気からすると珍しいでしょう。これ以上の秋日和はしばらく望めないかもしれないな。
というわけでカメラを取りに一目散

仕事カバンをポイ、リュックにカメラだけを放り込んで、ドドドドッ…
小学生の頃、帰宅するやランドセルを放り出して、遊びに出かけたのと同じやん、と苦笑しながら自転車を走らせる。
奈良女子大学の銀杏

大仏池ではたくさんのカメラマンがいてビックリ

大仏殿を北側から

猫段を上って振り返る

↑お店のおばさん「見頃はまだまだこれから。ほら、右のほうがまだ青いでしょ」
三月堂


銀杏と楓のコラボが圧巻
問題。これはどこの屋根でしょう↓


鬼瓦のアップ。こ、こわい


「早く帰って仕事しろ~」と叱られた気がして

ほんとは久しぶりに二月堂からの夕日を見たかったけれど、タイムオーバー気味なので写真だけとって帰ることに。

裏参道を下って、二月堂を振り返る

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16
結崎ネブカの贈り物
『かぎろひの大和路』をお読みくださっている皆様、いつもありがとうございます。お察しのとおり、今回もたいへん遅れこんでおります。申しわけございません。
取材はほぼ終わってきておりますので、これから集中してがんばりたいと思います。いましばらくお待ちくださいませ<(_ _)>
さて、復刊29号の「奈良特産品」のページでとりあげるのは、もちろん「結崎ネブカ」(←キャラクター「ネッピー」)。
過日、結崎ネブカの植え付け真っ最中に行き合うことができたし(→
)、お話も聞いたし、結崎ネブカうどんもカレーうどん(→
)も食べたし、結崎ネブカラーメンまで。
いつでも記事は書ける状態にあります。
えっ、まだ書いてないのかい!? って驚かないでくださいね。
ワタクシはいつも、誌面レイアウトをしてから、それに合わせて記事を書くスタイルなものですから、写真が欠けていると、どうも書きにくく、後回しになっていたのでアリマス。
何の写真がないかと言いますと、お店に並んでいる「結崎ネブカ」。ロゴ入りのパッケージそのままの写真が欲しいなと思っていました。
通りがかるお店をのぞいていれば、そのうち出合うだろうとタカをくくっていたのですが、数か月経ってもいまだヒットせず。
結崎駅前のスーパーにない、先日の川西文化祭に出店していた野菜の中にもなかった、イオン系のスーパーにあるよと聞いていたのに、のぞいたときはなかった、などなど。
また、近所の小さなお店に「あったよ」と言うので、行ってみたら、完売していたり、1回きりの入荷だったり…
というわけで、これはもう積極的に店を探して撮りに行かねばならないか、と焦り始めていた今日この頃。
近場から調べてみようということで、昨日は、関西スーパーに電話で確認。
「今日は入荷したのですが、品物が良くなかったので返品したんですよ。大和野菜はできるだけ置くようにしています」というお返事。おお、さすがは関西スーパーさん。近々、撮りに行って買ってこよっと。
そんな矢先の本日、この方から「結崎ネブカ見つけたから持って行くわ」という連絡をいただいたときは、ほんとうに驚きました。
ええっ、ワタクシが結崎ネブカで騒いでいること、困っていることがなんでわかったの!? かねがねスーパーレディだとは思っていたけど、超能力者でもあったのかも。
ありがたくいただいて、すぐに写真撮影しました。

←emirinさんはなんとお店に並ぶ結崎ネブカも撮っていらっしゃったのでした。
(アピタ大和郡山店で emirinさん撮影)
やっぱりこちらのほうが臨場感があっていいわね。
感謝感激して、やがて泣きそうになりました。
だって、まるで、以心伝心。
親友の危機を察知して助けにきてくれた物語のようではありませんか。
あまりにもタイムリーだったし。
すごいな、なんでわかったのかなと、emirinさんの超能力に驚いていると
この前、ハイキング(→
)のお昼だったと思いますが、かぎろひさんが、どこかで結崎ネブカ買いましたか?
なんて、言っていて、私もまだ見てない・・なんて話をしましたよ。
そうだったっけ、そういえば…
にしても、そんな何気ない会話を覚えていて、しかも買って持参してくれるなんて、このうえなくうれしいじゃあありませんか!
どうやら、emirin夫妻は、「手づくりうどん 美ノ吉」さん(→
)のネブカうどんにはまっているらしい情報もゲット。
主人も、美ノ吉さんのネブカうどんにハマりましたよ!
また、行って主人は、ネブカカレーうどん、私はネブカうどん・・頂きました。
今度は、ネブカの鍋焼きうどんを是非食べに行きたいと思ってます。
←美ノ吉さんで入手したと見られるこんな逸品も入れてくださっていました。
↓夕食には急遽、“結崎ネブカと豆腐の炊き炊き”をメニューに追加しましたよ。うーん、やっぱり甘くてやわらくて、おいしい。いくらでも食べられる感じ。

emirinさん、ほんとうにありがとうございました。
取材はほぼ終わってきておりますので、これから集中してがんばりたいと思います。いましばらくお待ちくださいませ<(_ _)>

過日、結崎ネブカの植え付け真っ最中に行き合うことができたし(→


いつでも記事は書ける状態にあります。
えっ、まだ書いてないのかい!? って驚かないでくださいね。
ワタクシはいつも、誌面レイアウトをしてから、それに合わせて記事を書くスタイルなものですから、写真が欠けていると、どうも書きにくく、後回しになっていたのでアリマス。
何の写真がないかと言いますと、お店に並んでいる「結崎ネブカ」。ロゴ入りのパッケージそのままの写真が欲しいなと思っていました。
通りがかるお店をのぞいていれば、そのうち出合うだろうとタカをくくっていたのですが、数か月経ってもいまだヒットせず。
結崎駅前のスーパーにない、先日の川西文化祭に出店していた野菜の中にもなかった、イオン系のスーパーにあるよと聞いていたのに、のぞいたときはなかった、などなど。
また、近所の小さなお店に「あったよ」と言うので、行ってみたら、完売していたり、1回きりの入荷だったり…
というわけで、これはもう積極的に店を探して撮りに行かねばならないか、と焦り始めていた今日この頃。
近場から調べてみようということで、昨日は、関西スーパーに電話で確認。
「今日は入荷したのですが、品物が良くなかったので返品したんですよ。大和野菜はできるだけ置くようにしています」というお返事。おお、さすがは関西スーパーさん。近々、撮りに行って買ってこよっと。
そんな矢先の本日、この方から「結崎ネブカ見つけたから持って行くわ」という連絡をいただいたときは、ほんとうに驚きました。
ええっ、ワタクシが結崎ネブカで騒いでいること、困っていることがなんでわかったの!? かねがねスーパーレディだとは思っていたけど、超能力者でもあったのかも。
ありがたくいただいて、すぐに写真撮影しました。


(アピタ大和郡山店で emirinさん撮影)
やっぱりこちらのほうが臨場感があっていいわね。
感謝感激して、やがて泣きそうになりました。
だって、まるで、以心伝心。
親友の危機を察知して助けにきてくれた物語のようではありませんか。
あまりにもタイムリーだったし。
すごいな、なんでわかったのかなと、emirinさんの超能力に驚いていると
この前、ハイキング(→

なんて、言っていて、私もまだ見てない・・なんて話をしましたよ。
そうだったっけ、そういえば…
にしても、そんな何気ない会話を覚えていて、しかも買って持参してくれるなんて、このうえなくうれしいじゃあありませんか!
どうやら、emirin夫妻は、「手づくりうどん 美ノ吉」さん(→

主人も、美ノ吉さんのネブカうどんにハマりましたよ!
また、行って主人は、ネブカカレーうどん、私はネブカうどん・・頂きました。
今度は、ネブカの鍋焼きうどんを是非食べに行きたいと思ってます。

↓夕食には急遽、“結崎ネブカと豆腐の炊き炊き”をメニューに追加しましたよ。うーん、やっぱり甘くてやわらくて、おいしい。いくらでも食べられる感じ。

emirinさん、ほんとうにありがとうございました。
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14
佐保川の桜紅葉
11月10日、自転車で、薬師寺東塔の「保存修理現場見学会」へ(後日、レポートしますね)。
その帰り、秋篠川のサイクリングロードをヤッホーと走り、わが佐保川沿いまで来て、紅葉の鮮やかさに目を見張りました。
佐保川小学校前の学び橋から東を向いたところ

西は

たしか、昨年は葉っぱが早く落ちてしまったような気がするのですが、今年は、すこぶるいいのでは。
紅さにも透明感があって素敵!
←これは秋篠川沿いで。愛車と^^;
向こうは唐招提寺の樹叢。
これから一気に加速するであろう各地の紅葉たちにも期待がふくらむというもんです。
『かぎろひの大和路』すっかり遅くなっていて申しわけございません。
12日が「正倉院展」の最終日。1日出仕の予定が入っているのですが、これが終わったら、さあ、ラストスパートや!
いくらすばらしくても、もう紅葉狩りには行かない!
たぶん行かないと思う。
行かないんじゃないかな。
……
(さださんふうに逃げておこうっと^^;)
その帰り、秋篠川のサイクリングロードをヤッホーと走り、わが佐保川沿いまで来て、紅葉の鮮やかさに目を見張りました。
佐保川小学校前の学び橋から東を向いたところ

西は


紅さにも透明感があって素敵!

向こうは唐招提寺の樹叢。
これから一気に加速するであろう各地の紅葉たちにも期待がふくらむというもんです。
『かぎろひの大和路』すっかり遅くなっていて申しわけございません。
12日が「正倉院展」の最終日。1日出仕の予定が入っているのですが、これが終わったら、さあ、ラストスパートや!
いくらすばらしくても、もう紅葉狩りには行かない!
たぶん行かないと思う。
行かないんじゃないかな。
……
(さださんふうに逃げておこうっと^^;)
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11
多武峰から奥明日香ハイキング
多武峰(とうのみね、桜井市)から麓へのハイキングコースはいくつあるのでしょうか。
ワタクシがこれまで歩いたのは2つ。
①西大門跡から一気に西(石舞台方面)へ→ブログを始める前なので記録なし
②西大門跡から念誦崛(ねずき)、万葉展望台(藤本山)を経て小原(おおはら)へ→こちら
そして、歩いてみたくて仕方がなかったのが冬野を経て奥明日香へ至るコース。
昨年、なむ隊長が歩かれた記事を見てからは、ますます憧れがつのっておりました。3回に分けての豪華版でしたからね、深く印象に刻まれたのでした。
→その1→その2→その3
念ずれば叶う、11月4日、この道を歩いてまいりました!
なむ隊長先導のもと、しんがりは白雪さんが固めてくださったので、我ら、か弱き大和撫子軍団(emirin、らん♪、kuma、MILK MODE、かぎろひ)にとってはほんとうに心強い限りのハイキングとなりました。
コース
桜井駅(バス)→多武峰談山神社終点→冬野→竜在峠→入谷→栢森→稲淵→石舞台(バス)→橿原神宮前
徒歩約12㎞(でした?)
青い山々に映える多武峰の桜紅葉

紅葉の一番ポイント木造十三重塔あたり、見頃はもう少し先のようですね。

明和9年(1772)、本居宣長さんは談山神社から吉野山へ向かわれたことが『菅笠(すががさ)日記』に書かれています。
ちょうど240年前!
宣長さん気分で歩いてみましょう~♪
おっと、いきなり、アウトですかぁ。

かぎろひさんなら大丈夫って?
はい、この日も言われましてん
西大門跡。
わずかに往時のおもかげをしのばせる石垣の上には石仏

1266年の銘があるそうですから、宣長さん、この石仏は拝観されていらっしゃる!
手を合わせて道中の無事を祈ったのではないでしょうか。
それから、この風景もきっと。

『菅笠日記』より引用しつつ、歩いてみまーす。
※原文は、本居宣長記念館のサイトからお借りしました。
吉野へは。この門のもとより。左にをれて。別れゆく。
このとき西大門はあった? 左に折れて山道へ。

はるかに山路をのぼりゆきて。


↑最初の難所?を登ります。
宣長さん一行も7人だったんですって!→こちら
手向に茶屋あり。やまとの国中見えわたる所也。
今はひとけなく静かな冬野の里。かつては茶店などもあって賑やかだったのかも。
大和盆地が一望だったんですね。

なほ同じやうなる山路を。ゆきゆきて。又たむけにいたる。
これが竜在峠(標高752.5m)のようです。

ここも今は見通しはききませんが、昔は吉野の山々が見渡せたとは。
宣長さん、はるかに吉野の桜をのぞんで感動されています。
こゝよりぞよしのゝ山々。雲ゐはるかにみやられて。あけくれ心にかゝりし花の雲。かつがつみつけたる。いとうれし。
竜在峠より300mほど手前にある茶屋跡

本居記念館のサイトには、戦前まで、この峠には茶店があり、また近くに雲井茶屋があって餅や団子を売っていたという。と書かれています。へえぇ。
竜在峠から、宣長さん一行は↑左手滝畑へ。
さてくだりゆく谷かげ。いはゞしる山川のけしき。世ばなれていさぎよし。たむのみねより一里半といふに。瀧の畑といふ山里あり。まことに瀧川のほとり也。又山ひとつこえての谷陰にて。岡より上市へこゆる道とゆきあふ。けふは吉野までいきつべく思ひまうけしかど。とかくせしほどに。春の日もいととく暮ぬれば。千俣といふ山ぶところなる里にとまりぬ。こよひは。
我々は入谷(にゅうだに)へ。宣長さん、さらばです。
やっぱり同じような山道を、今度は下ります。
長らく、山中を歩いてきて、パッと開けるこの風景に、うわぁ。
大仁保(おおにほ)神社から。

金剛、葛城、二上の山々をのぞむ絶景。宣長さんにも見せてあげたかったなあ。
こんな風景を見ながらのお弁当って、最高のぜいたく。ぱくぱく。わいわい。
↑左下に見える集落が栢森(かやのもり)。
以前、栢森までサイクリングしたとき(→
)、上りばかりできつかったけれど、もっともっと上にこんな集落があるなんて。今度は電動自転車やな。
のどかな山里の風景に癒されました。

栢森へ至る前に、なむ隊長さんのおはからいで女渕(めぶち)へ寄り道。
皇極天皇が雨乞いしたという伝承地。
『日本書紀』(皇極天皇元年〈642〉8月)に、「南淵の河上」で、皇極天皇が
跪(ひざまず)きて四方を拝む。天を仰ぎて祈ひたまふ。即ち雷なりて大雨ふる。
とあります。
一説には、飛鳥川上坐宇須多岐比賣命神社のあたりだとも言われるのですが(以前の記事でそのように書きましたが→
)、女渕へ下りてみると、なるほどこちらのほうが説得力ありそう。

↑雨乞いは立ったままでは効力ありませんゾ。ひざまずかないと! いや、せめて、しゃがまないとねぇ。
心ひかれる栢森集落のたたずまい

加夜奈留美命神社の狛犬さんに子どもいたのね。

栢森と稲淵の勧請縄を見ながら

棚田風景に、季節のめぐるすばらしさを思い(日本に生まれてよかった~)

しめくくりに、石舞台と二上山の風景を堪能

1日を感謝したのでした。
一緒に歩いた皆さんとの出会いにも不思議なご縁を感じずにはいられません。
ありがとうございました。お疲れさまでした~
※すでに、同行の友がブログアップされています。
なむ隊長さん→談山神社と奥明日香
らん♪さん→奥明日香ハイキングゥ~
MILK MODEさん→奥明日香ハイキング♪
emirinさん→談山神社~冬野~竜在峠~入谷~奥明日香までハイキング!
白雪さん→またのぞき?
ワタクシがこれまで歩いたのは2つ。
①西大門跡から一気に西(石舞台方面)へ→ブログを始める前なので記録なし
②西大門跡から念誦崛(ねずき)、万葉展望台(藤本山)を経て小原(おおはら)へ→こちら
そして、歩いてみたくて仕方がなかったのが冬野を経て奥明日香へ至るコース。
昨年、なむ隊長が歩かれた記事を見てからは、ますます憧れがつのっておりました。3回に分けての豪華版でしたからね、深く印象に刻まれたのでした。
→その1→その2→その3
念ずれば叶う、11月4日、この道を歩いてまいりました!
なむ隊長先導のもと、しんがりは白雪さんが固めてくださったので、我ら、か弱き大和撫子軍団(emirin、らん♪、kuma、MILK MODE、かぎろひ)にとってはほんとうに心強い限りのハイキングとなりました。
コース
桜井駅(バス)→多武峰談山神社終点→冬野→竜在峠→入谷→栢森→稲淵→石舞台(バス)→橿原神宮前
徒歩約12㎞(でした?)
青い山々に映える多武峰の桜紅葉

紅葉の一番ポイント木造十三重塔あたり、見頃はもう少し先のようですね。

明和9年(1772)、本居宣長さんは談山神社から吉野山へ向かわれたことが『菅笠(すががさ)日記』に書かれています。
ちょうど240年前!
宣長さん気分で歩いてみましょう~♪
おっと、いきなり、アウトですかぁ。

かぎろひさんなら大丈夫って?
はい、この日も言われましてん

西大門跡。
わずかに往時のおもかげをしのばせる石垣の上には石仏

1266年の銘があるそうですから、宣長さん、この石仏は拝観されていらっしゃる!
手を合わせて道中の無事を祈ったのではないでしょうか。
それから、この風景もきっと。

『菅笠日記』より引用しつつ、歩いてみまーす。
※原文は、本居宣長記念館のサイトからお借りしました。
吉野へは。この門のもとより。左にをれて。別れゆく。
このとき西大門はあった? 左に折れて山道へ。

はるかに山路をのぼりゆきて。


↑最初の難所?を登ります。
宣長さん一行も7人だったんですって!→こちら
手向に茶屋あり。やまとの国中見えわたる所也。
今はひとけなく静かな冬野の里。かつては茶店などもあって賑やかだったのかも。
大和盆地が一望だったんですね。

なほ同じやうなる山路を。ゆきゆきて。又たむけにいたる。
これが竜在峠(標高752.5m)のようです。

ここも今は見通しはききませんが、昔は吉野の山々が見渡せたとは。
宣長さん、はるかに吉野の桜をのぞんで感動されています。
こゝよりぞよしのゝ山々。雲ゐはるかにみやられて。あけくれ心にかゝりし花の雲。かつがつみつけたる。いとうれし。
竜在峠より300mほど手前にある茶屋跡

本居記念館のサイトには、戦前まで、この峠には茶店があり、また近くに雲井茶屋があって餅や団子を売っていたという。と書かれています。へえぇ。
竜在峠から、宣長さん一行は↑左手滝畑へ。
さてくだりゆく谷かげ。いはゞしる山川のけしき。世ばなれていさぎよし。たむのみねより一里半といふに。瀧の畑といふ山里あり。まことに瀧川のほとり也。又山ひとつこえての谷陰にて。岡より上市へこゆる道とゆきあふ。けふは吉野までいきつべく思ひまうけしかど。とかくせしほどに。春の日もいととく暮ぬれば。千俣といふ山ぶところなる里にとまりぬ。こよひは。
我々は入谷(にゅうだに)へ。宣長さん、さらばです。
やっぱり同じような山道を、今度は下ります。
長らく、山中を歩いてきて、パッと開けるこの風景に、うわぁ。
大仁保(おおにほ)神社から。

金剛、葛城、二上の山々をのぞむ絶景。宣長さんにも見せてあげたかったなあ。
こんな風景を見ながらのお弁当って、最高のぜいたく。ぱくぱく。わいわい。
↑左下に見える集落が栢森(かやのもり)。
以前、栢森までサイクリングしたとき(→

のどかな山里の風景に癒されました。

栢森へ至る前に、なむ隊長さんのおはからいで女渕(めぶち)へ寄り道。
皇極天皇が雨乞いしたという伝承地。
『日本書紀』(皇極天皇元年〈642〉8月)に、「南淵の河上」で、皇極天皇が
跪(ひざまず)きて四方を拝む。天を仰ぎて祈ひたまふ。即ち雷なりて大雨ふる。
とあります。
一説には、飛鳥川上坐宇須多岐比賣命神社のあたりだとも言われるのですが(以前の記事でそのように書きましたが→


↑雨乞いは立ったままでは効力ありませんゾ。ひざまずかないと! いや、せめて、しゃがまないとねぇ。
心ひかれる栢森集落のたたずまい

加夜奈留美命神社の狛犬さんに子どもいたのね。

栢森と稲淵の勧請縄を見ながら

棚田風景に、季節のめぐるすばらしさを思い(日本に生まれてよかった~)

しめくくりに、石舞台と二上山の風景を堪能

1日を感謝したのでした。
一緒に歩いた皆さんとの出会いにも不思議なご縁を感じずにはいられません。
ありがとうございました。お疲れさまでした~
※すでに、同行の友がブログアップされています。
なむ隊長さん→談山神社と奥明日香
らん♪さん→奥明日香ハイキングゥ~
MILK MODEさん→奥明日香ハイキング♪
emirinさん→談山神社~冬野~竜在峠~入谷~奥明日香までハイキング!
白雪さん→またのぞき?
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09
糸井神社の秋祭り 本祭
糸井神社(磯城郡川西町結崎)の秋祭り、宵宮(→
)に続いて、翌28日の本祭にも出かけました。
暗闇を進む宵宮のお渡りは、雰囲気があっていいのですが、写真が難しい。
日中に行われる本祭でいいのを撮るぞと思っていたところ、あいにくの雨。
ビニールなどがかけられていて、ちょっと…写真的にはトホホ^^;
(でも珍しくていいかも~)

雨のせいで、少しの変更がありました。
本来ならば、13時に5軒の当屋さん一行は鳥居の所で落ち合って、宮司さんによるお祓いなどの後、行列をなして拝殿へ進んでいくのだそうです。
この日、当屋さんはそれぞれに進まれました。

次々に入って来られます。

↓あ、ここで竹馬さんをご紹介。


↑左が竹馬。足に括られた藁づとにはカマス。
竹馬の下に見える赤いのは御神酒の入った壺。赤い紙で覆われていますが、宵宮では黒だったんですよ。
右のほうに稲束。
これらは丸葉柳の枝に括られています。
当屋さんたちは、25日にいろいろなものを準備されましたが、丸葉柳の枝が伐採されたのもこの日。
丸葉柳を準備する様子もご紹介しておきましょう。
境内にある背の高~い木に登られての大仕事でした。昨年は蜂の巣(スズメバチ?)があって大変だったとか。

はい、話をお祭り当日に戻します。
各当屋さんによる「奉幣の式」は宵宮と一緒ですが、御幣が違います。
前夜は白一色でしたが、この日は、赤と黒が入って、華やか。

当人さんが後ろにつけているのは「尻当て」で、これは必須アイテム。
この後、晴天なら、拝殿前で儀式が行われたはずなのですが、宵宮と同じように拝殿内で(写真略)。
宮司さんから、来年度の当屋さんの発表があり、これをもってお祭りは終了しました。

この頃には、雨もやみ、陽ざしも出て。
お世話になった1番当屋さんの記念撮影をさせていただきました。

と、うちもお願いしようかな、と別の当屋さん(3番当屋さんですね)。
おお、光栄です。
はーい、並んでくださーい。後ろの方、お顔が見えませーん。

えへへ、写真屋さんになったり。
かと思うと、見知らぬ男性から「ブログ書かれています?」と声をかけられて、戸惑いつつ「はい…」とお返事したところ、「かぎろひさん?」と言われてビックリ。恥ずかしかったけれど、ちょっとうれしくなりました。奈良まほろばソムリエの方でした。Fさん、ありがとうございました。
それにしても、当人さん、トモさん、皆さんこぞって、この装束がお似合いになること、なること!
日本人は、洋服を脱ぎ捨てて、本来の民族衣装にかえるべきではないのだろうかと、まじめに考え込みながら家路についたのでした。
帰宅すると、カマスが干してあって…苦笑。

いただきマス。

暗闇を進む宵宮のお渡りは、雰囲気があっていいのですが、写真が難しい。
日中に行われる本祭でいいのを撮るぞと思っていたところ、あいにくの雨。
ビニールなどがかけられていて、ちょっと…写真的にはトホホ^^;
(でも珍しくていいかも~)

雨のせいで、少しの変更がありました。
本来ならば、13時に5軒の当屋さん一行は鳥居の所で落ち合って、宮司さんによるお祓いなどの後、行列をなして拝殿へ進んでいくのだそうです。
この日、当屋さんはそれぞれに進まれました。

次々に入って来られます。

↓あ、ここで竹馬さんをご紹介。


↑左が竹馬。足に括られた藁づとにはカマス。
竹馬の下に見える赤いのは御神酒の入った壺。赤い紙で覆われていますが、宵宮では黒だったんですよ。
右のほうに稲束。
これらは丸葉柳の枝に括られています。
当屋さんたちは、25日にいろいろなものを準備されましたが、丸葉柳の枝が伐採されたのもこの日。
丸葉柳を準備する様子もご紹介しておきましょう。
境内にある背の高~い木に登られての大仕事でした。昨年は蜂の巣(スズメバチ?)があって大変だったとか。

はい、話をお祭り当日に戻します。
各当屋さんによる「奉幣の式」は宵宮と一緒ですが、御幣が違います。
前夜は白一色でしたが、この日は、赤と黒が入って、華やか。

当人さんが後ろにつけているのは「尻当て」で、これは必須アイテム。
この後、晴天なら、拝殿前で儀式が行われたはずなのですが、宵宮と同じように拝殿内で(写真略)。
宮司さんから、来年度の当屋さんの発表があり、これをもってお祭りは終了しました。

この頃には、雨もやみ、陽ざしも出て。
お世話になった1番当屋さんの記念撮影をさせていただきました。

と、うちもお願いしようかな、と別の当屋さん(3番当屋さんですね)。
おお、光栄です。
はーい、並んでくださーい。後ろの方、お顔が見えませーん。

えへへ、写真屋さんになったり。
かと思うと、見知らぬ男性から「ブログ書かれています?」と声をかけられて、戸惑いつつ「はい…」とお返事したところ、「かぎろひさん?」と言われてビックリ。恥ずかしかったけれど、ちょっとうれしくなりました。奈良まほろばソムリエの方でした。Fさん、ありがとうございました。
それにしても、当人さん、トモさん、皆さんこぞって、この装束がお似合いになること、なること!
日本人は、洋服を脱ぎ捨てて、本来の民族衣装にかえるべきではないのだろうかと、まじめに考え込みながら家路についたのでした。
帰宅すると、カマスが干してあって…苦笑。

いただきマス。
TB: -- CM: 2
06
糸井神社の秋祭り 宵宮
糸井神社(磯城郡川西町結崎)の秋祭りは、10月27日(宵宮)、28日(本祭)、厳かに、華やかに終了。
1年間、さまざまなお務めを果たされてきた5人の当(頭)屋さんたちにとっては、その集大成とも言うべき晴れ舞台の日でもありました。
追っかけていたワタクシもちょっと気合いが入るというもの。
10月27日午後6時前、寺川沿いで。しばし、暮れなずむ二上山(右)と、東に月(満月の3日前)を眺めてから…

2週間前の遷座祭のときに、取材のお願いをしてあった1番当屋の石橋家(中村地区)をお訪ねしました。
↓当人(とうにん=当屋の主人)と、左の方はトモ(前年の当人)。

↑背後の大きな御幣は、左の白いのが宵宮、右は本祭用。
右側ちょこっと見えているのは、お渡りの必需品、丸葉柳まるばやなぎの枝。これに、稲束や竹馬などを吊します。竹馬には御神酒をぶら下げ、足にはカマス。右手前の藁づとの中。
↓出発の時間が近づいて、打ち合わせ中。
手前右は、神様がいらっしゃる屋形(御拝築)

19時25分、いざ、神社へ出発。
このとき、当人はカマスをひと噛みするのですが、これ以降、宵宮祭が終了して自宅に戻ってくるまで発声は厳禁になります。
←一行は“オタチ汁”を飲みます。
オタチ汁というのは、豆腐のお吸い物。
25日、お祭り準備中の神社へお邪魔したとき、当屋さんたちの間で「お立ち」か「お発ち」かという話が出ていたのを興味深くお聞きしました。
家々の軒先には御神燈の提灯が。
風情たっぷりなのですが、周りが暗すぎて、撮りにくい…(-_-;)
お渡り行列もこのとおり。雰囲気だけどうぞ~

神社に着くと、当人さんによる「奉幣の式」。
拝殿前に敷かれた菰こもに座り、片膝を立てて、大きな御幣を左右左とゆっさ、ふっさ。

御幣が宮司さんの手へ渡ると、次にやってきた当人さんが奉幣の式。こうして、次々と大きな御幣がふられるさまは迫力満点。

↓これは何をしていると思われますか?

実は、御幣にはお米が括り付けてあり、それをはずし(写真上)、御幣に撒いているところ(下)。
それから、宮司さんによる祝詞奏上

続いて、巫女さんの神楽舞

当屋さんたちを祓い清め

いよいよ当屋さんたちが本殿に向かい独特の所作でお祈り

一連の儀式は約1時間ほどで終了、当屋さんたちは帰って行かれました。
しかし、これで終わりではありません。
22時30分。

先ほどまでの夜店の賑わい、人の波がウソのようにひき、静まりかえった神社に、当屋とトモの皆さんが着替えてやって来られると、神饌のお供え神事が始まりました。

↑1の膳…柿・鮭・ご飯(“もっそ”と言うのだそう)・箸
2の膳…茄子・ざくろ・めざし
正面からみると

茄子に鰹節を2片立てて、耳のようでしょう。
牛を表しているのだそうですよ。
本殿と境内社へ6組お供えされます。


献饌・撤饌・神事が続けて5回。5人の当屋さんの分なんですね。
深夜のしじまに、神と人との交流が感じられるひとときでした。
4人の当屋さん分のお供えが終わったあたりで23時30分頃。そろそろ帰らないと終電に乗り遅れたら大変。
と思っていると、トモの方が駅まで送りましょう、とおっしゃってくださり、ありがたく乗せていただきました。
おばさんでも、女性が深夜ウロウロしていると、気を遣わせるようですね。申しわけありません。
皆様、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。
帰宅したのは深夜1時頃でしたが、貴重な神事をかいま見て、しばらく高揚感に浸ったのでした。
※参考(当ブログ内)
注連縄とりかえ→こちら
御幣切り→こちら
遷座祭 子ども相撲→こちら
1年間、さまざまなお務めを果たされてきた5人の当(頭)屋さんたちにとっては、その集大成とも言うべき晴れ舞台の日でもありました。
追っかけていたワタクシもちょっと気合いが入るというもの。
10月27日午後6時前、寺川沿いで。しばし、暮れなずむ二上山(右)と、東に月(満月の3日前)を眺めてから…

2週間前の遷座祭のときに、取材のお願いをしてあった1番当屋の石橋家(中村地区)をお訪ねしました。
↓当人(とうにん=当屋の主人)と、左の方はトモ(前年の当人)。

↑背後の大きな御幣は、左の白いのが宵宮、右は本祭用。
右側ちょこっと見えているのは、お渡りの必需品、丸葉柳まるばやなぎの枝。これに、稲束や竹馬などを吊します。竹馬には御神酒をぶら下げ、足にはカマス。右手前の藁づとの中。
↓出発の時間が近づいて、打ち合わせ中。
手前右は、神様がいらっしゃる屋形(御拝築)


このとき、当人はカマスをひと噛みするのですが、これ以降、宵宮祭が終了して自宅に戻ってくるまで発声は厳禁になります。
←一行は“オタチ汁”を飲みます。
オタチ汁というのは、豆腐のお吸い物。
25日、お祭り準備中の神社へお邪魔したとき、当屋さんたちの間で「お立ち」か「お発ち」かという話が出ていたのを興味深くお聞きしました。

風情たっぷりなのですが、周りが暗すぎて、撮りにくい…(-_-;)
お渡り行列もこのとおり。雰囲気だけどうぞ~

神社に着くと、当人さんによる「奉幣の式」。
拝殿前に敷かれた菰こもに座り、片膝を立てて、大きな御幣を左右左とゆっさ、ふっさ。

御幣が宮司さんの手へ渡ると、次にやってきた当人さんが奉幣の式。こうして、次々と大きな御幣がふられるさまは迫力満点。

↓これは何をしていると思われますか?

実は、御幣にはお米が括り付けてあり、それをはずし(写真上)、御幣に撒いているところ(下)。
それから、宮司さんによる祝詞奏上

続いて、巫女さんの神楽舞

当屋さんたちを祓い清め

いよいよ当屋さんたちが本殿に向かい独特の所作でお祈り

一連の儀式は約1時間ほどで終了、当屋さんたちは帰って行かれました。
しかし、これで終わりではありません。
22時30分。

先ほどまでの夜店の賑わい、人の波がウソのようにひき、静まりかえった神社に、当屋とトモの皆さんが着替えてやって来られると、神饌のお供え神事が始まりました。

↑1の膳…柿・鮭・ご飯(“もっそ”と言うのだそう)・箸
2の膳…茄子・ざくろ・めざし
正面からみると

茄子に鰹節を2片立てて、耳のようでしょう。
牛を表しているのだそうですよ。
本殿と境内社へ6組お供えされます。


献饌・撤饌・神事が続けて5回。5人の当屋さんの分なんですね。
深夜のしじまに、神と人との交流が感じられるひとときでした。
4人の当屋さん分のお供えが終わったあたりで23時30分頃。そろそろ帰らないと終電に乗り遅れたら大変。
と思っていると、トモの方が駅まで送りましょう、とおっしゃってくださり、ありがたく乗せていただきました。
おばさんでも、女性が深夜ウロウロしていると、気を遣わせるようですね。申しわけありません。
皆様、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。
帰宅したのは深夜1時頃でしたが、貴重な神事をかいま見て、しばらく高揚感に浸ったのでした。
※参考(当ブログ内)
注連縄とりかえ→こちら
御幣切り→こちら
遷座祭 子ども相撲→こちら
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