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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

アトリエ ぶらりすけっち 

6月25日、奈良きたまちにある倉橋みどりさんの仕事場をお訪ねしたicon52帰りの出来事です。

久しぶりに倉橋さんにお会いしたり棚田嘉十郎の旧宅を知ったりして、ちょっと昂揚した気持ちになっていました。30日の玉岡かおるさんの講演会のことはなるべく早くブログアップしなければ…あまり日にちがないからなあ…とかあれこれ考えながら、佐保川沿いを西へ…。

やすらぎの道まで来たところで、ハッ! 宝扇醤油を買い忘れた!!
倉橋さんの仕事場と「宝扇」の向出醤油醸造元は近いから、寄る予定にしていたのです。
だいぶ戻らないといけないので、どうしようかと迷ったものの、やはり行こうっと。歩くのも、きたまちも好きなので、全く苦になりません。

京街道(369号線)へ出る角を曲がったところで、あっ、「アトリエ ぶらりすけっち」さん! ここだったの!!
こちらも、行きたい所の1つとして、ワタクシの引き出しに放りこんであったのでした。






「アトリエ ぶらりすけっち」さんのことを知ったのは、昨年11月、奈良倶楽部さんのブログだったと思います。→こちら


それから、野の譜さんが神戸からはるばるお訪ねされてブログで紹介されました。→こちら


これにはちょっと驚きました。
野の譜さんは、『かぎろひの大和路』を旧刊からずうっとお読みいただいている方で、かれこれ20ン年前(になりますかしら…^^;)、生駒の奥のほうを一緒に散策したこともあります。

野の譜さんご自身も画家で、毎年、「日本南画院展」に大作を出品されています。それを見せていただくのがワタクシの年中行事の楽しみの1つなのですicon52


野の譜さんの記事を目にしてから、ますます「アトリエ ぶらりすけっち」へ行きたい気持ちはつのっていたのですが、なにせ行動派ではないワタクシ、そのうちにそういうチャンスもあるやろ、とのんきに構えてそのときを楽しみにしていました。

わーい、そのときがきたicon22

ためらいがちに入っていったのですが、ラッキーなことにご夫婦ともいらっしゃって温かく迎えてくださいました。
何だか懐かしく、初めてという感じがしないのはなんなんでしょう。

築90年という町屋に、温もりのあるスケッチと、ご夫婦のやさしい笑顔がとけあって、昨年越してこられたばかりとは思えません。




ああ、私の好きな所ばっかりの奈良の風景。
絵はがきになっているのは入手することができます。




←ワタクシも、とりあえず5枚ゲット。

さっそく、友人に宛てた手紙の中に、2枚おすそ分けしてしまいました。






喫茶スペースがあるのもうれしいですね。

散歩する楽しみが増えました。
また、行こうっと。



奈良きたまち SKETCH HOUSE
atelier ぶらりすけっち

〒630-8206
奈良市手貝町15番地
TEL0742-81-3781
FAX0742-81-3782

10:00~17:00
(水曜、木曜は定休日)





「アトリエ ぶらりすけっち」のご主人、竹居和彦さんはスケッチ教室も開かれています。

第2木 午前クラス/午後クラス
第3土 午後クラス
第4水 午後室内クラス

貸しギャラリーもあり。

スケッチ入りのブログがすてき→ぶらり・すけっち

最近、奥様が始められたブログ→奈良きたまち スケッチハウス


←「アトリエ ぶらりすけっち」の場所は、竹居さんが作られた地図を、クリックしてご確認ください。




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Posted on 2012/06/28 Thu. 14:15 [edit]

category: こんな店

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28

文化財建造物で玉岡かおる講演会 

今、“奈良きたまち”が、とっても熱いですね!

6月29日から7月1日の間、奈良きたまち一帯で繰り広げられる「もっと、ずっと、きっと祭in奈良」のことは、ご存じの方も多いと思います。

ワタクシの愛読しているブログでも、次々と紹介されました。
奈良倶楽部さん→こちら(何度も紹介されています)
tetsudaさん→こちら
*ならら*さん→こちら


いろんな所でイベントやワークショップがあって、ずいぶん楽しそうですね(詳しくは奈良倶楽部さんのブログで)。

その中でも、目玉イベントはスペシャル・チャリティ講演会ではないでしょうか。
作家の玉岡かおるさんが「天平に生きたおんなたちのしあわせさがし~永久不滅のいのりとのぞみ」というテーマで話されます。天平時代の女帝のしあわせ観についてのお話のようです。





                     ↓クリックで大きくなります





きっともう定員オーバーだろうし、この日はワタクシ、別の予定を入れていましたので、気になりながらもアキラメておりました。

ところが、突然、実行委員長の倉橋みどりさんからメールが届きました。
まだ空席があるというのです。というよりも、どうやらPR不足のようで、まだまだいける…、もっと入ってほしい…協力せよ、という要請のようであります。

倉橋さんと言えば、季刊誌『あかい奈良』の編集長をされていた方で、何かとお世話になっていました(あの格調高い『あかい奈良』が休刊になってしまったのは、ほんとうに残念)。

倉橋さんは心機一転、奈良きたまちに仕事場を構え「文化創造アルカ/踏花舎」として出発されています。
その仕事場がなんと、生涯をかけて平城宮跡保存に奔走した棚田嘉十郎の旧宅だというので興味津々。
メールで済むといえば済むことだったのですが、へへ、この機会にお訪ねすることに。あ、もちろん、久しぶりに倉橋さんにもお会いしたかったのですけれど。


路地の奥の、庭に面した静かな部屋で倉橋さんとおしゃべりするうちに、講演会に行きたくなってしまいました。行かなければ…、少しでも人集めしなくちゃ、という気にさせられてしまったのです。
ま、ワタクシの予定はいつでも変更可能…^^;


玉岡かおるさんの講演もさることながら、会場がすごい。
国の登録有形文化財の指定を受けている奈良女子大学の佐保会館。
建物の内部、見てみたい。

↓佐保会館
写真は奈良倶楽部さんのブログから拝借しました。
実はこの日(6月25日)、奈良女子大学の近くで奈良倶楽部さんにバッタリ。つかの間の立ち話のなかで、「写真、ブログからどうぞ」と了承済み。なんというタイミングの良さなんでしょうicon22
佐保会館についてはこちらをご覧ください。





※玉岡かおる講演会「天平に生きたおんなたちのしあわせさがし~永久不滅のいのりとのぞみ」
2012年6月30日(土)13:00~15:00
奈良女子大学 佐保会館

参加費 お1人1800円

※2名以上なら1人1500円。
どなたかご一緒しませんか~


(売り上げの一部は、東日本大震災と奈良県南部大水害の復興に寄付されます。)


※玉岡かおる公式サイト→こちら


お申し込みは
踏花舎(mzkfesnara@gmail.com)
FAX:0742-22-9081
電話: 090-6204-9919 (倉橋さん) 090-8145-6840 (石井さん)まで

ワタクシのほうにご一報くださってもOKです。

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Posted on 2012/06/26 Tue. 09:51 [edit]

category: 未分類

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26

出藍の誉れ 

6月23日、朱雀門近くの発掘調査現地説明会(後日レポートします)へ行ってから、大和郡山まで自転車をこぎました。

西井康元さんの藍染作品展が開かれているやまと郡山城ホールへGO~。


「西井康元と藍山会本藍染作品展 縁ーenー円」については先日、ご案内しました>ので、展覧会の様子はブログアップしなくてもいいかな、期間もあと少しだし、と思っていたのですが、円亀山人さんのコメントを読んで、気が変わりました。

円亀山人さんのコメント

西井さんのHPも拝見しましたが、作家が「永遠のテーマ」と
いわれる藍染による抽象も具象も一段と作品世界が深化して
いると思いました。

藍は実用から出発した染料ですからお仕事の幅も広いでしょう
し、昨年「偶然の力が作用した作品たち」と書かれていたように、
計算どおりにゆかないケースや、たまたまの出会も尊いです。
そう思うと、対象と形象そのものが実は約束されていた「宇宙の
円環」の一齣だったのかも知れません。
ご子息さんとの共同展覧会もステップアップの証拠です。



実際に目にされたわけでもないのに、いつもながらの円亀山人さんの深い洞察力にはかないません。


会場に入ったとたん、どこか華やぎが感じられました。

12.6.23藍染


いつもより色遣いがカラフルなせい?

おそらく、それもあるでしょう。
そしてもうひとつ、息子さんのデビューが大きな作用をもたらしているのではと思いました。
他の生徒さんたちの作品も一段と力が入っているように感じられます。


子息の元洋さん、この3月からお父様に弟子入りされただけというのが信じられないくらい、すばらしい作品が展示されていました。
初めての藍染作品とはいえ、小さい頃から、肌で感じてきた人ならではのものがあるのでしょう。

西井康元・元洋、父子作品が並んでいたのをちょっとご紹介してみますね(写真では微妙な色合いが出てないのですが)。
↓左が元洋さんの作品。

12.6.23子弟

12.6.23子弟2


思わず「まさに出藍の誉れですね」という言葉が口をついて出たワタクシ。
「そうなったらうれしいですね」とお父様。最近は、藍の管理なども元洋さんがやってくれるので、ずいぶん楽になったと、相好を崩していらっしゃいました。

それからしばらく、「出藍の誉れ」談議となったのでした。

青は藍より出でて藍よりも青し。
青色の染料は藍から取りますが、もとの藍より青くなることから、一般には、弟子が師よりもすぐれた才能をあらわすことにたとえられます。
「でも、そこに藍がないと青くはならないんだよねえ」


「出藍の誉れ」原典も同じ意味で用いられているのかしら。

広辞苑をひいてみると、
弟子が師よりもまさること。となんともそっけないですね。

残念ながら、手元ではそれ以上調べられないので、ネット検索をかけてみました。

大阪大学文学部 人文学科(中国哲学専修) 湯浅 邦弘 教授
…故事成語に「出藍の誉れ」というものがあります。出典は荀子の『勧学篇』で、「染料の原料である植物の藍(あい)から採った青色は、藍よりも青い」、このことから「弟子が師よりもまさること」のたとえとわかります。ここで荀子は、「(いつか師を超えるためにも)学問を止めず、励み続けるべきである」と説いており、ひたすら頑張れという、車でいえば「アクセルを踏む」考え方です。


原文は
君子曰、学不可以已。青取之於藍、而青於藍。冰水為之、而寒於水。

君子曰く、学は已(や)むべからず。
青は之を藍より取れども、藍よりも青し。
冰(こおり)は水之を為(な)せども、水よりも寒(つめ)たし。

なのだそうです(ワタクシは原典にはあたっておりません^^;)
やはりちょっと意味あいが違うような……

師弟のお写真を撮らせていただきました。

12.6.23西井父子


それぞれがご自分で染められた服を着ていらっしゃいます(イイナ)。

半分しか映っていませんが、上に金環日食が。



昨年とても印象深かった長岳寺の弥勒大石棺仏
今年は全身像の作品(↓左)になってお目見えしていたのにも驚きました。

12.6.23長額寺仏2


藍が染め上げるたくさんの円は不思議な弧を描いて、心の中にひたひたとしみ入ったのでした。


※「西井康元と藍山会本藍染作品展 縁ーenー円」は6月25日(月)まで

西井康元さんの「ふれ藍工房綿元」では本藍染の体験などもできますし、ストールやタペストリーなどのオリジナル作品が展示販売されています。
http://www3.kcn.ne.jp/~watagen/

Posted on 2012/06/25 Mon. 05:29 [edit]

category: 展覧会

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25

梅雨の宵晴れ 

6月22日、午後7時。
さすがは夏至の翌日、夕食の時間になっても外はまだまだ明るい。


「わぁ、今日は久しぶりにいい夕焼けになりそうやね♪」
と、ビールを飲みながらicon45
でも、写真を撮るほどではないな、と思う。

「うちは平城山丘陵やからね、自慢するほどの夕景ではないよね」
「そうやな、これが二上山やったら、な」と、夫も応じる。
(平城山さん、ゴメンナサイ)


↓しかし、この空を見た頃から、おっ、とカメラを持ち出した。




刻々、赤さを増してゆく空




もっと西のほうが見たい!
おばさんはもう、外へ駆け出さずにはいられないicon16
エプロンをつけたまま…^^;







まさに「梅雨の宵晴れ」の言葉がぴったりの、ひととき楽しませてくれた夕焼けだった。

Posted on 2012/06/23 Sat. 03:59 [edit]

category: 日記

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23

西井康元と藍山会「縁ーenー円」展 

昨日(21日)から、今年も始まりました。
「西井康元と藍山会本藍染作品展」、今年のテーマは「縁ーenー円」。





西井康元さん(元さん)は、大和郡山市に「ふれ藍工房綿元」をもたれる藍染作家。
板締めという技法を用いて独自の世界を表出されています。

初日にうかがってご紹介するつもりでいたのですが、昨日の豪雨に降りこめられてしまいました…^^;
期間中には行かせていただく予定ですが、ギリギリになるかもしれませんので、先にご案内だけしておきたいと思います。

今年はどんな作品が登場しているのでしょうか。
写真は案内状に載せられていたもの。実物を拝見するのが楽しみです。

※西井康元と藍山会本藍染作品展 縁ーenー円

平成24年6月21日(木)~25日(月) 10:00~17:00

やまと郡山城ホール展示室
大和郡山市北郡山町211-3 TEL0743ー54ー8000
近鉄郡山駅から8分、JR郡山駅から15分。

会場のやまと郡山城ホール東門前にある、ふれ藍工房綿元は、展示会中も開放されています。

※西井康元さんのホームページ→こちら

※昨年の展覧会記事→こちら

Posted on 2012/06/22 Fri. 06:48 [edit]

category: 展覧会

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22

油掛地蔵をさがせ 

4月24日、磯城郡縦断ウォークicon52をしたときのこと。
(古い話題ですいませんっ^^; 以下の写真は全て、2012年4月24日に撮ったもの)


あまり下調べもないブラブラ歩きで、近鉄橿原線結崎駅から北へ向かうと、八幡神社へ行き着いた。



←八幡神社の説明(クリックで拡大)





ここで出会った古老に、6月第1日曜日にノガミさんの神事があると教えてもらったのだった。→下永のキョウ


決まった目的はないとはいえ、「油掛地蔵」だけは見つけておきたいと思っていたので、この方に尋ねると
「まっすぐ、まっすぐ西のほうへ行ったら、畑の真ん中にあるよ」。


おおわかりやすいと思ったのが間違いで、これがなかなか見つからない。
会う人ごとに聞いてみるのだが(出会ったのが3人くらい)、「さあ、わかりませんね」「聞いたことがあるけど、まだ行ったことがない」という返事ばかり。

ウロウロしまくる。




ついには、大和川へ出てしまって…。
10日前に、佐保川を下るウォーキングicon52でここへ来たばかりだったので、クスッ。




橋の上からふと、植え込みの中にお地蔵さんの顔がのぞいていることに気づいた。




なぁんや、こんなとこにいはったん!?
お地蔵さんは意外に大きくて2m近くはあろうか。



お地蔵さんに手を合わせ、写真を撮ってから、あれれ、油掛地蔵ではないのではicon46
だって、油はかかっていないし、イメージが違う…それに、そうそう、さっきの古老は畑の真ん中にあるって言うてはったんやったわ^^;

何の説明書きもないが、花が手向けられていて手篤いおまつりを感じさせる。
ちょっと気になりながらも、再び油掛地蔵をさがす旅を続行。


それからも、グルグル、ウロウロ、さらに西へ歩いて、ようやく、それらしい祠を発見icon22




ほんとうにのどかな風景の中にポツンとあった(今頃は早苗田の中だろうか)。




やっとご対面、油掛地蔵さん




←油掛地蔵について(クリックで拡大)





お地蔵さんの前を南へ走る細く白い道は、「太子道」とか。



油掛地蔵さんに別れを告げた後は…、太子道をたどらずにはいられませんよね。


油掛地蔵の場所


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Posted on 2012/06/21 Thu. 06:01 [edit]

category: 石仏

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21

モーロクのススメ 

産経新聞に連載されている坪内稔典(つぼうちとしのり)先生の「モーロクのススメ」を毎週楽しみにしている。
俳人で、佛教大学教授。俳号はねんてん。

先日(15日)は「安い文学全集」というタイトルでこんな書き出しだった。

また買ってしまった。「どうするのよ、そんなものを買って。置く場所も読む時間もないと思うけどなあ」と家人にバカにされている。

ねんてん先生、『日本近代文学大系』全60巻と別巻(総索引)1冊を、3万5000円という破格値で買ったとおっしゃる。
20代の終わりに角川書店から出たときには、高価で全巻を揃えられなかったのだそうだ。

ねんてん先生、続けて

その本が意外な安さで古書店の目録に出ていた。即座に買ったのだが、確かに置き場所にも困る。全巻を読む時間もないだろう。それにもかかわらず衝動買いをしてしまうのは、たとえば若い女性が好みの服を買うようなものだろう。

そして、最近見た映画「ガール」に登場した、次々と服や靴を買う女性を例にとり、

服や靴がその女性の拠り所というか、心身の平衡を保つものになっているのだ。

と分析、

というわけで、私は芳醇な香水の瓶を開ける気分で、あるいはブランド品の服を着る感じで、たとえば『日本近代文学大系』の第九巻を手にする。

と書く。


これを読んだとき、あら、わが家とおんなじ! と笑ってしまった。
夫は、古書店で、安かったといっては、やたら全集本みたいなものを買ってくる。


↓ねんてん先生の文章を読む前日、買ってきたのがこれ。



ビニール袋もそのままに積み上げてある。
ワタクシ、本を買うことに対してはとやかく言うつもりはないけれど、わが家にはもう物理的に置く場所がないのだ。

積み上げた本を整理しそうにないので、「私がやるからね!」と宣言しても、「まかりならぬ」と禁止令が出る始末。

留守のときに夫の部屋へ入ってみると、やっぱりね。
まあ、これを見てくださいな。




左の書棚には日本古典文学大系の『今昔物語集』が一~五まで並んでいる。
これはいいのだが、右に積み上げたのを見ると、三が2冊、五が1冊、だぶついているというわけで^^;

もともと1つの巻(四だったか)だけが欠けていて、それを探していたはずなのだが、古書店ではだいたい5冊とか3冊とかを一括りにして販売しているケースが多い。値段が安いので、持っているけどまあええか、と重複を恐れず買ってしまったのにきまっている。


女性が服を買うのと同じようなものだと、夫も言ったばかり。
ついこの前、女友達(初恋の君、家族公認)は、服を買うと気持ちが高揚する、張り合いが出ると話したのだという。
「オレが本を買うのとまあ一緒やな」


ねんてん先生の買われた61冊、ちゃんと居場所が決まったのかなぁ。
61冊かぁ、わが家なら、そんなスペースはとっくに残っていないわ。

それで思い出した。
いつだったか、『群書類従』が古書店に出ている! と夫が目の色をかえていたことがある。

そりゃ、『群書類従』があれば、図書館へ行く回数が減るかもしれないけど、あれってたしか530巻にも達する膨大さ。何百冊にもなるはず…オイオイ…そんなもん、置く場所あるわけないやん。…でももし買ってきたら…寝るとこなくなる…どないしょうface07

深刻な不安にかられたのだったが、…あっという間に売り切れていたのだそうだ。ホッ。

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Posted on 2012/06/19 Tue. 06:50 [edit]

category: 読書

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19

ささゆり奉献神事 

6月16日、所用があってJR奈良駅へ出かけました。
11時ちょっと前に着くと、梅雨空をはねかえすような明るい雰囲気が。



ん? 率川(いさがわ)神社の「ゆりまつり」(三枝祭さいくさまつり)は、17日じゃなかったっけ。と思ってお尋ねすると、もうすぐしたら三輪からささゆりが届くというではありませんか。11時着の電車(万葉まほろば線)でくるというので、わーい、ラッキーicon61
この奉献神事は、6年前から行われているのだそうです。



まもなく、ささゆり到着。
こんなかごにのってやってきました。












花車に移されます。




ささゆりの飾りのついた菅笠、おそろいの浴衣姿の人たちとともに、ささゆりの花車はJR奈良駅を出発





「ササユリ音頭」のお囃子、踊り、華やかに三条通りを上っていきました。




*ならら*さん、白雪さんとも顔を合わせた楽しいひとときでした。
ありがとうございました。


※大神神社での「百合おくり」の様子はkozaさんが書かれています→こちら

率川神社の様子は、*ならら*さんのブログで→こちら

17日、本番の「ゆりまつり」は、出席された鹿鳴人さんのブログで→こちら


率川神社(大神神社摂社) 三枝祭(ゆりまつり)

6月16日(土)
午前11時 ささゆり奉献巡行(JR奈良駅より)
午後3時  宵宮祭

6月17日(日)
午前10時半 三枝祭(ゆりまつり)
午後1時半  七媛女・ゆり姫・稚児行列

6月18日(月)
午前10時 後宴祭
午後5時  奉納演芸大会

Posted on 2012/06/17 Sun. 03:46 [edit]

category: 大和の寺社

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17

散華美術館 

昨年末だったか、奈良きたまちに「散華美術館」ができたことを知ってから、ずっと行きたいと思っていました。
近いのだからすぐに行けばいいものを、行動派でないワタクシ、まずは、“行きたいとこひきだし”へ入れておくのが常です(ひきだしは、あふれるばかり^^;)。

不思議なことに、ひきだしに入れておくと、ゆっくり近づいてくるんですよね。

この春、別のところで、「散華美術館」のYさんとお知り合いになったのも、そんな先ぶれだったかもしれません。

そうして、先週、中川俊彦さんの「描くよろこび」展を見に行ったときicon52、そのお隣が散華美術館で、ついに念願かなったのでした。




行きたいと思ってから半年も経っていますから、ワタクシの想像力もふくらみっぱなしなのですが、実際はもっともっと素敵でした。

「描くよろこび」展開催中のヨシミチガギャラリーと、散華美術館は2軒続きの長屋で、風情たっぷり。同じ方が営んでいらっしゃることも初めて知りました。

その方こそ、中川さんからお聞きしていた絵の先生で、散華美術館(NPO法人美術散華保存会)の事務局長さんという顔もお持ちなのでした。
別件でお聞きしていた方も、実はご本人だということが判明し、ひとつの糸に。ワタクシの中にいた数人は、なんと同一人物だったというわけです。多方面でご活躍のようです。はい、聞きしにまさる、とっても素敵な方でした!


散華美術館の内部






←もちろん販売用もあります。











←ワタクシは、かねてからほしかった「奈良八重桜散華」を入手しました。


珍しいものや美しいものがたくさん展示されていて、うっと~り。
今回はおしゃべりに夢中だったので、また改めて、ゆっくり見せていただきたいと思っています。



散華美術館

奈良市西笹鉾町24

開館は、原則、土日祝。それ以外は事前連絡すると対応してくださいます。

開館時間:11:00~16:00(春夏は17:00まで)
入館無料
毎月第1土曜日に写仏散華教室開講。

お問い合わせは
NPO法人美術散華保存会
TEL:0742-36-8780
E-mall: info@sange-npo.jp


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Posted on 2012/06/16 Sat. 09:50 [edit]

category: こんな店

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明日香村 田園風景 

6月10日、明日香村の万葉文化館へ行くのに、久しぶりにバスに乗った。
いつもはほとんど歩きかレンタサイクル。

橿原神宮前から赤カメ周遊バスで、発車オーライ~。
このバスって、通行ルートが結構、複雑なのね。
料金が上下するのにもビックリ。
雷丘(いかづちのおか)あたりから北へ向かったかと思うと、同じ道をまた戻ってきて、今度は東へ。飛鳥資料館まで行くと再びちょっと引き返してから南へ、石舞台方面をめざす。


すでに田植えの終わった所、まだの所、真っ最中の所…田園風景の中を走るバスからの眺めが素敵。



バスのいっちゃん前の、運転手さんの横、ちょっと高くなった1人席に座り、キョロキョロ。まるで水上を走っているかのような気分で、ああ楽しい~っ♪



ふと、運転手さんの名前が目に入って、あれっbikkuri-01
中学校の同級生では!?

彼が奈良交通へ就職したことは知っていたけれど、中学卒業以来ン十年の間に、1度ちらっと顔を合わせたぐらい。
ジロジロ横顔を観察してみるが、うーん、わからへんなあ。

でも奈良交通に同姓同名がいるとも思えないので、本人だと確信。

とはいえ、走行中に、みだりに運転手に話しかけるわけにもいかない。
もうそれからは、景色はそっちのけで、声をかけるチャンスをねらっていた。


飛鳥資料館のバス停前で、時間待ちになったのをみはからって、思い切って声をかけた。
「Nくん? かぎろひやけど…」

運転手、あまり驚いたふうでもなく「久しぶりやな」

それから、ちょっとだけ会話。
「こんなとこ走ってるん?」
「土日は明日香村ばっかりなんや」
「来月、同窓会行く?」
「たぶん行けると思う」

オッサン、オバハンが一瞬、中学生にもどったのだった。
たまには、バスにも乗らなくっちゃ~


万葉文化館で「松村公嗣展」icon52を見ての帰り、藤本山を見上げつつ、山裾にある小原(おおはら)の集落を歩いてみる。




八釣(やつり)の里へも行きたかったのだけれど、西の眺望がいまいち。二上山がかすんでいるので、あきらめて…




田園風景を楽しみながら、橿原神宮前駅まで歩くことに。

香久山、耳成山をのぞむ。




行きのバスの中から、古宮土壇が水田に浮かぶのがチラッと見えたので、お気に入りルートを変更して立ち寄った。







※古宮遺跡(小墾田宮推定地)

明日香村大字豊浦(小字古宮、藤原京左京十二条二坊)

明治29年(1896)、この地から金銅製の四環壺が出土、推古天皇の小墾田宮(おはりだのみや)跡ではないかと考えられるようになった。

昭和45年(1970)、48年、奈良文化財研究所による発掘調査により、竪穴住居跡(5世紀末~6世紀)、掘立柱建物(7世紀、8世紀)、園池跡(7世紀末)、塀、溝などが検出された。遺構のうち、7~8世紀のものは小墾田宮との関連が考えられている。
(以上、『奈良県の地名』より 1981年発行)


昭和62年(1987)明日香村教育委員会による「雷丘東方遺跡」の発掘調査(第3次)で「小治田」と書かれた墨書土器が見つかり、小墾田宮跡はこちらのほうが有力視されているようだ。

Posted on 2012/06/14 Thu. 04:49 [edit]

category: 明日香村

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