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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

三輪山、箸墓にかかる雲 

6月25日、桜井市三輪(みわ)で取材を終えると午後6時頃。

やっぱりまだ陽は高い。巻向駅まで歩こう。

青空に浮かぶ雲は、刻々と変化して飽きることなく楽しい。

三輪山の後ろにモクモクくもくも…

三輪山11.6.25


箸墓上空にもくっきりした雲

11.6.25箸墓






あっ、電車だー(万葉まほろば線)

11.6.25箸墓電車



もうちょっと水面が広く撮れていたら、「青春18きっぷ」のポスター候補になりませんかね(笑)
時間ときをさかのぼる旅ー奈良大和路へ
なぁんてね^^;


箸墓古墳西南の空には、刷毛でかいたような雲が広がって


11.6.25箸墓雲



巻向駅へ着く頃(19時)には、妖しい世界に。

11.6.25巻向駅雲2



あっ、その中に、“鳳凰”のようなシルエットが!
くぎづけになって目をこらす。
我にかえってカメラのファインダーをのぞいたときには、もうすでにその姿はかなり崩れていて残念。



ふと、手塚治虫『火の鳥』黎明編が思い起こされた。
火の鳥(不死鳥)の生き血を渇望するヤマタイ国のヒミコ。

奇しくも、ここ纏向(まきむく)は邪馬台国があったかもしれない地。

もしかしたら、卑弥呼もこのような空に向かって祈ったのかもしれないね。
妖しく変化する夕空を見つめながら、ひとときの時間旅行をしたのだった。

この日も、巻向駅19時19分発で引き揚げる。

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Posted on 2011/06/27 Mon. 07:39 [edit]

category: 桜井市

TB: --    CM: 8

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