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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

加賀鳶(かがとび) 

梅雨はどこへいったのでしょうか?
真夏のような、それ以上のような、猛暑が続きますね。

この暑さを元気で乗りきるには?!

ワタクシの場合、活力の源は、やはり食と少しのお酒ですかね^^

石川県へ行っていた夫が、お土産に「加賀鳶」純米吟醸を買ってきたので、夕食にいただくことにしました。夫はぬる燗、ワタクシは冷やで。




「加賀鳶」は、普段いただいている奈良のお酒とはだいぶ味わいが違うような気がしました。
何がどうと聞かれても、語彙不足のワタクシにはうまく表現できないのですが、このクセのようなものは何? ぬる燗もちょっといただいてみましたが、それがもっと強調される感じがします。素直というよりは個性的? うーむ。


酒米には長野県の「金紋錦」。
これも聞いたことがありません^^;

ネットで調べてみると、純米蔵のようです。
http://www.fukumitsuya.co.jp/sake/kagatobi/


お酒はその土地の風土によって味わいが違うということでしょうか。
あるいは、つくられた土地で飲まなければほんとうの美味さはわからないとも言える?

ということで、たまには、よそ(県外)のお酒も飲まなくちゃね、と思い至ったのでした。
いつも奈良のお酒に大満足しているワタクシを見て、以前、帰ってきた酔っ払いさんからこんなコメントをいただいたのを思い出しました。

他県の酒も飲んでおかないと地元の酒の味と比較できないと思います。全国全ての酒を飲んだ上で地元の酒を飲むのが王道だと思います。

これからは、もうちょっと全国に目を向けることにしましょうっと。

最近、時々コメントをいただく一文字寅さんの「一文字寅の風菜園」を拝見するにつけても、そのような思いがわいてきていたのですけどね。

お酒の世界は奥深すぎ。


タイムリーなことには、7月2日(土)、3日(日)にもちいどのセンター街、マーチャントシードセンターで催される「奈良まちなか市場~夏の冷酒まつり~」には東北応援キャンペーンとして、姉妹都市、福島県郡山市のお酒が並ぶそうです。

もちろん、奈良市内の5つの蔵元そろい踏み。
市街地にある蔵元さんのお酒はおなじみですが、旧都祁村の「金嶽キンガク」(倉本酒造)、「両白モロハク」(西田酒造)は、「ささや」以外では入手できにくいので、今から楽しみです。


詳しくは下記をご覧ください。

鹿鳴人さんの「鹿鳴人のつぶやき」→こちら
tetsudaさんの「日々ほぼ好日」→こちら
奈良市のホームページ→こちら

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Posted on 2011/06/30 Thu. 10:12 [edit]

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30

西井康元 本藍染作品展 鎮魂と光明 

6月23日から27日まで、やまと郡山城ホール展示室で、藍染作家・西井康元さんの作品展が開かれていました。

なるべく早く拝見して案内させていただきたかったのですが、結局、最終日ぎりぎりにすべりこむというようなことになってしまい申しわけありません。

少し写真を撮らせていただきましたので、ご紹介しますね。
ただ、写真では、藍の吸い込まれそうな深い色がうまく出ていません。ご了承ください。

西井はがき

↑案内はがきから


西井さんが独自の板締め技法による藍染を始めてから25周年の記念展覧会でもありました。

会場をゆっくりと見て回ると、藍のもつ不思議な力とでもいうのでしょうか、祈りにも似た静かな気持ちがわいてきます。

西井会場


西井さんいわく「藍はおのずから心身を癒し、深い闇から人々を救いだす力を持ちます」。

西井5


作品展に向けて準備を進めていたときに、東日本大震災が起きました。

犠牲者への鎮魂と復興への希望をこめ、新たな気持ちで創作にとりかかったという西井さん。


そんなとき、春日の森で1本の木にインスピレーションを受けます。

はかり知れない樹齢を重ねたであろうその杉巨木は、上部を折損しながらも力強く立っていました。

テーマが決まると、完成までは早かったというタペストリー「春日杉巨木」

西井藍11.6.27


まっすぐに力強く、しかも全てを包み込みように大らかに立つ巨木。降り注ぐ光…

理屈抜きで、見る者に感動を与えます。




このタペストリーの前から動こうとしない高校生がいました。

長い間じっと見入っている様子に、やがて西井さんが近づいていきました。
「写真撮りましょう」


高校生は恥ずかしそうにしていたのですが、撮影に応じます。

おっと、あわてて追っかけるワタクシ。

西井高校生



長岳寺の弥勒大石棺仏

西井藍211.6.27


奇遇にも、ワタクシ、今年になってから2度ほど、この仏様を拝観して、笑みをたたえた柔和な面差しを時々思い起こしていたものですから、ちょっと驚きました。

長岳寺石仏


西井さんの描く仏様も実物と違わない静かな優しさにあふれ、藍のもつ深い色が崇高さを高めているようで、思わず手を合わせてしまいます。

藍染めで、ここまでの表現ができるものかと、素人ながら感嘆ものです。



どうやら、西井さんは新たな技法を編み出されたもよう。

25周年を迎え、ますます深い広がりを見せる元さんワールドをかいま見たひとときでした。


※西井康元さんの「ふれ藍工房 綿元(わたげん)」では、藍染の体験教室や定期教室も開催されています。

大和郡山市北郡山町244
TEL 0743-52-2328

http://www3.kcn.ne.jp/~watagen/

Posted on 2011/06/28 Tue. 20:08 [edit]

category: 展覧会

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28

三輪山、箸墓にかかる雲 

6月25日、桜井市三輪(みわ)で取材を終えると午後6時頃。

やっぱりまだ陽は高い。巻向駅まで歩こう。

青空に浮かぶ雲は、刻々と変化して飽きることなく楽しい。

三輪山の後ろにモクモクくもくも…




箸墓上空にもくっきりした雲




あっ、電車だー(万葉まほろば線)



もうちょっと水面が広く撮れていたら、「青春18きっぷ」のポスター候補になりませんかね(笑)
時間ときをさかのぼる旅ー奈良大和路へ
なぁんてね^^;


箸墓古墳西南の空には、刷毛でかいたような雲が広がって




巻向駅へ着く頃(19時)には、妖しい世界に。




あっ、その中に、“鳳凰”のようなシルエットが!
くぎづけになって目をこらす。
我にかえってカメラのファインダーをのぞいたときには、もうすでにその姿はかなり崩れていて残念。



ふと、手塚治虫『火の鳥』黎明編が思い起こされた。
火の鳥(不死鳥)の生き血を渇望するヤマタイ国のヒミコ。

奇しくも、ここ纏向(まきむく)は邪馬台国があったかもしれない地。

もしかしたら、卑弥呼もこのような空に向かって祈ったのかもしれないね。
妖しく変化する夕空を見つめながら、ひとときの時間旅行をしたのだった。

この日も、巻向駅19時19分発で引き揚げる。

Posted on 2011/06/27 Mon. 07:39 [edit]

category: 桜井市

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27

桧原神社からの落日 

6月23日、予定の取材を終えても、陽は高く、このまま帰ってしまうのもモッタイナイ。

そうや、桧原神社から夕日を見てみよう。
春や秋には二上山へ陽が落ちることで有名だが、夏至の頃って、いったいどのあたりに落日するの?

それをめがけて写真を撮りに行くほどの余裕も趣味もない行きあたりバッタリ派のワタクシには、とんと見当がつかない。

お参りした後、ベンチでのんびりと落日を待つ。



↑5時頃の、西から(左)と東から。

陽はまだまだ高く、どこに落日するのかわからない。

6時頃になると、ここからでは落日が望めないことが明らかに。
正面が二上山、陽はだいぶ北に落ちるようだ。




というわけで、西へ下って井寺池へ。




振り返って見る三輪山



川端康成がここで夕刻になっても動こうとしなかったというなどを思い浮かべて感慨に浸る。


と、おっと、娘からのメールで現実に引き戻されたワタクシ。
久しぶりに一緒に夕食しようということに決まると、帰ろ、帰ろ。
「巻向駅の電車時刻調べてぇ」

うわぁ20分ほどしかないけど、よしっ。1つ逃すと30分待ちは覚悟しなきゃならないので、これに乗らなくては。坂道を駆け下りたのだったicon16

目の前にこんな二上山を見ながら。



巻向駅19時19分発にセーフicon22

Posted on 2011/06/26 Sun. 08:46 [edit]

category: 桜井市

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26

三輪山撮影スポット 

『かぎろひの大和路』28号の取材がようやく本格始動しました。

もっと季節がさわやかなうちに取材できたらいいのですが、どうも1年の前半部に依頼仕事や事務処理などが重なっていて、それを脱出するのがこの時期なのです。

と、言い訳をだらだら…
してみても、だいぶ遊んでいたことは、バレバレでしたかね^^;


さて、28号の特集地域は桜井市。巻向(まきむく)から三輪(みわ)を中心にとりあげます。
しばらくの間、このあたりを変なおばさんがウロウロさせていただきますが、どうぞよろしくお願いしま~す。

で、6月23日、24日、三輪方面へ。
25日も午後から行く予定です。

連日の取材というのは、この時期はちょっとハード。
23日は元気に朝から夕刻まで歩き回ったのですが、翌日はいまいち調子が出ず、約束していた1か所をお訪ねしただけ。寄る年波はこういうときに感じざるをえません。

暑いとはいえ、この時期の奈良盆地の風景はさわやかそのもの。
一面の水田に早苗が植えられたばかり。この季節に歩ける喜びを感じます。


わぁ、こんなポイントを見つけたときは、ほんとうに疲れが吹っ飛びます。



三輪山を背景に大鳥居の図。これまで、このアングルの写真を目にするたびに、いったいどこから撮っているのだろうとずっと思っていたのです。

もう少しアップにしてみますね。



今度は、三輪山にうす霧がかかるシーンを撮ってみたいものです。


こんな風景のなかで農作業されているおじさまがとても素敵に見えます。麦わら帽子もいい感じ。



水田の隣はスイカ畑。
「これはスイカの種たね用や」

“大和スイカ”は今、種で全国一だと、以前、田原本(たわらもと)を取材したときに聞いたことがありますが、このあたりでもつくっているのですね。
素敵なおじさまと、しばしおしゃべりしました。お世話になりました~


でもね、写真のウソと言いましょうか、周りが全部こんな風景かというとそうじゃないんですよね。

←同じ場所から南を撮るとこんな感じ。
右手を、奈良県道14号桜井田原本王寺線が走ります。


道路を西へ渡ると、そこも水田風景が広がり、その向こうに耳成山、畝傍山、二上山が…




歩道のない道路をビクビクしながら歩き、三輪のまちへ。

途中の風景も素敵で、何度も立ち止まってシャッターをおしました。
これは多武峰方面。




この日、大神(おおみわ)神社で、遅咲きのササユリに出合うこともできてラッキーicon22

仲間の多くが率川(いさがわ)神社の三枝祭(さいくさのまつり)へと旅立ち(ササユリ園のものだけではないようですが)、残っている花の数も少なく、閉園近いためか誰もいません。
フィナーレを告げる花かと思うと、何だか愛おしさがこみあげてきて立ち去りがたく感じられたりしたのでした。応援するように足元に群れるムラサキカタバミの濃いピンク色にもハッとしました。



※大神神社のササユリ園は6月26日まで開園

Posted on 2011/06/25 Sat. 09:31 [edit]

category: 桜井市

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25

ハイテク古社、氷室さん 

6月15日、田川の大盛りカレーを食べた後、子鹿とおかあさんを見学する前に、実は氷室(ひむろ)神社へ立ち寄りました。

過日、ブログ仲間の*ならら*さんが書かれていた、雅楽奉納を試してみるため。→「氷室神社興味深々なもの!」(「なら大好き♪」)
なんでも賽銭箱へ100円を入れると、舞楽の奉納ができるというのです! 
おもしろそう♪ あーっ、こんな不埒な思いでお参りして、も、申しわけありませーん<(_ _)>





氷室神社といえば、春の訪れをいち早く告げて咲く枝垂れ桜と、5月1日の献氷祭があまりにも有名ですよね。

今、枝垂れ桜の葉は緑濃く繁り、拝殿前には氷が御供えされていました。



拝殿では、お若い神職の方が一心不乱にご祈祷中。



ここまでは、氷室さんのイメージだったのですが、久しぶりにお参りして、実はすごくハイテク神社だったことを知りました。

まず、ふり注ぐミストにわぁ~。とっても涼しい~。




←境内に掲げられていたエコアイスの説明(クリックで拡大)



「氷の一日(こおりのついたち)」と呼ばれる6月に近い5月の最終金曜日には蓄熱祭が行われ、電力や機械関係者をはじめゼネコンや研究機関など約100社300名以上の方の参列があるそうです。


さて、神職さんのお祈りも終わったようなので、いよいよ舞楽奉納に挑戦。って、100円入れるだけなんですけどね^^;

←雅楽奉納の説明(クリックで拡大)




↑上の機械に100円玉を入れると、コインっと音がしてお賽銭箱へ入ったようです。

と、やがて始まったおごそかな雅楽は、透明感のある音色で、あたかもそこで演奏されているよう。

おお。さすがおとにきくタイムドメイン社のYoshii9(ヨシイナイン)。奈良でつくられた音響システムで今や世界的ですよね。スピーカーが円筒形で上を向いている特異さでも知られます(写真右)。

演奏は5分間。
ほんとうは手を合わせ頭を低くしてお祈りしなければならないのでしょうが、我々はもの珍しさも手伝ってあちこちウロウロしてしまいましたm(_ _)m



古来、雅楽の盛んだった奈良でも、その中心が氷室神社で、拝殿は舞殿でもあります。

5月1日の「献氷祭」には舞楽奉納もあり、「観桜芸能奉納」では、タイムドメインの由井啓之氏による超忠実再生音楽にはじまり、クラシックからポップス、口笛まで、さまざまな音楽が奉納されるようです。

http://www.himurojinja.jp/osirase/osirase.html

あ、「口笛ナララ」さん発見!



境内の燈籠に、芸能や楽器に関わるデザインを見つけるのも楽しいですね。



同行のemirinさんブログ→日々彩々Ⅱ
タイムドメイン


※氷室神社

〒630-8212 奈良市春日野町1-4
電話 0742-23-7297 FAX 0742-23-7298
http://www.himurojinja.jp/

毎月1日には「氷献灯」が行われます(8月のみ15日)。19時~21時


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Posted on 2011/06/24 Fri. 09:39 [edit]

category: 大和の寺社

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24

旅とくらしの玉手箱 フルコト 

6月20日、約束があって雨脚の強まるなかを三条通りまで出かけたが、所用を済ませると雨はやんでいた。

まっすぐ帰るのもモッタイナイので、奈良公園を横切って大回りルートでテクテク。雨上がりの、ひときわつややかな緑が身体中をかけめぐる感じでリフレーッシュicon09 

あそうそう、フルコトさんをのぞいてみようっと。
奈良旅手帖ブログ」のあさみさんの記事で6月初旬のオープン情報を得て、行ってみなくちゃと思いつつ…遅ればせの訪問。


初めての方は迷うかもしれないと思うぐらいの、路地の奥。まあこんなとこよく見つけたわね、とワタクシ好みの立地に、笑いそうになりながらお訪ねした。

懐かしさや温もりただよう古民家の2階は、オープン間もないとは思えないほど、しっくりと落ち着き、ほっこりした奈良色の素敵空間をつくっている♪

奈良に住みついて20余年のワタクシ、今なおやっぱり奈良モノが好き。

←あさみさんの「奈良旅手帖」を愛用しているし、その中のコラムを担当されている多田みのりさんとは大仏鉄道跡巡りをご一緒した仲。

お会いしたのは1度きりだけれど、彼女の書いた『奈良のチカラ』は共感するところも多い。また、その本のカバーデザインを手がけられた藍寧舎(らんねいしゃ)の金沢あおいさんも、フルコトに関係しているらしい。

ということだけで、たいへんな親近感を抱いてお邪魔した。




想像以上に親しみ深い空間で、初めて訪ねた場所なのに、おいとまする頃には、奈良好きが共有する1本の線のようなものを感じたりもしたのだった。


部屋全体をやさしく包むのは、カキモトさん(ふりとらブログ)の華倭里行燈。昨年のナラ咲く祭りでもひときわ目を引いたものだが、何度見てもすてき~


こころひかれる散華



←あ、木村昭彦さんの写真集!

奈良国立博物館のお水取り展にはいつも木村さんの写真が掲げられているので、ファンも多いのでは。

木村さんが「お水取り」の写真集を出された頃は、東京在住だったと思う。勤務のあいまをぬってよく奈良へいらっしゃっていた。定宿にされていた奈良町の旅館でお会いしたとき、この写真集を『かぎろひの大和路』の読者にプレゼントしたいと提供してくださったご厚意には今も感謝している。抽選ですばらしい2冊の写真集をゲットされた5人の方は、さらに奈良をお好きになったにちがいない。

その後、木村さんはどうされているのだろうと思っていたら、なんと、近くにお住まいだと聞いてビックリ。
退職されて奈良へ移り住まわれたらしい。納得。奈良好きは、やがて奈良で住むことを夢みているものだ。


←関川鶴祐さんの「仏版画カード」

ん? 聞いたことあるお名前と思ったら、「ウガヤゲストハウス」いーぴんさんの琵琶のお師匠さん!! 琵琶だけではなくこのような技もお持ちだったんですね。





フルコトは5人による共同運営だという。
この日、お店に入られていた女性と言葉を交わすうち、お互いに、「アッ、どこかでお会いしてます?」「やっぱりそうでした?」


3年ほど前になるだろうか、雨上がり、奈良公園で開き始めたばかりのナラノヤエザクラを望遠レンズで撮っていたときのこと。「何を撮ってはるんですか?」と声をかけてくださったのが、フルコト運営者の1人、新井さんだったのだ。

まさか、こんなところで再会しようとは!
ナラノヤエザクラのこと、きたまちのことなどについて、盛り上がったのは言うまでもない。


人のつながりをまざまざと感じたフルコト。

知らない人同士も、ここへ来ると笑顔でおしゃべりが始まってご縁ができていく、そんな不思議なお店でもあるなあと感じた。

今回は古本を見る余裕はなかったので、またゆっくり散歩がてら出直そう。
すぐ近くに見晴らし抜群の多聞城跡、聖武天皇や光明皇后の御陵、閑静な多聞町のまちなみも魅力。フルコトの出現で、歩く楽しみが広がった。


フルコトホームページ

フルコトに関するブログ記事
奈良倶楽部通信Ⅱ
なららん♪らん♪ 

※旅とくらしの玉手箱 フルコト
奈良市東包永(ひがしかねなが)町61-2 2F
TEL/FAX:0742-26-3755
定休日: 木曜日

↑気に入って求めた藍寧舎さんの一筆箋。
螺鈿紫檀五弦琵琶がモチーフ。素敵でしょ。


地図はこちら

Posted on 2011/06/21 Tue. 17:01 [edit]

category: こんな店

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21

大吟醸酒粕アイス 

樫舎(かしや)の極上かき氷のことを書いて、そういえば、絶品アイスクリームの紹介をまだしていないことを思い出した。

かれこれ半月ほど前のこと。ところは「酒蔵ささや」。
いくつか試飲した後でこんなものを見つけた。

なになに、酒粕アイスですってぇ。

そう、「春鹿」を醸す今西清兵衛商店と、あの「ラッテたかまつ」のコラボでできあがったアイス。

ま、ここまではさほど驚かない。
酒粕とアイスクリームって、なんとなく想像の範囲におさまるしね。


ところが、「ささや」でいただいのは、アッと驚く感動の味わい。



なんと、酒粕アイスに、貴醸酒(西内酒造)をかけてどうぞ、というのだ。


もちろん、酒粕アイスだけでとてもおいしいのだけれど、貴醸酒をかけると別の次元へといざなわれる。


こういう提案をしてくれるところが、さすがは奈良県酒造組合直営店ならではの魅力。日本酒アドバイザーさんのセンスと言おうか。ちょっとうれしくなる。

もっとも、酒粕アイスはアルコールが1%未満なのでお子様にも食べられるが、貴醸酒をかけてというのは20歳以上限定ですからね。いわば、大人の味わい。


西内酒造の貴醸酒については、以前このブログでも書いたが、仕込み水のかわりに純米酒を使ってつくる上等のお酒。
貴醸酒を使って仕込む「三累醸酒」というさらにぜいたくなお酒も、西内酒造はつくっている。
貴醸酒、三累醸酒(当ブログ内)


←へへ、以前、買ったものの、モッタイナイので、というか、お料理に合わせて飲むというタイプのお酒でもないので、秘蔵してあるノダicon22

なるほど、アイスクリームにかけるという手があったんやねっ。
家でもやってみようっと。

あっ、貴醸酒をかけるのは「どんなアイスでもいいというわけではなく、酒粕アイスだからこそおいしいのですよ」という、ささやの日本酒アドバイザーさんの声が聞こえそう。はーい。

酒蔵ささや

Posted on 2011/06/19 Sun. 21:34 [edit]

category:

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19

樫舎 極上のかき氷 

6月15日、鹿苑で子鹿たちを見て、ほのぼの~icon61
夢中で写真をとっていた私たちブログ仲間は、鹿苑を後にして、ふと我にかえると誰もがむしょうに喉の渇きを覚えた。

冷たいコーヒーにしようか、やっぱりホットか、いやいやほんとうに欲しているものはそれではないような…

そのとき誰かが(らん♪ちゃんだ)「樫舎(かしや)のかき氷が食べたい」
おお、それやっ! 満場一致で即決。

樫舎さんは3年ほど前に、奈良町(ならまち)のこの地にお店をオープン。

11.6.15かしや外観

ワタクシはそれよりもだいぶ前からお名前は耳にしていた。知人のお茶の先生方が絶大な信頼感をもって話されていたので印象深かったのだ。

もともとは、こうしたお茶人や寺社の注文を受けてのみつくられていたらしい。


こんなお店のかき氷っていったいどんなん? と興味津々。
なにせ、数量限定のうえ、メニューの中でいちばん高価ときている。生まれてこのかた、1000円のかき氷なんて、食べたことないよ。

ちょっと緊張しながら待っている我々の前に出てきたのは↓

11.6.15かしや氷


思わず、顔を見合わせてクスクス、笑い声は次第に高くなっていった…かも。

ごめんなさい。だって、お昼に食べた田川のデカ盛りカレーを連想せずにはいられなかったの。



ねっ。


しかし、食べ始めてもうビックリ。
ふわふわでクリーミー、なんというなめらかな食感。
氷とは思えない。


数日間をかけて作られたという純粋氷。たっぷり入った特製抹茶蜜の清々しい味わい。丹波大納言を使った自家製つぶ餡の豊かさ。
おいしっと食べ進むと、おや? 思いがけず出合う白玉と寒天もただ者にあらず。国産のもち米を寒ざらしにした白玉、国産の天草のみを信州の寒風で乾燥させた昔ながらの寒天。

11.6.15かしや氷3


お昼にあれだけのデカ盛りカレーを食べてまだまだおなかいっぱいでも、あっという間に完食できたのは、けっして我々が大食いということではなく、ひたすら美味しかったから、と断言できる。


かき氷って最近はあまり食べないけど、たいてい最後あたりは寒くなって、味も何だか薄くなって…というような…そういうかき氷とはまた別物やね、これは。


樫舎のかき氷、完食の図

11.6.15かしや氷完食



ああおいしかったね。ごちそうさまぁ。




とようやく、器のすばらしさにも気づくとは、なんてこった^^;


で、笑ったお詫びに、ここでもう一度、樫舎さんのかき氷に登場していただくことにしよう。
器に注目してね!

高坏のように糸尻が高い「合鹿椀(ごうろくわん)」なんですね。

11.6.15かしや氷2


…アカン、せっかく真面目に説明しようと思ったのに、今度は“鹿”に反応してまたまた笑ってしまうワタクシ^^;


もとい、「合鹿椀」というのは、石川県能登の合鹿地方でつくられたからこの名前が付いたとか。樫舎さんで用いられているのは奈良漆器であるのが特徴。奈良でも有名な塗師である樽井(たるい)さんの手になるものだ。


古い町屋を活かした店内も趣たっぷり。二月堂のお水取りに奉納されたお松明も。

11.6.15かしや店内2


※萬御菓子誂處(よろずおんかしあつらえどころ) 樫舎(かしや)
〒630-8392 奈良市中院町 22-3
TEL/FAX 0742-22-8899

営業時間 午前9時〜午後6時

http://www.kasiya.jp/

kumaさんブログ→奈良へひとり
emirinさんブログ→日々彩々Ⅱ



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Posted on 2011/06/18 Sat. 19:46 [edit]

category: こんな品

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子鹿とお母さんワールド 

6月15日、田川さんでデカ盛りカレーを食べた後は、ゆっくり歩いて鹿苑へ。
「2011年誕生の子鹿たちと、おかあさん鹿」を見学しました。
今年から始まった特別公開です。

鹿苑角きり場は子鹿とお母さんの世界




くぎづけになるのは、あちこちで繰り広げられる授乳シーン。お母さんのやさしいまなざしが印象的です。





←安心しきった幸せな様子でお乳を飲む子鹿












こんなシーンも。
お母さんはにおいでわが子がわかるようですが、子鹿はわからない?
ママだと思ってお乳を飲もうとした子に「君のママは私じゃないよ」



ママ、大好きicon06



おんぶしてぇ















どこまでもママの後についていくよ~



それを見たちょっと年上の子鹿
「いつまでもママかよ。ねえねえ、それよりボクと遊ばない?」


ママっ、あの子と遊んできていい?



ママがね、ここなら安心して眠ってええよって。



そうやで。あんたもちょっと入っとき。



ボクは生まれてから20日も経ったんよ。もう草だって食べられるぞ~。でも最初はね、ママの真似をしてみようっと。



鹿も一頭一頭、性格が違うんやなあということを感じさせられました。
生まれてからの日数にもよるのでしょうが、お母さんべったりの鹿、子ども同士で遊んでいる鹿…
柵からじっと外を見ている鹿もいましたよ。きっと好奇心旺盛な子なんでしょうね。奈良公園デビューの日が待ち遠しいですね。




※2011年誕生の子鹿たちと、お母さん鹿
7月10日まで
13:00~14:00
おとな300円、中学生150円、小学生以下無料

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Posted on 2011/06/17 Fri. 20:16 [edit]

category: 鹿

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