かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
田川のカレー!!
6月15日、おいしい大盛りカレーで評判の田川さんへ。
ブログ友達(emirinさん、kumaさん、らん♪ちゃん)と一緒にデカ盛りに挑戦
自慢じゃないが、よく食べるほうである。
それは今に始まったことではない…
振り返れば高校時代。なぜか女子の多くが可愛らしいお弁当箱というなかにあって、ワタクシは男子と同じブック弁当(わかります?)。
会社勤務の頃は、誰が言い出したのだったか“やせいの大食い”(野生と痩せをかけているらしい)の異名をとったこともあるぞ。
そうそう、10年ほど前、昼食を済ませてから訪ねた先で、すごい量のご馳走が用意されていて「食べてきた」とは言えない状況になったときも、なにくわぬ顔で完食したこともある。大食自慢のエピソードの1つだ。
それから、こんなこともあったな。
取材でかなり歩いた後、空腹を覚えて入ったどこにでもあるファミリーレストランで、「ランチ」を注文したときのこと。応対してくれた女性が「ご飯は大もありますよ」。普通、聞かれてもないのに、女性にこんなこと言うかなあ。あ、ワタクシ「ではそれを」とお願いしましたけどね。
そしてたぶん、我が家のエンゲル係数はかなり高め(単に低収入ということかもしれないけど^^;)。
ま、そういうわけで、飲食については妙な自信あり。好き嫌いもないし胃腸もすこぶる丈夫。今回も期待こそすれ、あまり心配はしていなかった。↓これを見るまでは。

アングル変えてみましょうかね。

わ
ちょっとたじろぐ。これで「普通」サイズよ(どこがっ)。
↓奥が「普通」、手前が「小」

後から入ってきたおじさま2人は「極小」「極極小」
うーむ。観察した限りでは、極極小というのが世間一般の常識的な量か。
などとすましている余裕などないのだった。
一抹の不安がよぎる。
残さないのが信条なのでね。
これは真面目に立ち向かわないと!
脳が満腹指令を出す前が肝心と、ひたすら集中。
食べても食べても減った気がしない。やや、あせる。
難攻不落の白い山のように目の前にたちふさがるご飯。
お店のおばちゃん「足らんかったら言うてや、追加するで。ご飯でもルーでも」。
誰がっ。笑いながら、実は必死。
←ついに完食の図
まったりコクがあり、奥にピリリとした辛みもあるおいしいカレーだった。
ごちそうさまでした。
田川のカレーを食べるのは、どこか山登りに似ていないだろうか。
完食後、我々はある種の感動に浸っていた。
完食した者のみが到達し得る、哲学的な境地とでも言えようか……
※喫茶 田川
奈良市南半田西町4
0742-24-3739
※田川のカレー
kumaさんブログ→「奈良へひとり」
emirinさんブログ→「日々彩々Ⅱ」
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ブログ友達(emirinさん、kumaさん、らん♪ちゃん)と一緒にデカ盛りに挑戦

自慢じゃないが、よく食べるほうである。
それは今に始まったことではない…
振り返れば高校時代。なぜか女子の多くが可愛らしいお弁当箱というなかにあって、ワタクシは男子と同じブック弁当(わかります?)。
会社勤務の頃は、誰が言い出したのだったか“やせいの大食い”(野生と痩せをかけているらしい)の異名をとったこともあるぞ。
そうそう、10年ほど前、昼食を済ませてから訪ねた先で、すごい量のご馳走が用意されていて「食べてきた」とは言えない状況になったときも、なにくわぬ顔で完食したこともある。大食自慢のエピソードの1つだ。
それから、こんなこともあったな。
取材でかなり歩いた後、空腹を覚えて入ったどこにでもあるファミリーレストランで、「ランチ」を注文したときのこと。応対してくれた女性が「ご飯は大もありますよ」。普通、聞かれてもないのに、女性にこんなこと言うかなあ。あ、ワタクシ「ではそれを」とお願いしましたけどね。
そしてたぶん、我が家のエンゲル係数はかなり高め(単に低収入ということかもしれないけど^^;)。
ま、そういうわけで、飲食については妙な自信あり。好き嫌いもないし胃腸もすこぶる丈夫。今回も期待こそすれ、あまり心配はしていなかった。↓これを見るまでは。

アングル変えてみましょうかね。

わ

ちょっとたじろぐ。これで「普通」サイズよ(どこがっ)。
↓奥が「普通」、手前が「小」

後から入ってきたおじさま2人は「極小」「極極小」

うーむ。観察した限りでは、極極小というのが世間一般の常識的な量か。
などとすましている余裕などないのだった。
一抹の不安がよぎる。
残さないのが信条なのでね。
これは真面目に立ち向かわないと!
脳が満腹指令を出す前が肝心と、ひたすら集中。
食べても食べても減った気がしない。やや、あせる。
難攻不落の白い山のように目の前にたちふさがるご飯。
お店のおばちゃん「足らんかったら言うてや、追加するで。ご飯でもルーでも」。
誰がっ。笑いながら、実は必死。


まったりコクがあり、奥にピリリとした辛みもあるおいしいカレーだった。
ごちそうさまでした。
田川のカレーを食べるのは、どこか山登りに似ていないだろうか。
完食後、我々はある種の感動に浸っていた。
完食した者のみが到達し得る、哲学的な境地とでも言えようか……

奈良市南半田西町4
0742-24-3739
※田川のカレー
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16
平城山丘陵夕焼け
6月14日、昼間はどんよりした梅雨らしいお天気だったのに、すばらしい夕焼けでしたね。

7時過ぎだったでしょうか。ワタクシすでに夕食中
刻々と変わる夕焼け空のショーを楽しんでいたのですが、ついに…
今頃、明日香の棚田に映る夕日や二上山を撮っていらっしゃる方もいるのだろうな、と思いながらシャッターをおしました。
ワタクシの場合は、平城山丘陵の夕日です。

7時過ぎだったでしょうか。ワタクシすでに夕食中

刻々と変わる夕焼け空のショーを楽しんでいたのですが、ついに…

今頃、明日香の棚田に映る夕日や二上山を撮っていらっしゃる方もいるのだろうな、と思いながらシャッターをおしました。
ワタクシの場合は、平城山丘陵の夕日です。
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15
川端康成歌碑の真相
6月14日、東京在住の読者の方から贈り物が届きました。
「お茶うけやPCの合間にどうぞ」と書かれた手紙と和菓子が入っていたのですが、その包装にまず目を奪われました。
実に丁寧な仕様で、新聞紙に包装されていたのです(撮っておけばよかったわ)。
ひもをほどき、新聞を広げて、びっくり。
←それは5月29日の日本経済新聞で、「川端康成の美意識」③という大きな見出しが目に飛び込んできました。
そこには、桜井市にある井寺池畔のあの有名な歌碑について、驚くべき真相が書かれていたのです。
(写真は2011年2月撮影)

有名な話なのか、私が知らなかっただけなのかわかりませんが、川端自身がこの歌を書いたのではないということでした。字は川端のものに違いありませんが。
以下、日経新聞からの要約です。
桜井市には、記紀や万葉集から採った文化人の揮毫による歌碑が点在していることで知られますが、この歌碑企画、当初は川端康成や棟方志功らの賛同を得てスタート。川端は、地元在住の保田與重郎とともに、山の辺の道を歩き、候補地として自らが井寺池畔を選んだとか。「堤の線が途切れないように歌碑は低くして」と注文もつけたそうです。
が、川端の筆は進まない。催促すると「古代の英雄、倭建命(やまとたけるのみこと)の絶唱を私のような者が書くのは気がひける」。間もなく川端は自殺。
というわけで、この歌碑は、川端夫人の了承を得て、「美しい日本の私」のペン字原稿から拾い集めてつくったものだということです。
3年後、東山魁夷は桜井市で「やまとしうるはし」のテーマで講演。
日本の美を生涯かけて追求した人の、魂の最後のやすらぎの場として、歌碑のあるあの場所より適当なところはないと、語ったと言います。
また、川端が池の堤に座り込んで、日が暮れなずんでもそこを立ち去ろうとしなかったことに触れ、「死を覚悟していたのではないか」という川端コレクションの展覧会プロデューサー水原園博氏の話も掲載されていました。
そういうことを知って、この池畔に立つとまた違う思いがわいてきそうな気がします。
池から西方を見る。
目の前に箸墓、左手には大和三山。ずっと向こうに二上山、金剛・葛城の峰・・

振り返ると三輪山

「お茶うけやPCの合間にどうぞ」と書かれた手紙と和菓子が入っていたのですが、その包装にまず目を奪われました。
実に丁寧な仕様で、新聞紙に包装されていたのです(撮っておけばよかったわ)。
ひもをほどき、新聞を広げて、びっくり。

そこには、桜井市にある井寺池畔のあの有名な歌碑について、驚くべき真相が書かれていたのです。
(写真は2011年2月撮影)


以下、日経新聞からの要約です。
桜井市には、記紀や万葉集から採った文化人の揮毫による歌碑が点在していることで知られますが、この歌碑企画、当初は川端康成や棟方志功らの賛同を得てスタート。川端は、地元在住の保田與重郎とともに、山の辺の道を歩き、候補地として自らが井寺池畔を選んだとか。「堤の線が途切れないように歌碑は低くして」と注文もつけたそうです。
が、川端の筆は進まない。催促すると「古代の英雄、倭建命(やまとたけるのみこと)の絶唱を私のような者が書くのは気がひける」。間もなく川端は自殺。
というわけで、この歌碑は、川端夫人の了承を得て、「美しい日本の私」のペン字原稿から拾い集めてつくったものだということです。
3年後、東山魁夷は桜井市で「やまとしうるはし」のテーマで講演。
日本の美を生涯かけて追求した人の、魂の最後のやすらぎの場として、歌碑のあるあの場所より適当なところはないと、語ったと言います。
また、川端が池の堤に座り込んで、日が暮れなずんでもそこを立ち去ろうとしなかったことに触れ、「死を覚悟していたのではないか」という川端コレクションの展覧会プロデューサー水原園博氏の話も掲載されていました。
そういうことを知って、この池畔に立つとまた違う思いがわいてきそうな気がします。
池から西方を見る。
目の前に箸墓、左手には大和三山。ずっと向こうに二上山、金剛・葛城の峰・・

振り返ると三輪山

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14
米トレーサビリティ法
ワタクシが作らせていただいている奈良市商店街振興会の機関紙「商振会ニュース」47号のゲラ刷りが上がってきました。初校を終えたところです。

商店主さん側のうちうちの内容なので、ワタクシにとっては難しいことも多いのですが、思いがけない情報を早めにゲットすることもあります。
たとえば、「米トレーサビリティ法」などというのは、今回の編集作業で初めて知りました。
日本語で言うと「米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律」となります。長っ。
昨年10月にできた法律らしいのですが、なんや、名前からして難しいやん。
一般消費者にはあんまり関係ないのとちがうん?
と思うでしょう。
それがそうでもないのです。
もっとも昨年10月から施行されている「取引先記録の作成・保存」は業者向けと言えるかもしれません。
しかし、来月(7月)から業者に「産地情報の伝達」が義務づけられることになれば、我々消費者にも関係します。
お米の取扱業者は一般消費者に、どこの産地のものなのかわかるようにしなければならないのです。
あ、この場合のお米というのは、米穀だけではなくて、ご飯、お餅やだんご、米を使ったお菓子、清酒やしょうちゅう、みりんなどの加工品も含む幅広さなんですよね。
我々は、カタログや包装、ウェブページなどから、産地を知ることができるというわけです。
国内産か、外国産ならどこの国なのかがわかるようになります。
いちばん身近に感じるのは、レストランや食堂などの外食場所かもしれません。
メニューに明記されたり、書かれていない場合は「産地情報については店員にお尋ねください」と店内に掲示されるのですって。
「米トレーサビリティ法」が全面施行されることによって、万が一、食品事故や産地偽装が起きた場合でも、速やかな解明や安全な流通ルートの継続につながるとみられています。
※米トレーサビリティ法については→農林水産省

商店主さん側のうちうちの内容なので、ワタクシにとっては難しいことも多いのですが、思いがけない情報を早めにゲットすることもあります。
たとえば、「米トレーサビリティ法」などというのは、今回の編集作業で初めて知りました。
日本語で言うと「米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律」となります。長っ。
昨年10月にできた法律らしいのですが、なんや、名前からして難しいやん。
一般消費者にはあんまり関係ないのとちがうん?
と思うでしょう。
それがそうでもないのです。
もっとも昨年10月から施行されている「取引先記録の作成・保存」は業者向けと言えるかもしれません。
しかし、来月(7月)から業者に「産地情報の伝達」が義務づけられることになれば、我々消費者にも関係します。

あ、この場合のお米というのは、米穀だけではなくて、ご飯、お餅やだんご、米を使ったお菓子、清酒やしょうちゅう、みりんなどの加工品も含む幅広さなんですよね。
我々は、カタログや包装、ウェブページなどから、産地を知ることができるというわけです。
国内産か、外国産ならどこの国なのかがわかるようになります。
いちばん身近に感じるのは、レストランや食堂などの外食場所かもしれません。
メニューに明記されたり、書かれていない場合は「産地情報については店員にお尋ねください」と店内に掲示されるのですって。
「米トレーサビリティ法」が全面施行されることによって、万が一、食品事故や産地偽装が起きた場合でも、速やかな解明や安全な流通ルートの継続につながるとみられています。
※米トレーサビリティ法については→農林水産省
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13
奈良うるはし
6月11日、こんな日に申しわけないと思いつつ、久しぶりに飲み人集合。
夫が「オレが料理する」というので、石川県七尾の漁港から鮮魚を送ってもらうことに。
当日までどんな魚が届くかわからないので、ちょっと楽しみにしていた。
届いたのがこれ。

マダイ、ブリ、活ババガレイ、メバル、マアジ。
メバルだけが煮付け用で、あとはお刺身用。
「へぇ、ババガレイって聞いたことないわね」
「このへんには出回ってないな。アンタがたくさん食べたらええわ」
「……フンッ
」
(調べたら、ほんとうに婆婆鰈と書くようで-_-;)
↑写真の右下。どてっと大きい魚がババガレイ。
これが肉厚ですごぶるのおいしさ!
珍しいこともあってか、いちばんの人気。エンガワ最高!
どうやら、ひときわぬるぬるしているところから失礼な名前がついたようだけれど…

←ババガレイのお顔。愛嬌たっぷり。ごめんなさい。いただきま~す。
我が家のいちばん大きなお皿に乗りきらないくらいの量のお刺身できあがり。

メバルの煮付けといかめし。

のんきな奥さん、アンタはいったい何をしたのよ? ってお思いのアナタ。
はいはい、ワタクシの担当は一応お酒の手配と、サラダを作ったよ(撮ってはないけど…^^;)
←それから、久しぶりにコースターづくりも。→我が家のコースター

←まずはビールでスタート。
用意していた日本酒は3本。
奈良県酒造組合が昨年から統一ラベルで出している「奈良うるはし」。
発売日すぐの平城京天平祭会場で1本をゲット。それから、「酒蔵ささや」さんでも試飲(↓あ、他のも飲んでますが^^;)。

←「奈良うるはし」は、清酒発祥の地、正暦寺で分離に成功した優良酵母(「奈良うるはし酵母」と命名)と奈良のお米を使っているところが特徴(クリックで拡大)。
奈良県酒造組合が統一ラベルで取り組む心意気も感じられる「奈良うるはし」。「清酒発祥の地・奈良」をどんどん全国にPRしましょう
数種類しか試飲していないけど、今年のほうが蔵の特徴が出ているのかな? というのがワタクシの印象。
味わいにだいぶ違いがあるような?
試飲して好みを見つけてくださいね。
さてさて、飲み会当日は結局、↓この3本を楽しむ(「鷹長」は「奈良うるはし」ではありません、念のため)。

料理はほぼ平らげ状態。お酒は多少残。
最後に思い出したように、誕生日セレモニー。
この日は、料理人のバースデーでもあったので。
「コーヒーにする? それとも紅茶?」というワタクシの問いかけに、飲み人、声をそろえて「ワイン」
お開きは11時30分。終電に間に合ったかな。
お疲れさま~
夫が「オレが料理する」というので、石川県七尾の漁港から鮮魚を送ってもらうことに。
当日までどんな魚が届くかわからないので、ちょっと楽しみにしていた。
届いたのがこれ。


マダイ、ブリ、活ババガレイ、メバル、マアジ。
メバルだけが煮付け用で、あとはお刺身用。
「へぇ、ババガレイって聞いたことないわね」
「このへんには出回ってないな。アンタがたくさん食べたらええわ」
「……フンッ

(調べたら、ほんとうに婆婆鰈と書くようで-_-;)
↑写真の右下。どてっと大きい魚がババガレイ。
これが肉厚ですごぶるのおいしさ!
珍しいこともあってか、いちばんの人気。エンガワ最高!
どうやら、ひときわぬるぬるしているところから失礼な名前がついたようだけれど…


我が家のいちばん大きなお皿に乗りきらないくらいの量のお刺身できあがり。

メバルの煮付けといかめし。

のんきな奥さん、アンタはいったい何をしたのよ? ってお思いのアナタ。

←それから、久しぶりにコースターづくりも。→我が家のコースター

←まずはビールでスタート。
用意していた日本酒は3本。
奈良県酒造組合が昨年から統一ラベルで出している「奈良うるはし」。
発売日すぐの平城京天平祭会場で1本をゲット。それから、「酒蔵ささや」さんでも試飲(↓あ、他のも飲んでますが^^;)。




数種類しか試飲していないけど、今年のほうが蔵の特徴が出ているのかな? というのがワタクシの印象。
味わいにだいぶ違いがあるような?
試飲して好みを見つけてくださいね。
さてさて、飲み会当日は結局、↓この3本を楽しむ(「鷹長」は「奈良うるはし」ではありません、念のため)。

料理はほぼ平らげ状態。お酒は多少残。

この日は、料理人のバースデーでもあったので。
「コーヒーにする? それとも紅茶?」というワタクシの問いかけに、飲み人、声をそろえて「ワイン」

お開きは11時30分。終電に間に合ったかな。
お疲れさま~
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12
信貴山から高安山越え
6月4日、三郷町(さんごうちょう)文化センターで勢野東(せやひがし)遺跡の発掘成果報告会に参加してから、せっかくだからと信貴山へ登り、山頂の「空鉢護法(くうはつごほう)堂」でひとときを過ごしました。
→勢野東遺跡 →信貴山へ
その後はフツーに下山するつもりだったのですが…
1時間に1本しかないバスの時刻もちゃんとチェックしてきたし。
←この標識を見て心が動いてしまいました。
またまたワタクシの悪いクセと言いましょうか、違う道があればそちらへ行きたくてしかたがなくなります。
とはいえ、いくらなんでも、さほど無謀ではありませんよ。
道標に距離が書かれていなかったのですが、信貴山と高安山はそう遠くないはずだし、4時頃だったとはいえ、最近は日も長いしと、一応頭の中でグルグルめぐらして(ワタクシ的には慎重に)ゴーサインを出したのです。ケーブルにも乗りたい。
これが午後いちばんぐらいだったら、奥の院へも行ったと思うのですが、そこまで猶予はありません。
出発~♪
しかし、歩き始めてちょっと後悔してしまいました。
やっぱり慣れない山道の独り歩きは心細いものですね。
ハイキング道としては素敵なのですが、細く、暗く、誰も通っていません。
不安がよぎるのですが、もう引き返すわけには…
必死で歩きながらも、自分を元気づけるためにカメラをバシャバシャ。
こんな山道でした。

何だか賑やかな音が聞こえるぞ、着いたかなと思うと、それは信貴・生駒スカイラインを走る車の音。
右手の道路が信貴・生駒スカイラインです。

スカイラインを横切り、また山へ入っていきます。これが高安山。大阪府八尾(やお)市。
←天智天皇が築いたという「高安城(たかやすのき)」の説明がありました(クリックで拡大)
大阪側へ来てホッ。
先ほどまでとはうってかわり道が広くて明るい。不安は消えていきました。

西信貴ケーブル高安山駅に到着~
←山中の駅
↓ケーブルから。

寅色の西信貴ケーブル

今やケーブルが出ようとするときに着いたワタクシはここで40分待ち。
それから乗り換えのなんと多いこと。
信貴山口→河内山本→布施→
帰り着いたのは、7時30分を過ぎていたでしょうか。小旅行をしたような気分だったのは言うまでもありません。
だいぶ歩いたような気がしましたが、地図で見ると2㎞ぐらい?
大きな地図で見る
→勢野東遺跡 →信貴山へ
その後はフツーに下山するつもりだったのですが…
1時間に1本しかないバスの時刻もちゃんとチェックしてきたし。

またまたワタクシの悪いクセと言いましょうか、違う道があればそちらへ行きたくてしかたがなくなります。
とはいえ、いくらなんでも、さほど無謀ではありませんよ。
道標に距離が書かれていなかったのですが、信貴山と高安山はそう遠くないはずだし、4時頃だったとはいえ、最近は日も長いしと、一応頭の中でグルグルめぐらして(ワタクシ的には慎重に)ゴーサインを出したのです。ケーブルにも乗りたい。
これが午後いちばんぐらいだったら、奥の院へも行ったと思うのですが、そこまで猶予はありません。
出発~♪
しかし、歩き始めてちょっと後悔してしまいました。
やっぱり慣れない山道の独り歩きは心細いものですね。
ハイキング道としては素敵なのですが、細く、暗く、誰も通っていません。
不安がよぎるのですが、もう引き返すわけには…
必死で歩きながらも、自分を元気づけるためにカメラをバシャバシャ。
こんな山道でした。

何だか賑やかな音が聞こえるぞ、着いたかなと思うと、それは信貴・生駒スカイラインを走る車の音。
右手の道路が信貴・生駒スカイラインです。

スカイラインを横切り、また山へ入っていきます。これが高安山。大阪府八尾(やお)市。

大阪側へ来てホッ。
先ほどまでとはうってかわり道が広くて明るい。不安は消えていきました。


←山中の駅
↓ケーブルから。

寅色の西信貴ケーブル

今やケーブルが出ようとするときに着いたワタクシはここで40分待ち。

信貴山口→河内山本→布施→
帰り着いたのは、7時30分を過ぎていたでしょうか。小旅行をしたような気分だったのは言うまでもありません。
だいぶ歩いたような気がしましたが、地図で見ると2㎞ぐらい?
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鷹長 試飲販売
葛城山麓、御所(ごせ)の蔵元、油長(ゆうちょう)酒造さんが、6月9日から西大寺の近鉄百貨店で試飲販売をされています!
主要銘柄は「鷹長(たかちょう)」ですが、「風の森」の蔵と言ったほうがわかる人が多いかもしれませんね。
近く、飲み人が集まる予定なので、早速行ってきました。
御所のお酒は人気なので、はずせません。

おお、まず目に飛び込んでくるのが、オーク樽。
米焼酎「火の鳥」はオーク樽で熟成されているのですね。
4年古酒だそうです。
瓶詰めされるところにも立ち合わせていただくことができましたが、とてもいい香りがして、うっとり。
この樽カッコイイよね。
これを立ててテーブルにしたらきっと素敵。
などと、油長酒造の看板娘Tさんとしばしのおしゃべり。
オーク樽の4年古酒「火の鳥」に心が動きましたが…
「鷹長」を数種類、試飲させていただきました。
微妙な味の違いがよくわかりました。
ふふ、ワタクシもなかなか利けるようになった?
でも感想を聞かれたら「どれもおいしい」
これではアカンか^^;
いろいろ迷ったのですが、結局、純米吟醸の一升瓶に決定。
720ml瓶のほうが素敵なんですけどね。
なにしろ集まるのが6人。
なにしろ飲んべえの集まり。
帰ってからラベルを確認したら、「山田錦100%」なのでビックリ。
普段は奈良のお米を使ったお酒を愛飲しているので、ハレの日に、サイコーの一献となりそうです。
まだ開けてませんよ。
飲み会は明日ですからね。大丈夫です。
※奈良近鉄百貨店での「鷹長」試飲販売は15日(水)まで。
地下1階のお酒売り場で。「父の日」のプレゼントにもおすすめだと思います。
笑顔の素敵な油長酒造のTさんが対応してくれます。
若い女性ですが、蔵人さんで酒豪。お酒談議がはずむかも♪
「鷹長」は15日以降も各地で試飲販売されます。→予定はこちら
主要銘柄は「鷹長(たかちょう)」ですが、「風の森」の蔵と言ったほうがわかる人が多いかもしれませんね。
近く、飲み人が集まる予定なので、早速行ってきました。
御所のお酒は人気なので、はずせません。

おお、まず目に飛び込んでくるのが、オーク樽。
米焼酎「火の鳥」はオーク樽で熟成されているのですね。
4年古酒だそうです。

この樽カッコイイよね。
これを立ててテーブルにしたらきっと素敵。
などと、油長酒造の看板娘Tさんとしばしのおしゃべり。
オーク樽の4年古酒「火の鳥」に心が動きましたが…

微妙な味の違いがよくわかりました。
ふふ、ワタクシもなかなか利けるようになった?
でも感想を聞かれたら「どれもおいしい」
これではアカンか^^;

720ml瓶のほうが素敵なんですけどね。
なにしろ集まるのが6人。
なにしろ飲んべえの集まり。
帰ってからラベルを確認したら、「山田錦100%」なのでビックリ。
普段は奈良のお米を使ったお酒を愛飲しているので、ハレの日に、サイコーの一献となりそうです。
まだ開けてませんよ。
飲み会は明日ですからね。大丈夫です。

地下1階のお酒売り場で。「父の日」のプレゼントにもおすすめだと思います。
笑顔の素敵な油長酒造のTさんが対応してくれます。
若い女性ですが、蔵人さんで酒豪。お酒談議がはずむかも♪
「鷹長」は15日以降も各地で試飲販売されます。→予定はこちら
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10
荒池畔の6月と2月

ここも、大好きな風景のひとつ(正面は神山・御蓋山)。
自転車でならまちへ行くときは、たいていここを通ります。
帰りはそのままダダーッと西へ。
ワタクシは行き帰りで同じ道は通らない派。
夫は行き帰りで見える風景が違うからと同じ道志向派。
皆さんはいかがですか?
写真は先日、6月6日、香炉里(こるり)さんへカレーを食べに行った日に撮ったものです。

つい4か月前はこんなんだったのですよ。
2月11日の写真です。


季節の移ろいにカンパイ!
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09
信貴山で必勝祈願
6月4日、三郷町(さんごうちょう)文化センター(生駒郡三郷町勢野西)で「勢野東(せやひがし)遺跡発掘調査成果展」(9日まで)を見て、その報告会にも参加した。→こちら
最寄り駅は近鉄生駒線「信貴山下(しぎさんした)」。
そうや、ここまで来たからには、お山へ登ってトラの必勝祈願をしてこようっと。
最近のタイガースの不甲斐なさときたら、目をおおうばかりではないの
もはや優勝などとは言わない。目の前の1勝をクリアしてくれぇ。
というわけで、信貴山下駅からバスでお山へ。
聖徳太子がこの山で物部守屋と戦ったとき、毘沙門天が現れて必勝の秘法を授けたと言われる。
それが寅の年、寅の日、寅の刻、だったとか。
たしか、阪神タイガースの関係者や選手も毎年、お参りされているはず。
ワタクシには久しぶりの信貴山。
昨年の寅の年にも結局、行けずじまいだったなあ。
緑のなかの仁王門

正面に阿吽の仁王様、その裏には狛犬さん。
ねぇねぇ狛犬さん、阪神タイガースのこの不調の原因は何やと思う?
と、狛犬さんは、おもむろに天を仰いで「ううむ」

仁王門を過ぎたあたりからのぞむ信貴山朝護孫子寺の本堂

すでに3時頃だったので、あちこち寄っている時間はない。
まっすぐに本堂をめざす。
すれ違った団体さんから「今日は寅の日よ」という声が聞こえた。
ラッキー
途中に出会うのは雄叫びをあげる大寅

この勢い、タイガースにもほしいねぇ。
こんなかわいい寅だって、ウォー、負けるものかー

舞台造りの本堂からの眺めは抜群

手を合わせて必勝祈願。
他にもお願いごとがないわけではないけど、複数では効き目がないかとタイガース1本にしぼる。ああ、このけなげさよ。
さ、急ごう。山頂の空鉢護法(くうはつごほう)堂まで、20分ほどの登り道。
←多宝塔のわきを抜けて道は続く。
↓勾配は結構キツイが、参道はきちっと整備されているので歩きやすい。朱の鳥居をいっぱいくぐりながら登ってゆく。

信貴山は遠くから見ると、二上山の山容とよく似ている。
空鉢護法堂があるのは、雄岳の山頂で標高437m(NPO法人信貴山観光協会のマップによる)。
古代から要衝の地として幾度も砦が築かれた。
戦国時代、松永久秀は、山頂に鉢巻状の城郭を築き、放射線状にのびる尾根尾根に出城を設けたとか。
←「信貴山城」の説明板
わーい。いい気持ち~♪ 爽快な山上からの眺め

今日はちょっとけぶっているけど、山城としては申し分のない場所やったやろなぁ。大和盆地から大阪平野までにらみをきかすことができるんやから。峻険な山に築城する労力は想像を絶するけど…。
ついには織田信長軍に攻略され、城は焼け落ちる。久秀自害。
吹きくる清々しい風のなかで、勝手な想像をめぐらしながら、ひとときを山上で過ごす。
さぁ、そろそろ下山しなきゃ、バスの時間に間に合わないわ。
坂道を下りかけて、ハッ
あ、あ、肝心の祈願を忘れていた。
ここは「一願成就」の御利益があることで有名なのだ。
もちろん、そのつもりで汗をかきかき山上へ来たのだが、見晴らしのすばらしさと松永久秀を想像したら、すっかり失念…^^;
それからあわてて戻り、手を合わせたのだけれど…シマッタァ
先ほど調べてみたら、小さなバケツに水をくんで持って上がり御供えするのが習わしなんですって。
それどころか、ワタクシ、一言成就の神様にお祈りする前に、お尻を向けて景色を眺めていた……
とんでもないこと! ごめんなさい<(_ _)>
これでは御利益など望めそうにないわね。シュン…
案の定というべきか。
その日も、その翌日も、阪神タイガースは黒星街道…
トホホ
ワタクシの粗相の制裁などではありませんように。
どなたか真面目にお参りしてきてくれませぬかぁ。
最寄り駅は近鉄生駒線「信貴山下(しぎさんした)」。
そうや、ここまで来たからには、お山へ登ってトラの必勝祈願をしてこようっと。
最近のタイガースの不甲斐なさときたら、目をおおうばかりではないの

もはや優勝などとは言わない。目の前の1勝をクリアしてくれぇ。
というわけで、信貴山下駅からバスでお山へ。
聖徳太子がこの山で物部守屋と戦ったとき、毘沙門天が現れて必勝の秘法を授けたと言われる。
それが寅の年、寅の日、寅の刻、だったとか。
たしか、阪神タイガースの関係者や選手も毎年、お参りされているはず。
ワタクシには久しぶりの信貴山。
昨年の寅の年にも結局、行けずじまいだったなあ。
緑のなかの仁王門


ねぇねぇ狛犬さん、阪神タイガースのこの不調の原因は何やと思う?
と、狛犬さんは、おもむろに天を仰いで「ううむ」

仁王門を過ぎたあたりからのぞむ信貴山朝護孫子寺の本堂

すでに3時頃だったので、あちこち寄っている時間はない。
まっすぐに本堂をめざす。
すれ違った団体さんから「今日は寅の日よ」という声が聞こえた。
ラッキー

途中に出会うのは雄叫びをあげる大寅

この勢い、タイガースにもほしいねぇ。
こんなかわいい寅だって、ウォー、負けるものかー

舞台造りの本堂からの眺めは抜群

手を合わせて必勝祈願。
他にもお願いごとがないわけではないけど、複数では効き目がないかとタイガース1本にしぼる。ああ、このけなげさよ。

←多宝塔のわきを抜けて道は続く。
↓勾配は結構キツイが、参道はきちっと整備されているので歩きやすい。朱の鳥居をいっぱいくぐりながら登ってゆく。


空鉢護法堂があるのは、雄岳の山頂で標高437m(NPO法人信貴山観光協会のマップによる)。
古代から要衝の地として幾度も砦が築かれた。
戦国時代、松永久秀は、山頂に鉢巻状の城郭を築き、放射線状にのびる尾根尾根に出城を設けたとか。

わーい。いい気持ち~♪ 爽快な山上からの眺め

今日はちょっとけぶっているけど、山城としては申し分のない場所やったやろなぁ。大和盆地から大阪平野までにらみをきかすことができるんやから。峻険な山に築城する労力は想像を絶するけど…。
ついには織田信長軍に攻略され、城は焼け落ちる。久秀自害。
吹きくる清々しい風のなかで、勝手な想像をめぐらしながら、ひとときを山上で過ごす。
さぁ、そろそろ下山しなきゃ、バスの時間に間に合わないわ。
坂道を下りかけて、ハッ

あ、あ、肝心の祈願を忘れていた。
ここは「一願成就」の御利益があることで有名なのだ。
もちろん、そのつもりで汗をかきかき山上へ来たのだが、見晴らしのすばらしさと松永久秀を想像したら、すっかり失念…^^;
それからあわてて戻り、手を合わせたのだけれど…シマッタァ
先ほど調べてみたら、小さなバケツに水をくんで持って上がり御供えするのが習わしなんですって。
それどころか、ワタクシ、一言成就の神様にお祈りする前に、お尻を向けて景色を眺めていた……
とんでもないこと! ごめんなさい<(_ _)>
これでは御利益など望めそうにないわね。シュン…
案の定というべきか。
その日も、その翌日も、阪神タイガースは黒星街道…
トホホ

ワタクシの粗相の制裁などではありませんように。
どなたか真面目にお参りしてきてくれませぬかぁ。
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Curry & Cafe 香炉里(こるり)
市川博さんのスミレの写真が、香炉里(こるり)さんの壁面ギャラリーに今月いっぱい飾られていることは、先日ご紹介しました。→「野の菫(すみれ)」展
6月3日に初めてお訪ねするとき、カレーのお店だということはわかっていたのですが、実はワタクシ、近日中にカレーフェアに参加予定があるので、それまではカレーは食べないでおこうと決めていました。たぶんかなりの大盛りを食べることになるはずなので…^^;
そういうわけで、この日は紅茶とミニマフィンをいただきながら、スミレの写真を見たのでした。

お訪ねしてみると、なんだか楽しくて、「香炉里」さんのことをブログで書きたくてたまらなくなりました。魅力いっぱいです。
まずね、路地裏のわかりにく~い場所にあるのが、ワタクシ的にはたいへん気に入りました。
車は入ることができない、静かな場所にあります。
旅人が路地歩きを楽しむうちに、こんなお店を見つけたらどんなにうれしいことでしょうか。
それから、月刊『こるり通信』の発行。
A4を3つ折りにしただけのペーパーなのですが、これがなかなかの充実ぶり。
お店のことだけではなく、「こるりの奈良さんぽ」では、近くのお気に入りスポットを書き、「こるりのともだち」で他のお店の魅力を紹介していたりします。


表紙も素敵。奈良の風景を描いた木版画は、なんて温もりがあるのでしょう。
実はこれも店主の入江祐司さんの作品! お店に飾られていた木版画の写真も撮らせていただきましたので、ご紹介しますね。

わぁ、これポストカードにしてほしい。
と思うのはワタクシだけではないようで、商品化されるのもそう遠くない? 乞うご期待。
この日、ついおしゃべりして長居してしまったのですが、ご夫婦おふたりのいい雰囲気も大きな魅力だと思います。
ワタクシなどは、初対面なのに、普段言わないようなプライベートなことまで、なぜか自分からおしゃべりしてしまったような次第。寡黙なワタクシにしてはかなり珍しいことなんですよね。
これは書かずにはいられない、書きたい、書こう、と思って引き揚げたのでした。
ところがっ、カレーがメインのお店なのに、カレーを書かなくてどうする。食べなくちゃ書けないわ~
ということで、6月6日、カレーを食べに行ってきました~。
チキンとほうれん草のカレー、ひき肉とミックス豆のカレー、ナスとカリカリベーコンのカレー、牛スジとトマトのカレー、十津川産の椎茸カレー…
う~ん、どれにしよう。迷います。
あっ、tetsudaさんがやってはった、ハーフサイズの「おやつカレー」!
→香炉里(「日々ほぼ好日」)
じゃん

へへ、2つ一度に頼んでしまいました~
季節替わりの「ナスとカリカリベーコンのカレー」と定番の「チキンとほうれん草のカレー」
これはなかなかオススメの食べ方ですよ~
微妙な味わいの違いがよくわかって2倍楽しめるかも。
季節のカレーは、少し辛さがきいて夏向きの味わい。焼いたナスとカリカリベーコンに元気がもらえる感じ。定番のほうは、マイルドなお味でおいしい。辛くはありませんが、コクがあって手をかけていらっしゃるのがわかります。

ご飯は雑穀米。
一度にたくさん炊かないのがおいしさの秘密のようです。
大声でそれを謳ったりはしないけれど、実は国産や地元の食材にこだわったり、ひと手間かける入江さん夫婦の気持ちが、じわ~っと感じられる味わいでした。
季節のカレーには、旬の野菜をおいしく、という思いがこめられています。
冬の根菜カレーには小芋なども入り、和風の味わいとか。
季節感のあるカレー、これからのヴァリエーションが楽しみです。
2度行っただけなのに、たくさんの素敵を知ってしまったワタクシ。
カレーだけではなく、注文を受けてから手回しのミルで豆を挽くコーヒーや、ジャムで味わう紅茶、食器のこと…、
ええぃ、もう書ききれない^^;
足を運んでお確かめくださ~い。
Curry & Cafe 香炉里
午前11時~午後8時営業
(11月中旬~2月末は7時まで)
毎週火曜日と年末年始 休み
奈良市十輪院畑町11番地9
TEL・FAX 0742-24-3648
大きな地図で見る
6月3日に初めてお訪ねするとき、カレーのお店だということはわかっていたのですが、実はワタクシ、近日中にカレーフェアに参加予定があるので、それまではカレーは食べないでおこうと決めていました。たぶんかなりの大盛りを食べることになるはずなので…^^;
そういうわけで、この日は紅茶とミニマフィンをいただきながら、スミレの写真を見たのでした。

お訪ねしてみると、なんだか楽しくて、「香炉里」さんのことをブログで書きたくてたまらなくなりました。魅力いっぱいです。
まずね、路地裏のわかりにく~い場所にあるのが、ワタクシ的にはたいへん気に入りました。
車は入ることができない、静かな場所にあります。
旅人が路地歩きを楽しむうちに、こんなお店を見つけたらどんなにうれしいことでしょうか。
それから、月刊『こるり通信』の発行。
A4を3つ折りにしただけのペーパーなのですが、これがなかなかの充実ぶり。
お店のことだけではなく、「こるりの奈良さんぽ」では、近くのお気に入りスポットを書き、「こるりのともだち」で他のお店の魅力を紹介していたりします。


表紙も素敵。奈良の風景を描いた木版画は、なんて温もりがあるのでしょう。
実はこれも店主の入江祐司さんの作品! お店に飾られていた木版画の写真も撮らせていただきましたので、ご紹介しますね。

わぁ、これポストカードにしてほしい。
と思うのはワタクシだけではないようで、商品化されるのもそう遠くない? 乞うご期待。
この日、ついおしゃべりして長居してしまったのですが、ご夫婦おふたりのいい雰囲気も大きな魅力だと思います。
ワタクシなどは、初対面なのに、普段言わないようなプライベートなことまで、なぜか自分からおしゃべりしてしまったような次第。寡黙なワタクシにしてはかなり珍しいことなんですよね。
これは書かずにはいられない、書きたい、書こう、と思って引き揚げたのでした。
ところがっ、カレーがメインのお店なのに、カレーを書かなくてどうする。食べなくちゃ書けないわ~
ということで、6月6日、カレーを食べに行ってきました~。
チキンとほうれん草のカレー、ひき肉とミックス豆のカレー、ナスとカリカリベーコンのカレー、牛スジとトマトのカレー、十津川産の椎茸カレー…
う~ん、どれにしよう。迷います。
あっ、tetsudaさんがやってはった、ハーフサイズの「おやつカレー」!
→香炉里(「日々ほぼ好日」)
じゃん

へへ、2つ一度に頼んでしまいました~
季節替わりの「ナスとカリカリベーコンのカレー」と定番の「チキンとほうれん草のカレー」
これはなかなかオススメの食べ方ですよ~

微妙な味わいの違いがよくわかって2倍楽しめるかも。
季節のカレーは、少し辛さがきいて夏向きの味わい。焼いたナスとカリカリベーコンに元気がもらえる感じ。定番のほうは、マイルドなお味でおいしい。辛くはありませんが、コクがあって手をかけていらっしゃるのがわかります。

ご飯は雑穀米。
一度にたくさん炊かないのがおいしさの秘密のようです。
大声でそれを謳ったりはしないけれど、実は国産や地元の食材にこだわったり、ひと手間かける入江さん夫婦の気持ちが、じわ~っと感じられる味わいでした。
季節のカレーには、旬の野菜をおいしく、という思いがこめられています。
冬の根菜カレーには小芋なども入り、和風の味わいとか。
季節感のあるカレー、これからのヴァリエーションが楽しみです。
2度行っただけなのに、たくさんの素敵を知ってしまったワタクシ。
カレーだけではなく、注文を受けてから手回しのミルで豆を挽くコーヒーや、ジャムで味わう紅茶、食器のこと…、
ええぃ、もう書ききれない^^;
足を運んでお確かめくださ~い。

午前11時~午後8時営業
(11月中旬~2月末は7時まで)
毎週火曜日と年末年始 休み
奈良市十輪院畑町11番地9
TEL・FAX 0742-24-3648
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