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かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

佐保川の桜2011 その① 



2011年3月29日の佐保川の桜(奈良市法蓮町)です。
写真向かって左手にあの有名な桜のトンネルが、右手に樹齢160年の川路桜があります。
今年は例年よりもかなり遅い開花ですね。
桜たちも胸を痛めているような、そんな気がしてしまいます。


ちょうど、1年前の3月29日に撮った写真がありました。




桜のトンネルは(左が今年、右は昨年)




川路桜(左が今年、右は昨年)




近づいてみると




川路桜は




←大仏鉄道記念公園のシダレ桜も、今年はまだこのとおり。

例年は、佐保川沿いの桜よりも一足早く咲くのですが…





そんななか、柳の新緑がみずみずしく春を告げていました。




この佐保川あたりはワタクシのいつもの散歩道。
見守りつつ、開花情報をお届けしていきたいと思いま~す。


※佐保川桜まつり 燈火会
3月27日~4月8日
新大宮駅の北、大宮橋からJRの踏切までの間にあんどんが並び、メッセージや絵が楽しめます。今年のテーマは「絆」。
4月1~3日、ろうそくの灯りが幻想的な雰囲気を漂わせます。
4月2日(土)9時~13時 佐保川小学校で
東北地方太平洋沖大地震チャリティ桜まつり
和太鼓演奏、バトン演技、マーチングバンド演奏
模擬店など
ビンゴカードを12時頃、佐保川小学校南門で配布


※佐保川桜祭り ライトアップ(?)4月1日に確認してきます。
桜のトンネルや川路桜があるJR踏切から東はライトアップで夜桜の美しさが際だつのですが。


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Posted on 2011/03/30 Wed. 09:37 [edit]

category: 佐保川

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30

畝傍山周辺ウォークラリーに参加 

3月27日(日)に催された「遺跡ウォークラリー」に参加しました。
「今井町と畝傍山周辺の遺跡と陵墓を巡る」というもので、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館友史会による企画運営。一般に参加を呼びかけたのは今回が初めてだとお聞きしました。

受付会場は橿原市今井まちなみ交流センター花甍(はないらか)




たくさんの方が参加されました(募集人員は1000人)。
せんとくんも登場しておおにぎわい。



友史会のスタッフにいらっしゃる『かぎろひの大和路』の読者の方から案内をいただいたこともあって、ワタクシは1人でも参加するつもりでいました。

ところが、思いもかけず、すばらしい同行者に恵まれたのでした。
奈良を代表するブログ「日々ほぼ好日」の書き手でいらっしゃるtetsudaさん、今井町町並み保存会会長の若林稔さんご夫婦。

tetsudaさんはワタクシと同郷の和歌山県九度山町の出身。親同士に親交があり、ワタクシもお母様をよく存じ上げていることもあって、初対面というのが不思議なほどの親近感。

そして、若林さんの案内は感動ものでした。
一朝一夕の机上のものではない、年月をかけて積み重ねられたであろう知識に、奈良への思いとお人柄が加わって、とても味わい深いものだったのです。

失礼だったらお許しいただきたいのですが、かぎろひ誌主宰の龍センセの案内とどこか共通するものを感じたのでした。


コース
今井町→四条遺跡→綏靖天皇陵→神武天皇陵→太子堂→スイセン塚古墳→畝火山口神社(昼食)→畝傍山山頂→東大谷日女命神社→イトクノモリ古墳→橿原遺跡→橿原考古学研究所附属博物館

遺跡などのひとつひとつは折りにふれて、改めて紹介できればと思います。
まずは、いくつかのポイントをざっと写真で。

神武天皇陵から、畝傍山の北麓をたどる森の道




畝火山口神社



←畝火山口神社の説明板(クリックで拡大)


なんと、これを書かれたのが若林さん!
若林さんは書家でもいらっしゃるのですね。梅香という号でご活躍です。


←若林さんの計らいで、特別に中へ入れていただきました。

そこで、驚くべきできごとが…bikkuri-01
おしゃべりしたくてたまらないのですが、特別待遇、申し訳ないのでヒ・ミ・ツ。ごめんなさい。


神社の境内で、持参のお弁当を食べて休憩後、いよいよ山頂へ。
歩きやすい快適な道でしたよ。

山頂からの眺めも素敵。ずっと前に登ったとき、こんなに見晴らしがきいたかなあ。
金剛葛城(左)と耳成山



風が冷たい日でしたが、そこここに咲く花々にあたたかさをもらいました。




参加賞と、抽選でゲットした埴輪まんじゅう^^;




参加賞の中に入っていたはがき、和紙の手触りと小さな模様だけのシンプルなものなのですが、とても気に入りました。

←左下の模様。気になりますよね。
橿考研に関わりがあるとしたら、考古的な模様に違いありません。
説明があればありがたいなあと思っていたら、入っていたビニール袋の隅に小さな字(ひらがな)で「えはがき むろのみややま」と書かれているのを見つけました。

そこでビビッときたのが「室宮山古墳」から出土した「靫(ゆぎ)形埴輪」の模様では?
実物大に復元されたものが古墳頂上にあり、昨年何度か見る機会があったというのに、模様までは覚えていないなあ。

他にもこの種類のはがきがあるのでしょうか。今度、ミュージアムショップで見てみたいと思います。

←こんなのもあるかな? 纏向石塚古墳から出た孤文円板。
図は過日、石野博信先生の講演を聴いたときの資料にあったものなのですが、これは出土した一部から復元した模様のようです。素敵だと印象に残っていました。

今度、博物館へ行くのがちょっと楽しみになっています。

1人ではとてもかなわなかった充実のウォークラリーとなりました。
若林さん、tetsudaさん、お世話になりました。
友史会の皆様お疲れさまでした。

ありがとうございましたm(_ _)m


※tetsudaさんが「日々ほぼ好日」で詳しい記事を書かれています。

Posted on 2011/03/28 Mon. 18:05 [edit]

category: 橿原市

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28

まだあるわいな一切経 

お彼岸明けが近づいて寒さがぶり返した3月23日、白毫寺へ納品に行きました。

「一切経寺」の石標を見て、まさにそんな感じやわ、と思い出したのが「まだあるわいな一切経(いっさいきょう)」という言葉。奈良へ来てすぐの頃に教えていただき、毎年それを実感しています。

奈良では“お水取りが終わったら春がくる”とよく言われます。けれどもすぐに暖かくなるわけはなく、「暑さ寒さも彼岸まで」を待ちます。ところがお彼岸を過ぎてもまだ寒くなることがあったり…
 
そう「まだあるわいな一切経」というのは、白毫寺の一切経法要(4月8日)が済むまでは寒い日もあるよ。油断するなかれ! ということなんですね。
(※白毫寺と一切経については奈良市観光協会のホームページをどうぞ)


この寒さのせいか、開花もずいぶん遅れているようですが、本堂前の緋車(ひぐるま)椿は見頃を迎えていました。




五色椿もまだこれからという風情です。

でも、「なぜかあそこだけ早いんですよ」とおっしゃる住職夫人の指すほうを見ると、左の写真のとおり。
上のほうのひとかたまりだけが咲いています。

陽ざしの浴び方が違うのでしょうか。
ひときわ活発な女の子たちが、“それっ咲いちゃいましょ”とばかり、寒風の中に飛び出したような雰囲気があって、元気がもらえました。






ハクモクレンの花もようやくもほころびかけ、4月初旬には五色椿との競演も楽しめそうです。


↓かわいらしいピンク色のこの椿にいつもあどけない少女をイメージしているのですが、こちらも寒さも何のその、見事でした。有楽(うらく)という品種だと、住職夫人に教わりました。



お寺を後にして、坂道を下ると、日だまりにオオイヌノフグリの群生を見つけ、立ちつくしてしまいました。



元気といえば、この花も。今年もまた会えました。



このミモザの木から高円山(たかまどやま)はこんなふうに見えます。



Posted on 2011/03/24 Thu. 22:33 [edit]

category: 大和の寺社

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24

山の辺の道 梅林 


3月18日、彼岸の入り。
朝7時過ぎに家を出て、高野山麓の実家へ。

JR和歌山線の列車が県境を越える頃、どの駅からもたくさんの高校生が乗り込んできて、車内は若いエネルギーでむせかえるようでした。
この電車がこの時間帯にこれほどの混みようは珍しい。しかも若者ばかり。
どうやら公立高校の合格発表の日のようでした。
若さというものは、やっぱりそれだけで人を元気にする力があるなあ、と感じたひとときでした。

今回の実家行きの楽しみのひとつが、庭を彩っているはずの早春の花々。

母が自慢にしていた“しだれ梅”は見頃をむかえているかな。
そろそろサンシュユも咲き始めているかもしれない。
お天気が良ければ野山を歩いてみよう。

いつものコンデジにかえて、一眼に望遠レンズまで携えて意気込んでやってきたのでした。

実家の庭は思ったとおりの春の色彩に満ちていました。
鳥影も見えます。
よしっ、撮るぞ~、今日はねばるぞ~

レンズを向けて、さあシャッターチャンス!!

あれっ、ん? どうした? 
シャッターがおりない…
なんで? 故障? ええっ、ついこの前までなんともなかったのにぃ。

まさか、でも念のために、電池のふたをあけてみると…
か、からっぽ…(-_-;)


どうやら充電しっぱなしでそのまま来たようで…

ガックリ。
せめてもの癒やしに、今日のブログは花いっぱいにしようと、そんなことも脳裏に描きながら来たのでしたが…

郷里へ帰るというだけで、いつも緊張感なく、ふわふわっ~としてしまうワタクシだけれど、こんなときに大事なものを忘れてくるなんて…。心に緩みあり。自己嫌悪。

ごめんなさい。
かわりにといってはなんですが、先日、ノムギ古墳の近くで撮った梅林の写真をアップします。
ノムギ古墳から山の辺の道へ向かう途中、甘い香りが漂っていました。
トップの写真は西向き。

東を向くと






あ、それと、13日、平城宮跡で。



Posted on 2011/03/18 Fri. 22:12 [edit]

category: 天理市

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18

東京から奈良ゆかりの贈り物 

先日、西の京を一緒に歩いた読者のKさんから贈り物が届いてびっくり。

入っていたのがきれいなお饅頭。
「心ばかりですが、奈良縁のお饅頭、ご笑味ください。」と手紙にある。



「塩瀬総本家」のお饅頭。
しおりを読んでみると、和菓子の祖と言われるあの林浄因(りんじょういん)が、塩瀬の初代だとか。

初めは奈良に住んで、お饅頭を作り出したのだから、ほんとうに奈良ゆかりだわ…。奈良にお店がないのが不思議なくらいicon10


それから、一緒にそっと入れられていた愛らしいもの。

赤と紺のボンボン、庚申さんに似ていませんか?
私が勤める特養の婆ちゃんが日がな作っては並べており、それはもう沢山沢山…



ならまちの「身代わり猿」そっくりface02
思わず笑顔になるかわいらしさ。


そしてもうひとつ、気づいたことがbikkuri-01

スナック菓子はおまけface01お酒のお供に!

ワタクシがまず目をとめたのはお菓子ではなくて、さりげなく括られていた茶色の紐。

あれっ、この紐って、「お水取り展鑑賞とお松明」イベントで、お土産のお香水の袋を括ったものでは!?

昨年までは瓶をビニール袋に入れただけのそっけなさでお渡ししていたお香水。
今年は、いつもよく気のつく「結の会」のIさんが、お香水の文字をプリントした袋と紐を準備して持ってきてくれたのだ。
当日時間内に、190人分をきちんと袋に入れてリボン結びにできるか、という一抹の不安があった。
で、4~5人がいち早く東大寺本坊へ駆けつけて作業開始っ!
協力体制で頑張ったおかげで、意外に早く終了した。
ボランティアながら少しでもというココロがはたして、お客様に届いたかどうかはわからない。自己満足だったかもしれない。

でもこうして、ほどいたお香水の紐を捨てるのではなく、お菓子の袋につけられて帰ってきたのを見て、ココロが届いているのをまざまざと実感、胸が熱くなったのだった。



Kさん、ありがとうございました。
また、お会いできますことをbikkuri-03


以上の文章を3月11日に書いた。
そして、ブログアップしようと思っていた矢先に起きた大地震。
贈り主のKさんのことが気になり、記事もそのままになっていた。

たしかブログをお持ちだとおっしゃっていたことを思い出し、いろいろ検索していたら、やっと見つかった。
偶然にも「お水取り展鑑賞とお松明」のことを書いてくださっていて感激。
そして、ご無事だということもわかりホッ。
http://elsur147.exblog.jp/16037903/

いたたまれないニュースが続くなか、小さな喜びを見つけた気がした。

Posted on 2011/03/13 Sun. 20:54 [edit]

category: こんな品

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13

地震 



昨日、贈ってくださった散華の写真を撮っていると、妙に胸騒ぎのするような揺れを感じました。
ガタガタというような激しいものではありませんでしたが、地の底のうねりが伝わってくるような不気味なものでした。

それから、東北地方の太平洋沿岸で大地震が起きたことを知りました。テレビに映し出される状況を胸がつぶれる思いで見ました。


被災された皆様をお見舞いし、犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

無力な身で申しわけありません。これ以上の被害が広がらないように、お祈りしたいと思います。

Posted on 2011/03/12 Sat. 11:56 [edit]

category: 日記

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単身男女 


3月5日に幕を開けた「大阪アジアン映画祭」。
3月10日、ABCホールで、『単身男女』を観た。


観たい映画を選んだというよりも、日程の都合を優先したのだけれど、これがなんと世界初上映!
つくられた香港よりも、大阪でのほうが早いというのだから、何だかラッキー感icon61
途中いくつも笑えるシーンがあって、ひたすら楽しかった。

チラシから紹介すると
香港の金融街を舞台にしたラブコメディ。中国から転勤で香港にやってきたキャリアウーマンと、ふたりの男との偶然から始まった恋愛劇を、スタイリッシュな映像のなか見どころ満載に描く。


わかりやすいストーリーで、結末も期待どおり。コメディはどこか哀感が漂うものだが、そういうこともない。軽くて、楽しくて、爽快。
日頃のストレスがすっかりとれた気がする(そんなもんあったんかい、って言わないでね^^;)

久しぶりに見る高層ビル、中之島の風景、これも何だか新鮮で、サイコーの気分転換になった。
感謝。
さあ、また明日からicon09



※大阪アジアン映画祭は3月13日(日)まで
『単身男女』は3月11日18時45分~の上映もあり。

http://www.oaff.jp/

Posted on 2011/03/10 Thu. 23:51 [edit]

category: 県外

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10

奈良に新名物 大佛焼き 



大仏様の形をしたたい焼き「大佛焼き」。
ご存じですか?
じつは、この2月19日に生まれたばかり。

やっと、3月8日に食べることができたicon61
う~ん、誰かに似てるゾ、と思いながら、手を合わせて「いっただきま~す」


大佛焼きを販売しているのは、近鉄奈良駅の北側を県庁のほうへ歩くとすぐのところ。

←の商振会ビルの1階。昨年末までは「登大路」という喫茶店があった所と言えば、ああ!と思われる方も多いのでは。

ふだん、お店情報に疎いワタクシが、珍しくオープン時から知っているのは、このビルにある奈良市商店街振興会のお仕事をさせていただいていて、しょっちゅう出入りしているから、というわけ。


この日も事務所のmikkoさんに「大佛焼き、食べた?」と聞くと
「もう毎日。数え切れないくらい」

で、まずはmikkoさんに取材。メモメモ…

「大佛焼き」はあんこと、豆乳クリームの2種類。

あんこは、奈良県産の大和大納言小豆だけでいきたいところ、生産量が少ないということで、しばらくは丹波産の大納言小豆とのミックスだそう。

豆乳クリームもおいしい。

「あのボリュームで、これだけ食べられるというのは、中身があっさりしているせい」とmikkoさんの分析。ふむふむ。

豆乳クリームはとろけやすいので、焼き方にもコツがあるらしく、最初はハプニングもあったらしい…が、研究の甲斐あって、今はもうしっかりクリア。
というような裏話も聞けた。

「大佛焼き」も、販売する「古奈都庵」も、これが初の登場ということで、周りも応援しつつ見守っているようだ。あの周辺(だけ?)、ちょっとした「大佛焼きブーム」
mikkoさん「食べ過ぎでヤバイかも」。

で、ワタクシも事務所で1枚いただいたうえに、お土産に4つも買って帰った(2人しかいないのに)。

翌日に残って、冷たくなっても、平気。
「オーブントースターで焼くと、おいしいよ」とこれもmikkoさんネットワークのTさんからの情報。

さっき、試してみたら、おいしくいただくことができたicon22 香ばしさが増していたような。

トップの写真は、ワタクシにはうれしいハネ付きだけれど、ハネは要らないという人は外してもらえるし、お土産にいくつかというときは、特製の箱にも入れてくれる(箱代無料)。





1個180円。食べながら奈良公園へ向かうもよし、ちょっとそれはという人には、お店の中でいただくこともできる。

若いお兄さんの、さわやかな応対も魅力hoshi-02



そうそうお店の名前の「古奈都庵」。
字を見ただけでは気づきにくいけれど、声に出してみて。
「こなとあん」
はい、「粉と餡」

ワハハハ。大ウケ。

店主「大仏様に頼り切っている商売を“大仏商法”と批判してきましたが、これこそが“大仏商法”かも」。

ウフフ。

※古奈都庵
奈良市東向北町30-2
商店街振興会ビル1階
電話:0742-22-5715

Posted on 2011/03/09 Wed. 10:39 [edit]

category: こんな品

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09

学園前 あらき 

若い頃、1年間、雑誌編集のアルバイトをしたことがある。
それがきっかけで今があることを思えば、ワタクシにとっては人生の大きな節目のときだったのかもしれない。

あれからン十年、その時に関わった人たちのことはもう顔も名前も思い出せない。Uさんを除いては。

彼女はその会社の総務兼経理の要として大きな存在だった、と思う。
華やかな雰囲気のきれいな人で、一介のアルバイトの身である地味なワタクシとは、立場も見かけも全く違っていた。共通点といえば、大柄なところとお酒が好きということぐらいだったか^^; その頃は、2人とも奈良とは無縁だった。

先日、思いがけずUさんからメールが届いた。
驚くことには、いつの間にか彼女も奈良の人で、学園前に住んでいるという。

3月5日19時、学園前駅で待ち合わせをした。
Uさんが連れて行ってくれたのは「あらき」という小粋なお店だった。


ワタクシは学園前で飲むなどというのは皆無なので、もちろん初めてのお店。
彼女は常連らしく、店主をはじめお店の人が入れ替わり立ち替わり挨拶に来られるのでビックリ。おせち料理もここで頼んでいるのだという。

お料理はもうUさんにおまかせで、お酒を飲みながら近況報告を交わした。


牡蠣の天ぷらがおいしいのよって、期待したら、品切れで残念。
飲んだ後にお勧めの「焼きおにぎり のり茶」。新物の生のりだそうで、その香りのなんと豊かなこと!



←デザートの抹茶ゼリーもさっぱりしておいしっ(また飲めそう)。

こだわりの器もすてき。
↓平らげた後のお皿をパチリ。



←お店の雰囲気もいい感じ。
我々はテーブル席だったが、カウンターはこのとおり満席。若い女性から年配の方まで、幅広い客層に人気のようだった。



おいしくて、雰囲気がよくても、奈良のお酒が飲めるかどうかというのは、ワタクシにとってはお店評価の高いポイント。
はいっicon23 置いてはりましたので、大きな二重丸。

燗酒には、豊澤酒造の「貴仙寿」、梅の宿酒造の純米「温」・純米吟醸「吟」など。
冷やでいきたいところでは、大倉本家の山廃純米「陽の光」直汲み生原酒、美吉野醸造の「花巴 太古の滴」純米無濾過生原酒など。


対極にあると思っていたUさんとの、共通点の多さにビックリ。
年月のブランクを感じさせない、というよりもむしろ親近感が深まった感じ。
ゆったり、まったり、楽しい夜となったのだった。



今朝届いたUさんからのメール
アッと言う間に時間も過ぎてましたわ。
ほんとに楽しかった。 
なんと共通点の多いこと!
こんなのめずらしいですよ。
ちっちゃい旦那肴にお酒おいしかった。(お二方ゴメンね。)

そう、大柄なワタクシたちのダンナは、どちらも小柄だった^^;
共通の悪口の楽しいことといったら。
颯爽と見える彼女が車に乗ら(れ)ないというのは意外。
「珍しいわね」と言いながら、わが身も同じ。

この日は結局、Uさんにごちそうになってしまった。
「今度は、奈良でよろしく~。焼き鳥食べたいわ」

よっしゃ、まかして。
ちょっと汚いけど(スミマセン)、新大宮駅前の焼鳥屋さんへお連れしようっとicon61


※あらき
奈良市学園北1丁目15-26
ニューロータリー1番館地下1階
TEL : 0742-41-1148
http://www.shunsai-araki.com/

Posted on 2011/03/07 Mon. 22:43 [edit]

category: こんな店

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07

薬師寺東塔大修理を前に 

奈良国立博物館支援団体「結の会」が主催する「お水取り展鑑賞とお松明」の翌日は、このイベントに参加された『かぎろひの大和路』の読者の方と一緒に散策するのも恒例になってきた。
前日遅くまでお堂でいらっしゃる方を考慮して、奈良市内を軽めに歩く。

3月4日、大修理のためしばらく見納めとなる薬師寺東塔をメインとするコースを選んだ。
近鉄橿原線尼ヶ辻駅→垂仁天皇陵→唐招提寺→(昼食)→大池→薬師寺

東京からのT夫妻、千葉県からのKさんたち遠来の方を含む11人での散策。
常連の宝塚市のKさんがご高齢にもかかわらず、今年もお元気に参加してくださったのがうれしい。

県内からは、「かぎろひ掲示板」でおなじみの雫さん、宇陀市のT夫妻、橿原市のOさん、それから千葉県のKさんと一緒に申し込まれたのが明日香村のお寺の方というのも奇遇なご縁。書店でかぎろひ誌を買ってくださっているとのこと。

直接、読者の方にお目にかかるというのは、恥ずかしくもあるけれど、編集者としてはほんとうに幸せなことだと思う。



「凍れる音楽」東塔への序奏は、すでに垂仁陵から。
南を向くと、あっ、東塔が!


静かに通奏低音を響かせながらゆっくり、ゆっくり…

いよいよ主題へと迫るのは大池畔。

先ほどまでの青空が姿を消し、吹きすさぶ寒風。
身を震わせながらも、熱いまなざしを対岸へ。


そうして、ついに最終章の薬師寺拝観。
東院堂から東塔を仰ぐ。



東院堂前(東)から水煙をクローズアップ



南から



上は200㎜の望遠レンズで撮ったに過ぎないが、いただいたパンフレットには修理調査の足場から真上に見た写真が載せられていた。
←クリックして迫力ある写真をどうぞ。


クライマックスは、東塔初層の入堂拝観。
創建当初から実に1300年の時の流れを思うだけで、言いしれぬものが身体じゅうをかけめぐる。

天井に「宝相華(ほうそうげ)」の文様などがかすかにみてとれるものの、痛々しさばかりが目についた。素人目から見ても、地震がきたら危ういのではないかという印象。

パンフレットから一部ご紹介。
悲鳴をあげている状態をご覧ください。


A…初層 裳階(もこし)北面柱
  腐朽や虫害が激しく、礎石への接地面積が小さくなっている
B…二層 裳階 腰組 南面
  手先肘木(てさきひじき)の垂下により巻斗(まきと)の斗尻に隙間ができ、また側面部分に折損あり
C…二層 裳階 東面間斗(けんと)
  風蝕による破損が大きくなっている木口斗(こぐちます)
D…三層 裳階 東面中央手先肘木
  腐朽や虫害により木口が大きく破損している手先肘木
E…三層 裳階 南面東寄り高欄
  風蝕による破損がひどく、今にも落ちそうになっている
 
 


空洞化が確認された心柱(しんばしら)
直下型の地震で崩壊すると予想されたため、平成17年に緊急の補強工事がされたという。



初層の中は空っぽだった。
四方仏がいらっしゃると思いこんでいたので、ちょっと残念。

薬師寺のホームページもこんなふうに紹介されているんだもの。
http://www.nara-yakushiji.com/guide/hotoke/hotoke_toto.html

すでに移動された?
新聞報道もこのことには触れていなかったような…


名残を惜しみつつお寺を出て、西の京駅で解散。

東塔の音楽は鳴りやまず、リフレイン…


※東塔初層拝観は、3月21日まで。
同じ時期に西塔も拝観できます。1日3回。

※ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。お疲れさまでした。

※毎年3月初旬(たぶん平日)に、かぎろひ散策を行っています(講師はかぎろひ誌主宰の田中龍夫)。
一緒に歩いてみたいという方は、日程が決まりましたらご案内させていただきます。ご一報ください。

Posted on 2011/03/06 Sun. 13:39 [edit]

category: 大和の寺社

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