かぎろひNOW
悠久の奈良大和路を一歩ずつ 風景、もの、人…との出会いを楽しみながら
佐保川道10.11.29
ここしばらく、いろいろなことが続いて、ブログ更新どころではなかった。
不思議なもので、1週間もそのままにしておくと、(更新しなくても)まあええか、という気になる。
ワタクシにしては珍しく、気持ちもちょっと停滞気味。
たまった仕事もある。
ブログなんぞやってられないわ。
と、少々投げやり気分にもなっていた。
そんなとき(今朝)、ブログ「鹿鳴人のつぶやき」で、「おすすめの奈良のブログ5つ」に、「かぎろひNOW」を入れてくださっていることを知った。
ビックリ。
「喝っ!」と言われた気がした。
そして励まされた。何だか泣きそうになった^^;
奈良はすばらしいなあと感じさせてくれるブログと紹介してくださっている。
ちょっと奈良を離れていた。
1週間ぶりの奈良なのに、懐かしい~。
やっぱり、いいね、奈良。
朝、機関紙お正月号の打ち合わせに行くとき、久しぶりに佐保川沿いの道を歩いていくことに。
今秋は紅葉狩りにも行けなかった、佐保川沿いの木々も葉を落としているだろうなと思っていたら、意外にも美しい風景に出合うことができた。
気持ちがどんどん明るくなっていく(単純ね、ほんまに)!
佐保川を見下ろすようにすっくと立つこの銀杏もまだ全部葉を落とさずに待っていてくれた。
美しい奈良の風景に、感謝
鹿鳴人さん、立ち直らせてくださり、ありがとうございます。
ご心配をおかけした(してない?)皆様、ありがとうございました。
これからも、大好きな奈良をワタクシなりに紹介していきたいと思いま~す。
不思議なもので、1週間もそのままにしておくと、(更新しなくても)まあええか、という気になる。
ワタクシにしては珍しく、気持ちもちょっと停滞気味。
たまった仕事もある。
ブログなんぞやってられないわ。
と、少々投げやり気分にもなっていた。
そんなとき(今朝)、ブログ「鹿鳴人のつぶやき」で、「おすすめの奈良のブログ5つ」に、「かぎろひNOW」を入れてくださっていることを知った。
ビックリ。
「喝っ!」と言われた気がした。
そして励まされた。何だか泣きそうになった^^;
奈良はすばらしいなあと感じさせてくれるブログと紹介してくださっている。

1週間ぶりの奈良なのに、懐かしい~。
やっぱり、いいね、奈良。
朝、機関紙お正月号の打ち合わせに行くとき、久しぶりに佐保川沿いの道を歩いていくことに。
今秋は紅葉狩りにも行けなかった、佐保川沿いの木々も葉を落としているだろうなと思っていたら、意外にも美しい風景に出合うことができた。
気持ちがどんどん明るくなっていく(単純ね、ほんまに)!

美しい奈良の風景に、感謝

鹿鳴人さん、立ち直らせてくださり、ありがとうございます。
ご心配をおかけした(してない?)皆様、ありがとうございました。
これからも、大好きな奈良をワタクシなりに紹介していきたいと思いま~す。
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29
吉野口駅で
11月20日、JR和歌山線吉野口駅で、ちょっと待ち時間があった。
おお、だいぶ紅葉が。

散策したいけど、そこまでの時間はない。
プラットホームをどんどん端っこまで行ってみる。
この駅のホームって、こんなに長かったのね。ついには下り坂になって、やがて線路と同じ平面に降り立ってしまった。
なんか、そのまま外へ行けそうやん(って、そんな危険なことしてませんよ)。
阿吽寺(あうんじ)を荘厳(しょうごん)するかのような紅葉

あっ、「ススキ」だ!
電車の窓ごしには目にしていたのだが、駅からこんなに近い所にあったなんて。
藁も新しくなっている。

吉野口駅から見える風景、いい所ばかり紹介するのもなんなので、ちょっと胸が痛む現実も。

採石場なのだろうか。
自然破壊なのでは?
おお、だいぶ紅葉が。

散策したいけど、そこまでの時間はない。
プラットホームをどんどん端っこまで行ってみる。
この駅のホームって、こんなに長かったのね。ついには下り坂になって、やがて線路と同じ平面に降り立ってしまった。
なんか、そのまま外へ行けそうやん(って、そんな危険なことしてませんよ)。
阿吽寺(あうんじ)を荘厳(しょうごん)するかのような紅葉

あっ、「ススキ」だ!
電車の窓ごしには目にしていたのだが、駅からこんなに近い所にあったなんて。
藁も新しくなっている。

吉野口駅から見える風景、いい所ばかり紹介するのもなんなので、ちょっと胸が痛む現実も。

採石場なのだろうか。
自然破壊なのでは?
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23
隅田八幡神社
11月20日朝一番で、実家へ向かう。
予定よりもかなり早く到着しそうなので、そうや、途中下車~^^;
と思っていたら、ちょうど郷里の友人、丹生姫さんからのメールをキャッチ。
彼女の嫁ぎ先が近いJR和歌山線隅田(すだ)駅で下車することに。
隅田駅近くの風景

久しぶりに、隅田八幡神社へお参りしたくなった。
国宝の「人物画像鏡」で有名。
と言っても、現在は東京国立博物館に寄託中なのだが。
隅田八幡神社

京都の石清水(いわしみず)八幡宮の別宮として10世紀後半頃に勧請されたという。
1月15日に行われる粥占(かゆうら)神事が興味深い。
管竹に入れた小豆粥で稲の豊凶を占うのだそうだ。
この日は、七五三の家族で賑わっていた。

丹生姫さんにとっては、氏神さんなので神主さんと親しげに話をする。
ワタクシ、神主さんを見て、あっ!
高校の時のT先生だ!!
担任だったこともなく、教えてもらったこともないのに、
なぜか突然、名前まで思い出したのは不思議。
「T先生。橋校で…」
やはり、T先生で間違いはなかった。
先生は、ン十年も前の、目立たない女子生徒(ワタクシのことですよ)のことなんぞ覚えているはずもないのに、さすが先生と言おうか、神主さんと言おうか
「ちょっと思い出してきたなあ」などとおっしゃる。
単純なワタクシ、ちょっと嬉しくなって
「センセ、私、奈良でこんなんつくっているんですよ」と、1冊だけ持っていた『かぎろひの大和路』(御所特集号)をお渡しした。
T先生(神主さん)「ああ、御所はうちの親戚がある。鴨都波(かもつば)神社やけどな」
ええっ、この前、松本宮司さんにお話を聞いたばかりですよぉ。
なんと、先生の奥様は、松本宮司さんの妹さんなんですって!
世間って狭いよね、やっぱり^^
実家に帰り着くと、鮮やかなドウダンツツジの紅葉が出迎えてくれた。
「ただいまっ」
※隅田八幡神社
橋本市隅田町垂井(たるい)
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予定よりもかなり早く到着しそうなので、そうや、途中下車~^^;
と思っていたら、ちょうど郷里の友人、丹生姫さんからのメールをキャッチ。
彼女の嫁ぎ先が近いJR和歌山線隅田(すだ)駅で下車することに。
隅田駅近くの風景


国宝の「人物画像鏡」で有名。
と言っても、現在は東京国立博物館に寄託中なのだが。
隅田八幡神社

京都の石清水(いわしみず)八幡宮の別宮として10世紀後半頃に勧請されたという。
1月15日に行われる粥占(かゆうら)神事が興味深い。
管竹に入れた小豆粥で稲の豊凶を占うのだそうだ。
この日は、七五三の家族で賑わっていた。

丹生姫さんにとっては、氏神さんなので神主さんと親しげに話をする。
ワタクシ、神主さんを見て、あっ!
高校の時のT先生だ!!
担任だったこともなく、教えてもらったこともないのに、
なぜか突然、名前まで思い出したのは不思議。
「T先生。橋校で…」
やはり、T先生で間違いはなかった。
先生は、ン十年も前の、目立たない女子生徒(ワタクシのことですよ)のことなんぞ覚えているはずもないのに、さすが先生と言おうか、神主さんと言おうか
「ちょっと思い出してきたなあ」などとおっしゃる。
単純なワタクシ、ちょっと嬉しくなって
「センセ、私、奈良でこんなんつくっているんですよ」と、1冊だけ持っていた『かぎろひの大和路』(御所特集号)をお渡しした。
T先生(神主さん)「ああ、御所はうちの親戚がある。鴨都波(かもつば)神社やけどな」
ええっ、この前、松本宮司さんにお話を聞いたばかりですよぉ。
なんと、先生の奥様は、松本宮司さんの妹さんなんですって!
世間って狭いよね、やっぱり^^

「ただいまっ」
※隅田八幡神社
橋本市隅田町垂井(たるい)
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21
奈良ウガヤゲストハウスで

当初は、ただホームページの容量がいっぱいになったので、ブログというものをやってみようか、それなら奈良のポータルサイトがいいな、という単純な理由に過ぎなかったのです。
ブログの効果や反響なども全く考えていませんでした。
それなのに、最近は、ブログのご縁が広がって、なんだかうれしいことばかり。
ちょっと、ちょっと、聞いてくださいませませ!










この広がり、なんかすごくない? って思ったりします。
皆様、ありがとうございます。感謝、感謝です。
ワタクシの元気のみなもとでゴザイマス

で、本日、白雪さんにバックナンバーをお渡しするために初めてお会いしました。
待ち合わせ場所が奈良ウガヤゲストハウス。
ほぼ同時刻に、3人がウガヤ入り。まるでいーぴんさんのあやつる糸にたぐり寄せられるように。
もうお1人は、竹西農園さん。初対面とも思えない雰囲気で、ひとときおしゃべりを楽しみました。

毎年開かれている大会、今年は平城遷都1300年祭記念の奈良で。
いーぴんさんもブログ「奈良ウガヤゲストハウス」で発信されています。
おふたりが去られた後、いーぴんさんの琵琶演奏を聴くというチャンス到来。
『祇園精舎』を。
ばちさばき、朗々としたお声、始められて4か月とは思えない演奏でした(って何も知らない人に言われてもうれしくないと思いますが^^;)。
聴き終わってから思わず「本業も忘れないでくださいね」などと言ってしまいましたよ^^;
案の定、練習時間は長いようで。いつか公開披露してくださる日もくるのではないでしょうか。
皆様、お楽しみに!
ありがとうございました。
演奏中のいーぴんさん(撮影&掲載了承済み)

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18
薬師寺夕景
11月16日、17日で、配本はほぼ終了。
16日は奈良市内(平城宮跡あたり~奈良まち)
17日は大和郡山市へ。
自転車でいざ。
両日ともスカッと晴れたスカイ(おもしろないかい^^;)。
絶好のサイクリング日和だぁ
ポケットにコンデジをしのばせてスタート。
16日

佐保川 平城宮跡
転害門から東を見る 子規の庭
オッと思う所では自転車を止めて、あるいは自転車にまたがったままパチリ。
平城宮跡で撮っていると、観光客らしきおじさまに声をかけられた。
「その自転車って、どこで借りられますか?」
「あのう、これは私のなんですけど…」
でもちゃんと、西大寺と奈良駅にレンタサイクルがあることをお教えしましたよ。
17日
秋篠川のサイクリングロードを通って大和郡山へ。
郡山城跡

薬師寺双塔
春に撮ったのと比べてみる。名残を惜しんで。

帰りは日没に。

刻々と変わる空の色
右は東の空

大空で繰り広げられるすばらしいドラマに感動。
なにかとてもぜいたくなものを味わったという気持ちになった。
往路で見たこんな風景。
ひとつだけふうわりと浮いている雲が気になって。
その下に薬師寺の塔。

16日は奈良市内(平城宮跡あたり~奈良まち)
17日は大和郡山市へ。
自転車でいざ。
両日ともスカッと晴れたスカイ(おもしろないかい^^;)。
絶好のサイクリング日和だぁ

ポケットにコンデジをしのばせてスタート。
16日

佐保川 平城宮跡
転害門から東を見る 子規の庭
オッと思う所では自転車を止めて、あるいは自転車にまたがったままパチリ。
平城宮跡で撮っていると、観光客らしきおじさまに声をかけられた。
「その自転車って、どこで借りられますか?」
「あのう、これは私のなんですけど…」
でもちゃんと、西大寺と奈良駅にレンタサイクルがあることをお教えしましたよ。
17日
秋篠川のサイクリングロードを通って大和郡山へ。
郡山城跡

薬師寺双塔
春に撮ったのと比べてみる。名残を惜しんで。

帰りは日没に。

刻々と変わる空の色
右は東の空

大空で繰り広げられるすばらしいドラマに感動。
なにかとてもぜいたくなものを味わったという気持ちになった。
往路で見たこんな風景。
ひとつだけふうわりと浮いている雲が気になって。
その下に薬師寺の塔。

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17
御所まち「霜月祭」で
11月14日(11月第2日曜日)、午後から御所(ごせ)まち入り。
「霜月祭(そうげつさい)」は今年12回目。
ワタクシ過去に3回ほどお邪魔したことはあるのだが、今年は格別の思いで、御所駅に降り立った。
全部を回るのは無理だろうから、ぜひとも行きたいところをピックアップして「霜月祭」を楽しむことに。
まずは第一目的の吉村邸へ。
玄関に入ると、見学を終えたばかりの「きっすいの奈良人」のメグさんとバッタリ。
約束していてもこうはいかないだろうと思うほどのグッドタイミング!
でも、ワタクシは座敷へ、メグさんは外へ、あっさりお別れ。
吉村邸で見学、御所柿(ごしょがき)や「行者(ぎょうじゃ)弁当」をいただくなどして、長時間を過ごす。(ありがとうございました。)
お礼を述べて外へ出たとたん、またまたメグさんとバッタリ。
この偶然はもはや必然?
一緒にサイカチの木を見てから、東御所の円照寺を拝観することに。
年に1度、この日だけの公開である。
御所まちの中心として栄えたというだけあって、格式の高さを漂わせる浄土真宗の大寺。

左は西から見た円照寺。右は、境内にど~んと威容を放つ獅子口(ししぐち)。平成大修復まで大屋根に乗っていた棟飾り。鐘楼に届かんとするほど大きい!
奈良県の町なかのお寺では珍しいたたずまい。
過日、御所まち取材中に突然の雨にあい、ここに駆け込み(勝手に)雨宿りさせていただいたことがあるので、感謝と親近感をもってお堂へ。
本堂の中もひろ~い。そしてゴージャス(なんて言っていいのか^^;)
畳にすわって、興味深げにキョロキョロしていると(すみません、信仰心が乏しくて)、お寺の方に声をかけられた。
「カメラをお持ちですよね。」
ドキリ。(誓って撮してません、撮しませんっ)と心の中でさけぶ。
と、
「どうぞ、ご自由にどこでも撮ってくださって結構ですよ」
もともと、どこのお寺でも堂内を撮ろうなどと思ったことがない。
路傍の石仏ですら、カメラを向けるのは失礼な気がして、一応(石仏に)おことわりしてから撮らせていただくことにしている。
それなのに、この格式高いお堂の中で撮っていいとは!
大らかな対応に感激。しかもワタクシが頼んだわけではないのですからね。

中央に、ご本尊の阿弥陀如来立像がおまつりされている。
向かって左に、蓮如上人絵像、准如(じゅんにょ)上人絵像、右手に親鸞聖人絵像、親鸞聖人絵伝。
これは右側の親鸞聖人絵伝

お堂から撮った太鼓楼と、外からのもの

お寺を出てから、メグさんとサヨナラ。
ワタクシは、油長酒造と片上醤油の特設販売所へ向かう。
『かぎろひの大和路』御所特集では、どちらにもたいへんお世話になったので、拝顔してご挨拶しなくては。あの酒粕もほしいしお醤油も。

どうやらワタクシ、人波がひいた後ゆるやかな空気が流れる頃に到着したみたい。
いすにどかっと座って、片上さんの煮豆(青大豆醤油で煮込んだ青大豆)をアテに、「風の森」を飲むという幸運に恵まれた。
この煮豆がめちゃうま。風の森との相性もバツグン。

蔵元社長さんについでいただきながら、楽しいひとときを過ごしたのだった。
当初の予定は全部クリアできなかったけれど、「霜月祭」をここで締められてかぎろひ的にはサイコーやね。
酒粕はすでに売り切れていたので、「風の森」の1升瓶をかついでいい気持ちで帰途についた。
もち、青大豆醤油も。
早速、食卓に。おさしみ(秋刀魚)でいただく。絶品。(写真は11月15日)

※まち全体に温もりが感じられる「霜月祭」は素敵なイベントだと思います。
なが~く続いてほしいものです。
来年もまた、かぎろひ流に「霜月祭」を楽しみたいと思いま~す。
御所の皆様、お疲れさまでした。
ありがとうございました!
「霜月祭(そうげつさい)」は今年12回目。
ワタクシ過去に3回ほどお邪魔したことはあるのだが、今年は格別の思いで、御所駅に降り立った。
全部を回るのは無理だろうから、ぜひとも行きたいところをピックアップして「霜月祭」を楽しむことに。
まずは第一目的の吉村邸へ。
玄関に入ると、見学を終えたばかりの「きっすいの奈良人」のメグさんとバッタリ。
約束していてもこうはいかないだろうと思うほどのグッドタイミング!
でも、ワタクシは座敷へ、メグさんは外へ、あっさりお別れ。
吉村邸で見学、御所柿(ごしょがき)や「行者(ぎょうじゃ)弁当」をいただくなどして、長時間を過ごす。(ありがとうございました。)
お礼を述べて外へ出たとたん、またまたメグさんとバッタリ。
この偶然はもはや必然?
一緒にサイカチの木を見てから、東御所の円照寺を拝観することに。
年に1度、この日だけの公開である。
御所まちの中心として栄えたというだけあって、格式の高さを漂わせる浄土真宗の大寺。

左は西から見た円照寺。右は、境内にど~んと威容を放つ獅子口(ししぐち)。平成大修復まで大屋根に乗っていた棟飾り。鐘楼に届かんとするほど大きい!
奈良県の町なかのお寺では珍しいたたずまい。
過日、御所まち取材中に突然の雨にあい、ここに駆け込み(勝手に)雨宿りさせていただいたことがあるので、感謝と親近感をもってお堂へ。
本堂の中もひろ~い。そしてゴージャス(なんて言っていいのか^^;)

畳にすわって、興味深げにキョロキョロしていると(すみません、信仰心が乏しくて)、お寺の方に声をかけられた。
「カメラをお持ちですよね。」
ドキリ。(誓って撮してません、撮しませんっ)と心の中でさけぶ。
と、
「どうぞ、ご自由にどこでも撮ってくださって結構ですよ」
もともと、どこのお寺でも堂内を撮ろうなどと思ったことがない。
路傍の石仏ですら、カメラを向けるのは失礼な気がして、一応(石仏に)おことわりしてから撮らせていただくことにしている。
それなのに、この格式高いお堂の中で撮っていいとは!
大らかな対応に感激。しかもワタクシが頼んだわけではないのですからね。

中央に、ご本尊の阿弥陀如来立像がおまつりされている。
向かって左に、蓮如上人絵像、准如(じゅんにょ)上人絵像、右手に親鸞聖人絵像、親鸞聖人絵伝。
これは右側の親鸞聖人絵伝

お堂から撮った太鼓楼と、外からのもの

お寺を出てから、メグさんとサヨナラ。
ワタクシは、油長酒造と片上醤油の特設販売所へ向かう。
『かぎろひの大和路』御所特集では、どちらにもたいへんお世話になったので、拝顔してご挨拶しなくては。あの酒粕もほしいしお醤油も。

どうやらワタクシ、人波がひいた後ゆるやかな空気が流れる頃に到着したみたい。
いすにどかっと座って、片上さんの煮豆(青大豆醤油で煮込んだ青大豆)をアテに、「風の森」を飲むという幸運に恵まれた。


蔵元社長さんについでいただきながら、楽しいひとときを過ごしたのだった。
当初の予定は全部クリアできなかったけれど、「霜月祭」をここで締められてかぎろひ的にはサイコーやね。
酒粕はすでに売り切れていたので、「風の森」の1升瓶をかついでいい気持ちで帰途についた。
もち、青大豆醤油も。
早速、食卓に。おさしみ(秋刀魚)でいただく。絶品。(写真は11月15日)

※まち全体に温もりが感じられる「霜月祭」は素敵なイベントだと思います。
なが~く続いてほしいものです。
来年もまた、かぎろひ流に「霜月祭」を楽しみたいと思いま~す。
御所の皆様、お疲れさまでした。
ありがとうございました!
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16
御所柿を食す
御所柿(ごしょがき)を追っかけるほどに、食べてみたい気持ちがつのるばかり。
そんなある日、思いがけないメールがとびこんできた。
何時もブログを楽しく拝読させていただいて居りますが、今年は裏の年回りの上に猛暑の影響でどちらのお家の御所柿もかなりの不作のようですね。
実は我が家にも御所柿が1本ございまして、家主を差し置いて、実が(笑)NHKの歴史秘話ヒストリア「坂の上の雲」に出演しております。完全無農薬が取り柄で、虫喰いは多いですが美味しいと言っていただいて居ります。
霜月祭においで頂けましたら、当家も町屋ミュージアムとして公開(ガイドマップのHです)しておりますので、是非お声をおかけください。御所柿を召し上がっていたたきたく存じます。
おおっ、うれし
ワタクシ、舞い上がる♪♪
待ちに待った11月14日「霜月祭(そうげつさい)」の日、高野山麓の実家からの帰り、JR和歌山線御所駅で下車すると、まっすぐメールをくださったお家に向かった。
目ざす吉村邸は築170年の旧家。

当日は、町屋ミュージアムとして公開されていた。
多くは玄関先までだが、吉村邸は座敷にまであげて見学させてくれるサービスぶり。
貴重な資料をたくさん拝見させていただいた。
御所柿だっ♪

今年は例に漏れず吉村家の御所柿も不作で、実も小さいという。
形も不揃いだが、どこかかわいらしく、したわしくさえ感じるのは、ワタクシが追っかけていたせい?
いよいよ「いただきまぁす」

夢にまでみた御所柿。
朱色が濃い。
口に入れる。
これまで食べたどんな柿よりも甘い
サクサクした歯触りではなく、もっちりとした食感。それでいてジューシー。
ただ、聞き及んでいた、ようかんやソフトクリーム、絹ごし豆腐の食感とはいささか違うような?
どうやら、食べ頃にはちょっと早いということのようだった。
それでも、御所柿の際だった甘さはじゅうぶん堪能できた。
熟れた御所柿を食べるのは、今後の楽しみにしよう。
切って出してくださったお皿の御所柿をぜ~んぶ平らげて、大満足。
実は、食事も用意してますので、と言われてびっくり。
まさかそんな、初めてのお宅でとんでもないとひたすら固辞。

したつもりだったが、それが「行者(ぎょうじゃ)弁当」だと聞いて、ちょっと心がゆらぐ^^;
名前は聞いたことがあったので、どんなんやろと興味がわいた。
厚かましくいただくことに。

右が本来の「行者弁当」
左は別注の特製。おさしみ付き。
ワタクシ、こちらをいただく。
ボリューム満点、お味もよくて、おなかいっぱ~い。
これにお吸い物まで。
(午後1時を過ぎていたのだが、実はワタクシ、霜月祭名物の「行者そば」でも食べようかとお腹をすかせていたのだ)
吉村家では、この日訪ねて来られる親戚の方やお友達のために、御所名物「行者弁当」でお接待をされているらしかった。
こちらでいただく方にはお刺身を付けるという心の配りよう。
ワタクシも友達の1人に入れてくださっていたとかで、身に余る光栄をいただいた次第。
思い出にのこる霜月祭となったのだった。
吉村さん、たいへんたいへんお世話になりました。
ありがとうございました。
そんなある日、思いがけないメールがとびこんできた。
何時もブログを楽しく拝読させていただいて居りますが、今年は裏の年回りの上に猛暑の影響でどちらのお家の御所柿もかなりの不作のようですね。
実は我が家にも御所柿が1本ございまして、家主を差し置いて、実が(笑)NHKの歴史秘話ヒストリア「坂の上の雲」に出演しております。完全無農薬が取り柄で、虫喰いは多いですが美味しいと言っていただいて居ります。
霜月祭においで頂けましたら、当家も町屋ミュージアムとして公開(ガイドマップのHです)しておりますので、是非お声をおかけください。御所柿を召し上がっていたたきたく存じます。
おおっ、うれし

待ちに待った11月14日「霜月祭(そうげつさい)」の日、高野山麓の実家からの帰り、JR和歌山線御所駅で下車すると、まっすぐメールをくださったお家に向かった。
目ざす吉村邸は築170年の旧家。

当日は、町屋ミュージアムとして公開されていた。
多くは玄関先までだが、吉村邸は座敷にまであげて見学させてくれるサービスぶり。
貴重な資料をたくさん拝見させていただいた。
御所柿だっ♪

今年は例に漏れず吉村家の御所柿も不作で、実も小さいという。
形も不揃いだが、どこかかわいらしく、したわしくさえ感じるのは、ワタクシが追っかけていたせい?


夢にまでみた御所柿。
朱色が濃い。
口に入れる。
これまで食べたどんな柿よりも甘い

サクサクした歯触りではなく、もっちりとした食感。それでいてジューシー。
ただ、聞き及んでいた、ようかんやソフトクリーム、絹ごし豆腐の食感とはいささか違うような?
どうやら、食べ頃にはちょっと早いということのようだった。
それでも、御所柿の際だった甘さはじゅうぶん堪能できた。
熟れた御所柿を食べるのは、今後の楽しみにしよう。
切って出してくださったお皿の御所柿をぜ~んぶ平らげて、大満足。
実は、食事も用意してますので、と言われてびっくり。
まさかそんな、初めてのお宅でとんでもないとひたすら固辞。

したつもりだったが、それが「行者(ぎょうじゃ)弁当」だと聞いて、ちょっと心がゆらぐ^^;
名前は聞いたことがあったので、どんなんやろと興味がわいた。
厚かましくいただくことに。

右が本来の「行者弁当」
左は別注の特製。おさしみ付き。
ワタクシ、こちらをいただく。
ボリューム満点、お味もよくて、おなかいっぱ~い。
これにお吸い物まで。
(午後1時を過ぎていたのだが、実はワタクシ、霜月祭名物の「行者そば」でも食べようかとお腹をすかせていたのだ)
吉村家では、この日訪ねて来られる親戚の方やお友達のために、御所名物「行者弁当」でお接待をされているらしかった。
こちらでいただく方にはお刺身を付けるという心の配りよう。
ワタクシも友達の1人に入れてくださっていたとかで、身に余る光栄をいただいた次第。
思い出にのこる霜月祭となったのだった。
吉村さん、たいへんたいへんお世話になりました。
ありがとうございました。
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15
五條へ
11月12日、『かぎろひの大和路』27号を下記の書店へ納入しました。
桜井誠文堂(五條市)
(25号五條特集もお求めいただけます。)
ジュンク堂書店(千日前店)
………………………………………………
五條へ行ったら、吉野川を見なくっちゃ。
大川橋から

それから、いつものように新町通りを抜けて大和二見(やまとふたみ)駅へ。

桜井誠文堂(五條市)
(25号五條特集もお求めいただけます。)
ジュンク堂書店(千日前店)
………………………………………………
五條へ行ったら、吉野川を見なくっちゃ。
大川橋から

それから、いつものように新町通りを抜けて大和二見(やまとふたみ)駅へ。

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13
和ダイニング花小路の「なら膳」
11月9日、「正倉院展」を鑑賞するために九州から来られた知人を囲み、4人で夕食をともにすることになった。
宿泊されていた「ピープルズイン花小路(はなこみち)」の2階、ホテル直営の「和ダイニング花小路」で。
県外の方にはやはり、奈良に特化したものを紹介したい。
というわけで、選んだのが「なら膳」。
奈良特産の食材を用いたもので、「奈良のうまいもの」にも参加の料理である。
まずは

大和まなの胡麻浸し、胡麻豆腐、干柿柚子巻き、笹巻き麩、鰻八幡巻きなど
(きちんと説明いただいたのに、メモしなかったので心許ないけれど、お許しを。仕事じゃないのでね、ちょっと手抜き。早く食べたいし、おしゃべりしたいし^^;)
続いて

大和牛のタタキ、ひろうすと大和の季節野菜煮、大和肉鶏のすき焼き、んんとそれから…^^;
以上を、生ビール→日本酒(燗)でいただく。
その後の食事

奈良茶飯 香の物、にゅうめん
デザートにわらびもち
奈良に来られた方におすすめのお料理。もちろん奈良在住の方もお試しを。
3500円。
おいしくいただきながら、おしゃべりがはずみ、当初の予定よりも長時間居座ってしまったのだった。
ごちそうさまでした。
※奈良のうまいもの
※和ダイニング花小路
奈良市小西町23(近鉄奈良駅から徒歩1分)
TEL0742ー23-9551
FAX0742-26ー2771
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宿泊されていた「ピープルズイン花小路(はなこみち)」の2階、ホテル直営の「和ダイニング花小路」で。
県外の方にはやはり、奈良に特化したものを紹介したい。
というわけで、選んだのが「なら膳」。
奈良特産の食材を用いたもので、「奈良のうまいもの」にも参加の料理である。
まずは

大和まなの胡麻浸し、胡麻豆腐、干柿柚子巻き、笹巻き麩、鰻八幡巻きなど
(きちんと説明いただいたのに、メモしなかったので心許ないけれど、お許しを。仕事じゃないのでね、ちょっと手抜き。早く食べたいし、おしゃべりしたいし^^;)
続いて

大和牛のタタキ、ひろうすと大和の季節野菜煮、大和肉鶏のすき焼き、んんとそれから…^^;
以上を、生ビール→日本酒(燗)でいただく。
その後の食事

奈良茶飯 香の物、にゅうめん
デザートにわらびもち
奈良に来られた方におすすめのお料理。もちろん奈良在住の方もお試しを。
3500円。
おいしくいただきながら、おしゃべりがはずみ、当初の予定よりも長時間居座ってしまったのだった。
ごちそうさまでした。
※奈良のうまいもの
※和ダイニング花小路
奈良市小西町23(近鉄奈良駅から徒歩1分)
TEL0742ー23-9551
FAX0742-26ー2771
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奈良博お茶席に強力助っ人

「正倉院展」も残すところ、本日1日のみとなりましたね。
連日大盛況のようですが、お茶席もたくさんの人にご利用いただきました。
昨日は、スタッフの人数が少なくて、ちょっと心細かったのですが、この方にお手伝いいただき、たいへん助かりました。

「なら大好き♪」の*ならら*さんでぇす。
1日、和服姿でお運び役をしてくださいました。
しっとりと上品に、しかもてきぱきとさわやかな接遇は、さすが!
お茶を学んでいらっしゃる*ならら*さんならでは。

しかも、ボランティアですからね。
初めてのお手伝いの方を、ほとんど休憩もなくびっしり1日酷使してしまいましたが、*ならら*さんは疲れの色もみせず帰っていかれました。
そしてっ、こちらがお礼メールをする前に、いただいてしまいました^^;
…
今日はありがとうございました。
いろいろ楽しい一日でした。
…
かぎろひさん、お疲れでませんように・・・・
取り急ぎ御礼まで・・・・
逆にねぎらわれてしまい、お恥ずかしい限りです。
*ならら*さん、ほんとうにありがとうございました<(_ _)>
ブログアップも遅れた…^^;
茶道の奥行きの深さ、たしなまれる方の心遣いには、ハッと教えられることが多く、このボランティアをしていてよかったと思うのはこんなときです。
いつも相手のことを第一に考えるんですね。
昨夕、片づけを終える頃、西の空はすばらしいあかね色に彩られていました。
ご褒美のようなその残照。

帰宅して、ブログ「鹿鳴人のつぶやき」に『かぎろひの大和路』が紹介されているのを発見。
ありがとうございます!
ご縁が広がる幸せを感じながら眠りにつきました。
朝の目覚めも、ヨシッ

最後の1日、がんばってきま~す!
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