09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

かぎろひNOW

悠久の奈良大和路を一歩ずつ  風景、もの、人…との出会いを楽しみながら

目玉おやじのツボ 

この10月中旬に二十歳を迎えた娘の誕生パーティを、ワタクシの都合で延ばしていたのだが、けじめをきちんとしないことには堂々とお酒が飲めないわね。

というわけでもないけれど、やっとめでたくお祝いの会を開催。



娘の好きなお刺身三昧は、鯛の姿造り。

タイミングよくご近所からいただいた秋刀魚(福島県小名浜漁港から水揚げしたばかりのもの)、そしてこれも送ってくださったばかりの魚沼産コシヒカリの新米を使ってのお寿司。

偶然とはいえ、みんなが二十歳を祝福してくれているよう。
まずはかんぱーい、おめでとうicon45


以上の、ごちそうの数々は夫の手料理。

わ、ワ、ワタクシは…^^;

二十歳の誕生日だもの、何か気の利いたものをicon09と思いながら、買い物に行く時間がとれない。

急遽ひらめいたのは(って去年といっしょだけど)ディナー券。

よし、今年はこれに奈良の地酒もつけようではないか、晴れて一緒に飲めるicon22
だけど、これだけではね、二十歳の誕生日には軽すぎる?

だって、9月のワタクシの誕生日には、デジタルフォトフレームという高価なものをもらっているのであーる。

貧乏学生の身、アルバイトをして貯めて買ってくれた涙ぐましい贈り物なのだ。



う~ん、何かもうひとつパンチのきいた物をプレゼントしたいもの。

icon12そうや、そうや、あれなら。
もったいなくて手つかずのお酒「目玉おやじのツボ」!

いいんじゃないの、これ。ニンマリ。

かわいいし、境港へ一緒に旅行したことあるし、お酒だし、二十歳の誕生日にはうってつけやわ~

実はこのお酒は、「ぶらり」の白雪さんからのお土産。

先日郷里の同窓会へ出席された折りに、『かぎろひの大和路』を持参してくださったというだけで、たいへんうれしく恐縮しているのに、お土産までいただいてしまって…

だのに、それをそのまま娘のプレゼントに横流しするというこのテイタラク。

白雪さん、ありがとうございます、どうもすみません。

娘はとても喜んでくれてよかったぁ。が、味見できなかったのはちと残念^^;

さて、この「目玉おやじのツボ」(千代むすび酒造)は、白雪さんの故郷、安来市大塚町の「飯塚酒店」で求められたとか。
ゲゲゲの女房の武良布枝さんのご実家だと、白雪さんのお手紙にあった。

しかも奇遇なことに、姪御さんは奈良の叔母さんの所から大学に通われたのだという。
ここでも『かぎろひの大和路』の宣伝をしてくださったとのことで、重ね重ねありがたいこと<(_ _)>

ご縁の輪が日本中に広がっていくような気持ちがした、二十歳の誕生日会だった。

娘よ、いっぱいの人が応援してくれてるよicon06
フレー、フレーbikkuri-03

スポンサーサイト

Posted on 2010/10/31 Sun. 08:09 [edit]

category:

TB: --    CM: 10

31

シルクロードの終着駅 

10月29日の夜、南海高野線の電車に揺られながらボーっと吊革広告を眺めていると、鉄道の日記念イベントの案内が目についた。

10月30日、南海電鉄の千代田工場で、クイズ大会とか工場見学会があるという。

ふうむ、10月30日って「鉄道の日」だったのかぁ。
が、調べてみたところ、「鉄道の日」は10月14日。
南海電鉄では、毎年10月~11月の土日祝日の1日にイベントを開催していて、今年は10月30日ということらしい。

他の鉄道会社も、日はばらばらだが、ちなんだイベントは行っているみたい。

鉄道って、なにか心ひかれるものがある、よね。

それで思い出した。
先日、外観と「シルクロードの終着駅」という名前にひかれて、ふらりと食事に入ったら、鉄道好きにはたまらないお店だった。
きっとオーナーは鉄道マニアだicon46
それでなければ、このようなお店はつくらないし、つくれない、と確信した。



改札口(!)を入ると、右と左に分かれていたが、私たちは左へ。

店内いっぱいに、鉄道ジオラマが広がっていてそれは壮観。
ぐるっと取り囲むカウンターで、ジオラマを見ながら食事するようになっている。


電車は野原をかけ、鉄橋を渡り、トンネルを抜けて走り続ける。


食事メニューはいたってシンプルで、カレーかおうどんがメイン(あと何かあったかも)。
私はカレーを、同行の友は「よもぎうどん」を注文した。

カレーはお子様にはちょっと辛いのではと思わせる本格派。
よもぎうどんも、とても美味しいと言っていた。

子どもたちは何を食べてる?


どうやら食事は眼中にナシ、電車が気になる…
ドリンクバーだけというのもあるようだ。

※シルクロードの終着駅
奈良市春日野町「夢風ひろば」内
奈良国立博物館の北側

TEL:0742-25-0231 FAX:0742-25-0874
http://www.rikichi.jp/


大きい地図・ルート検索  ( powered by ゼンリン地図 いつもNAVI )

Posted on 2010/10/30 Sat. 08:55 [edit]

category: 鉄道

TB: --    CM: 6

30

かぎろひの大和路27号 

本日(29日)、『かぎろひの大和路』27号が印刷所へ入りました。

直接お送りさせていただいている方には、来週末か再来週明けにはお届けできるかと思います。

もうしばらくお待ちくださいませ。

書店などにはそれから順次納品していきます。

地域によってずれますがご了承くださいませ。

納品でき次第、ご連絡していきます。

※ファックスでバックナンバーをご注文いただきました浜松市のS様
ありがとうございました。
本日メール便でお送りいたしました。

※写真の睡蓮は、10月22日、奈良国立博物館で撮影。
お茶席から見られますよicon61



Posted on 2010/10/29 Fri. 13:02 [edit]

category: かぎろひの大和路

TB: --    CM: 6

29

『かぎろひの大和路』27号 

たいへん、たいへんお待たせしております。
いつものこととはいえ、申しわけございません。

このほどやっとワタクシの担当作業をほぼ終えることができました。
あと表紙関係のできあがりを待って、29日(金)に印刷所へ入る予定となっております。

で、ひとまずお先に内容をご紹介しておきますね。

表紙は、御所まちの古民家を背景に、蛇穴(さらぎ)の野口家に伝わる地蔵石仏に登場していただきました。

彩色された珍しいもの。

実際の表紙はこれとは少し変わります。








特集 葛城の道② 伝承と史実のはざま ……………4

万葉人の語らい………… 2

生活と風習と 「ススキ提灯」の献灯参拝(鴨都波神社)… 11

大和を彩ったひと 葛城襲津彦 …………………… 12

まちなみスケッチ 大渓のポルティコ 絵と文・片寄俊秀……14

発掘情報 中西遺跡(御所市)…… 15

文学&奈良 坪内逍遥『役の行者』…… 16

お話 健在、伊予に前世の父母 ……… 18

PEOPLE NPO法人ごせまちネットワーク・創(御所市)…19

こんな店・こんな宿・こんな品(御所市)…… 20

奈良特産品 御所柿 …… 21

おたより  …… 22

ときのつなぎ 魏志倭人伝(石原道博編訳)…… 23

かぎろひ歳時記(御所の年中行事)…… 24

なら酒 蔵めぐり 葛城酒造(御所市)…… 25

やまと路NOW  水まんじゅう、牽午子塚古墳、纏向遺跡……26 

小さい記事は、誌面よりもブログのほうが詳しいぐらいですが^^;
メインの特集記事は龍センセ渾身の執筆です。
見出しなどをざっと紹介しますと

我が見がほし  葛城王国/遺跡が語る 古代の掖上/持統女帝が閲兵式/王国を縦断する葛城川/江戸期に大洪水/築堤家の子孫が移住 /軒連ねる古民家 御所まち/御所にも寺内町/伝記多い役行者/大王級の前方後円墳/大古墳を祭祀するかのような 塀が囲む特殊な建物/大古墳の足元に宮跡/カエシネ大王眠る博多山/南郷遺跡群は渡来技術者の集落/遺跡群を見下ろす神殿遺構/

発行、発送状況については、随時、ご報告していきます。
いましばらくお待ち下さいませm(_ _)m

Posted on 2010/10/28 Thu. 07:30 [edit]

category: かぎろひの大和路

TB: --    CM: 6

28

柿の日  

10月26日は「柿の日」ということを、25日付けの奈良県メールマガジン「大仏さんのつぶより情報」で、ああそうだったと思い出した。



「10月26日は柿の日」と、日本記念日協会に正式に認定されたのは2005年だが、最初に提案したのは、奈良県の生産者だったという。

正岡子規の、有名な「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」が詠まれたのが、明治28年(1895)10月26日であるという話を紹介して、この日を柿の日にできないものかと呼びかけたのが、2002年の全国カキ研究大会でのこととか。

明治28年10月26日、正岡子規は、奈良の旅館「對山樓(たいざんろう)」に泊まる(現在は和風レストラン「天平倶楽部」。子規の庭もつくられている)。

句は法隆寺だが、実は東大寺の鐘を聞いて詠んだというのが通説。

そして、食べていたのは、どうやら「御所柿」らしい。

俳句雑誌『ホトトギス』(明治34・4・25 )に「御所柿を食ひし事」というタイトルの一文があって、對山樓に投宿したことが綴られている。

…三日ほど奈良に滞留の間は幸に病気も強くならんので余は面白く見る事が出来た。この時は柿が盛(さかん)になっておる時で、奈良にも奈良近辺の村にも柿の林が見えて何ともいえない趣であった。柿などというものは従来詩人にも歌よみにも見離されておるもので、殊に奈良に柿を配合するというような事は思いもよらなかった事である。余はこの新たらしい配合を見つけ出して非常に嬉しかった。

或夜夕飯も過ぎて後、宿屋の下女にまだ御所柿は食えまいかというと、もうありますという。余は国を出てから十年ほどの間御所柿を食った事がないので非常に恋しかったから、早速沢山持て来いと命じた。やがて下女は直径一尺五寸もありそうな錦手の大丼鉢(どんぶりばち)に山の如く柿を盛て来た。さすが柿好きの余も驚いた。


柿も旨い、場所もいい。余はうっとりとしているとボーンという釣鐘の音が一つ聞こえた。彼女は、オヤ初夜が鳴るというてなお柿をむきつづけている。余にはこの初夜というのが非常に珍らしく面白かったのである。あれはどこの鐘かと聞くと、東大寺の大釣鐘が初夜を打つのであるという。東大寺がこの頭の上にあるかと尋ねると、すぐ其処ですという。余が不思議そうにしていたので、女は室の外の板間に出て、其処の中障子を明けて見せた。なるほど東大寺は自分の頭の上に当ってある位である。


先日、金剛山麓で柿を栽培されている中坊成敏さん(奈良県農業協同組合葛城柿部会副部会長)に、御所柿のことをお聞きしに行ったとき、おもしろい話をうかがった。

10月26日に、子規が對山樓で食べた柿は「御所柿」ではないのではないか、と中坊さんは長らく思っていたという。

なぜなら、御所柿が実るのは晩秋で、柿の中でもいちばん遅い、11月下旬。10月26日に御所柿はまだ食べられないだろうと、栽培家ならではの視点で、中坊さんはそのように考えていらっしゃった。

子規が「まだ御所柿は食えまいか」と聞いているあたり、子規自身も御所柿の実りは遅いと認識していたというふうにみてとれる。

ところが、中坊さんはその考えを否定せざるをえない日がくる。
ある年の10月初旬に桜井のほうからいただいた御所柿を見て驚いたという。なんと食べ頃の赤い実だったというのだ。
その後の経験などから、御所柿にはどうやら実りの時期が大きく違う2つのタイプがあるようだというのが、今の中坊さんの考えである。

という話から、子規の食べた御所柿は、御所(ごせ)あたりで一般にいう御所柿とは違う、もうひとつのほうだったとみられる。

※10月26日柿の日
【奈良の柿無料配布イベント】
10時~ 法隆寺前(生駒郡斑鳩町) 先着500名に。
11時~ 国立博物館新館前(奈良市登大路町)先着1,000名に。
 

 【「奈良の柿検定」プチプレ検定&みんな集まれ!柿クイズ大会】
11時~15時
馬見丘陵公園・集いの丘「花なら広場」
(「全国都市緑化ならフェア」会場/北葛城郡河合町) 
 
問合せ=県農業水産振興課 0742-27-7443

さらに12月12日(日)には「第1回 奈良の柿検定」も行われる。
ただいま挑戦者を募集中。

【第1回 奈良の柿検定】
12/12(日) 受付:13時半 試験:14時~
ゲーム大会・くだもの試食:14時40分~
合否発表・合格証交付:15時40分~

県社会福祉総合センター(橿原市大久保町)
定員=一般の部100人/小学生の部(高学年向き)50人。
受験料無料。申込方法等くわしくは下記より。〆切=11/26。
問合せ=県果樹研究会事務局 0747-24-0061
 http://www.kajuken.jp/


Posted on 2010/10/26 Tue. 06:54 [edit]

category: 御所柿

TB: --    CM: 6

26

正倉院展期間中のお茶席 

今年もまた、「正倉院展」の期間中に、お茶席(呈茶)が設けられています。

博物館のお庭が整備されて、お茶席から見る風景が昨年までと少し変わりました(2010.10.22撮影)。

これまでは、樹木にさえぎられて、八窓庵(はっそうあん)がこんなふうに見えなかったのです。
今年はお茶を味わいながらお庭の風景もたっぷり楽しめます!
そのかわり、と言ってはなんですが、お庭の散策はできなくなりました。

日替わりで、お茶の先生方が担当されています。
担当は下記のとおりです。

10月23日(土) 一寧会
10月24日(日) 照浪庵小笠原流
10月25日(月) 敬游茶会
10月26日(火) 敬游茶会
10月27日(水) 吉川学園
10月28日(木) 桐の会
10月29日(金) 万葉ゾンタクラブ
10月30日(土) グループ華大和
10月31日(日) 園結会
11月 1日(月) 奈良八重桜の会
11月 2日(火) 敬游茶会
11月 3日(水) 奈良女子大学
11月 4日(木) 敬游茶会
11月 5日(金) 悠喜会
11月 6日(土) 磐余会
11月 7日(日) 桐の会
11月 8日(月) 吉川学園
11月 9日(火) 万葉ゾンタクラブ
11月10日(水) 奈良八重桜の会
11月11日(木) 茶結会(結の会)

10月24日のみがお煎茶で、他の日はお抹茶です。
御菓子は、菊屋さんの「花喰鳥」と、なかにしさんの「天平の鈴」が中心となります。
時間帯で変わります。お楽しみに!

お茶と御菓子のセットで500円。



ワタクシも期間中、3日間、お手伝いに入ります。

※着物姿でお手伝いしてくださる方が少なくて、困っている状況です。
よしこの際、着物をきてやってみようという方がいらっしゃいましたら、ご一報くださいませ。
11月1日(月)、11月10日(水)にご協力いただける方を求めておりま~す。

スタッフは全員ボランティアです。
収益は博物館に寄付します。
奈良国立博物館が好きな方、大歓迎!!

昼食は出ます、「正倉院展」を鑑賞していただけます、楽しいご縁が広がります。

どうぞよろしくお願いいたします。


昨年のお茶席の様子。

Posted on 2010/10/24 Sun. 07:55 [edit]

category: 奈良国立博物館

TB: --    CM: 12

24

正倉院展2010 開幕 



2010年10月23日(土)~11月11日(木)まで第62回「正倉院展」が開催される。

本日、一足早く鑑賞させていただいた。すみません、役得でぇす。

図録の表紙は、螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんのごげんのびわ)。

チラシもポスターも、そしてチケットにもこれがデザインされている。
やっぱり出陳品の中ではいちばん優美で華やかカナ。

背面アップ(以下の写真は図録から)



今年は光明皇后が亡くなられて1250年ということで、皇后ゆかりの品も多い。
中でも、釘付けになるのがくつだ。
繍線鞋(ぬいのせんがい=女性用のくつ)


美しい模様や鮮やかなオレンジ色に目を奪われるが、1000年以上の年月を経てもなおこれだけの色彩を残していることに驚かされる。

光明皇后がはかれた?
ほっそりとしたくつだった。ワタクシにははけそうもない^^;

筆跡が見られるのも楽しみの1つ。
昨年は光明皇后のものが出ていたが、今年は…


たくさんの古文書の中でも仲麻呂、道鏡の筆跡は、圧倒的に個性的で力強さを感じた。


※今年は、71件の宝物が出陳されています(うち初出陳14件)。
どうぞ楽しみに足をお運びください。

詳しくは
奈良国立博物館「正倉院展」

Posted on 2010/10/22 Fri. 22:24 [edit]

category: 奈良国立博物館

TB: --    CM: 8

22

コスモス畑 

『かぎろひの大和路』27号の最終作業を目の前にしながら、急用が続いて右往左往。

そんな折り、通りかかった道ばたにコスモスの海。



和歌山県橋本市で、10月18日撮影。
初めて知った場所、出合った光景にしばし立ち尽くしていた。
向こうの山々は吉野方面(だと思う)。



花の可憐さは変わらないのに、何か物足りない。
古色を帯びた伽藍や、耳成山を背景にしたコスモスが目に浮かぶ。
早く奈良へかえりた~い、里心がついたかのような思い。

もしかしたら、ワタクシのふるさとはもはや奈良?
考えてみれば、高野山麓で過ごした年月よりも、奈良でいるほうがはるかに長い…

実家へ着くと、なんと、なんと、西吉野(五條市)の叔母から、松茸の贈り物がぁ(^O^)
今年は豊作なのだそう。

姉が、松茸ご飯、お吸い物を作ってくれていた。

母はいつも、小さく切って冷凍保存しておき、少しずつお吸い物に入れているのを見て、もっとエイヤっと、一度に焼き松茸とか松茸鍋とかにできないものかと、歯がゆい思いをしたことはあったが、母に比べると姉はかなり豪~快。今度は、おいおい、ちょっともったいないぞ、奈良へも持って帰りたい、などと思ってしまう。

松茸だ♪ ホイ、国産松茸初物だ♪ と鼻歌(詞・曲 かぎろひ^^;)まじりに庭へ出て写真撮影。



それから、すぐ近くで大好きなシュウメイギクが乱舞していることに気づいた。
これだけの満開に後で気づくなんて、やっぱりワタクシ花より団子?


Posted on 2010/10/19 Tue. 16:53 [edit]

category: 高野山麓から

TB: --    CM: 12

19

田原本町黒田あたり 

叔母が入院したという。
母とは17歳離れたいちばん下の妹で、ワタクシとのほうが歳が近い。
母が入院していたときは、毎日のように病院へ来てくれて何かとお世話になった。
母に「早く行きなさい!」と言われているような気がして、先日あわてて行ってきた。
なぜか田原本町(たわらもとちょう)[磯城(しき)郡]の病院だというので、近いのがありがたい。

最寄りは、近鉄田原本線の「黒田駅」。


病院に向かって歩き始めると、おおなかなかいい雰囲気。


しばらく歩いて、アッと気づいた。これって、あの「太子道(たいしみち)」やん。
法隆寺と飛鳥を結ぶいわゆる「筋違道(すじかいみち)」だ。

孝霊神社、黒田池を過ぎる。


こんな風情ある太子道に並行して、すぐのところに京奈和自動車道が走っている。

便利になったのかもしれないが、やっぱり奈良盆地の風景を壊している、と思いながら歩いていくと、10分ほどで病院に着いた。

叔母は、手首の手術を受けたということだが、いたって元気そうでひと安心。
食欲も旺盛。「さっきケーキ食べたのよ」と言いながら、西大寺エキナカで買って行ったお饅頭をペロリ。もちろんワタクシもお相伴。

病院を出て、そのまま帰るのももったいないので、ちょっと散策してみる。

ひんぱんに登場する桃太郎クン。
ナニナニ、「この地で生まれたヨ」ですって!?

田原本町黒田には、孝霊天皇の廬戸宮(いほどのみや)跡がある。
その息子が吉備津彦命(きびつひこのみこと)で、桃太郎のモデルとされる。
だったら、桃太郎はここで生まれて、幼少期を過ごしたはず、というのがそのゆえんであるらしい。

田原本はかつて桃の産地だったとか。
唐古・鍵(からこ・かぎ)遺跡からは、土器といっしょに桃の種が出土しているのも興味深い。

孝霊天皇廬戸宮の石碑と、その跡に建ったとされる法楽寺(ほうらくじ)は聖徳太子の開基と伝わる。


南東すぐのところには、黒田大塚古墳。
全長86m、奈良盆地中部では珍しい古墳時代後期の前方後円墳だ。
墳丘にも登ってみた。


ちょっと高くて、二上山も見える。わ~い。
草むらの中を、前方部、後円部と行ったり来たりしていると、何だか子どもの頃にもどったみたい♪

電車に乗ってから、足元にひっつきむしの草がいっぱい付いていることに気づいて、あららはずかしicon10

Posted on 2010/10/17 Sun. 07:38 [edit]

category: 磯城郡

TB: --    CM: 6

17

テープおこし 

頼まれるままに「テープおこし」なる仕事を受け取り始めてからかれこれ20年。
「テープおこし」って? 
一言でいうなら、会議とか講演会、シンポジウムなどの録音を文字にする作業カナ。
最初の頃はカセットテープだったが、最近はほとんどCD。
テープでの録音がなくなっても名前には残りそう。下駄箱(って今は言わない? うちでは健在)とか「筆箱or筆入れ」(これも死語? 我が家では生きてるけど)みたいなものか。


こちらが録音を担当することはほとんどないが、20年ほど前に、東京まで出張録音に行ったことが1度だけある。
今なら、ついでに2~3日遊んでくる、のは間違いないと思うが、その頃は子どもが小さかったので、とんぼ帰りだった。
そんな仕事こないかなあと時々思うけれど、このご時世、まずなかろう、ね。

久しぶりに、出張録音の話がきたと思ったら、すぐ近くだった^^;

10月14日、どんな会合かも知らされず(聞きもせず)に、指定の場所へ行くと、「全国高等学校定時制通信制教育振興会近畿支部総会並びに研究協議会」という、おそろしくかた~い漢字がなが~く連なっていた。

この内容を録音して、冊子にもするという。

録音が失敗したら、水泡に帰すわけで、責任重大。
プレッシャーがかかる。

最新のヴォイスレコーダー。優秀なのは体験済みだが、1つではコワイ。
どんなアクシデントがあるやもしれず。
ということで、ふる~いテープレコーダーも使うことに。


会場へ行くと、マイク連動の録音装置があって大喜び。
雑音が入らないので、テープ起こしはいちばんやりやすいのだ。


結局、3つとも使って録音。これでまあまあ安心。

会合が始まる。スムーズに進行。


ブログで採り上げるのはどうかとためらったが、テレビカメラや新聞の取材なども入っていたので、いいカナと判断。
取材ですかって、聞かれたけれど、「いいえ、録音係です」と答えたのも、なんだかワタクシには妙な感じ。
今日は写真をとらなくてもいいから、ある意味、ラクチン。

よく聴いておくとテープおこしも早いだろうと話に耳を傾ける。

「高等学校定時制通信制」という、ふだんあまり関わることはないが、とても大切な存在であること、多くの方々が日夜奔走されていること、全日制とはまた違うご苦労があることなどを知ることができた。

会合の中に、記念講演会が組み込まれていた。

奈良少年刑務所法務教官によるもので、演題は「非行・犯罪を生みださないために 私たちには何ができるか」。

奈良少年刑務所の現場で、犯罪に手を染めてしまった若者に接している人の話は、迫力があり、説得力があり、おもしろくて(などと言ったら語弊があるが)、仕事を忘れて、聴き入ってしまった。

このお話を聴けたのは貴重だった。

録音もバッチリでホッ。小さなヴォイスレコーダーの性能に改めて拍手~icon12

本日(15日)も1日カンヅメ。
『かぎろひの大和路』の最終ツメができないままで焦りを感じてはいるのだが、まずは目の前のことに集中、集中。

お待ちくださっている皆様、申し訳ございません。弱小出版には、代わってくれる人間がおりませぬ<(_ _)>。

※「テープおこし」をやってみたいという方がいらっしゃいましたら、オーナーへメッセージフォームからご連絡くださいませ。
この仕事を早急にという話ではありませんので、念のため。ご経験のない方でもOKですよ~

Posted on 2010/10/15 Fri. 08:15 [edit]

category: 仕事

TB: --    CM: 9

15